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WebLogic ベースのアプリケーションを開発して実行するには、最初にドメインを作成する必要があります。コンフィグレーション ウィザードでは、ドメインに追加する製品コンポーネントを選択して、またはドメイン テンプレートを使用して、新しいドメインを手順に従ってすばやく簡単に作成できます。
以下のトピックでは、コンフィグレーション ウィザードを使用して新しいドメインを作成するときに必要な手順を説明します。
コンフィグレーション ウィザードを使用した新しいドメインの作成
[ようこそ] ウィンドウでは、新しいドメインを作成するか、既存のドメインを拡張するかを選択します。
コンフィグレーション ウィザードを使用した新しいドメインの作成
[ドメイン ソースの選択] ウィンドウでは、作成するドメインの基になるドメイン ソースを選択します。ドメインに組み込む製品コンポーネントを選択するか、作成するドメインの基になるカスタム テンプレートを選択できます。
ドメインのソースを選択するために、次のいずれかのオプションを選択します。
図 3-1 に示すように、[ドメイン ソースの選択] ウィンドウでは以下の製品コンポーネントを選択できます。製品リストからのさまざまな製品の選択や製品の関係については、
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs102/tempref/tempref.html を参照してください。
デフォルトでは、WebLogic Server が選択されています。
注意 : | WebLogic Integration ドメインを作成するには、WebLogic Integration チェック ボックス、および Workshop for WebLogic 10.2 チェック ボックスをチェックする必要があります。 |
このオプションを使用するには、[テンプレートの場所] フィールドにテンプレートの完全なパス名を手動で入力し、[次へ] をクリックします。または、[参照] をクリックして、目的のテンプレートがあるディレクトリに移動します。ドメインの基礎として使用するドメイン設定を含むドメイン テンプレートを選択します。
注意 : | コンフィグレーション ウィザードまたは WLST Off-line で、アプリケーションおよびアプリケーション スコープの JDBC や JMS リソースが含まれるテンプレートを使用してクラスタ ドメインを作成または拡張した場合、ドメインの作成または拡張後に、アプリケーションとそのアプリケーション スコープのリソースの対象指定とクラスタ環境へのデプロイを適切に実行するための追加の手順が必要になります。アプリケーション スコープのモジュールの対象指定とデプロイメントの詳細については、次の URL にある『Weblogic Server アプリケーションのデプロイメント』の「アプリケーションおよびモジュールのデプロイ」を参照してください。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs100/deployment/deploy.html |
[管理ユーザ名とパスワードのコンフィグレーション] ウィンドウでは、管理サーバを起動するために使用するユーザ名とパスワードを指定します。
管理ユーザ名とパスワードをコンフィグレーションするには、次の手順に従います。
カンマ、\t
、< >
、#
、|
、&
、?
、( )
、{ }
は使用しないでください。ユーザ名では大文字と小文字が区別されます。
注意 : | プロダクション環境では、パスワードを weblogic にしないでください。 |
[サーバの起動モードおよび JDK のコンフィグレーション] ウィンドウでは、以下の項目を指定します。
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次の表では、主な機能に関する開発モードとプロダクション モードとの相違点を説明します。
[JDK の選択] ペインでは、[WebLogic ドメインの起動モード] ペインで選択した起動モードで使用する J2SE Development Kit (JDK) を選択します。製品と共にインストールされる BEA 提供の JDK のリストが表示されます。以下の JDK が含まれます。
BEA 提供の JDK のいずれか、またはシステムにインストールした別の JDK を選択できます。BEA 提供の JDK を選択すると、選択した JDK を起動するサーバ起動スクリプトがコンフィグレーション ウィザードによって作成されます。
起動スクリプトの詳細については、次の URL にある「WLS パフォーマンスおよびチューニング」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs100/perform/WLSTuning.html
使用するプラットフォームでサポートされている JDK のみ選択してください。特定のプラットフォームでサポートされている JDK のリストについては、「サポート対象のコンフィグレーション」を参照してください。デフォルト選択は、ドメインをインストールするプラットフォームに基づいて、環境の要件に最も適した JDK を反映します。
注意 : | プロダクション モードで JRockit JDK の使用を予定している場合は、プロジェクトの初期の段階で BEA JRockit を使用してアプリケーションの開発やテストを行うことをお勧めします。BEA JRockit の詳細については、次の URL にある「BEA JRockit JDK ドキュメント」を参照してください。 |
注意 : | http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/jrockit/webdocs/index.html |
ドメインの作成後、実行時モードを変更する方法の詳細については、次の URL にある『WebLogic Server Administration Console オンライン ヘルプ』の「プロダクション モードへの変更」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs100/ConsoleHelp/taskhelp/domainconfig/ChangeRuntimeModes.html
[環境とサービスの設定のカスタマイズ] ウィンドウでは、複数のサーバ、クラスタ、およびマシンに分散するドメインの設定を変更できます。また、JDBC および JMS ファイル ストアの既存の設定も変更できます。
環境およびサービスの設定をカスタマイズしない場合は、デフォルト ([いいえ]) のままにして、ドメインの作成に進みます。
詳細については、「環境のカスタマイズ」を参照してください。
作成するドメインの基になるドメイン ソースにデータベースのコンフィグレーションが含まれている場合は、次のようなカスタマイズが可能です。
注意 : | [環境とサービスの設定のカスタマイズ] 画面で [はい] を選択すると、PointBase データベースに対してドメイン JDBC がコンフィグレーションされている場合でも、どのデータベースも自動的には実行されません。[データベース スクリプトの実行] ダイアログ ボックスで、[スクリプトの実行] をクリックして個々のデータベースをロードしてください。 |
注意 : | [環境とサービスの設定のカスタマイズ] 画面で [いいえ] を選択すると、必要な PointBase データベースが自動的に設定されます。 |
JMS ファイル ストアがドメイン ソースに定義されている場合は、ファイル ストア定義も変更できます。
詳細については、「WebLogic ドメインの JDBC および JMS 設定のカスタマイズ」を参照してください。
[WebLogic ドメインの作成] ウィンドウでは、ドメインの名前とパス名を指定して、ドメインの作成を開始します。
WebLogic ドメインを作成するには、次の手順に従います。
注意 : | ドメイン名の先頭を数字にすることはできません (これにより、内部で生成された JDBC ストアのテーブル名の衝突が発生するのを回避できます。名前の先頭は英字にしてください)。 |
注意 : | 既存のドメインを上書きすることはできません。選択した場所に指定したドメイン名と同じ名前のドメインがすでに存在する場合、既存のドメインを削除するか、このドメインに対して別の名前または場所を指定する必要があります。 |
[ドメインを作成しています] ウィンドウが開き、ドメイン作成プロセス中のステータス メッセージが表示されます。
コンフィグレーション ウィザードによって、config.xml
ファイルおよび生成されるその他すべてのコンポーネントが、指定したドメイン ディレクトリに格納されます。
[ドメインを作成しています] ウィンドウに、ドメイン作成プロセスのステータスが表示されます。プロセスが完了すると、新しいドメインを使用する準備が整います。