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メンテナンス更新ファイルおよび Service Pack のインストール

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Smart Update クイック リファレンス

この節の内容は以下のクイックリファレンス エイドです。クイックリファレンス エイドには、基本的な 2 つの作業に関する手順説明と、グラフィカル インタフェースで使用されるアイコンおよびラベルの説明が含まれています。

 


プライベート パッチをダウンロードおよび適用するには

この節は、BEA カスタマサポートから提供されたプライベート パッチを取得および適用するための手順を説明するクイックリファレンス エイドです。

この節に示すクイックリファレンス エイドは、印刷に適した PDF 形式のファイルでも提供されています。PDF 版は次の手順でダウンロードできます。

    1. 次の URL をクリックするか、Web ブラウザに入力します。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs91/smart_update/pdf/aid-private.pdf

    2. 表示されたポップアップ ウィンドウで、[ファイル印刷] を選択して概要を印刷するか、[ファイル名前を付けて保存] を選択して保存します。


 

プライベート パッチを取得してインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Smart Update を起動します。
  2. Windows :

    [スタート] メニューから、[スタートプログラムBEA ProductsSmart Update] を選択する。

    UNIX :

    1. BEA_HOME/utils/bsu ディレクトリに移動する。
    2. bsu.sh コマンドを入力する。
  3. BEA カスタマサポートにログインします。
  4. ログイン ダイアログ ボックス


     
  5. Smart Update のメイン ウィンドウにある [Target Installation] パネルで、ダウンロードするプライベート パッチの適用対象となる BEA Products インストールを選択します。
  6. [Target Installation] パネルで BEA Products インストールを選択


     
  7. [Get Patches] タブを選択します。
  8. [Get Patches] タブ


     
  9. [PatchesRetrieve Private...] を選択し、パッチ ID とパスコードを入力して、[Download] をクリックします。
  10. プライベート パッチのダウンロード


     
  11. パッチ間の衝突をダウンロード前にチェックするかどうか確認を求められたら、[No, continue with the download and check for conflicts later] をクリックし、[OK] をクリックします。
  12. [Manage Patches] タブを選択します。
  13. [Manage Patches] タブを選択


     
  14. [Downloaded Patches] パネルで、ダウンロードしたプライベート パッチの横に表示されている [Apply] ボタンをクリックします。
  15. [Downloaded Patches] パネルの [Apply] ボタン


     

    パッチを適用する際には、適用するパッチと、すでに対象インストールに適用されている他のパッチとの間で衝突が発生するかどうかが検証されます。衝突が検出されなかった場合、Smart Update には次のダイアログ ボックスが表示されます。[OK] をクリックします。

    パッチ ダウンロード時に衝突が検出されなかったことを示すメッセージ ボックス


     

 


メンテナンス スナップショットを作成するには

Smart Update には、BEA カスタマサポートに問題を報告する際に送付するための、BEA Products インストールに関する情報をキャプチャするメカニズムが用意されています。この情報はメンテナンス スナップショットと呼ばれています。この節では、メンテナンス スナップショットを作成するための手順を説明します。

この節に示すクイックリファレンス エイドは、印刷に適した PDF 形式のファイルでも提供されています。PDF 版は次の手順でダウンロードできます。

    1. 次の URL をクリックするか、Web ブラウザに入力します。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs91/smart_update/pdf/aid-snapshot.pdf

    2. 表示されたポップアップ ウィンドウで、[ファイル印刷] を選択してエイドを印刷するか、[ファイル名前を付けて保存] を選択して保存します。


 

メンテナンス スナップショットを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Smart Update を起動します。
  2. Windows :

    [スタート] メニューから、[スタートプログラムBEA ProductsSmart Update] を選択する。

    UNIX :

    1. BEA_HOME/utils/bsu ディレクトリに移動する。
    2. bsu.sh コマンドを入力する。
    3. 注意 : メンテナンス スナップショットは、BEA カスタマサポートにログインしていなくても作成できます。

  3. Smart Update のメイン ウィンドウにある [Target Installation] パネルで、報告する問題が発生した BEA Products インストールを選択します。
  4. [Target Installation] パネルで BEA Products インストールを選択


     
  5. [Manage Patches] タブで、パッチ プロファイルを選択します。
  6. [Manage Patches] タブでパッチ プロファイルを選択


     
  7. [PatchesPatch Profiles...Save Snapshot...] を選択します。
  8. メンテナンス スナップショットを作成するメニュー オプション


     
  9. [Save Snapshot] ダイアログ ボックスで、メンテナンス スナップショットのファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
  10. メンテナンス スナップショットは、単純な ASCII テキスト ファイルです。

  11. BEA カスタマサポートに、メンテナンス スナップショットを送付します。電子メールで送信することをお勧めしますが、必要な場合は、印刷したファイルを郵送してもかまいません。

 


カスタム パッチ プロファイルを作成するには

クラスパスまたはライブラリ パスのパッチの適用範囲を特定のドメインまたはサーバ インスタンスに限定する場合は、次の作業を実行する必要があります。

  1. カスタム パッチ プロファイルを作成し、そのプロファイルにパッチを適用します。
  2. 該当するドメインまたはサーバの起動スクリプトを修正し、作成したカスタム パッチ プロファイルへの参照を追加します。

この節は、これらの作業を実行する手順について説明するクイックリファレンス エイドです。例として、パッチをプロダクション用ドメインに組み込む前に、テスト エンジニアが品質検査用ドメインを使用してパッチをテストする場合の作業内容を示します。

この節に示すクイックリファレンス エイドは、印刷に適した PDF 形式のファイルでも提供されています。PDF 版は次の手順でダウンロードできます。

    1. 次の URL をクリックするか、Web ブラウザに入力します。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs91/smart_update/pdf/aid-custom.pdf

    2. 表示されたポップアップ ウィンドウで、[ファイル印刷] を選択して概要を印刷するか、[ファイル名前を付けて保存] を選択して保存します。


 

カスタム パッチ プロファイルを作成し、そのプロファイルに適用したパッチが特定のドメインまたはサーバから参照されるようにするには、次の手順を実行します。

  1. Smart Update を起動して、BEA カスタマサポートにログインし、作業対象の BEA Products を [Target Installation] パネルから選択します。
  2. 目的のパッチを BEA カスタマサポートからダウンロードし、指定したパッチ ダウンロード ディレクトリに格納します。
  3. 次の手順に従って、パッチの適用先となるカスタム パッチ プロファイルを作成します。
    1. [PatchesPatch ProfilesNew] を選択します。
    2. 新しいパッチ プロファイルを作成するメニュー オプション


       
    3. カスタム パッチ プロファイルに名前を付けます。次に、対象インストールの既存のパッチ プロファイルから内容のクローンを作成することにより、新しいカスタム パッチ プロファイルに最初から含まれるパッチのセットを指定します。
    4. 例 : 品質検査用ドメインは、プロダクション用ドメインと同じパッチ メンテナンス レベルに、手順 2 でダウンロードしたパッチを追加した状態で実行する必要があります。そこで、テスト エンジニアは QADomainProfile というカスタム パッチ プロファイルを作成し、デフォルト パッチ プロファイルの内容のクローンを作成して QADomainProfile に設定します。このカスタム パッチ プロファイルが、ダウンロードしたパッチの適用先となります。

      カスタム パッチ プロファイルを作成するダイアログ ボックスで、パッチ プロファイルの名前と、プロファイルの初期の内容を指定し、[Create] をクリック


       

      インストール全体に対して有効になるパッチがすでに対象インストールに適用されている場合、それらのパッチは、新しいカスタム パッチ プロファイルにもデフォルトで含まれます。

      [Create] をクリックすると、デフォルト パッチ プロファイルのタブの横に、新しいカスタム パッチ プロファイルが表示されます。

      カスタム パッチ プロファイルに対して作成されたタブ


       
  4. カスタム パッチ プロファイルに対し、必要に応じてパッチの適用または削除を実行します。
  5. 例 : テスト エンジニアは、手順 2 でダウンロードしたパッチを、カスタム パッチ プロファイル QADomainProfile に適用します。

  6. 起動スクリプト エディタを実行する前に、変更を加える予定のすべてのスクリプトについてバックアップを作成します。
  7. カスタム パッチ プロファイル内のパッチを参照するように起動スクリプトを修正するために、起動スクリプト エディタを実行します。
  8. 起動スクリプト エディタを実行するメニュー オプション


     
  9. [Start Script Editor] ダイアログ ボックスで、作成したカスタム パッチ プロファイルを選択し、[Open] をクリックして起動スクリプトを開きます。
  10. 起動スクリプト エディタで、スクリプトから参照するカスタム パッチ プロファイルを選択し、[Open] をクリックして起動スクリプトを開く


     
  11. 目的のドメイン、クラスタ、またはサーバの実行時にカスタム パッチ プロファイル内のパッチが使用されるようにするために、適切な起動スクリプトを開きます。次の表で、domain_home はドメインのルート ディレクトリを表します。
  12. カスタム パッチ プロファイルに適用されたパッチを使用する対象

    開くスクリプト

    ドメイン

    Windows :

    domain_home\bin\setDomainEnv.cmd

    UNIX :

    domain_home/bin/setDomainEnv.sh

    ドメイン内にあるすべての WebLogic Server インスタンス

    Windows :

    domain_home\bin\startWebLogic.cmd

    UNIX :

    domain_home/bin/startWebLogic.sh

    すべての管理対象サーバ

    Windows :

    domain_home\bin\startManagedWebLogic.cmd

    UNIX :

    domain_home/bin/startManagedWebLogic.sh

    単一のサーバ インスタンス

    Windows :

    domain_home\bin\startServerName.cmd

    UNIX :

    domain_home/bin/startServerName.sh


     

    例 : テスト エンジニアは、品質検査用ドメインでカスタム パッチ プロファイルを参照する必要があるので、そのドメイン内にあるすべてのサーバのみに対して環境を設定する setDomainEnv.cmd スクリプトを開きます。パッチの適用対象を特定のサーバ インスタンスのみに限定する必要がない限り、通常、カスタム パッチ プロファイルへの参照は setDomainEnv に設定することをお勧めします。

  13. 該当する起動スクリプトの中で、目的のカスタム パッチ プロファイルに含まれるクラスパスまたはライブラリ パスのパッチを参照する環境変数を作成します。
  14. 参照するパッチ

    カスタム パッチ プロファイル内のパッチを参照するために定義する環境変数

    WebLogic システム クラスパスに挿入されるクラスを含んだパッチ JAR

    定義する環境変数

    PATCH_CLASSPATH

    例 :

    set PATCH_CLASSPATH=
    %BEA_HOME%\patch_weblogic910\profiles\NewProfile
    \sys_manifest_classpath\weblogic_patch.jar

    WebLogic Server 上にデプロイされたアプリケーションのクラスパスに挿入されるクラスを含んだパッチ JAR

    定義する環境変数

    WEBLOGIC_EXTENSION_DIRS

    例 :

    set WEBLOGIC_EXTENSION_DIRS=
    %BEA_HOME%\patch_weblogic910\profiles\NewProfile
    \sysext_manifest_classpath

    システム ライブラリ パスに挿入されるネイティブ ファイル (UNIX)

    定義する環境変数

    PATCH_LIBPATH

    例 :

    PATCH_LIBPATH="${BEA_HOME}/patch_weblogic910/profiles
    /NewProfile/native"

    システム ライブラリ パスに挿入されるネイティブ ファイル (Windows)

    定義する環境変数

    PATCH_PATH

    例 :

    set PATCH_PATH=
    %BEA_HOME%\patch_weblogic910\profiles\default\native


     

    例 : 品質検査用ドメインでテストするパッチは、WebLogic システム クラスパスの先頭に挿入されるパッチ JAR に収められているものとします。この場合、ドメインでカスタム パッチ プロファイルを参照するために定義するパッチ パス変数は PATCH_CLASSPATH です。

    テスト エンジニアは、setDomainEnv.cmd スクリプト内にある次の行を見つけます。

    @REM set PATCH_CLASSPATH=[myPatchClasspath] (windows)

    この行を、起動スクリプト エディタの下部パネル内に生成された次のコードで置き換えます。

    SET PATCH_CLASSPATH=%BEA_HOME%\patch_weblogic910\profiles\QADomainProfile\sys_manifest_classpath\weblogic_patch.jar

    テスト エンジニアが setDomainEnv.cmd スクリプトに加えた変更の例を次に示します。

    setDomainEnv スクリプトを修正する際は、該当するパッチ パス変数用のプレースホルダを、下に提示されるコードで置き換える


     
  15. 起動スクリプトに追加したパッチ パス変数は、その他の環境スクリプトに対する呼び出しよりも前に記述されている必要があります。たとえば、setDomainEnv スクリプトにパッチ パス変数の定義を追加する場合は、必ず commEnv スクリプトの呼び出しよりも前に追加してください。
  16. カスタム スクリプトを使用している環境で、WL_HOME\common\bin\commEnv スクリプトまたはコンフィグレーション ウィザードで作成される他のデフォルト スクリプトへの呼び出しがカスタム スクリプトに含まれない場合は、スクリプト内でその環境のクラスパスまたはライブラリ パスを設定するステートメントもあわせて修正し、定義した環境変数がステートメント内で正しく挿入されるようにする必要があります。

    たとえば、WebLogic システム クラスパス内で、パッチ JAR がそれ以降に参照される同名のクラスに取って代わるようにするには、次に示す太字の位置に PATCH_CLASSPATH 変数を挿入します。

    set WEBLOGIC_CLASSPATH=%PATCH_CLASSPATH%;%JAVA_HOME%\lib\tools.jar;
    %WL_HOME%\server\lib\weblogic_sp.jar;%WL_HOME%\server\lib\weblogic.jar;%WL_HOME%\server\lib\webservices.jar

  17. [Save] をクリックします。
  18. パッチを有効にするには、そのパッチを使用するすべてのサーバ インスタンスを再起動する必要があります。

  19. 後になってパッチの適用範囲を変更する必要が生じ、そのパッチが別のドメインやサーバで使用されるようにする場合や、1 つのインストール上で動作するすべてのサーバおよびドメインで使用されるようにする場合は、適切なパッチ プロファイルを更新します。
  20. 例 : テスト エンジニアによる品質検査用ドメインでのテストに合格したパッチは、プロモートされてプロダクション用ドメインで使用されます。パッチをプロモートするために、テスト エンジニアは次の作業を実行します。

    1. Smart Update を実行し、プロダクション用ドメインで使用される製品インストールを選択します。
    2. [Manage Patches] タブで、デフォルト パッチ プロファイルを選択し、目的のパッチを適用します。
    3. プロダクション用ドメイン内のサーバを再起動します。

 


Smart Update GUI 用語集

表 1 に、Smart Update グラフィカル インタフェースで使用される記号およびラベルの説明を示します。

この節に示す概要クイックリファレンスは、印刷に適した PDF 形式のファイルでも提供されています。概要のダウンロード手順を次に示します。

    1. 次の URL をクリックするか、Web ブラウザに入力します。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/common/docs91/smart_update/pdf/aid-gui.pdf

    2. 表示されたポップアップ ウィンドウで、[ファイル印刷] を選択して概要を印刷するか、[ファイル名前を付けて保存] を選択して保存します。


 

表 1 Smart Update グラフィカル インタフェース 

画面またはパネル

記号

説明

対象インストール

BEA ホーム ディレクトリ


 

BEA ホーム ディレクトリを表す。BEA ホーム ディレクトリ内には場合によって複数の BEA Products が含まれることがある。メンテナンス スナップショットを作成する際には、目的の BEA ホーム ディレクトリを選択する必要がある。

Smart Update グラフィカル インタフェースには、現在のマシンでインストールされた製品の BEA ホーム ディレクトリしか表示されない。リモート マウントされたディスク上にある BEA ホーム ディレクトリは、現在のマシンからインストールされたものだけが表示される。

BEA Products ホーム ディレクトリ


 

BEA Products ホーム ディレクトリを表す。たとえば、WebLogic Server、AquaLogic Service Bus など。

BEA Products インストール


 

BEA Products の特定のインストール (対象インストールと呼ばれる) を表す。たとえば、WebLogic Server Release 9.1 など。

次の作業を実行する際には、特定のインストールを選択する必要がある。

  • 公開パッチまたはパッチ セットの表示またはダウンロード

  • パッチまたはパッチ セットの適用または削除

  • カスタム パッチ プロファイルの作成または削除

[Get Patches] タブ

[Get Patches] タブ


 

選択されている対象インストールに対して使用可能な公開パッチまたはパッチ セットが表示される。また、現在のパッチ ディレクトリの内容が表示される。

パッチ情報アイコン


 

個別のパッチを表す。このアイコンをクリックすると、該当するパッチに関する詳細情報が表示される。

パッチ セット情報アイコン


 

複数のパッチを収めたパッチ セットを表す。このアイコンをクリックすると、セットを構成するパッチに関する詳細情報が表示される。

ダウンロードするパッチを選択するボタン


 

チェックすると、該当する公開パッチまたはパッチ セットのダウンロードが有効になる。複数個を一度に選択することもできる。ダウンロードを開始するには、[Download Selected] をクリックする。

[Downloaded Patches] パネル

[Downloaded Patches] パネル


 

パッチ ダウンロード ディレクトリの内容が表示される。[Get Patches] タブを選択した場合は、選択されている対象インストール用のダウンロード ディレクトリの内容が表示される。[Manage Patches] タブを選択した場合は、指定のプロファイルにまだ適用されていないパッチだけが表示される。

パッチ適用ボタン


 

緑色の矢印をクリックすると、該当するパッチまたはパッチ セットが現在のパッチ プロファイルに適用される (パッチまたはパッチ セットの適用は、[Manage Patches] タブを選択した場合のみ実行可能)。

[Manage Patches] タブ

[Manage Patches] タブ


 

個々のパッチ プロファイルの内容 (現在選択されている対象インストールに適用されたパッチのセット) が表示される。パッチまたはパッチ セットの適用と削除は、[Manage Patches] タブで実行する。

注意 : パッチまたはパッチ セットを適用して現在のプロファイルに追加するには、[Downloaded Patches] パネルで、目的のパッチまたはパッチ セットの横に表示された [Apply] ボタンをクリックする。

[Default] パッチ プロファイル タブ


 

指定の BEA ホーム ディレクトリにあるインストール全体が適用範囲となっている、現在選択されている対象インストールに関連付けられたパッチおよびパッチ セットの一覧が表示される。

追加のパッチ プロファイル (カスタム パッチ プロファイル) を作成すると、この [Default] プロファイル タブの横に、各カスタム パッチ プロファイルのタブが作成される。

パッチ削除ボタン


 

赤色の矢印をクリックすると、該当するパッチまたはパッチ セットが現在の対象インストールおよびプロファイルから削除される (削除されたパッチまたはパッチ セットは、[Manage Patches] タブでパッチ プロファイルの内容を表示した場合に [Downloaded Patches] パネルに表示されるようになる)。

[Patch Application Validation] ダイアログ ボックス

[Patch Application Validation] ダイアログ ボックス


 

パッチまたはパッチ セットの適用時に発生した衝突が表示される。どのパッチがどの適用済みパッチと衝突したのかが示される。パッチまたはパッチ セットの適用時に発生する可能性がある衝突条件を以下に示す。

[Prerequisite not met] (選択したパッチの適用前提条件の不備)


 

選択したパッチを適用する前に、別のパッチを適用する必要がある。この衝突は次のようにして解決する。

    1. 前提となるパッチの ID を確認する。

    2. [Cancel] をクリックし、前提となるパッチをダウンロードおよび適用してから、選択したパッチを適用する。

[Out of sequence] (適用済みパッチとの適用順序の誤り)


 

選択したパッチを適用する前に、適用されている別のパッチをいったん削除する必要がある。この衝突は次のようにして解決する。

    1. 削除が必要なパッチの ID を確認する。

    2. [Cancel] をクリックし、ID が示されたパッチを削除する。

    3. 選択したパッチをダウンロードして適用する。

    4. 手順 2 で削除したパッチをもう一度適用する。

[Mutually exclusive] (選択したパッチと適用済みパッチとの併用不可)


 

選択したパッチと併用できない別のパッチが、すでに 1 つまたは複数適用されている。この衝突を解決するには、どちらのパッチを対象インストールに適用する必要があるかを選択する必要がある。


 

 

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