インストール ガイド

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グラフィカル モードでのインストール プログラムの実行

以下の節では、グラフィカル モードでインストール プログラムを実行する方法を説明します。

 


インストール プログラムの実行

インストール プログラムの起動」の説明に従って、インストール プログラムを起動します。

システムおよびコンフィグレーションに関する特定の情報を入力するよう指示されます。インストール中のプロンプトでの指定方法については、表 4-1 を参照してください。

表 4-1 グラフィック モードでのインストール プログラムの実行
ウィンドウ  
実行するアクション  
[ようこそ]
[次へ] をクリックしてインストールを続行する。[終了] をクリックすると、いつでもインストールを取り消すことができます。
[BEA ライセンス契約]
BEA ソフトウェア ライセンス契約を読み、条件を受け入れる場合は、[はい] を選択する。インストールを続行するには、ライセンス契約の条件を受け入れ、[次へ] をクリックする必要がある。
[BEA ホーム ディレクトリの選択]
対象システム上にインストールされたすべての BEA Products の中央サポート ディレクトリとして機能する BEA ホーム ディレクトリを指定します。
  • システムにすでに BEA ホーム ディレクトリがある場合は、そのディレクトリを選択できる (推奨)。新しい BEA ホーム ディレクトリを作成することもできる。
  • [BEA ホーム ディレクトリ] フィールドに新しいディレクトリ名を入力することにより新しいディレクトリを作成する場合は、インストール プログラムによりディレクトリが自動的に作成される。[参照] をクリックして、[BEA ホーム ディレクトリの選択] ウィンドウからディレクトリを選択することもできる。
[次へ] をクリックして続行します。[インストール タイプの選択] ウィンドウが表示されます。
BEA ホーム ディレクトリの詳細については、「BEA ホーム ディレクトリの選択」を参照してください。
[インストール タイプの選択]
このウィンドウは、初回のインストールでのみ表示される。
以下のインストール タイプのいずれかを選択します。
  • [完全] - インストール プログラムに含まれるすべてのソフトウェア コンポーネントがシステム上にインストールされる。サンプル ドメインはインストール時に PointBase データベースで使用するためにあらかじめコンフィグレーションされ、インストールが完了すると、サンプルを実行できる。
  • [カスタム] - インストールするソフトウェア コンポーネントを選択する。Windows システムでは、WebLogic Server ノード マネージャを Windows サービスとしてインストールするかどうかも選択できる。
詳細については、「インストール タイプの選択」を参照。
[製品およびコンポーネントの選択]
このウィンドウは、次の条件でのみ表示される。
  • [インストール タイプの選択] ウィンドウで [カスタム] を選択した場合。
  • 既存のインストールにコンポーネントを追加する場合。
適切なチェック ボックスをチェックするか、またはチェックをはずし、インストールするコンポーネントを指定する。
このウィンドウには、インストール可能なすべてのコンポーネントのツリービューが表示される。
コンポーネントをフォルダ レベルで選択または選択解除すると、そのすべてのサブコンポーネントも同様に選択または選択解除される。
システムにすでにインストールされているコンポーネントがあれば、対応するチェック ボックスは灰色で表示される。

注意 : インストールするコンポーネントを選択または選択解除すると、インストール プログラムによりコンポーネント間の依存関係がチェックされ、選択されたコンポーネントのリストが自動的に修正される。たとえば、WebLogic Server コンポーネントのチェック ボックスのチェックをはずすと、残りのコンポーネントのチェックもはずされる。これは、その他のコンポーネントの実行には WebLogic Server が必要なためである。

システムにインストール可能なコンポーネントの詳細については、「インストール可能な製品コンポーネント」を参照。
[Eclipse ロケーション オプションのインストール]
Eclipse をインストールするか、既存の Eclipse を使用するかを選択します。
    • デフォルトでは、[Eclipse のインストール] オプションが選択されています。eclipse は BEA_Home\tools\eclipse_pkgs\1.1\eclipse_3.2.2\eclipse にインストールします。
    • [既存の Eclipse の使用] オプションを選択すると、既存の Eclipse ホームのパスを指定します。
[製品インストール ディレクトリの選択]
このウィンドウは、既存のインストールにコンポーネントを追加する場合には表示されない。代わりに、製品インストール ディレクトリの確認が要求される。この場合、選択したコンポーネントは、初回インストール時に指定した製品ディレクトリにインストールされる。
製品をインストールするディレクトリを指定して [次へ] をクリックします。デフォルトの製品ディレクトリを受け入れるか、新しいディレクトリを指定する。
新しいディレクトリを作成する場合は、インストール プログラムによりディレクトリが自動的に作成される。
[BEA ホーム ディレクトリの選択] ウィンドウに戻って BEA ホームの選択を変更する場合は、ホーム ディレクトリに加える変更のタイプに基づいて以下の変更が発生する。
    • [製品インストール ディレクトリの選択] ウィンドウでデフォルトの製品インストール ディレクトリを受け入れた場合、[BEA ホーム ディレクトリの選択] ウィンドウでは元のインストール ディレクトリが保持される。
注意 : WebLogic Platform のデフォルトのインストール ディレクトリは以下のとおりです。
注意 : WebLogic Server:\BEA_Home\wlserver_<version>
注意 : Workshop: \BEA_Home\workshop_<version>
注意 : WebLogic Integration:\BEA_Home\wli_<version>
    • [製品インストール ディレクトリの選択] ウィンドウで新しい製品インストール ディレクトリを入力した場合、[BEA ホーム ディレクトリの選択] ウィンドウではディレクトリ名がこの新しい名前に変更される。
    • [製品インストール ディレクトリの選択] ウィンドウでインストール ディレクトリを指定した場合で、そのディレクトリが古い BEA ホーム以外の場所にある場合、インストール ディレクトリは元の値を保持する。
詳細については、「製品インストール ディレクトリの選択」を参照。
[Windows サービスのインストール]
このウィンドウは、すべての条件が true の場合のみ表示される。
  • ユーザに管理者権限がある場合。
  • 初回のインストールを実行する場合。
  • Windows プラットフォームにインストールする場合。
  • [インストール タイプの選択] ウィンドウで [カスタム] を選択した場合。
表示された Windows サービス、特に WebLogic Server ノード マネージャ サービスをインストールするかどうかを選択する。ノード マネージャは、ドメイン内のサーバ インスタンスをモニタ、起動、停止するために使用される。
[はい] を選択する場合は、該当するフィールドにノード マネージャのリスン ポートを入力する。デフォルトは、5556

注意 : 指定したリスン ポートが実行中のアプリケーションによって使用中の場合は、インストール プログラムで別のノード マネージャ リスン ポート番号を入力するよう求められる。

[ショートカットの場所の選択]
このウィンドウは、次の条件でのみ表示される。
  • ユーザに管理者権限がある場合。
  • 初回のインストールを実行する場合。
  • Windows プラットフォームにインストールする場合。
[スタート] メニューのショートカットを作成する [スタート メニュー] フォルダを指定する。[次へ] をクリックして続行する。[ステータス] ウィンドウが表示される。
次のオプションから選択できる。
  • [All Users] の [スタート メニュー] フォルダ
  • このオプションを選択することによって、マシン上に登録されているすべてのユーザがインストールされたソフトウェアにアクセスできるようになる。ただし、管理者権限を持つユーザだけが [All Users] フォルダにショートカットを作成することができる。そのため、管理者権限を持たないユーザがコンフィグレーション ウィザードを使用してドメインを作成しても、そのドメインへの [スタート] メニューのショートカットは作成されない。この場合は、必要に応じて、ローカルの [スタート メニュー] フォルダに手動でショートカットを作成することができる。All Users のスタート メニューを選択するには、キーボードの〔Alt〕+〔A〕を押す。

  • ローカル ユーザのスタート メニュー フォルダ
  • このオプションを選択することによって、このマシン上に登録されているその他のユーザが、このインストールの [スタート] メニューのエントリにアクセスできない。ローカル ユーザのスタート メニューを選択するには、キーボードの〔Alt〕+〔L〕を押す。

[ステータス]
BEA の製品およびサービスに関して表示される情報を読む。指定したファイルがシステムにコピーされたら、[次へ] をクリックする。
[インストール完了]
この画面には、「おめでとう!BEA products のインストールに成功しました」メッセージが表示されます。
QuickStart アプリケーションを実行するかどうかを指定する。QuickStart は、初心者が WebLogic Platform を評価、習得、使用しやすいように設計されたプログラムである。これを使用すると、WebLogic Platform ツアーや、他のサンプル、開発ツール、オンライン ドキュメントに簡単にアクセスできる。QuickStart を起動しない場合は、このオプションのチェック ボックスのチェックをはずす。

注意 : インストールするコンポーネントを選択すると、[QuickStart] チェック ボックスは使用できない。

インストール プログラムを終了して、他に選択した QuickStart を起動する場合は、[完了] をクリックする。

 


既存の Eclipse インストールを使用する要件

既存の eclipse インストールには、次の Eclipse および WTP のバージョンを含む必要があります。

表 4-2 に示すように、eclipse.ini ファイルを変更する必要があります。eclipse.ini ファイルは、以下のフォルダにあります。

 


次に行う作業

デフォルトでは、BEA ソフトウェアは BEA ホーム ディレクトリにインストールされている開発ライセンス ファイルを使用するため、すぐに製品を使用開始できます。QuickStart アプリケーションを実行して、ソフトウェアに慣れ親しみ、付属のサンプルを実行することをお勧めします。詳細については、「インストール後の情報」を参照してください。

ソフトウェア リリースの固有の情報については、該当のリリース ノートを参照してください。


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