この章では、Wirelessカスタマイズ・ポータルを使用して、ブラウザからポータルをカスタマイズする方法について説明します。項ごとに様々なトピックを記載しています。各項の内容は、次のとおりです。
Oracle Application Server Wirelessカスタマイズを使用すると、Wirelessポータルのカスタマイズや、Wirelessモバイル・サービスへのアクセスが可能になります。また、フォルダ、ブックマーク、短縮名、デバイス、ロケーション・マーク、連絡ルールなどのリポジトリ・オブジェクトの作成、ユーザー・ビューの表示と作成、通知対応アプリケーションのサブスクライブ、J2MEメディア・コンテンツのダウンロードも可能です。
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注意: ロケーション認識条件は、ロケーション・ベースの通知を有効にしたアプリケーションでのみ参照可能です。同様に、値の条件は、値ベースの通知を有効にしたアプリケーションでのみ参照可能です。 |
Wirelessカスタマイズを使用するには、最初に次の手順でログインする必要があります。
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注意: カスタマイズ・ツールおよびStudioツールへのログインに関する不具合が報告されています。この不具合は、Wirelessを構成する前にJServを構成することが原因で発生します。Wirelessを構成してからJServを構成してください。JServとOC4Jの併用に問題がある場合は、『Oracle HTTP Server管理者ガイド』のJServおよびOC4Jの同時使用に関する項を参照してください。 |
次のURLでログイン・ページにアクセスします。
http://hostname:port/mobile/login.uix
または
http://hostname:port/mobile/
たとえば、次のように入力します。
http://hostname:7777/mobile/login.uix
または
http://hostname:7777/mobile/
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注意: 7777はOracleAS Wirelessのデフォルトのポート番号です。ポート番号の範囲は7777〜7877です。正しいポート番号を使用していることを確認するには、[Oracle home]/install/portlist.iniに保存されているOracleAS Wirelessのポート番号をチェックします。ポートの使用方法の詳細は、Oracleのインストレーション・マニュアルおよび『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』を参照してください。 |
URLを入力すると、OracleAS Wirelessカスタマイズのログイン・ページが表示されます。このページには「ログイン」ボタンと「ヘルプ」ボタンがあります。表6-1に、各ボタンの説明を示します。
ユーザー名を入力し、次にパスワードを入力します。管理者の場合は、ユーザー名として「orcladmin」と入力して「ログイン」をクリックします(パスワードはインストール時に設定されますが、ユーザー・マネージャを使用して変更できます)。
誤ったユーザー名またはパスワードを入力した場合はログインできません。
正常にログインすると「ようこそ」ページが表示されます。このページには、ユーザーのアカウント番号やOracle Application Server Wirelessアプリケーションへのアクセスに使用するアドレスが表示されます。
表6-2に、Wirelessカスタマイズの「ようこそ」ページの要素を示します。
表6-2「ようこそ」ページの要素
| 要素 | 内容 |
|---|---|
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ホーム |
この画面には、音声、Webブラウザおよび双方向メッセージに関するアクセス情報が表示されます。 |
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ユーザー・プロファイル |
ユーザーが基本的なユーザー情報を設定または編集する画面が表示されます。 |
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アプリケーション |
アプリケーション・ツリー画面が表示されます。フォルダ、ブックマーク、通知サブスクリプションおよび短縮名を管理できます。フォルダ内のアプリケーションの並び順を変更したり、メディア・アプリケーションのコンテンツをダウンロードすることもできます。 |
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デバイス |
「デバイス」画面が表示されます。この画面には、ユーザーに現在関連付けられているデバイスがリスト表示されます。このページでは、リストされているデバイスのデフォルト・ステータスを作成、削除、編集または変更できます。 |
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ロケーション・マーク |
「ロケーション・マーク」画面が表示されます。この画面には、ユーザーに現在属しているロケーションがリスト表示されます。この画面では、ロケーション・マークのデフォルト・ステータスを作成、削除、編集または変更できます。また、ロケーション認識ポリシーに認証を設定することによって、ロケーションのプライバシを設定することもできます。 |
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連絡ルール |
「連絡ルール」画面が表示されます。この画面には、現行の連絡ルールがリスト表示されます。このページを使用すると、現行の連絡ルールを作成、削除、編集または設定できます。 |
Wirelessカスタマイズにログインした後は、次のボタンを使用できます。表6-3に、各ボタンの説明を示します。
表6-3 OracleAS Wirelessカスタマイズのボタン
| ボタン | 説明 |
|---|---|
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ログアウト |
このボタンをクリックして、Wirelessカスタマイズからログアウトします。 |
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ヘルプ |
このボタンをクリックすると、ヘルプ・トピックのリストが表示されます。 |
電話番号とPINが未登録の場合は、モバイル・デバイスの登録ページへの移動を指示するOracleAS Wirelessのプロンプトが表示されます。この登録ページで電話番号とPINを指定し、ワイヤレス・アクセスと音声アクセスのアカウント番号を登録します。この登録を完了すると、詳細設定ページへの移動を指示するOracleAS Wirelessのプロンプトが表示されます。このページには、「ホーム」、「ユーザー・プロファイル」、「アプリケーション」、「デバイス」、「ロケーション・マーク」および「連絡ルール」というサイド・ナビゲーション・タブがあります。
OracleAS Wirelessカスタマイズでは、ユーザー・プロファイルを編集できます。
プロファイルを編集するには、最初に「ユーザー・プロファイル」タブを選択します。「ユーザー・プロファイル」画面(図6-1)に、選択したユーザーの構成情報が表示されます。表6-4に、「ユーザー・プロファイル」画面の要素を示します。
表6-4「ユーザー・プロファイル」画面の要素
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
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電話番号 |
このパラメータに登録した値は、音声アクセスのアカウント番号としても使用されます。 |
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表示名 |
ユーザーの表示名。表示名を入力しないと、ユーザー名が表示名として使用されます。 |
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パスワードを変更するには、ここをクリックしてください |
パスワードとPINを変更するページへのリンク。 |
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言語 |
表示言語のドロップダウン・リスト。これは必須フィールドです。Netscape 4.7(またはそれ以下)を使用してローカライズされた言語でUTF-8のページを表示する詳細は、6.8項を参照してください。 |
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タイムゾーン |
ユーザーのロケールに対するタイムゾーンのドロップダウン・リスト。通知は、Wirelessサーバー自体のタイムゾーンではなく、ユーザーが選択したタイムゾーンに対して、生成および配信されます。これは必須フィールドです。 |
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外部アプリケーションへのIDの開示 |
このチェック・ボックスによって、ユーザーIDをサード・パーティ・アプリケーションに開示できます。 |
必要に応じてユーザーの構成パラメータを変更し、「適用」をクリックします。
Wirelessカスタマイズ・ポータルには、フォルダ、ブックマーク、非同期アプリケーション、J2MEアプリケーションおよび通知アプリケーションのアプリケーション・タイプが含まれています。
「アプリケーション」画面(図6-2)のデフォルトの表示では、トップレベル・フォルダが表示されます。ここに表示されるアプリケーションはすべて、開発者(およびその開発者が所属するグループ)がアクセスできるアプリケーションです。表6-5に、「アプリケーション」画面の要素を示します。
表6-5「アプリケーション」画面の要素
| 要素 | 説明 |
|---|---|
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フォーカス |
このオプションを選択すると、選択したフォルダをルート・フォルダとして表示できます。複数のレベルで様々なフォルダを保持している場合は、このオプションで表示を1つのフォルダに分離します。 |
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名前 |
フォルダの名前。 |
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タイプ |
オブジェクトのタイプ。フォルダに加え、ブックマーク、非同期アプリケーション、J2MEアプリケーションおよび通知アプリケーション対応のサービスを含めたWirelessカスタマイズのアプリケーションのタイプがあります。アイコンのリストが表示され、異なるタイプのアプリケーションが識別されます。 |
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参照可能 |
このチェック・ボックスを選択して、選択した表示プロファイルに対してフォルダを参照可能にします。 |
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アクション |
アクション・リンクのリスト。アクションは、アプリケーション・タイプごとに固有で、「並び替え」、「削除」、「編集」、「サブスクライブ」、「カスタマイズ」および「ダウンロード」が含まれています。 |
デフォルトでは、トップレベル・フォルダは閉じています。フォルダの内容を表示するには、「すべて拡張」をクリックします。フォルダをトップレベル表示に縮小するには、「すべて縮小」をクリックします。
Wirelessカスタマイズでは、管理者はすべてのアプリケーションを変更できます。エンド・ユーザーなど、管理者ロールを付与されていないユーザーが変更できるのは、各自のアプリケーション(つまり、ユーザーが属しているユーザー・グループのアプリケーション)のみです。コンテンツ・マネージャは、アプリケーションの公開時に、アプリケーションをユーザー・グループに割り当てます。コンテンツ・マネージャを使用してアプリケーションをユーザー・グループに公開する方法は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』を参照してください。
デフォルトでは、Wirelessには「管理者」、「ゲスト」および「ユーザー」のユーザー・グループがあります。これらのユーザー・グループを構成するには、ProvisioningHookを使用します。新規ユーザーは、「ユーザー」グループに自動的に割り当てられ、コンテンツ・マネージャが「ユーザー」グループに割り当てたアプリケーションすべてに対するデフォルトの権限を保持します。「アプリケーション」ページでは、ユーザーに対してグループ・メンバーシップを表示しません。また、ユーザーのグループに属している他のユーザーも表示しません。
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注意: デバイス・シミュレータには、アプリケーションが実際のモバイル・デバイスに表示されるとおりに表示されます。フォルダは作業リンクとしてレンダリングされるため、そのフォルダの子ノードの次のページにナビゲートできます。 |
Wirelessカスタマイズでは、ユーザーが所有するサブフォルダを作成、編集および削除できます。
サブフォルダを作成することによって、「アプリケーション」ページのフォルダを編成できます。
サブフォルダを作成するには、最初に、アプリケーション・ツリー表の上部にある「フォルダの追加」ボタンをクリックします。「フォルダの追加」画面(図6-3)が表示されます。
この画面で、サブフォルダの名前(必須フィールド)を入力し、次に「親フォルダ」フィールドのドロップダウン・リストからフォルダの位置を選択します(この位置は、ユーザーのホーム・フォルダ、またはユーザーのホーム・フォルダのサブフォルダです)。「終了」をクリックします。「アプリケーション」ページが再表示され、現行のフォルダの適切な位置にフォルダが表示されます。「取消」をクリックすると、入力したすべての値が消去され、「アプリケーション」ページに戻ります。
「フォルダの編集」画面(図6-5)では、フォルダの名前を変更できます。
フォルダを編集するには、最初に「アプリケーション」画面でフォルダを選択し、次に「編集」をクリックします(図6-4のように、フォルダの横に「並び替え」および「削除」アクションとともにハイパーリンクで表示されます)。
「編集」ページに、選択したフォルダに設定した値が表示されます。
必要な値(フォルダ・パラメータの詳細は、6.4.1.1項を参照)を変更し、「終了」をクリックします。「アプリケーション」ページが再表示され、現行のフォルダの適切な位置にフォルダが表示されます。「取消」をクリックすると、フォルダが以前の値になり、「アプリケーション」ページに戻ります。
フォルダ内の表示順序を並び替えるには、「アプリケーション」画面でフォルダを選択し、次に「並び替え」オプション(図6-6)をクリックします。「アプリケーションの並替え」画面が表示されます。
矢印を使用して、アプリケーションの位置を変更するか、または最上部または最下部に移動します。順序の設定を適用して「アプリケーション」ページに戻るには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、フォルダの配置が以前の状態に戻ります。
「アプリケーション」ページでフォルダを選択してから「削除」をクリックして、フォルダを削除します。「確認」ページ(図6-7)が表示されます。削除するには「はい」を、取り消すには「いいえ」をクリックします。
ブックマークは、サイトにすばやくアクセスできる外部URLへのリンクです。
Wirelessカスタマイズでは、ブックマークを作成、編集および削除できます。
ブックマークを作成するには、最初に、「アプリケーション」画面で「ブックマークの追加」をクリックします。「ブックマークの追加」画面(図6-8)が表示されます。
「ブックマークの追加」画面で、ブックマーク名(必須値)を入力し、次に新しいブックマークのURL(www.oracle.comなど)を入力します。「フォルダに移動」フィールドのドロップダウン・ボックスを使用して、新しいブックマークの位置を割り当てます。位置は、ユーザーのホーム・フォルダか、またはユーザーのホーム・フォルダのサブフォルダのいずれかです。「作成」をクリックします。「アプリケーション」画面の適切なフォルダの下に新しいブックマークが表示されます。「取消」をクリックすると、すべての値が消去され、「アプリケーション」画面に戻ります。
ブックマークは、異なるURLを選択するか、名前を変更するか、または別のフォルダに配置することで変更できます。
ブックマークを編集するには、「アプリケーション」画面でブックマークを選択(またはフォルダを選択してブックマークにドリルダウン)し、次に「編集」をクリックします。フィールドに選択したブックマークの値が入力された状態の「ブックマークの編集」画面(図6-9)が表示されます。
必要に応じてブックマークの値を変更します。ブックマークのパラメータに関する詳細は、6.4.2.1項「ブックマークの作成」を参照してください。変更内容をコミットするには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、パラメータが以前の状態に戻ります。
短縮名によって、ユーザーは非同期アプリケーションにアクセスするためのコマンドを指定できます。1つ以上のコマンドとアプリケーションのシステム短縮名をまとめてグループ化し、1つの短縮名で表すことができます。たとえば、システム短縮名「stk」の株価アプリケーションに対して、カスタマイズした短縮名「s」を割り当てることができます。コマンド文字列とも呼ばれる短縮名には、システム短縮名と値リストを割り当てることもできます。たとえば、「stk」の後に「orcl」の値が続くシステム短縮名(stk orcl)に対して、短縮名「s」を割り当てることができます。また、システム短縮名とその短縮名に適した値のリストを結合した短縮名(stk orcl; weather sj,sfなど)も作成できます。
短縮名は、SMS、電子メール、Instant Messaging、双方向ポケットベルなど、双方向メッセージ・デバイスで使用されます。カスタマイズした短縮名をメッセージの件名または本体に入力することで、そのメッセージを双方向メッセージング・サーバーのアクセス・アドレス(通常は電子メール・アドレス)に送信できます。受信したサーバーは、短縮名コマンド文字列で発行されたリクエストに応答するメッセージを使用して返信します。
Wirelessカスタマイズでは、「短縮名の管理」ボタンをクリックして、短縮名を作成、編集および削除できます。
短縮名を作成するには、最初に、「アプリケーション」ページの「短縮名の管理」ボタンをクリックします。「短縮名」画面(図6-10)に、短縮名がリスト表示されます。
「追加」をクリックすると、「短縮名の追加」画面(図6-11)が表示されます。この画面には、アクセス可能なすべての非同期アプリケーションのクイック・リファレンス表が表示されます。
この画面を使用して、短縮名を入力し、次にコマンド文字列を入力します。短縮名の追加を完了するには「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、この画面で入力したすべての値が消去されます。
通知アプリケーションは、事前に定義した条件を使用して通知(アラート・メッセージ)を配信します。これらの条件は、値、時間またはロケーションに基づいて設定できます。たとえば、通知をトリガーする値の条件として、「オラクル社の株価が特定の値に達したときに株価情報を送信してください」という条件を設定できます。「平日の午後3時に株価指数を送信する」など、時間の条件を指定することもできます。値や時間の条件に加え、「配送トラックのドライバが顧客のサイトに到着したら通知してください」などのロケーションに基づく通知を定義できます。ロケーション・ベースの詳細は、第11章「通知エンジン」を参照してください。
アプリケーション表では、「サブスクライブ」アクション・リンクが、通知に対応しているアプリケーションの「アクション」列に表示されます。図6-12では、このリンクがNotificationEventFormatServiceというアプリケーションに表示されています。
「サブスクライブ」アクション・リンクをクリックすると、詳細ページ(図6-13)が表示されます。このページには、このアプリケーションのサブスクリプションすべてをリストしたサブスクリプション表が含まれています。
このページでは、サブスクリプションを作成、削除、有効化または無効化できます。表には、「有効」、「時間ベース」、「ロケーション・ベース」など、サブスクリプションのステータスも表示されます。
新しいサブスクリプションを追加する手順は、次のとおりです。
サブスクリプションを追加するには、アプリケーション表の「サブスクライブ」リンクをクリックします。詳細画面で「追加」をクリックします。選択した通知の「通知サブスクリプションの追加」画面(図6-14)が表示されます。
サブスクリプション名を入力します。これは必須フィールドです。
メッセージ配信の通知デバイス作業環境を設定します。作業環境の設定には、次のようなオプションがあります。
現在アクティブな連絡ルールの定義に基づいて、通知の配信を指定できます。
主要な通知デバイスとそのデバイスで1日当たりに受信する最大通知数を指定できます。
通知数が主要な通知デバイスに設定した最大数に達した場合に、追加のメッセージを処理する代替手段も指定できます。超過したメッセージは、すべて廃棄するか、または代替デバイスに転送できます。
条件のすべてに値を入力します。通知アプリケーションが値ベースの場合は、「値の条件」セクションに値の条件リストが表示されます。
通知アプリケーションが時間ベースの場合は、「時間の条件」セクションに時間の条件が表示されます。時間の条件には、ブラックアウト期間や、通知を一定の期間または特定の時間にトリガーするように設定するオプションが含まれます。トリガー条件設定の詳細は、第11章「通知エンジン」を参照してください。
通知アプリケーションがロケーション・ベースの場合は、「ロケーション認識条件」セクションにロケーション認識条件が表示されます。監視するターゲットとそのターゲットの移動を指定できます。たとえば、「Johnがオラクル本社にいたら通知を送信してください」(この場合、オラクル本社はロケーション管理ツールで定義したリージョン・オブジェクト)などの条件を設定できます。
入力した内容を保存するには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、入力した内容が消去されます。
「通知サブスクリプション」画面では、選択したサブスクリプションのトリガー条件を変更するか、または通知配信ルールを変更することで、サブスクリプションを編集できます。
サブスクリプションを編集するには、アプリケーション表の「サブスクライブ」アクション・リンクをクリックして、詳細ページにアクセスします。サブスクリプション表から、変更するサブスクリプションを選択して、「編集」ボタンをクリックします。選択した通知サブスクリプションの値がフィールドに移入された状態の「編集」画面が表示されます。(これらのフィールドの詳細は、6.4.5.1項を参照してください。)必要に応じて値を編集します。変更内容を保存するには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、パラメータが元の値に戻ります。
OracleAS Wirelessでは、デバイス・オブジェクトによって、複数のデバイスのアドレスを単一のエンティティにグループ化できます。たとえば、同一デバイスの様々なデバイス・アドレスをグループ化できます。このグループには、複数のユーザー・エージェントを指定したり、複数のプロトコルを使用できます。これらのプロトコル(またはチャネル)はそれぞれ異なるアドレスやIDを保持できます。ただし、そのすべては同一の物理エンティティから生じます。
デバイスは、通知サブスクリプションと連絡ルールの管理の両方に使用されます。通知を受信し、連絡ルールを設定する対象は、有効なデバイスのみです。
「デバイス」タブをクリックすると、「デバイス」画面(図6-15)が表示されます。この画面では、デバイスを作成、編集および削除できます。デバイスは、電話、FAX、電子メールおよびモバイル・デバイスの4つのタイプに分類されます。電話は音声のみをサポートするデバイスです。FAXはFAXメッセージの受信のみを行うデバイスです。電子メールは主に電子メール・アカウント用で、モバイル・デバイスはマルチチャネル・モバイル・デバイス用のデバイスです。
デバイス表には、それぞれのデバイス・タイプごとに異なるデバイス・アイコンが表示されます。
デバイスは、デバイス表の「追加」ボタンの横にあるドロップダウン選択リストで、デバイスのタイプを選択して作成できます。
電話を作成するには、ドロップダウン・リストから「電話」を選択し、次に「追加」ボタンをクリックします。「電話番号の追加」画面(図6-16)が表示されます。
電話の追加を完了するには、表6-6のパラメータを定義してから、「終了」をクリックします「取消」をクリックすると、入力した値はすべて消去され、参照ページに戻ります。
表6-6「電話番号の追加」ページのパラメータ
| パラメータ | 値 |
|---|---|
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名前 |
電話の名前を入力します。たとえば、「自宅の電話」のように入力します。 |
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番号 |
当該電話の電話番号を入力します。たとえば、「1-555-555-5555」のように入力します。 |
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最大通知数 |
この電話で1日当たりに受信する最大通知数を入力します。このデバイスで受信する通知数に制限を設定しない場合は、このフィールドに値を入力しません。 |
電話を作成すると、デバイスの検証(図6-17)を指示するOracleAS Wirelessのプロンプトが表示されます。
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注意: 次の点に注意してください。
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電話を検証するには、「送信」をクリックして検証コードを電話に送信します。コードを受信した後、画面にそのコードを入力して「検証」をクリックします。デバイスが正常に検証された場合は、「ステータス」列に「有効」と表示されます。
電話は、名前、デバイスの番号、または受信する通知数を変更することによって更新できます。電話を更新するには、該当する電話を選択して「編集」をクリックします。フィールドに選択したデバイスの設定値が移入された状態の「編集」画面が表示されます。これらの値の詳細は、6.5.1項「新しい電話の作成」を参照してください。値を変更した後は、デバイスを再度検証する必要があります。デバイスの検証の詳細は、6.5.1.1項「電話の検証」を参照してください。変更内容を保存するには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、電話のパラメータが元の値に戻ります。
FAXを作成するには、ドロップダウン・リストから「FAX」を選択し、次に「追加」ボタンをクリックします。「FAX番号の追加」画面(図6-18)が表示されます。
FAXの追加を完了するには、表6-7のパラメータを定義してから、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、入力した値はすべて消去され、参照ページに戻ります。
表6-7「FAX番号の追加」画面のパラメータ
| パラメータ | 値 |
|---|---|
|
名前 |
FAXの名前を入力します。たとえば、「自宅のFAX」のように入力します。 |
|
番号 |
FAXの番号を入力します。たとえば、「1-555-555-5555」のように入力します。 |
|
最大通知数 |
このFAXで1日当たりに受信する最大通知数を入力します。このデバイスで受信する通知数に制限を設定しない場合は、このフィールドに値を入力しません。 |
FAXを作成すると、デバイスの検証を指示するOracleAS Wirelessのプロンプトが表示されます。
|
注意: 検証プロセスを開始する前に、FAXの電源を入れてください。 |
FAXを検証するには、「送信」をクリックして検証コードをFAXに送信します。コードを受信した後、画面にそのコードを入力して「検証」をクリックします。デバイスが正常に検証された場合は、「ステータス」列に「有効」と表示されます。
FAXは、名前、番号、または受信する通知数を変更することによって更新できます。FAXを更新するには、該当するFAXを選択して「編集」をクリックします。フィールドに選択したデバイスに固有の値が移入された状態の「編集」画面が表示されます。これらの値の詳細は、6.5.2項「新しいFAXの作成」を参照してください。必要な変更を実行後、デバイスを検証します。デバイスの検証の詳細は、6.5.2.1項「FAXの検証」を参照してください。変更内容を保存するには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、FAXのパラメータが元の値に戻ります。
電子メールを作成するには、ドロップダウン・リストから「電子メール」を選択し、次に「追加」をクリックします。「電子メール・アドレスの追加」画面(図6-19)が表示されます。電子メール・デバイスの追加を完了するには、表6-8の値を定義する必要があります。
表6-8「電子メール・アドレスの追加」画面のパラメータ
| パラメータ | 値 |
|---|---|
|
名前 |
電子メールの名前を入力します。たとえば、「自宅の電子メール」のように入力します。 |
|
アドレス |
電子メール・アドレスを入力します。たとえば、「myAccount@somewhere.com」のように入力します。 |
|
最大通知 |
この電子メールで1日当たりに受信する最大通知数を入力します。受信する電子メール・メッセージ数に制限を設定しない場合は、このフィールドを空白のままにします。 |
電子メールを作成すると、デバイスの検証を指示するOracleAS Wirelessのプロンプトが表示されます。
|
注意: 検証プロセスを開始する前に、電子メールを使用可能な状態にしてください。 |
電子メールを検証するには、「送信」をクリックして検証コードを電子メールに送信します。コードを受信した後、画面にそのコードを入力して「検証」をクリックします。デバイスが正常に検証された場合は、「ステータス」列に「有効」と表示されます。
電子メール・デバイスは、名前、番号、または受信する通知数を変更することによって更新できます。電子メールを更新するには、該当する電子メールを選択して「編集」をクリックします。フィールドに選択したデバイスに固有の値が移入された状態の「編集」画面が表示されます。これらの値の詳細は、6.5.3項「電子メール・デバイスの作成」を参照してください。必要な変更を実行後、デバイスを検証します。これらの値の詳細は、6.5.3.1項「電子メール・デバイスの検証」を参照してください。変更内容を保存するには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、電子メールのパラメータが元の値に戻ります。
新しいモバイル・デバイスを作成するには、ドロップダウン・リストから「モバイル機器」を選択し、次に「追加」をクリックします。「モバイル機器の追加」画面(図6-20)が表示されます。モバイル・デバイスの追加を完了するには、表6-9の値を定義する必要があります。パラメータを定義した後、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、入力した値はすべて消去され、参照ページに戻ります。
表6-9「モバイル機器の追加」ページのパラメータ
| パラメータ | 値 |
|---|---|
|
名前 |
モバイル・デバイスの名前を入力します。たとえば、「自宅の電子メール」のように入力します。 |
|
アドレス |
モバイル・デバイスのアドレスを入力します。たとえば、「myAccount@somewhere.com」のように入力します。 |
|
最大通知 |
このモバイル・デバイスで1日当たりに受信する最大通知数を入力します。このデバイスで受信するメッセージ数に制限を設定しない場合は、このフィールドを空白のままにします。 |
|
デバイス・メーカー |
ドロップダウン・リストからメーカーを選択します。デフォルト設定は「不明」です。 |
|
デバイス・モデル |
リストからデバイスの機種を選択します。デフォルト設定は「不明」です。 |
|
優先チャネル |
デバイスの優先チャネルを選択します。 チャネルに適切な書式でアドレスを入力します。たとえば、音声チャネルのアドレスは電話番号、電子メール・チャネルのアドレスは電子メール・アカウントです。IMチャネルのアドレスは、リストから選択したMessenger Networkによって異なります。固有のアドレス書式が不明な場合は、ISPにお問合せください。 |
モバイル・デバイスを作成すると、デバイスの検証を指示するOracleAS Wirelessのプロンプトが表示されます。
|
注意: 検証プロセスを開始する前に、モバイル・デバイスの電源を入れてください。 |
モバイル・デバイスを検証するには、「送信」をクリックして検証コードをモバイル・デバイスに送信します。コードを受信した後、画面にそのコードを入力して「検証」をクリックします。デバイスが正常に検証された場合は、「ステータス」列に「有効」と表示されます。
モバイル・デバイスは、名前、番号、または受信する通知数を変更することによって更新できます。モバイル・デバイスを更新するには、該当するモバイル・デバイスを選択して「編集」をクリックします。フィールドに選択したデバイスに固有の値が移入された状態の「編集」画面が表示されます。これらの値の詳細は、6.5.4項「新しいモバイル・デバイスの作成」を参照してください。必要な変更を実行後、デバイスを検証します。これらの値の詳細は、6.5.4.1項「モバイル・デバイスの検証」を参照してください。変更内容を保存するには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、モバイル・デバイスのパラメータが元の値に戻ります。
ロケーション・マークは、ユーザーの自宅、オフィス、勤務先関連所在地などのユーザー定義のロケーションです。エンド・ユーザーは、各自のロケーション認識アプリケーションにこれらのロケーションを入力できます。レストラン検索アプリケーションなどのロケーション認識アプリケーションでは、目的地までの運転方向で参考になる地点を提供するために、ユーザーの自宅所在地などのエンド・ユーザーの現在地を使用できます。セキュリティとプライバシを確保するために、ユーザーは自分のロケーションにアクセスできるアプリケーションを制御できます。
ロケーション・マークを作成するために、モバイル・デバイスに長い英数文字列を入力する必要はありません。Wirelessカスタマイズでは、ユーザーが、ロケーション・マークの基礎となる空間情報を入力および管理できます。これらの情報はWirelessリポジトリに格納されます。ユーザーは、モバイル・デバイスでロケーション・マークを選択して、空間情報にアクセスします。
ロケーション・ベースの通知サブスクリプションでは、リージョンタイプのロケーション・マークを使用できます。たとえば、オフィス所在地から半径3マイル以内にある勤務先所在地に対して、リージョンタイプのロケーション・マークを作成できます。たとえば、クライアントのためにオフィスから空港までの移動手段を手配する場合は、「空港のリムジン・バスがオフィスから3マイル以内に入ったときに通知」などの通知をサブスクライブすることになります。このように指定すると、リムジン・バスがオフィスから3マイル以内に入る都度、通知メッセージが届きます。
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注意: ロケーション・マークは、地点タイプのロケーションまたはリージョンタイプのロケーションとして作成できます。リージョンタイプのロケーションは、地点と半径で定義する円の地域として表現できます。また、レッドウッド・シティ、カリフォルニア、またはカリフォルニア州全体など、システム定義の地図リージョンとしても表現できます。 |
ジオコーディング機能は、ベンダーによるジオコーディングされたデータにサーバーがアクセスしないと機能しません。ロケーション・マークは、経度と緯度のジオメトリ値がない場合でも作成できます。このタイプのロケーション・マークは、ロケーション情報の目的のみに使用でき、ジオメトリ情報が必要なアプリケーションでは使用できません。
ロケーション・マークを作成、編集および削除する機能にアクセスするには、「ロケーション・マーク」タブをクリックします。参照画面(図6-21)に、現行のロケーション・マークの一覧表が表示されます。
ロケーション・マークを作成するには、最初に「追加」ボタンをクリックします。「ロケーション・マークの追加」画面(図6-22)が表示されます。ロケーション・マークを作成するには、次の各パラメータを定義する必要があります。
「ロケーション・マーク名」フィールドに意味のある名前を入力します。これは必須フィールドです。
ロケーション・マークに関する意味のある説明(「勤務先」や「自宅」など)を入力します。
ロケーション・マークのラベルを入力します。
「会社名」フィールドに会社名を入力します。
「住所行1」に番地情報を入力します。たとえば、「123」のように入力します。
「住所行2」に通りの名前を入力します。たとえば、「Main Street」のように入力します。
「都道府県」および「郡」フィールドに都道府県および郡(必要な場合)の情報を入力します。
「郵便番号1」フィールドに郵便番号を入力します。これは、米国の5桁の郵便番号や他の郵便番号の場合があります。
「郵便番号2」フィールドに拡張郵便番号(必要な場合)を入力します。
「国」フィールドに国名を入力します。
リージョンタイプのロケーション・マークを作成する場合は、距離の範囲値と単位(kmまたはマイル)を入力します。
「適用」をクリックして、ジオコーディング・プロセスをトリガーします。
ジオコーディング・プロセスに障害が発生した場合は、警告ページが表示されます。ジオコーディング情報なしでロケーション・マークを保存するかどうかを指定します。ロケーションを保存するには「保存」をクリックします。「戻る」をクリックすると、他の値を入力するための作成ページに戻ります。
ロケーション・マークの基準に一致する結果が複数検出された場合は、選択するページ(図6-23)が表示され、その中から最適なものを選択します。結果には、対応する市区町村や都道府県に一致するロケーション・マークなど、リージョンタイプのロケーション・マークを含めることができます。
保存するロケーション・マークを選択してから「保存」をクリックし、選択したロケーション・マークを保存します。
「取消」をクリックすると、ロケーション・マークは破棄されます。
ロケーション・マークを編集する手順は、次のとおりです。
ロケーション・マーク・リスト画面から、該当するロケーション・マークを選択して「編集」ボタンをクリックします。フィールドに選択したロケーション・マークの設定値が移入された状態の「ロケーション・マークの編集」画面(図6-24)が表示されます。必要に応じてフィールドを編集します。ロケーション・マークの値の入力方法の詳細は、6.6.1項「ロケーション・マークの作成」を参照してください。「適用」をクリックして、ジオコーディング・プロセスをトリガーします。
ロケーション・マークのデフォルト・ステータスを変更するには、ロケーション・マーク・リスト画面で、新しいデフォルトのロケーション・マークを選択します。「デフォルトを設定」をクリックします。ロケーション・マーク・リストの「デフォルト」列のステータスがtrueに変わります。デフォルトにできるロケーション・マークは1つのみです。
ロケーション・マークを削除するには、該当するロケーション・マークを選択して「削除」をクリックします。「確認」画面が表示されます。削除するには「はい」を選択します。削除を取り消すには「いいえ」をクリックします。
ロケーション・プライバシを設定するには、ロケーション・マーク・リスト画面にリストされている次のオプションから選択します。
必要な場合は、「最終ロケーションを記憶」を選択して、ロケーション・マークをキャッシュします。
ロケーションを開示するには「他のアプリケーションからのロケーションへのアクセスを許可」をチェックします。
ユーザーのポジショニングIDとして使用するモバイルIDも設定できます。このモバイルIDによって、モバイル・ポジショニング・サーバーはユーザーの現在位置を検出できます。ユーザーの現在位置をロケーション認識アプリケーションに公開する場合は、この値を設定します。
「ロケーション・プライバシ」セクションで「適用」をクリックし、ロケーション・プライバシ・プリファレンス設定を保存します。
ローケーション認識認証を使用すると、ユーザーの現在位置を別のユーザーが指定した期間検出できます。
ロケーション認識認証は、ユーザーの位置や移動を監視するために他のユーザーがロケーション・ベースの通知をサブスクライブする場合に使用されます。たとえば、今日午前8時から午後5時までの居場所について、上司の監視を許可する場合は、時間基準に基づいて認証ルールを作成して、そのルールを有効にできます。すると、上司は、「従業員がオフィスから3マイル移動するたびに通知してください」などの位置に関する通知をサブスクライブできます。
「ロケーション・マーク」画面には、ロケーションの監視を許可されているユーザーの一覧表が含まれています。ロケーション・プライバシと認証ルールは、ロケーション・ベースのアプリケーションで使用されます。ロケーション・ルールによって、ユーザーは、自分のロケーションをロケーション・ベースのアプリケーションに開示できるかどうか(および開示する時間)を制御できます。認証ルールは、作成、編集、削除、有効化または無効化できます。認証ルールに使用するロケーション認識ユーザー・グループも管理できます。
ロケーション認識認証を作成する手順は、次のとおりです。
「ロケーション認識認証リスト」画面(図6-25)で、「追加」ボタンをクリックします。「ユーザー」または「ユーザー・グループ」のいずれかの権限受領者タイプを選択してから、権限受領者の値を指定します。権限受領者のタイプに「ユーザー」を選択した場合はユーザー名を入力し、「ユーザー・グループ」を選択した場合はグループ選択リストから該当するグループを選択します。認証期間を指定します。変更内容を保存するには、「終了」をクリックします。「取消」をクリックすると、すべての値が消去されます。
「ロケーション認識認証リスト」画面(図6-26)から、該当する認証オブジェクトを選択して「編集」ボタンをクリックします。フィールドに選択した認証オブジェクトの設定値が移入された状態の「編集」画面が表示されます。
必要に応じて値を編集します。これらの値の詳細は、6.6.7項「ロケーション認識認証の割当て」を参照してください。
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注意: ロケーション認識オブジェクトの削除: Microsoft Internet Explorerの以前のバージョンを使用している場合、ロケーション認識オブジェクトを削除できないことがあります。Microsoft Internet Explorerを使用している場合は、Internet Explorer 5.5 Service Pack 2以上を使用していることを確認してください。 |
ロケーション認識認証で使用するユーザー・グループは、ユーザー・オブジェクトのコレクションです。『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』で説明されている、アプリケーションのアクセス制御リスト(ACL)で使用するユーザー・グループの概念とは異なります。ロケーション認識のユーザー・グループは、ロケーション認識認証のターゲット・タイプです。このターゲット・タイプによって、単独のユーザーではなく、複数のユーザーが指定されているグループに対して許可を割り当てることができます。ユーザー・グループは、認可ポリシーを容易に管理できるロケーション認識認証を管理する際の1つの権限受領者オブジェクトのタイプです。たとえば、各ユーザーに同じ認可ポリシーを個別に作成するのではなく、10人のユーザーを含んでいるユーザー・グループに単一の認可ポリシーを作成できます。図6-26のユーザー・グループMy Familyは、個々のユーザーであるjackguestとjaneguestで構成されおり、両者ともにユーザー権限受領者タイプが割り当てられています。
「ロケーション認識認証」セクションの「ユーザー・グループの管理」ボタンをクリックすると、ユーザー・グループ・リスト・ページが表示されます。この画面では、ユーザー・グループを作成、編集または削除できます。
ユーザー・グループを作成するには、ユーザー・グループ・リスト画面で「追加」ボタンをクリックします。「ロケーション認識認証の追加」画面(図6-25)が表示されます。ユーザー・グループの名前(これは必須フィールド)を入力してから、このグループに挿入するユーザーのリストを入力します。ユーザーはWirelessカスタマイズの有効なユーザーであることが必要です。有効なユーザーでない場合はユーザー・グループを作成できません。「終了」をクリックして、ユーザー・グループを作成します。「取消」をクリックすると、すべての値が消去されます。
ユーザー・グループを編集するには、更新するユーザー・グループを表から選択します。フィールドに選択したユーザー・グループの設定値が移入された状態の「編集」画面が表示されます。必要に応じて値を編集します。詳細は、6.6.10項「ユーザー・グループの作成」を参照してください。変更内容を保存するには、「適用」をクリックします。「取消」をクリックすると、値が元の状態に戻ります。
連絡ルールは、電話とメッセージの受信方法を示します。たとえば、すべてを通知を携帯電話で受信するように会議の連絡ルールを設定できます。Oracle Application Server Wirelessでは、会議中か外出中かなど、現在の状況が把握され、ユーザーが希望する通知方法でいつでもデバイスを使用できます。
連絡ルールの各設定画面(Oracle Application Server Wirelessカスタマイズ・ポータルからアクセス)を使用して、最初に連絡ルールの名前を指定し(「支部」など)、次にその連絡ルールに適した通信デバイスを追加することで、連絡ルールを作成します。通信デバイスの作成時には、デバイスの番号またはアドレス、およびニックネーム(「自分の携帯電話」など)を入力します(Oracle Application Server Wirelessカスタマイズ・ポータルを使用したデバイスの作成と管理の詳細は、6.7.1.5項「Webベースのユーザー・インタフェースからの連絡ルールの選択」を参照してください)。連絡ルールには、次の通信方法からデバイスを選択できます。
音声
FAX
電子メール
メッセージ
たとえば、「支部の電話」というデバイスで電話を受信し、「本社の電子メール」デバイスで電子メールを受信し、「支部のFAX」デバイスでFAXを受信できるように、「支部」の連絡ルールを作成できます。連絡ルールを作成するときは、通知の受信に適した方法を指定します。この「支部」連絡ルールの場合は、通知を「本社の電子メール」に送信される電子メール・メッセージとして受信するように選択できます。
Oracle Application Server Wirelessには、「使用可能」と「使用不可」の2種類の事前定義済連絡ルールが用意されています。これらの連絡ルールは、編集して名前を変更できます。ただし、各連絡ルール名は一意であることが必要です。つまり、2つの連絡ルールに同じ名前は指定できません。また、1つの連絡ルールを別のユーザーと共有することもできません。
連絡ルールを作成および管理する機能にアクセスするには、Oracle Application Server Wirelessカスタマイズ・ポータルのホーム・ページで「連絡ルール」メニューを選択します。
連絡ルールは、Oracle Application Server Wirelessカスタマイズ・ポータルの「連絡ルール」ページで管理できます。
カレントに設定: 選択した連絡ルールをアクティブな連絡ルールとして設定するには、「カレントに設定」ボタンをクリックします。
編集: 連絡ルールを編集するには、変更する連絡ルールのラジオ・ボタンを選択してから「編集」ボタンをクリックします。
削除: 連絡ルールを削除するには、削除する連絡ルールのラジオ・ボタンを選択してから「削除」ボタンをクリックします。
追加: 「追加」ボタンをクリックして新規連絡ルールを追加します。
連絡ルールを追加するには、「連絡ルール」ページの「追加」ボタンをクリックします。次のフィールドに情報を入力します。
連絡ルール: 連絡ルールの名前を入力します(「自分のデスク」など)。
デバイス設定
電話: 電話に対する通信デバイスを入力します(「自分の携帯電話」など)。電話で通知を受信しない場合は、「電話しないでください」を選択できます。選択肢には、音声機能がある通信デバイスのみがリストされます。
電子メール: 電子メールに対する通信デバイスを入力します(「自分の電子メール」など)。電子メールで通知を受信しない場合は、「電子メールを送信しないでください」を選択できます。選択肢には、電子メール機能がある通信デバイスのみがリストされます。
FAX: FAXを受信する通信デバイスを入力します(「自分のFAX」など)。FAXで通知を受信しない場合は、「FAXを送らないでください」を選択できます。選択肢には、FAX機能がある通信デバイスのみがリストされます。
メッセージ: ショート・メッセージやインスタント・メッセージなどのメッセージ・データを受信する通信デバイスを入力します(「自分のSMS」など)。この配信方法で通知を受信しない場合は、「メッセージを送信しないでください」を選択できます。選択肢には、このようなメッセージ機能がある通信デバイスのみがリストされます。
通知設定
通知チャネル: 通知を受信するための配信方法を入力します。
アクティブ開始時刻: 通知の配信を開始する時刻を入力します。
アクティブ終了時刻: 終了時刻を入力します。この時刻以降は通知が配信されません。
頻度: アクティブ時間が有効となる週の日(毎日、平日または週末)を入力します。
アクティブ時間間隔外: アクティブ時間外にメッセージが生成された場合に、メッセージの配信をすべて廃棄するか、またはメッセージの配信を遅延するかを指定します。
通知手段に適切な通信デバイスが選択されていることを確認してください。通信デバイスが不適切な場合は通知を受信できません。たとえば、電話で通知を受信する場合は、「電話」配信方法に通信デバイスが選択されていることを確認します。
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注意: 通信デバイスを選択するには、その前に通信デバイスを作成しておく必要があります。 |
情報を入力した後は、「終了」をクリックします。
連絡ルールを編集するには、変更する連絡ルールのラジオ・ボタンをクリックします。次のフィールドに情報を入力します。
連絡ルール: 連絡ルールの名前(「自分のデスク」など)を入力するか、または変更します。
デバイス設定
電話: 電話に対する通信デバイス(「自分の携帯電話」など)を入力するか、または変更します。電話で通知を受信しない場合は、「電話しないでください」を選択できます。選択肢には、音声機能がある通信デバイスのみがリストされます。
電子メール: 電子メールに対する通信デバイス(「自分の電子メール」など)を入力するか、または変更します。電子メールで通知を受信しない場合は、「電子メールを送信しないでください」を選択できます。選択肢には、電子メール機能がある通信デバイスのみがリストされます。
FAX: FAXを受信する通信デバイスを入力するか、または変更します(「自分のFAX」など)。FAXで通知を受信しない場合は、「FAXを送らないでください」を選択できます。選択肢には、FAX機能がある通信デバイスのみがリストされます。
メッセージ: ショート・メッセージやインスタント・メッセージなどのメッセージ・データを受信する通信デバイスを入力するか、または変更します(「自分のSMS」など)。この配信方法で通知を受信しない場合は、「メッセージを送信しないでください」を選択できます。選択肢には、このようなメッセージ機能がある通信デバイスのみがリストされます。
通知設定
通知チャネル: 必要に応じて、通知を受信するための配信方法を変更します。
アクティブ開始時刻: 通知の配信を開始する時刻を変更します。
アクティブ終了時刻: 終了時刻を変更します。この時刻以降は通知が配信されません。
頻度: アクティブ時間が有効となる週の日(毎日、平日または週末)を変更します。
アクティブ時間間隔外: アクティブ時間外にメッセージが生成された場合に、メッセージの配信をすべて廃棄するか、またはメッセージの配信を遅延するかを指定します。
通知手段に適切な通信デバイスが選択されていることを確認してください。通信デバイスが不適切な場合は通知を受信できません。たとえば、電話で通知を受信する場合は、「電話」配信方法に通信デバイスが選択されていることを確認します。
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注意: 通信デバイスを選択するには、その前に通信デバイスを作成しておく必要があります。 |
アクティブにする連絡ルールを選択できます。たとえば、支部にいる場合は、「支部」連絡ルールをアクティブに設定すると、通信とすべての通知について、その連絡ルールの設定内容が有効になります。
連絡ルールは、Oracle Collaboration Suiteのホーム・ページなどのWebベースのインタフェースや登録されている通信デバイスから選択できます。
連絡ルールは、Oracle Collaboration Suiteのホーム・ページで、「連絡」ドロップダウン・リスト(図6-27)から選択して「変更」をクリックするか、または「詳細」ページで連絡ルールを選択してから「カレントに設定」をクリックすることで変更できます。
連絡ルールは、様々なデバイスからも選択できます。これは、OracleAS WirelessのXMLでは、Oracle Application Server Wirelessアプリケーションから様々なデバイス固有のマークアップ言語へのXML変換が可能なためです。その結果、WAP対応デバイスや一般の電話から、連絡ルールを選択できます。また、非同期対応のアプリケーションでは、SMSや電子メールなどの非同期メッセージ・アプリケーションを備えたデバイスから連絡ルールを選択できます(ただし、インターネット・アクセスはありません)。これらのデバイスから連絡ルールを変更するには、メッセージを、システム管理者が設定した非同期SMSや電子メール・アドレスに送信します。
WAP対応の携帯電話などのデバイスを使用して、表示されたリストから連絡ルールを選択します。連絡ルールを変更すると、OracleAS Wirelessによって、それまでのルールの設定(連絡手段の制御)から新しい連絡ルールの設定に切り替わります。
次の内容について各項で説明します。
携帯電話などのモバイル・デバイスの場合、連絡ルールはリスト形式で表示され、現行の連絡ルールにはアスタリスク(*)が付きます。図6-28の例では、「外出中」が現行の連絡ルールです。デバイスのナビゲーション・キーを使用して「OK」を選択し、新しい連絡ルールを選択します。
新しい連絡ルールを示す「確認」画面(図6-29)が表示されます。「OK」をクリックするとメイン・メニューに戻ります。
非同期アプリケーションを使用しているデバイスから、非同期SMSアドレスまたは電子メール・アドレスへのメッセージとしてコマンドを送信することで、連絡ルールを設定できます。連絡ルールは、複数のメッセージを使用して次のように設定できます。
メッセージの件名行または本文に「cr」と入力します。その後、携帯電話の番号とPIN番号の入力を要求するメッセージを受信します(詳細は、項6.7.1「カスタマイズ・ポータルでの連絡ルール」を参照してください)。
メッセージの件名行または本文に、携帯電話の番号とPIN番号を入力します。電子メールの本文でこの情報を送信する場合は、これらの番号を同じ行に入力する必要があります。すると、連絡ルールの番号付きリストとともにメッセージが着信します。
新しい連絡ルールの番号をメッセージの件名行または本文に入力します。たとえば、番号付きリストから「2. 在席中」を選択する場合は、2を入力します。すると、連絡ルールの変更を確認するメッセージが着信します。受信した後は、メイン・メニューに戻ることができます。
メッセージの件名行または本文にある連絡ルールの名前の前に、「cr」を入力します。たとえば、「cr "At My Desk"」のように入力します。連絡ルール名に空白が使用されている場合は、名前全体を引用符(")で囲む必要があります。連絡ルール名では、大/小文字も区別されます。このメッセージを送信すると、使用しているユーザー名とパスワードによる返信を指示するメッセージが着信します。
メッセージの件名行または本文に、携帯電話の番号とPIN番号を入力します。電子メールの本文でこの情報を送信する場合は、これらの番号を同じ行に入力する必要があります。このメッセージを送信すると、連絡ルールの変更を確認する返信を受け取ります。受信した後は、メイン・メニューに戻ることができます。
crコマンド、連絡ルール名、およびユーザー名とパスワードを、まとめてメッセージの件名行または本文に指定し、単一のメッセージ送信で連絡ルールを変更することもできます。たとえば、次のようにメッセージの件名行または本文に情報をすべて入力して、新しい連絡ルールを選択できます。
cr "At My Desk"; 16505555000 12345
|
注意: セミコロン(;)を使用して、crと連絡ルール名のコマンド部分から、ユーザー名とパスワード部分を区切ります。 |
このメッセージを送信すると、連絡ルールの変更を確認する返信を受け取ります。受信した後は、メイン・メニューに戻ることができます。
|
注意: 連絡ルール名に空白が使用されている場合は、連絡ルール名全体を引用符(")で囲む必要があります。連絡ルール名では、大/小文字も区別されます。 |
携帯電話の番号を入力します。詳細は、6.7.1項「カスタマイズ・ポータルでの連絡ルール」を参照してください。
PINを入力します。プロンプトに従ってPINを確認します。
「連絡ルール」と告げて、連絡ルール・アプリケーションを起動します。最初に現在の連絡ルール、次に使用可能な連絡ルールのリストが告知されます。
新しい連絡ルール名を告げます。たとえば、「At My Desk」のように告げます。システムからの返信で変更を確認し、メイン・メニューに戻ります。
Netscape 4.7以前のバージョンを使用している場合は、一部の言語が正しく表示されない可能性があります。文字のかわりに四角が表示されることもあります。この問題を解決するために、Netscapeの設定項目を次のように設定します。
Netscapeのツールバーから、「編集」を選択します。
ドロップダウン・メニューから「設定」を選択します。「設定」ダイアログが表示されます。
「カテゴリ」ツリーから「フォント」を選択すると、「フォント」ダイアログが表示されます。
「フォント」ダイアログで、「文字コード セット」ドロップダウン・リストから「Unicode」を選択します。
「プロポーショナル フォント」および「固定ピッチ フォント」ドロップダウン・リストから、優先言語をサポートするフォントを選択します。たとえば、優先言語に中国語を選択している場合は、MS Songを選択して中国語でページを表示できます。
OracleAS Wirelessのカスタマイズ・ポータルは、カスタマイズ・インタフェースのフレームワークと、そのフレームワークのサンプル実装を兼ねています。このフレームワークは、UIベースのXMLページ(UIX)ファイル、Java Beanモジュール、JavaScript、およびXSLスタイルシートやHTMLファイルなどの静的要素で構成されています。フレームワークのもう1つの要素は、カスタマイズされたページ・プラグインです。既存のフレームワークに基づいてカスタマイズ・ポータルの特性を変更するか、またはユーザー独自のサービス・カスタマイズをプラグインするか静的イメージを置換して、フレームワーク自体を再構築できます。
次の項では、カスタマイズ・ポータルを構成する要素、プラグイン・ページのフレームワーク、およびファイル・ネーミング規則と使用するディレクトリ構造について説明します。
UIXは、Webアプリケーションを構築するための拡張可能なJ2EEベースのフレームワークです。このフレームワークは、Model-View-Controller(MVC)設計パターンに基づいています。UIXページでは、ページのレイアウトやスタイルも含めたユーザー・インタフェースなどのViewレイヤーを定義します。UIXファイルに関係するプログラミングはなく、変更はコンパイルなしでデプロイできます。ModelレイヤーとControllerレイヤーは、すべてJava Beanファイルにあります。
各UIXファイルには、ページ・イベントや動的データ取得を処理するコントローラJavaファイルが1つあります。各モデル・オブジェクトには、これに対応して、Model APIレイヤーと直接インタフェースするJavaファイルがあり、UIXページのキャッシュを処理する別のラッパーJavaファイルがあります。たとえば、各デバイス管理ページには、コントローラ・ファイルDeviceHandler.javaが1つ、データ・モデル・ファイルDeviceDataObject.javaが1つ、およびラッパー・ファイルUIXDevice.javaが1つあり、デバイス管理UIXページのオブジェクトのキャッシュを処理します。
オブジェクトの要約リストのメインUIXページでは、ページ名に複数形の名前が使用されます。例: Devices.uix
編集用の詳細UIXページは、Editで開始します。例: EditMobile.uix
作成用の詳細UIXページは、Addで開始します。例: AddMobile.uix
コントローラJavaファイルでは、名前に...Handler.javaが使用されます。例: DeviceHandler.java
モデルJavaファイルでは、名前に...DataObject.javaが使用されます。例: DeviceDataObject.java
各カスタマイズ・ポータルのUIXページは、一連のUIXコンポーネントで構成されています。
特性設定
ナビゲーション
グローバル・ボタン
ページ・コンテンツ領域
フッター
表6-10に、UIXコンポーネントを示します。
カスタマイズ・ポータルの特性を変更するには、カスタマイズ・ポータルを生成するUIXファイルを変更します。OracleAS Wirelessをインストールすると、これらのファイルは次の構造を持つORACLE_HOME/OC4J_Wireless/j2ee/applications/mobile/mobile-webディレクトリに格納されます。
表6-11に、ポータル・ディレクトリのコンテンツを示します。
表6-11 ポータル・ディレクトリのコンテンツ
| ディレクトリ | コンテンツ |
|---|---|
|
customization |
コンテナUIXファイル。コンテナ・ファイルには、ブラウザが直接アクセスします。 |
|
images |
カスタマイズ・ポータル全体で使用されるイメージ。 |
|
customization/templates |
UIXテンプレート・ファイル。これらのファイルは、コンテナUIXファイルまたは他のテンプレート・ファイルによってインクルードされます。 |
|
cabo |
Java Beanスタイルシート、イメージおよびJavaScript。 |
|
cabo/images/cache |
Java Beanの生成済イメージ。 |
|
cabo/jsps |
UIXによって使用されるJavaサーバー・ページ。 |
|
cabo/styles/cache |
生成済スタイルシート。 |
Portalのページは様々な方法でカスタマイズでき、ロゴ、バナーおよびアイコンの外観を変更できます。また、希望する外観と操作方法を実現するために、独自のUIXまたはJSPを作成することもできます。
ORACLE_HOME/OC4J_Wireless/j2ee/applications/mobile/mobile-web/customization/templatesディレクトリのbase.uit、basicFlow.uitおよびadvancedFlow.uitの各ファイルの静的文字列を変更することによって、カスタマイズ・ポータルの外観をカスタマイズできます。この静的文字列でコールされるファイル名を変更して、バナー・イメージ、ロゴ・イメージおよびツール・ヒント・テキストを変更できます。ラベルは、次のディレクトリに配置されているリソース・ファイルcustomization.propertiesにあります。
ORACLE_HOME/wireless/server/classes/messages/oracle/panama/webtool/common/resources.
UIラベルは、リソース・ファイル内の対応する文字列値を置換することによって変更できます。
UIXの論理ページは、ユーザー・インタフェース・ノードと呼ばれる階層構造の一連のコンポーネントで構成されています。一部のノードは、ボタン、イメージ、表、テキスト・フィールドなどの表示可能なコンポーネントを定義します。一方、他のノードのレイアウトや外観を編成し、その動作も管理するノードがあります。
色とフォントをカスタマイズするには、次のXMLスタイルシート・ファイルを変更します。
ORACLE_HOME/uix/cabo/styles/blaf.xss
変更後に、
ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_Wireless/applications/mobile/mobile-web/
cabo/styles/cacheディレクトリを削除してサーバーを再起動します。
新しい色とフォントがWebページで有効になります。
base.uit、basicFlow.uitおよびadvancedFlow.uitの各UIXテンプレート・ファイルは、カスタマイズ・ポータルのページ・テンプレートを生成します。base.uitファイルは、basicFlow.uitおよびadvancedFlow.uitにインクルードされます。basicFlow.uitまたはadvancedFlow.uitは、他のUIXファイルにインクルードされます。テンプレート・ファイルを変更すると、そのテンプレート・ファイルを使用しているすべてのページに変更が自動的に継承されます。
base.uit(表6-12)はロゴを生成します。
表6-12 base.uit文字列の使用方法
| UIXコンポーネント | 属性値 | ページ要素 |
|---|---|---|
|
productBranding |
image source="images/wireless_logo.gif" |
ページ・ロゴ・イメージ。 |
|
productBranding |
data:shortDesc="comm on.brand.desc@labelBundle" |
ページ・ロゴのツール・ヒント・テキスト。 |
basicFlow.uit(表6-13)はグローバル・ボタンを生成します。basicFlow.uitは、テンプレート・ページbase.uitをインクルードします。
表6-13 basicFlow.uit文字列の使用方法
| UIXコンポーネント | 属性値 | ページ要素 |
|---|---|---|
|
globalButton |
Source="images/logout_ena.gif" |
グローバル・ボタンのイメージ。 |
|
globalButton |
destination="/mobile/login.uix?event=logout" |
グローバル・ボタンのイベント処理。 |
advancedFlow.uit(表6-14を参照)は、グローバル・ボタンとサイド・ナビゲーション・タブ・バーを生成します。advancedFlow.uitは、テンプレート・ページbase.uitをインクルードします。services.uixは、ユーザーがアクセスできるアプリケーションの階層ビューを表します。また、services.uixは、テンプレート・ページadvancedFlow.uitをインクルードします。
表6-14 advancedFlow.uit文字列の使用方法
| UIXコンポーネント | 属性値 | ページ要素 |
|---|---|---|
|
globalButton |
Source="images/logout_ena.gif" |
グローバル・ボタンのイメージ。 |
|
globalButton |
destination="/mobile/login.uix?event=logout" |
グローバル・ボタンのイベント処理。 |
|
sideNav |
link data:text="common.tab.home@labelBundle" |
サイド・ナビゲーション・タブのテキスト。 |
|
sideNav |
destination="advancedSetup.uix" |
サイド・ナビゲーションの移動先ページ。 |
カスタマイズ・ポータルは、アプリケーション(サービス)のカスタマイズ・ページをプラグインするためのフレームワークを提供します。初期のアプリケーションのカスタマイズ・リンクは、OracleAS Wirelessツールで定義する必要があります。
アプリケーション・ノードにカスタマイズ・リンクが定義されている場合は、「カスタマイズ」ページを起動するために、「カスタマイズ」アクション・リンクがレンダリングされます。
アプリケーションのカスタマイズ・リンクのコンテンツがレンダリングされるのは、ページ・コンテンツ領域内のみです。この領域では、引き続きpageFlowエンジンによって、ページのヘッダー、ナビゲーションおよびフッターが制御およびレンダリングされます。
PageFlowManagerは、URLにキーと値を追加して複数ページに回し、HTTPリクエストのページ・フロー値を管理します。
「カスタマイズ」ページのすべてのリンクは、generateNextActionLinkをコールして、生成されたアクション・リンクのURLをフェッチする必要があります。
切替え元のすべてのページは、generateNextDisplayLinkをコールして、次のページ・リンクの生成済URLをフェッチする必要があります。
プラグイン・ページは、カスタマイズ・ポータルの主なページをレンダリングするサーバーとは異なるサーバーからレンダリングされる可能性があるため、すべてのイメージ・ソースは、完全修飾されたURLパス(http://server:port/component/images/file.gifなど)を使用する必要があります。
セッション・レベルのキャッシュは、現在のPageFlowManagerフレームワークの実装ではサポートされません。したがって、中間キャッシュ・オブジェクトでは、リポジトリにオブジェクトを一時的に格納するなど、オブジェクトをキャッシュするための代替手段の使用が必要な場合があります。
図6-30に、カスタマイズ・プロセスを示します。
カスタマイズ・ポータルは、リポジトリにあるPAPZデバイス内の設定から、サイトのテキストのコード体系を取得します。デフォルトのコード体系はUTF-8で、これは西欧言語とともに一部のアジア言語を処理できます。Personalization Portalでは、各ページのコンテンツがロジカル・デバイスで指定されたコード体系を使用して設定されます。デフォルトのコード体系を変更するには、Foundation Managerの「デバイス」参照画面にリストされている「PAPZ」をクリックし、特定言語のIANA規格に従ってコード体系を変更します。
UIラベルはcustomization_LANGUAGE(存在する場合は_COUNTRY)からロードされます。たとえば、ディレクトリのcustomization_fr_CA.propertiesは、次のようになります。
ORACLE_HOME/OC4J_Wireless/j2ee/server/classes/messages/oracle/panama/webtool/customization
ログインする前に、OracleAS Wirelessのロケール設定によりロケールが決定されます。ログイン後は、ユーザーのロケール作業環境によりロケール設定が決定されます。