1.1.2.6 リリース19.1.0.0.6 - 既知の問題
この項では、GoldenGate Stream Analyticsリリース19.1.0.0.6の既知の問題および回避策を示します。
1.1.2.6.1 パイプライン内の複数のHDFSターゲットの問題
問題
GGSAで、異なるHDFSクラスタを使用している場合、同じパイプライン内の複数のHDFSターゲット(Azure Datalake、HDFSターゲット・タイプも含む)がサポートされていません。
回避策
HDFSターゲット・タイプに個別のパイプラインを作成します。
1.1.2.6.2 SSL認証のMONGODBテスト接続が失敗する
問題
MongoDB接続がクライアントURI接続タイプおよびSSL認証メカニズムを使用して作成されている場合、GGSA Jettyサーバーは証明書およびパスワードを更新しません。テスト接続の結果は、最初の証明書とパスワードに基づいています。後続のデータは更新されません。ただし、パイプライン・デプロイメントは正常に機能します。
回避策
有効なテスト接続結果を得るには、MongoDB接続をテストするたびにJettyサーバーを再起動します。
1.1.2.6.3 Kafkaトピック名にハイフンを含めることができない
問題
GGSAでは、パイプライン名やステージ名に-
、_
、.
などの特殊文字を使用できます。ただし、Kafkaではトピック名にハイフンを使用できません。
回避策
Kafkaでトピックが作成されると、トピック名のハイフン(-)がアンダースコア(_)に置き換えられます。
1.1.2.6.4 ElasticSearchターゲットおよびSSL認証を使用したパブリッシュ時にパイプラインが失敗する
問題
SSLタイプ認証を使用するElasticSearch接続では、トラストストア資格証明とともにユーザー名とパスワードは要求されません。ただし、GGSAはGoldenGateビッグ・データ(GGBD) APIを使用してElasticSearchと通信します。GGBDには、トラストストア資格証明とともにユーザー名とパスワードを要求する実装の不具合があり、両方の入力が必須になっています。
回避策
これは既知の問題です。GGDBでこの問題が修正された場合、ユーザーはトラストストア資格証明のみを指定するか、SSL認証タイプのユーザー名とパスワードを指定するかを選択できます。