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マルチバイト環境での使用にあたって

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BEA AquaLogic Data Services Platform 3.2/3.0.1 マルチバイト環境での使用にあたって



本ドキュメントでは、BEA AquaLogic Data Services Platform 3.2 および 3.0.1 をマルチバイト環境下で使用する場合の既知の問題点や注意点を記述しています。含む内容は以下の通りです。

 


使用上の注意

システム デフォルト エンコーディング以外の区切り文字付きデータの取り扱い

システム デフォルト以外のエンコーディングで保存されている区切り文字付きデータをデータソースとして扱う場合、ドメインの JVM の起動パラメータ (ld.csv.encoding) にそのエンコーディングを指定することで、ALDSP が正しく処理できるようになります。以下はUTF-8を指定する場合の例です。

        -Dld.csv.encoding=UTF-8

現在 ALDSP では同時に複数のエンコーディングを扱うことはできません。

物理データサービス作成時にXML要素として使用するパラメータ

以下の項目は、物理データサービス生成時に自動的にファイル名、データサービス関数名 (XQuery 関数名)、スキーマ ファイル名、XML ドキュメントの要素名として使用されます。

表示メッセージを各国語に変更する方法 (v3.0.1のみ)

ALDSP 3.0.1 APAC版インストーラには、日本語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語のメッセージが含まれています。(主にALDSPコンソールにおいて)表示されるメッセージをこれらの言語に変更する場合は、以下の手順を実施してから ALDSP をお使いください。

ファイル aldsp_ccjk.jar が %ALDSP_HOME%\lib にあります。このファイルを %BEA_HOME%\weblogic92\platform\lib\L10N ディレクトにコピーします。


既知の問題点および制限事項

区切り文字付きデータから物理データサービスを作成する場合の問題

区切り文字付きデータの物理データサービスを作成する場合に、 区切り文字付きデータファイルのみを指定する事が可能ですが、そのファイルの内容がシステム デフォルト以外のエンコーディングで保存されている場合、以下の問題が発生します。

回避策: スキーマ ファイルをあらかじめ作成し、物理データサービス作成時に指定することで回避できます。

データ系列ページにおけるマルチバイト文字表示の問題

ALDSP コンソール データ系列ページのグラフィカル表示では、マルチバイト文字を正しく表示することができません。

データサービスファイル名にマルチバイト文字を使用した場合の問題

データサービスのファイル名にマルチバイト文字を使用した場合、ウェブサービスマッパーでウェブサービスとしてデータソースにアクセスできません。ウェブサービスとしてデータソースを使用される場合は、データサービスのファイル名にシングルバイト文字をお使いください。

XML スキーマのターゲットネームスペースにマルチバイト文字を使用したときに論理データサービスでキーを作成できない問題

論理データサービスに関連付けられた XML スキーマのネームスペースに、マルチバイト文字を使用している場合は、論理データサービスにキーを作成することができません。キーを作成される場合はネームスペースにシングルバイト文字をお使いください。

マルチバイト文字を含むプロジェクトが正常にアップグレードできない問題

ALDSP3.0 のアップグレード機能にはマルチバイト文字の処理に問題があり、マルチバイト文字を含む ALDSP2.5 プロジェクトをアップグレードできないことがあります。

ALDSP2.5 のプロジェクトで各種ファイル名、データサービス内の文字、XML スキーマ内の文字等にマルチバイト文字をご使用の場合、アップグレード時に XML スキーマが生成されない、アップグレードしたファイルで文字化けする、アップグレードしたファイルが不完全であるなどの問題が起きることがあります。

一部の問題は表示上のみの問題であるため、以下の手順を踏むことで解決される場合があります。対象プロジェクトをバックアップの上お試しください。

回避策:

 

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