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この節では、エンタープライズ品質のデータベースを使用した WebLogic Portal ドメインの作成例を示します。WebLogic Portal の詳細については、WebLogic Portal のドキュメントを参照してください。
以下の例では、デフォルトの PointBase データベース以外のデータベースを使用する新しい WebLogic Portal ドメインの作成手順を説明します。エンタープライズ品質のデータベースのコンフィグレーションについては、『データベース管理ガイド』を参照してください。
注意 : | [WebLogic Server] チェック ボックスがデフォルトでチェックされています。この設定はすべての WebLogic ドメインの前提条件です。 |
注意 : | [WebLogic Portal] チェック ボックスがデフォルトでチェックされています。この設定は WebLogic Portal GroupSpace の前提条件です。 |
WL_HOME/portal/db/jdbc/README.txt
に記載。この Readme ファイルには、データベース固有のデータ ソース設定および XA JDBC ドライバの使い方に関する重要な追加情報が含まれています。また、コンフィグレーション ウィザードを使用して各データ ソースを変更せずに、デフォルトの PointBase ドメインを、エンタープライズ品質のデータベースを使用するドメインに切り替えるプロセスについても説明しています。
MySQL JDBC ドライバは XA に完全に対応しているわけではないため、WebLogic Portal では com.mysql.jdbc.jdbc2.optional.MysqlXADataSource
の使用をサポートしません。XA が必要なデータ ソースおよび XA 対応のデータ ソースでは、代わりに com.myself.jdbc.Driver
と global-transactions-protocol LoggingLastResource
を使用する必要があります。
常に portalDataSourceAlwaysXA
と XA ドライバを定義します。たとえば、Oracle 用にドメインをコンフィグレーションする場合は、BEA の Oracle ドライバ (Type 4 XA) を使用します。
常に p13nDataSource
および cgDataSource-nonXA
と非 XA ドライバを定義します。たとえば、Oracle 用にドメインをコンフィグレーションする場合は、BEA の Oracle ドライバ (Type 4) とこれらのデータ ソースを使用します。
他の各データ ソースごとに、[JDBC データ ソースのコンフィグレーション] パネルに、データベース タイプとドライバのコンフィグレーション用のタブが表示されます。残りのデータ ソースには、必要に応じて XA ドライバまたは非 XA ドライバを定義できます。各データ ソースをコンフィグレーションしたら、[接続のテスト] をクリックして [データ ソース接続のテスト] ウィンドウを表示します。各データベース ソースをテストして、データベースの接続を検証します。データベースの接続に問題がある場合は、[JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウに戻って確認と修正を行ってから、先に進みます。
注意 : | 手順 3 で [WebLogic Portal GroupSpace Framework] チェック ボックスを選択した場合で、GroupSpace データベースとして PointBase 以外のデータベースを使用するには、appsGroupSpaceDataSource でデータ ソースのコンフィグレーションが必要です。たとえば、WebLogic Portal GroupSpace Framework で Oracle データベースを使用するには、BEA の Oracle ドライバ (Type 4) を使用するように appsGroupSpaceDataSource をコンフィグレーションし、WebLogic Groupspace のユニークなユーザ名とパスワードを指定する必要があります。詳細については、「GroupSpace データベースのコンフィグレーション」を参照してください。接続をテストするデータベースが実行中であることを確認します。 |
手順 3 で [WebLogic Portal GroupSpace Framework] を選択した場合は、[利用できる JDBC データ ソース] で [appsGroupSpaceDataSource
] を選択します。次に、[スクリプトの実行] をクリックして、WebLogic Portal GroupSpace Framework のデータベース オブジェクトをロードします。
注意 : | [スクリプトの実行] を行うたびに、[結果] ペインに [データベースのロードが完了しました] と表示されることを確認してください。表示されない場合は、続行する前に問題を修正してください。 |
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