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ドメインによっては、ドメインの管理サーバから見てリモートであるマシンで管理対象サーバを実行できます。これには、以下の手順に従います。
pack
コマンドを使用して管理対象サーバ テンプレートを作成します。デフォルトでは、管理対象サーバ テンプレートには、リモート マシンに管理対象サーバを作成するのに必要なファイルのみが組み込まれています。
詳細については、「管理対象サーバ テンプレートの作成方法」を参照してください。
既存のドメインに pack
コマンドを実行して、管理対象サーバ テンプレートを作成することができます。この既存のドメインには、1 つまたは複数の管理対象サーバの定義がふくまれ、管理サーバの定義が config.xml
ファイルに含まれます。
BEA_HOME
\wlserver_10.0\common\bin
ディレクトリに移動します。pack -managed=true -domain=domain
-template=template
.jar -template_name="template_name"
domain
は、テンプレートの作成元ドメインの絶対パスまたは相対パスです。template
.jar
は、テンプレートの絶対パスまたは相対パス、および作成するテンプレートのファイル名です。template_name
は、template_name - 引用符で囲まれた、テンプレートを表す名前です。
たとえば、次のコマンドを実行すると、mydomain
という名前のドメインから、mydomain_managed.jar
という名前の管理対象テンプレートが作成されます。
pack -managed=true -domain=C:\bea\user_projects\domains\mydomain -template=C:\bea\user_templates\mydomain_managed.jar -template_name="My Managed Server Domain"
pack
コマンドのパラメータの詳細については、「pack」を参照してください。
注意 : | ドメイン内のすべての WebLogic Server インスタンスでは、同じバージョンの WebLogic Server ソフトウェアを実行する必要があります。WebLogic Server のインストールの詳細については、『インストール ガイド』を参照してください。 |
注意 : | リモート マシンの IP アドレスとポート番号は、管理対象サーバ テンプレートに指定されている管理対象サーバの定義に一致する必要があります。 |
管理対象テンプレートの作成方法の詳細については、「管理対象サーバ テンプレートの作成方法」を参照してください。
WL_HOME
\common\bin
ディレクトリに移動します。(WL_HOME
は、WebLogic Server がインストールされている製品ディレクトリです。)unpack -domain=domain
-template=template
.jar
unpack
コマンドを使用して管理対象サーバのドメイン ディレクトリを作成すると、現在のリモート マシンに対象指定されている各管理対象サーバのカスタム起動スクリプトがディレクトリに組み込まれます。
たとえば、my_managed_server1
および my_managed_server2
という 2 つの管理対象サーバを含むドメインを作成し、サーバをマシン m1
に対象指定した場合は、マシン m1
に管理対象サーバ ドメインのディレクトリを作成したときに、startmy_managed_server1.cmd
、startmy_managed_server1.sh
、startmy_managed_server2.cmd
および startmy_managed_server2.sh
という 4 つのカスタム起動スクリプトが作成されます。これらのスクリプトを使用して、対応する管理対象サーバを起動できます。あるいは、startManagedWebLogic
スクリプトを必要なパラメータと共に使用することもできます。
startManagedWebLogic
my_managed_server
admin-url
./startManagedWebLogic.sh
my_managed_server
admin-url
上記のコマンドラインで、my_managed_server
は起動する管理対象サーバの名前、admin-url
は管理サーバをホストするマシンのリスン アドレス (ホスト名または IP アドレス) およびポート番号です。startManagedWebLogic_Readme.txt
ファイルには、すべての管理対象サーバのリストとドメインの admin-url
が記載されています。
注意 : | 管理対象サーバは、ノード マネージャを使用して起動することもできます。詳細については、『ノード マネージャ管理ガイド』を参照してください。 |