ユーザーズ ガイド
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この節では、AquaLogic Service Bus の各種モジュールのデバッグを有効にする方法について説明します。デバッグを有効または無効にするには、wlidebug.xml ファイル内の対応するエントリを変更します。このファイルは AquaLogic Service Bus ドメインのルート ディレクトリにあります。wlidebug.xml ファイルがルート ディレクトリにない場合、または削除されている場合は、サーバの起動時に空のファイルが作成されます。以下のサンプル コードは、すべてのモジュールのデバッグを無効にした場合 (すべてのエントリを false にした場合) の wlidebug.xml ファイルの内容の例を示しています。
<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?>
<java:wli-debug-logger xmlns:java="java:com.bea.wli.debug">
<n1:Name xmlns:n1="java:weblogic.diagnostics.debug">wlidebug</n1:Name>
<java:wli-management-debug>false</java:wli-management-debug>
<java:wli-monitoring-debug>false</java:wli-monitoring-debug>
<java:wli-management-dashboard-debug>false</java:wli-management-dashboard-debug>
<java:wli-config-debug>false</java:wli-config-debug>
<java:wli-config-transaction-debug>false</java:wli-config-transaction-debug>
<java:wli-config-deployment-debug>false</java:wli-config-deployment-debug>
<java:wli-config-component-debug>false</java:wli-config-component-debug>
<java:wli-sb-transports-debug>false</java:wli-sb-transports-debug>
<java:wli-sb-pipeline-debug>false</java:wli-sb-pipeline-debug>
<java:wli-alert-manager-debug>false</java:wli-alert-manager-debug>
<java:wli-jms-reporting-provider-debug>false</java:wli-jms-reporting-provider-debug>
<java:wli-monitoring-aggregator-debug>false</java:wli-monitoring-aggregator-debug>
< java:wli-credential-debug >false</java:wli-credential-debug >
< java:wli-management-common-debug >false</java:wli-management-common-debug >
</java:wli-debug-logger>
デバッグは、通常の AquaLogic Service Bus の操作では無効にしておく必要がありますが、開発中のソリューションを初めてテストするときには一定のデバッグ フラグをオンにしておくと便利です。たとえば、アラートを開発するとき、アラート エンジンの動作を確認するためにアラートのデバッグ フラグをオンにすることができます。
wli-config-debug - AquaLogic Service Bus のコンフィグレーションに関する一般的な情報を取得します。wli-config-deployment-debug - セッションの作成、アクティブ化、およびクラスタ内のコンフィグレーションの配布に関するデバッグ情報を取得します。wli-config-transaction-debug - メモリ内のデータ構造やファイルの変更に関する低レベルのデバッグ情報を取得します。このアラート フラグをオンにすると、サーバ起動時の回復ログも生成されます。wli-config-component-debug - 作成、更新、削除、インポートの各操作に関する低レベルのデバッグ情報を取得します。wli-sb-transports-debug - 転送ヘッダなど、転送に関するデバッグ情報を取得します。この情報はメッセージ単位で出力されます。wli-sb-pipeline-debug - パイプライン内で生成されたエラーを出力します。wli-alert-manager-debug - アラートの評価を出力します。その他のすべてのデバッグ フラグは、名前から内容がわかります。
wli-monitoring-aggregator-debug フラグ以外のすべてのフラグのデバッグ情報は {domaindir}/servers/{servername}/logs/{servername}.log のサーバ ログに出力されます。wli-monitoring-aggregator-debug フラグをオンにすると、集約機能のデバッグが有効になります。このフラグをオンにすると、集約されたドキュメントが 1 分ごとにログに記録されます。このログ ファイルは {domain}\monitoring フォルダに格納されます。
注意 : wli-monitoring-aggregator-debug フラグをオンにすると、大量のデバッグ データが生成されます。このフラグは短期間のデバッグにのみ使用することをお勧めします。
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