AquaLogic Service Bus Console の使い方
レポート
この節の内容は以下のとおりです。
レポートの概要
[レポート] モジュールの使用を開始する前に、まず [プロジェクト エクスプローラ] モジュールでプロキシ サービスを作成したうえで、[リソース ブラウザ] モジュールでそのプロキシ サービスのメッセージ フローにレポート アクションを追加する必要があります。
レポートの詳細については、BEA AquaLogic Service Bus の『ユーザーズ ガイド』の「レポート」を参照してください。
以下の表は [レポート] モジュールでアクセスできるページをまとめたものです。各ページに関連するタスクとヘルプ トピックを確認できます。
メッセージの表示と検索
[メッセージの概要] ページでは、レポート メッセージのリストを参照できます。このページには最大で 100 件のメッセージを表示できます。
注意 : [レポート] モジュールの使用を開始する前に、まず [プロジェクト エクスプローラ] モジュールでプロキシ サービスを作成したうえで、[プロジェクト エクスプローラ] モジュールまたは [リソース ブラウザ] モジュールでそのプロキシ サービスのメッセージ フローにレポート アクションを追加する必要があります。
メッセージを表示および検索するには
左側のナビゲーション ペインで、[レポート] を選択します。[メッセージの概要] ページが表示され、メッセージごとに以下の情報が表示されます。各プロパティの詳細については、「メッセージの詳細の表示」を参照してください。
プロパティ
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説明
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レポート インデックス
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[メッセージの詳細を表示] ページへのリンク。詳細については、「メッセージの詳細の表示」を参照。
レポート インデックスは、メッセージ コンテキスト変数からキー識別子を抽出する場合に使用するキーと値の組み合わせである。キーはメッセージをフィルタする場合に使用すると便利である。キー値ペアを追加するには、レポート アクションを使用する。詳細については、「アクションの追加」を参照。
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DB タイムスタンプ
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メッセージがデータベースに追加された日時。
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着信サービス
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メッセージに関連付けられている着信サービス。このサービスはプロキシ サービスの詳細の表示ページにリンクされている。詳細については、「プロキシ サービスの表示と変更」を参照。
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エラー コード
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このメッセージに関連付けられているエラー コード (ある場合)。
エラー コードは、[エラーを発生させる] アクションをコンフィグレーションするときに指定する。詳細については、「エラー メッセージと処理」および「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。
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特定のメッセージを検索するには、[フィルタ] をクリックします。追加のフィールドが表示されます。
以下の 1 つまたは複数の手順を実行して、フィルタ パラメータを設定します。
処理
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手順
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時間パラメータでのフィルタ
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期間を設定する。
1. [開始日] と [終了日] のラジオ ボタンをクリックする。
2. [開始日] フィールドで、月、日、年、および時間を選択する。
3. [終了日] フィールドで、月、日、年、および時間を選択する。
または、直近のメッセージを検索するパラメータを選択することもできる。
1. [期間] ラジオ ボタンを選択する。
2. [期間] フィールドに日数を入力し、時間と分を選択する。
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サービス名でのフィルタ
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[着信サービス名] フィールドにサービス名を入力する。
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エラー コードでのフィルタ
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[エラー コード] フィールドにエラー コードを入力する。
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レポート インデックスでのフィルタ
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[レポート インデックス] フィールドにレポート インデックスを入力する。これらは、このプロキシ サービスのレポート アクションをコンフィグレーションする際に定義したキーと値の組み合わせである。この検索は、文字列検索となる。
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注意 : サービス名、エラー コード、レポート インデックスの各フィールドでは、ワイルドカード検索を使用できます。
注意 : [フィルタを閉じる] をクリックすることで、いつでもフィルタ フィールドを非表示にすることができます。
[検索] をクリックします。設定したフィルタ パラメータに該当するメッセージが表示されます。フィルタ結果として表示できる最大メッセージ数は 1000 です。
[リセット] をクリックしてから、[フィルタ] をクリックして、新しいフィルタを開始する。
[フィルタを閉じる] をクリックして、フィルタ フィールドを非表示にする。
注意 : 以下の方法でもメッセージを探すことができます。
メッセージのリストをソートする。ソート可能なカラムには昇順および降順の矢印ボタンが表示されます。このボタンをクリックしてソート順を変更します。
ページをスクロールする。右下隅のコントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、次のページ、前のページ、最初のページ、または最後のページに移動する矢印ボタンを使用します。
関連トピック
レポートの概要
レポート
メッセージのパージ
レポート (BEA AquaLogic Service Bus の『ユーザーズ ガイド』)
メッセージの詳細の表示
[メッセージの詳細を表示] ページでは、個々のメッセージの詳細を確認できます。
メッセージの詳細を表示するには
[メッセージの詳細を表示] ページに以下の全般的なコンフィグレーション情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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メッセージ ID
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このメッセージのユニークな ID。
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データベース タイムスタンプ
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このメッセージがデータベースに登録された日時。
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ロギングの時刻
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このメッセージのログが記録された日時。
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サーバ名
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このメッセージが生成されたサーバの名前。
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状態
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このメッセージが生成されたパイプラインの状態。
REQUEST - レポート アクションが要求パイプラインで実行されることを示す。
RESPONSE - レポート アクションが応答パイプラインで実行されることを示す。
ERROR - アクションがサービスレベルのエラー ハンドラで実行されていることを示す。
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ノード名
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このメッセージが生成されたパイプラインのノード名。
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パイプライン名
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このメッセージが生成されたパイプラインの名前。
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ステージ名
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このメッセージが生成されたステージの名前。
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このページには以下の着信サービス情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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名前
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このメッセージに関連付けられている着信プロキシ サービス。これはプロキシ サービスの詳細の表示ページにリンクされている。詳細については、「プロキシ サービスの表示と変更」を参照。
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URI
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プロキシ サービスに関連付けられている URI。
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操作
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このメッセージに関連付けられている着信操作。
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このページには以下の発信サービス情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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名前
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このメッセージに関連付けられている発信ビジネス サービス。これはビジネス サービスの詳細の表示ページにリンクされている。詳細については、「ビジネス サービスの表示と変更」を参照。
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URI
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発信ビジネス サービスのエンド ポイントの URI。
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操作
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発信サービスで呼び出される操作の名前。
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このページには、以下のレポート インデックス情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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レポート インデックス テキスト
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レポート インデックスは、メッセージ コンテキスト変数からキー識別子を抽出する場合に使用するキーと値の組み合わせである。キーはメッセージをフィルタする場合に使用すると便利である。キー値ペアを追加するには、レポート アクションを使用する。詳細については、「アクションの追加」を参照。
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このページには以下の障害情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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エラー コード
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このメッセージに関連付けられているエラー コード (ある場合)。
エラー コードは、[エラーを発生させる] アクションをコンフィグレーションするときに指定する。詳細については、「エラー メッセージと処理」および「プロキシ サービスへのエラー処理の追加」を参照。
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理由
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エラー コードの理由。
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詳細
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エラー コードに関連付けられているエラーの詳細。このような詳細情報 (存在する場合) は通常、特定のエラーが発生した場所のスタック トレースであり、データベースのサイズ制限に合わせて切り捨てられる場合がある。上限は 2,048 文字。
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このページには、以下のレポート本文情報が表示されます。
プロパティ
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説明
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レポート本文テキスト
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このリンクをクリックすると、別のブラウザが開き、レポート本文の詳細が表示される。レポートの本文テキストは、レポート アクションで式を使用して取り込む。詳細については、「アクションの追加」のレポート アクションに関する手順を参照。
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特定のメッセージの詳細を確認したら、[OK] をクリックします。
関連トピック
レポートの概要
メッセージの表示と検索
メッセージのパージ
レポート (BEA AquaLogic Service Bus の『ユーザーズ ガイド』)
メッセージのパージ
[メッセージのパージ] ページでは、選択したメッセージをレポート データストアからパージできます。
メッセージのパージはバックグラウンドで行われるので、パージが行われている間に [メッセージの概要] ページがロックされることはありません。このため、完了するまでに時間のかかるパージも行うことができます。所要時間はパージする必要のあるメッセージ数によって変わります。ただし、レポート メッセージのフィルタを行うと、パージ プロセスが遅くなります。一部のデータのパージが完了していないために、[メッセージの概要] ページに誤ったデータが表示されることがあります。
注意 : メッセージのパージは、プロジェクトの設計フェーズとテスト フェーズで役立つ機能です。ただし、プロダクション環境では、データベース内のデータの管理 (パージを含む) は、データベース管理者がデータベース管理ツールを使用して行うことをお勧めします。
パージの詳細については、BEA AquaLogic Service Bus の『ユーザーズ ガイド』の「レポート」を参照してください。
レポート データストアからメッセージをパージするには
左側のナビゲーション ペインで、[レポート] の下にある [メッセージのパージ] を選択します。
処理
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手順
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全メッセージのパージ
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1. [すべてのメッセージのパージ] ラジオ ボタンを選択する。
2. [送信] をクリックする。
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特定期間に該当するメッセージのパージ
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1. [パージ開始日時] と [パージ終了日時] のラジオ ボタンをクリックする。
2. [パージ開始日時] フィールドで、月、日、年、および時間を選択する。
3. [パージ終了日時] フィールドで、月、日、年、および時間を選択する。
4. [送信] をクリックする。
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関連トピック
レポートの概要
メッセージの表示と検索
メッセージの詳細の表示