1.1.2.7 リリース19.1.0.0.5 - 既知の問題

この項では、GoldenGate Stream Analyticsリリース19.1.0.0.5の既知の問題および回避策を示します。

1.1.2.7.1 Hiveターゲットのパーティションの更新によるパイプラインの強制終了

問題

既存のHiveターゲットのパーティションを更新すると、パイプラインが強制終了され、エラーがスローされます。

回避策

パーティションを更新する際は、ターゲットの詳細ウィザードで表名、HDFSパス、HDFSスキーマ・ファイル・パスなど、その他のパラメータを更新してください。

1.1.2.7.2 シノニムが作成されないかぎり、システム設定のカスタム問合せが失敗する

問題

「システム設定」ページにあるSQL問合せ構成Oracle DBリファレンスおよびターゲットでカスタム問合せを使用すると、参照する表にアクセスできます。ただし、この方法ではパイプラインが失敗します。

回避策

名前を使用してシノニムを作成します。たとえば、ユーザーOSA1から表OSA2.REF_TBLにアクセスするには、次を使用してユーザーOSA1からシノニムを作成します
Create synonym REF_TBL for OSA2.REF_TBL

1.1.2.7.3 保護ポリシーの更新時にJettyサーバーの再起動が必要

問題

「システム設定」ページから保護ポリシーを更新した場合、jettyサーバーを再起動しないと、変更が適用されません。

回避策

「システム設定」ページでhadoop保護ポリシーを更新した場合は、jettyサーバーを再起動します。

1.1.2.7.4 Igniteターゲットを編集できない

問題

作成したIgniteターゲットを編集できません。

回避策

これは問題ではありません。これは、キャッシュ・データの破損を回避するための制限で、GGSAプラットフォームの1つのターゲットにのみ、Igniteサーバーの1つのキャッシュへの書込みが許可されます。

1.1.2.7.5 Igniteキャッシュでのキーの使用

問題

Ignite参照からの読取り時に、キーとして使用できるフィールドは1つです。そのため、Ignite参照を使用する際、パイプラインに指定できる条件は1つのみです。パイプラインで使用できるのは、条件演算子equalsのみで、条件は1つです。

回避策

なし。