Oracle Content Management SDKインストレーションおよび構成ガイド 10g (9.0.4.2) for UNIX Systems B15639-04 |
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この付録は、Oracle Content Management SDK(Oracle CM SDK)をサポートする新規データベース・インスタンスの作成に関する情報の概要を提供します。この付録の項目は次のとおりです。
ここに示す手順に従って、Oracle Internet DirectoryサーバーをサポートするOracle Databaseインスタンスを作成することもできます。
次の手順は、Oracle Universal Installerを使用してOracleソフトウェアをOracleホームにインストールしてあることを前提としています。Database Configuration Assistantの起動後の手順から説明します。Database Configuration Assistantは、次のディレクトリにあります。
$ORACLE_HOME/assistants/dbca
汎用目的またはトランザクション処理のテンプレートにより、データベースに必要なパスワード・ファイルも作成されます。このパスワード・ファイルは、Oracle CM SDKの構成時に存在している必要があります。パスワード・ファイルを使用すると、SYS 'AS SYSDBA'を使用してサービス名に接続できます。
データベースのすべての項目の選択が完了すると、Database Configuration Assistantによりデータベースが起動および作成され、手順2で入力した名前が付けられます。
データベースを作成した後で、データベースにログオンしてsystem/manager
およびsys/change_on_install
のパスワードを変更します(Database Configuration Assistantのプロセス中に変更することもできます)。
ALTER USER sys IDENTIFIED BY new_password;
データベースが稼働できるようになったら、様々なOracle CM SDKスキーマ・オブジェクト(Oracle Text表および索引など)の表領域を作成します。
Oracle CM SDKの構成時に、USERS表領域またはカスタム表領域にすべてのスキーマ・オブジェクトを格納するかどうかを選択する必要があります。本番環境ではUSERS表領域は適切ではないため、システムを構成する様々な表および索引のカスタム表領域を作成してからOracle CM SDKを構成することをお薦めします。
Oracle CM SDKのカスタム表領域を作成するには、ローカル管理表領域として作成することをお薦めします。ローカル管理表領域は、ビットマップを使用して表領域自体のすべてのエクステント情報を追跡するので、領域割当てが簡素化されて管理が容易になり、パフォーマンスが向上します。
ローカル管理表領域は、Oracle 8.1以上で使用可能になっています。Oracle9i Database Serverからは、エクステント管理のタイプを明示的に指定しない場合、SYSTEM
以外のすべての永続的表領域に対してローカル管理がデフォルトです。
次の例は、カスタム表領域を作成するために使用するSQL構文です。
CREATE TABLESPACE "tbspname" DATAFILE '/data1/home/oracle/product/oradata/sidname/tbsname_01.dbf' SIZE 50M AUTOEXTEND ON LOGGING EXTENT MANAGEMENT LOCAL;
デフォルトのOracle CM SDK表領域の詳細は、付録A「Oracle CM SDK配置の計画」の「表領域」を参照してください。
表領域の作成およびローカル管理表領域の詳細は、『Oracle9i データベース管理者ガイド』を参照してください。
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