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BEA Products を実行するには、有効な製品ライセンスが必要です。以下の節では、製品ライセンスの入手、インストール、および更新の方法について説明します。
BEA 製品は、license.bea
という XML 形式のライセンス ファイルを使用します。BEA ホーム ディレクトリに格納されているライセンス ファイルは、同ディレクトリにインストールされている BEA 製品のために使用されます。BEA ソフトウェアは実行時にこのファイルをチェックし、ユーザがどの製品コンポーネントの使用権限を持つかを判別します。
システムに複数の BEA ホーム ディレクトリがある場合、各 BEA ホーム ディレクトリに、該当する製品の使用を認可する license.bea
ファイルが必要です。
ライセンスは各リリースに固有です。たとえば、WebLogic Server 9.2 を使用するには、9.2 のライセンス ファイルが必要です。9.2 より前の license.bea ファイルを WebLogic Server 9.2 の license.bea
ファイルに変換するには、「以前のソフトウェア リリースからのライセンスのアップグレード」を参照してください。
license.bea
ファイルとして使用できるライセンス ファイルのタイプと、ライセンス ファイルの技術上の制限事項を以下の表に示します。
ライセンスの具体的な条件については、エンド ユーザ ライセンス契約を参照してください。
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ソフトウェアをインストールすると、有効期限内の開発ライセンス (license.bea
) がシステムにインストールされます。デフォルトでは、ソフトウェアは製品と共にインストールされた開発ライセンスを使用するため、すぐに製品の利用を開始することができます。その後で、license.bea
ファイルを含む BEA 製品を追加インストールすると、インストール プログラムによって license.bea
ファイルに新しい製品ライセンスが自動的に追加されます。
注意 : | license.bea ファイルは XML 構文に準拠しています。XML 定義 (<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> ) は、license.bea ファイルの先頭に記述する必要があります。XML 定義より前に、スペースや改行を入れないでください。 |
BEA Products のライセンス ファイルでサポートされている製品の詳細については、以下の URL の『ライセンス』を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs92/interm/license.html
(WebLogic Server)
BEA ソフトウェアをインストールすると、ソフトウェアで使用される開発用 license.bea
ファイルが生成され、BEA ホーム ディレクトリにインストールされます。既存の BEA ホームにソフトウェアをインストールすると、配布された製品に含まれている開発ライセンスが既存の license.bea
ファイルに自動的に追加されます。
ただし、インストール プロセス以外で個別に license.bea
ファイルを更新しなければならない場合もあります。たとえば、以下のいずれか 1 つ以上に該当する場合、ライセンス ファイルを更新する必要があります。
どの場合も、BEA から新しいライセンスを受け取り、その内容を対象の BEA ホーム ディレクトリの license.bea
ファイルに組み込む必要があります。ライセンスの更新プロセスを簡単に行うために、BEA には、BEA ホーム ディレクトリの既存のライセンスに新しいライセンスを結合し、有効期限を経過したエントリや重複エントリを削除する UpdateLicense ユーティリティが用意されています。
UpdateLicense の結合プロセスの目的は、コンポーネントのライセンス属性や結合対象のライセンス ファイルの機能を変更することではありません。
http://elicense.bea.com
の BEA eLicense システムを使用する必要があります。
license.bea
ファイルの更新方法を決定するとき、以下の事項を検討する必要があります。
license.bea
ファイルを新しい license.bea
ファイルに置き換えることもできるが、その場合、既存のライセンス ファイルによって有効にされていた製品の使用権限を失うおそれがある。 注意 : | license.bea ファイルを手動で編集しないでください。手動で編集すると、現在インストールされている BEA 製品の動作に問題が発生するおそれがあります。また、後にメンテナンス アップグレードのために BEA 製品をインストールするとき、問題が発生するおそれがあります。 |
license.bea
ファイルを更新するには、以下の手順を実行します。
license.bea
以外の名前で対象の BEA ホーム ディレクトリに保存します。たとえば、new_license.bea
という名前でファイルを保存します。このファイルは、手順 4 で license_update_file
として使用します。警告 : | 既存の license.bea ファイルの名前を上書きまたは変更しないでください。 |
JDK
を追加します。license.bea
ファイルのコピーを BEA ソフトウェアおよびアプリケーションのインストール ディレクトリ以外の安全な場所に保存します。
ライセンス ファイルを他人が使用することはできませんが、悪意のある改ざんや偶発的な改ざんが行われない場所にコピーを保存する必要があります。
license.bea
ファイルの形式は、BEA Products ソフトウェアの各リリースで異なります。license.bea
ファイルを以前のリリースから現在のリリースのライセンスにアップグレードするには、以下の手順を実行します。
http://elicense.bea.com
) にログインします。注意 : | この Web サイトにログインするには、BEA eLicense のアカウントが必要です。BEA eLicense のアカウントがない場合、カスタマ サポート サイトの [Register] リンクをクリックし、アカウントを登録します。 |
アップグレードされたライセンス ファイルを電子メールで受け取ります。システムの license.bea
ファイルを更新するには、「UpdateLicense ユーティリティによる license.bea の更新」を参照してください。
注意 : 上記は米国内でのライセンス アップグレード方法を記述するものです。日本国内で WebLogic Server の旧リリースから現行バージョンのライセンスにアップグレードするには、ライセンスを購入いただきました日本 BEA システムズ代理店にお問い合わせください。
BEA は、宣伝のためにソフトウェアを DVD で配布することがあります。販促用 DVD に含まれるインストーラでは、開発ライセンス キーは自動的には生成されません。代わりに、DVD ケースに記載された BEA Web サイトにアクセスし、DVD ケースに記載されたコードを入力すると、開発ライセンスを取得できます。取得したライセンス ファイルを使用すると、ソフトウェアをすぐに使用でき、表 6-1 に記載された開発ライセンスの使用権限と同じ使用権限が与えられます。
BEA からこのライセンス ファイルを受け取ってから、以下の手順を実行します。
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