Oracle Application Server Forms and Reports Servicesインストレーション・ガイド 10gリリース2(10.1.2)for Microsoft Windows B25096-02 |
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正常にインストールし、このリリースの機能を最適化するには、このガイド全体をお読みになることを強くお薦めします。
このインストールには、いくつかの制限事項があります。これらの制限事項の詳細は、第2.1項「このインストール・タイプの制限事項」を参照してください。
Forms/Reports Servicesをインストールする手順は次のとおりです。
次のリリース・ノートの最新版に目を通してください。
Oracle Application Server Forms and Reports Servicesのリリース・ノートには、OracleAS Forms Services、Oracle Forms Developer、OracleAS Reports ServicesおよびOracle Reports Developerのリリース・ノートが含まれています。さらに、Oracle Application Server Forms and Reports Servicesのリリース・ノートには、このインストール・タイプで使用できる機能に関する情報も含まれています。
Oracle Application Serverのリリース・ノートには、Oracle Application Server 10gリリース2(10.1.2)に関する一般的な情報と、その他の情報源のリファレンスが含まれています。最新のリリース・ノートは、Oracle Technology Network Japan(http://www.oracle.com/technology/documentation/ias.html
)にあります。
Oracle Universal Installer(OUI)を起動します。
OUIの起動の詳細は、第4.7項「Oracle Universal Installerの起動」を参照してください。
「ようこそ」画面が表示されます。「次へ」をクリックします。
「ファイルの場所の指定」画面が表示されます。「ファイルの場所の指定」画面で、次の情報を入力します。
名前: このOracleホームを識別する名前。この名前にスペースを含めることはできません。長さは最大16文字です。
例: orawinfrs
パス: インストール・ディレクトリ(Oracleホーム)へのフルパス。指定したディレクトリが存在しない場合は、インストーラが管理者権限を使用して作成します。
例: C:\oracle\orawinfrs
「次へ」をクリックします。
「言語の選択」画面が表示されます。この画面には、Forms/Reports Servicesを実行するためにインストールできる追加の言語がリストされます。「使用可能な言語」リストから必要な言語を選択します。
注意: デフォルトでは、Forms/Reports Servicesは、英語とオペレーティング・システムの言語のテキストでインストールされます。 |
「次へ」をクリックします。
「ポート構成オプションの指定」画面が表示されます。
「自動」を選択し、Forms/Reports Servicesにデフォルト・ポートを割り当てます。デフォルト・ポートの詳細は、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。
ポートを手動で構成する場合は、「手動」を選択します。「手動」を選択した場合、使用するポート番号を指定するポート構成ファイルを作成します。表示されたフィールドにポート構成ファイルのフルパスを入力します。ポート構成ファイルの詳細は、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。
「次へ」をクリックします。
「送信メール・サーバー情報の指定」画面が表示されます。Forms/Reports Servicesが使用する送信メール(SMTP)サーバーを入力します。
例: smtp.oracle.com
注意: このフィールドは省略可能です。ただし、メール・サーバー情報の構成が完了するまでは、電子メールでレポートを配布することはできません。送信メール・サーバー情報の指定の詳細は、『Oracle Application Server Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』を参照してください。 |
「インスタンス名とias_adminパスワードの指定」画面が表示されます。
インスタンス名: このインスタンスの名前を入力します。インスタンス名に使用できるのは、英数字およびアンダースコアのみです。複数のForms/Reports Servicesインスタンスが1台のコンピュータ上に存在する場合、各インスタンス名は一意にする必要があります。
ias_adminパスワードおよびパスワードの確認: ias_admin
ユーザーのパスワードを入力します。これは、インスタンスの管理ユーザーです。デフォルトでは、パスワードは、最低5文字の英数字で、少なくとも1文字が数字である必要があります。
注意: インストールを実行するユーザーに関係なく、各Forms/Reports Servicesインスタンスが、それぞれ独自のパスワードを持ちます。同じユーザーが複数のインスタンスをインストールしたときでも、パスワードがインスタンス間で共有されることはありません。 |
「次へ」をクリックします。
「サマリー」画面には、インストールされるすべてのコンポーネントがリストされます。「インストール」をクリックして、インストールを完了します。「サマリー」画面にインストールの進捗状況が表示されます。
注意: インストールの途中で終了するには、「インストールの中止」をクリックします。 |
OracleAS Reports Servicesをインストールする場合、ブロードキャスト・メカニズムがサーバー通信のために構成されます。これのCommon Object Service(COS)ネーミング・メカニズムへの変更の詳細は、『Oracle Application Server Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』を参照してください。
通信のためにブロードキャスト・メカニズムを保持するが、Reports Serverがサブネットをまたいで配置されている場合、Oracle Reportsブリッジを構成します。Oracle Reportsブリッジの構成の詳細は、『Oracle Application Server Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』を参照してください。COSネーミング・サービスの場合、サーバーがサブネットをまたいで配置されていてもOracle Reportsブリッジは必要ありません。
Oracle Reportsセキュリティを構成するには、セキュリティ情報はOracleAS Portalリポジトリに保存されるので、OracleAS Portalをインストールしておく必要があります。OracleAS Portalを構成してOracleAS Reports Servicesのセキュリティ情報を保存する詳細は、OTN(http://www.oracle.com/technology/products/reports/htdocs/getstart/whitepapers/securing9i.pdf
)の、Oracle Reportsのセキュリティに関するホワイト・ペーパーを参照してください。