1. Oracle GoldenGate Studioのインストール
  2. Oracle GoldenGate Studioをインストールした後の次のステップ

4 Oracle GoldenGate Studioをインストールした後の次のステップ

ソフトウェアをインストールしてリポジトリ・スキーマを作成した後に、Oracle GoldenGate Studioの操作を開始するために実行できる追加のタスクがあります。
  • ユーザー・ホーム・ディレクトリの設定
    Oracle GoldenGate Studioを初めて起動すると、GoldenGate Studio用のキャッシュ・ディレクトリが作成されます(前回のインストールでこのディレクトリがすでに作成されていない場合)。このディレクトリは、インストールのバイナリおよびユーザー・プリファレンスを格納するために使用されます。この情報をデフォルトの場所に格納しない場合、カスタム・ディレクトリを定義する必要があります。
  • Oracle GoldenGate Studioの起動
    ソフトウェアをインストールしてOracleホームを作成したら、ORACLE_HOME/oggstudio/binディレクトリからOracle GoldenGate Studioを起動してアクセスできます。
  • Oracle GoldenGate Studioでの追加タスクの実行
    最初に、Oracle GoldenGate Studioのインストール後に実行することの多いこれらの一般的なタスクを確認します。

ユーザー・ホーム・ディレクトリの設定

Oracle GoldenGate Studioを初めて起動すると、GoldenGate Studio用のキャッシュ・ディレクトリが作成されます(前回のインストールでこのディレクトリがすでに作成されていない場合)。このディレクトリは、インストールのバイナリおよびユーザー・プリファレンスを格納するために使用されます。この情報をデフォルトの場所に格納しない場合、カスタム・ディレクトリを定義する必要があります。

デフォルトでは、キャッシュ・ディレクトリは、ユーザー・ホーム・ディレクトリ内に作成されます。

(Linux) </home/exampleuser/.oggstudio>
(Windows) <C:\Users\exampleuser\AppData\Roaming\oggstudio>

デフォルトの場所が現在の環境にとって適切ではない場合、システムのide.user.dir環境変数を設定して、優先するユーザー・ディレクトリ・パスを指定できます。

たとえば、oggstudio.confに次のように設定します

AddVMOption -Dide.user.dir=PATH

GoldenGate Studioの初回起動時に、「ヘルプ」メニューにアクセスしてドロップダウン・メニューから「バージョン情報」を選択し、「プロパティ」タブを選択してide.user.dirの定義を見つけることで、ユーザー・ホーム・ディレクトリが目的のディレクトリに設定されているかどうかを確認できます。

親トピック: Oracle GoldenGate Studioをインストールした後の次のステップ

Oracle GoldenGate Studioの起動

ソフトウェアをインストールしてOracleホームを作成したら、ORACLE_HOME/oggstudio/binディレクトリからOracle GoldenGate Studioを起動してアクセスできます。

Oracle GoldenGate Studioを起動する手順は次のとおりです。
  1. ディレクトリORACLE_HOME/oggstudio/binに移動します。

    次に例を示します。

    cd ORACLE_HOME/oggstudio/bin
  2. 次のコマンドを実行します。
    (Linux) <./oggstudio>
    (Windows) <oggstudioW.exe>

親トピック: Oracle GoldenGate Studioをインストールした後の次のステップ

Oracle GoldenGate Studioでの追加タスクの実行

最初に、Oracle GoldenGate Studioのインストール後に実行することの多いこれらの一般的なタスクを確認します。

表4-1 Oracle GoldenGate Studioの基本タスク

タスク 詳細情報

事前構成されたソリューションおよびデプロイメント・テンプレートを提供するウィザードを使用します。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のソリューションの理解に関する項を参照してください。

データ・サーバーとレプリケーション・パスをソリューション・ダイアグラムにドラッグ・アンド・ドロップしてソリューションを開発します。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のソリューションおよびデプロイメント・プロファイルの操作に関する項を参照してください。

物理リソースを定義し、それをデプロイメント・プロファイルに割り当てます。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。

1つのソリューションに対して複数のデプロイメント・プロファイルを作成します。たとえば、テスト・チームと本番チーム用にプロファイルを分割します。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。

自動マップまたは手動マップ、スキーマ、表、および列マッピングを使用して、レプリケーション・パスに割り当てます。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のマッピング・グループの理解に関する項を参照してください。

複数のレプリケーション・パスおよび複数のプロジェクトで、マップされたグループを再利用します。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のマッピング・グループの理解に関する項を参照してください。

任意のOracle GoldenGateオプションまたはパラメータを追加、削除、および微調整します。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のプロパティ・インスペクタの使用に関する項を参照してください。

パラメータ・ファイルおよびOracle GoldenGateコマンドを生成します。オンラインで実行中のOracle GoldenGateインスタンスにデプロイするか、手動デプロイ用にローカルに保存します。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。

すべての物理プロセスを開始、停止およびモニタリングします。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のモニタリングに関する項を参照してください。

ソリューションをモニタリングし、デプロイメント履歴情報を表示します。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のデプロイメント・プロファイルの理解に関する項を参照してください。

他のOracle GoldenGate Studioユーザーがインポートできるように、ソリューションとマッピングをXMLファイルにエクスポートします。

『Oracle GoldenGate Studioの使用』のプロジェクト・ナビゲータの使用に関する項を参照してください。

親トピック: Oracle GoldenGate Studioをインストールした後の次のステップ