この章では、Oracle Collaboration Suiteの全コンポーネントに影響を与えるスイートレベルのリリース・ノート情報について説明します。この章の内容は次のとおりです。
注意: このドキュメントは2005年9月24日に更新されました。 |
新しいルック・アンド・フィールによる操作性の向上
Oracle Discussions
Oracle Workspaces
Oracle Web Accessクライアントにより、ブラウザベースのアクセスおよび操作性が向上
Oracle Application Server 10gリリース2フェーズ2プラットフォーム上に構築
一元化されたユーザー・プロビジョニング・コンソール: ユーザーを1名ずつ作成、プロビジョニング、編集、削除、またはバルク処理を使用して管理
概念、デプロイ、インストール、アップグレード、管理、セキュリティおよびライセンスに関するスイートレベルのマニュアルが収録された拡張ドキュメント・ライブラリ
Oracle Voicemail & FaxがOracle Enterprise Manager Grid Controlに完全に統合され、管理性が向上
Oracleメタデータ・リポジトリがCollaboration Suiteデータベースにデフォルト構成として統合されたため、単一データベースでのデプロイが実行可能
新しいカスタマイズ可能なエンドユーザー・ドキュメンテーション・ポータルにより、Oracle Collaboration Suiteを使用し始めるユーザーを支援
Oracle Enterprise Manager Application Server Control for Collaboration Suite: 次の機能を備えたカスタム管理ツール
Oracle Collaboration Suite環境のトポロジ表示
ID管理用インフラストラクチャ・サービスの表示および変更のサポート
すべてのパフォーマンス・メトリックおよびメトリック詳細の表示
OracleAS Web Cache管理の完全な統合
データベース・ログ・リポジトリからの問合せのサポート
Enterprise Managerコンポーネントのポート値を変更可能
Oracle Database 10gおよびOracle Collaboration Suiteデータベース用のEnterprise Manager Database Control
アプリケーション間の統合の強化
新しいOracle Collaboration Suite制御スクリプトのサンプルocsctl_sample
により、Oracle Collaboration Suiteの起動および停止をコマンドラインから1つのコマンドで実行可能
次の項では、Oracle Collaboration Suiteのスイートレベルの制限および回避策について説明します。
3.2.7「Oracle Enterprise ManagerでのOracle Application Server Portalの構成後に実行する手順」
3.2.8「SSL HTTPSポート番号を変更した場合のOracle Application Server Portal更新のための追加手順」
Oracle Internet Directoryで設定されるデフォルト・パスワード・ポリシーでは、ユーザー・パスワードは60日後に期限切れになります。『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第4章のデフォルト・パスワード・ポリシーの変更に関する項を参照し、自分の組織に適した有効期限、警告期間、および猶予期間ログインの回数を決定してください。
Oracle Enterprise Manager Oracle Application Server Control for Collaboration Suiteを使用してOracle Collaboration Suiteコンポーネントを構成した後、Application Server Control for Collaboration Suiteホーム・ページの右上隅にある「データのリフレッシュ」アイコンをクリックします。これにより、「システム・コンポーネント」表の「管理」列に構成済コンポーネントの管理URLが表示されます。
Oracle Enterprise Manager Application Server Control for Collaboration Suiteの「EARファイルのデプロイ」または「WARファイルのデプロイ」オプションを使用して、Oracle Collaboration Suite OC4Jインスタンスに新規J2EEアプリケーションをデプロイしないでください。
新規アプリケーションをデプロイすると、Oracle Collaboration Suiteユーザー・アプリケーションとの非互換性の問題が生じるなど、Oracle Collaboration Suite JVMまたはOracle Collaboration Suite環境に問題が発生する可能性があります。
Oracle Collaborative Portletsでは、HTTPを内部的に使用してOracle Collaboration Suiteコンポーネント・アプリケーションのWebサービス(Oracle MailやOracle Calendarなど)と通信し、アプリケーション・データを取得します。このレベルでは、SSLの使用はサポートされていません。
また、Oracle Collaboration Suite用にSSLを構成し、非SSL(HTTP)ポートをオフにすると、Oracle Collaborative Portletsは機能を停止します。つまり、Oracle Collaborative Portletsが機能するためには、Web Cacheの非SSL(HTTP)ポートがオープンしていることが必要です。
注意: これは、内部HTTP通信にのみ当てはまります。ブラウザとOracle Collaboration Suite間の外部HTTP通信には影響を与えません。 |
Oracle Enterprise Managerを使用してOracle Mailを構成した後、Oracle WebMailにアクセスできなくなります。この問題を修正するには、次の手順を実行します。
次のファイルを次のファイルに追加します。
$ORACLE_HOME/um/client/config/toolkit.properties
$ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient/config/oc4j.properties
次に例を示します。
cat $ORACLE_HOME/um/client/config/toolkit.properties >> $ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient/config/oc4j.properties
OC4J_OCSClientコンテナを再起動します。
$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl restartproc process-type=OC4J_OCSClient
既存のOracle Collaboration SuiteデプロイでOracle Voicemail & Faxを構成する前に、回避策を実行する必要があります。
この回避策は、最初のアプリケーション層、および新規PBXオプションを指定して構成する追加アプリケーション層で実行します。
%ORACLE_HOME%\um\scripts\ovf_config1.bat
を編集し、次の行を次の行の下に挿入します。
CALL %1\um\scripts\editVerifierProfile.bat %1 %3 %4 %5 1 >> %2
CALL %1\um\scripts\loadOVFProvisioning.bat %1 %3 %4 %5 1 >> %2
%ORACLE_HOME%\um\scripts\ovf_config2.bat
を編集し、次の行を次の行の下に挿入します。
CALL %1\um\scripts\create_um_ldap.bat %1 newpbx_new.ldif >> %2
CALL %1\um\scripts\create_um_ldap.bat %1 vmail_new.ldif >> %2
create_scvsto.bat
を編集し、%hostname%
をアプリケーション層の実際のホスト名に置き換えます。
Oracle Enterprise Managerを使用してOracle Application Server Portalを構成した場合、追加手順をいくつか実行して構成を完了する必要があります。この手順は、『Oracle Application Server管理者ガイド』のインストール後のOracleAS Portalの構成に関する項で説明されています。(4526828)
Oracle Collaboration Suite環境でSSL(HTTPS)を有効にした後、『Oracle Application Server管理者ガイド』の第14章のIdentity ManagementでのHTTPサーバー・ポートの変更に関する項で説明されているようにSSLポート番号を変更した場合、追加手順を実行して、OracleAS Portalを新しいポート番号で更新する必要があります。
タスク12(新しいポート番号を使用するためのアプリケーション層インスタンスの更新)のステップ1cで起動するウィザードでは、この重要なタスクが実行されません。ウィザードを実行した後、ステップ2を実行する前に、次のコマンドを実行します。
ORACLE_HOME/portal/conf/ptlconfig -dad <dad> -pw <Portal schema password or
OID Admin Password> -sso [-host <portal_site_name> -port <portal_site_port>
[-ssl]
上の例では、<dad>
がportal
になります。-port
を指定するときには新しいアプリケーション層のSSLポート番号を使用し、SSLを有効にした場合は必ず-ssl
フラグを使用してください。このコマンドは、OracleAS Portalのインスタンスをホストする全アプリケーション層で実行します。
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第5章のOracle Collaboration Suiteデプロイへのアプリケーションの追加に関する項で説明されているように、既存のアプリケーション層で新規コンポーネントを構成するときには、必ず追加手順を実行する必要があります(バグ番号4439419)。
手順5では、Oracle Web AccessクライアントまたはOracle Collaboration Suite Searchを構成する場合、OC4J_OCSClientおよびHTTP_Serverプロセスを再起動する必要があることを説明しています。
実際は、アプリケーション層でどのOracle Collaboration Suiteコンポーネントを構成した後でも、必ずOC4J_OCSClientプロセスを再起動する必要があります。これは、新しく構成されたコンポーネントへのリンクが表示されるよう、Oracle Collaboration Suiteのようこそページを更新するために必要です。
次の表にOracle Collaboration Suiteのスイートレベルの既知の問題を示します。
表3-1 Oracle Collaboration Suiteのスイートレベルの既知の問題
説明 | 操作 | バグ番号 |
---|---|---|
Mozillaベースのブラウザ(Netscape 7、Mozilla、Firefoxなど)をOracle Calendarポートレットで使用し、ポートレットをカスタマイズして「週表示」を選択すると、ポートレットを表示したときに横に広がりすぎます。 |
なし。 |
3394423 |
MozillaまたはFirefoxブラウザの使用時に、Oracle Collaboration Suiteからのサイン・アウトに失敗することがあります。 |
ブラウザ・ウィンドウを閉じて個人情報を保護します。 |
4454918 |
Oracle Collaboration Suite 10gリリース1(10.1.1)の最初のリリースではOracle Content Servicesポートレットが使用できません。ただし、Oracle Collaborative Portletsのオンライン・ヘルプにはOracle Content Servicesポートレットに関するトピックが含まれています。 |
なし。 |
4427994 |
Oracle Enterprise Managerを使用してOracle Calendarアプリケーション・システムを構成した後、Oracle Enterprise ManagerのようこそページにOracle Calendarアプリケーション・システムのリンクが表示されません。 |
OC4J_OCSClientを再起動します。 |
4472791 |
Oracle Enterprise Managerの「ログ・リポジトリの検索」タブで、「コンポーネント」列の「カレンダ・サーバー」リンクをクリックするとエラーが発生します。 |
なし。Oracle Calendar Serverにはホームページがないため、Enterprise Managerの「ログ・リポジトリの検索」タブにはリンクとして表示されません。 |
4528775 |
Enterprise Managerを使用してOracle Mailを構成した後、Oracle WebMailにアクセスできなくなります。 |
4539993 |
|
既存のOracle Collaboration SuiteデプロイでOracle Voicemail & Faxを構成する前に、回避策を実行する必要があります。 |
4500591 |
|
SSL HTTPSポート番号を変更した後、追加手順を実行して、OracleAS Portalを新しいポート番号で更新する必要があります。 |
3.2.8「SSL HTTPSポート番号を変更した場合のOracle Application Server Portal更新のための追加手順」の手順に従います。 |
4496201 |
一部のアプリケーションに対してOracle Collaboration Suite Searchを使用すると、OCSClientが応答しなくなり、Apacheサーバーがタイムアウトすることがあります。 |
詳細情報の参照、およびパッチ4492522のダウンロードを行うには、Oracle MetaLinkにナビゲートします。 |
4492522 |
新規インフラストラクチャ層のノードに以前のインフラストラクチャ層がインストールされている場合、Oracle Collaboration Suiteプロビジョニング・コンソールのユーザー作成画面ではなく、Oracle Application Serverプロビジョニング・コンソールのユーザー作成画面が表示される場合があります。 |
これはブラウザ・キャッシュの問題です。ホストに以前のインフラストラクチャ層がインストールされている場合は、ユーザーをインフラストラクチャ層にプロビジョニングする前にブラウザ・キャシュをクリアする必要があります。 |
4558314 |
既存のアプリケーション層で新規コンポーネントを構成した後、Oracle Collaboration Suiteのようこそページに新規コンポーネントへのリンクが表示されません。 |
4439419 |
次の表にOracle Collaboration Suiteのグローバリゼーションの問題を示します。
表3-2 Oracle Collaboration Suiteのグローバリゼーションの問題
説明 | 操作 | バグ番号 |
---|---|---|
バルク・プロビジョニングを実行する場合、サーバーのデフォルト・キャラクタ・セットと同じキャラクタ・セットを使用する必要があります。 |
サーバーで使用されているものと同じキャラクタ・セットでLDIFファイルをエンコードします。 |
4430542 |
ギリシャ語では、ようこそページのプロビジョニング・コンソールがURLではなくHTMLコードとして表示されます。 |
なし。 |
4519614 |
フランス語(fr)およびカナダ・フランス語(fr_CA)ロケールの場合、「Groupe d'instances (farm)」ノードの「Menu」アイコンをクリックするか、(トポロジ・ビューアなどで)「Farm」ページへのリンクを選択すると、JavaScriptエラーが発生し、そのノードのメニューのポップアップ表示に失敗します。 |
「Farm」ページに直接ナビゲートし、そのページから操作を実行します。 |
4490348 |
エンコーディングおよびグローバリゼーションに関するいくつかの問題(特に日本語ロケールに影響を与える問題)は、Oracle MetaLinkからパッチをダウンロードすれば解決できることが判明しています。 |
Oracle MetaLinkからパッチ4482824をダウンロードします。 |
4482824、4430973、4419614、4436078、4224482、4456593 |
XMLログは、UTF-8ではなくサーバーのロケールでエンコーディングされているため、直接HTML形式で表示することはできません。 |
ログ・リンクをクリックするかわりに、Oracle Enterprise Managerログ・ビューアを使用してXMLログを表示します。 |
4539871 |
Oracle Collaboration Suiteの次のドキュメントには既知の問題があります。
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』には次の問題があります。
複数のレルムに対するSingle Sign-On Serverの構成
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第7章の複数のレルムに対するSingle Sign-On Serverの構成に関する項で説明されている手順は不明瞭です。(4333951)
ステップ5で、マークアップのブロックを検索してコメント設定を解除し、Single Sign-Onのログイン・ページを更新します。テキスト・ブロックを見つけるには、ファイル内で次の文字列を検索します。
<%-- UNCOMMENT THE FOLLOWING BLOCK TO ENABLE MULTI-SUBSCRIBER SUPPORT --%>
新規ホストへのIdentity Managementの移動
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第12章の新規ホストへのIdentity Managementの移動に関する項で説明されている手順に、抜けているステップと誤りがあります。(4525024)
手順のタスク1を完了した後、アプリケーション層インスタンスをすべて停止する必要があります。Oracle Internet Directoryを使用するアプリケーション層インスタンスをすべて停止します。Oracle Collaboration Suite Controlコンソールを使用して、各アプリケーション層インスタンスのインスタンス・ホーム・ページにナビゲートし、「すべてを停止」をクリックします。Oracle Collaboration Suite Controlは必ず実行中のままにしてください。
タスク3のステップ5で、指定されているldap.oraの場所が間違っています。ORACLE_HOME
/ldap/admin/ldap.ora
を編集してください。
Identity ManagementでのHTTPサーバー・ポートの変更
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第14章のIdentity ManagementでのHTTPサーバー・ポートの変更に関する項で説明されている手順のタスク3に、抜けているステップがあります。
タスク3では、Oracle HTTP ServerのListenおよびPortディレクティブを変更するよう指示されています。HTTPSポート用の手動手順では、ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/ssl.conf
にあるssl.confファイルを編集するよう指示されています。
指示されているListen
およびPort
ディレクティブの編集に加えて、<VirtualHost_default_:4443></Virtual>
ディレクティブも編集する必要があります。たとえば、ポート番号を4445に変更する場合は次のように設定します。
Listen 4445 Port 4445 <VirtualHost _default_:4445></Virtual>
3つのディレクティブがすべて同じポート番号を使用するように設定してください。
Oracle Internet Directoryポートの変更
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第14章のOracle Internet Directoryポートの変更に関する項で説明されている手順のタスク3で、一部の手順のラベルが間違っています。
タスク3のステップ1では、mod.ldif
というファイルを作成し、ldapmodify
コマンドを実行するよう指示されています。HTTPの場合とHTTPSの場合では構文が異なります。
「HTTPの場合」は、「Oracle Internet Directoryの非SSLポートの場合」を意味します。
「HTTPSの場合」は、「Oracle Internet DirectoryのSSLポートの場合」を意味します。
タスク3のステップ3dでは、OIDport
の値(HTTPポートの変更の場合)またはOIDsslport
の値(HTTPSポートの変更の場合)を新しいポート番号に変更し、ファイルを保存するよう指示されています。
「HTTPポートの変更」は、「Oracle Internet Directoryの非SSLポートの変更」を意味します。
「HTTPSポートの変更」は、「Oracle Internet DirectoryのSSLポートの変更」を意味します。
OracleAS Web Cacheリスニング・ポートの変更
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第14章のOracleAS Web Cacheリスニング・ポートの変更に関する項で説明されている手順に、抜けているステップ(シングルボックス・インストールに必要なステップを含む)があります(4523464、4523491)。
タスク7(OracleAS Portal構成の更新)を完了した後、OracleAS Portalを再登録する必要があります。そのためには、次の手順を実行します。
ORACLE_HOME
環境変数が設定されていることを確認します。
Portal依存性設定ツール(ORACLE_HOME
/portal/conf
にあります)を使用してURLを登録します。
ptlconfig –dad dadname –wc –site
dadname
は、OracleAS Portalのデータベース・アクセス記述子です。
タスク9(Mobile Collaborationの更新)を完了した後、Oracle Internet Directoryサービス・レジストリを新しいポート番号で更新する必要があります。次の手順を実行します。
Oracle Directory Managerを起動し、Oracle Internet Directoryのインスタンスの接続情報を入力します。
ORACLE_HOME/bin/oidadmin
Host: <infrahost.yourdomain.com>
Port: 389
Username: cn=orcladmin
Password: <password>
サービス・レジストリにアクセスするには、「システム・オブジェクト」ペインで次の項目を順に選択します。
エントリ管理
cn=OracleContext
cn=Services
「システム・オブジェクト」ペインで構成済コンポーネントを1つずつ選択して属性を表示します。構成済のコンポーネントにはcn=VirtualServices
オブジェクトが含まれ、cn=VirtualServices
オブジェクトには1つ以上の子オブジェクトが含まれています。子オブジェクトには、ポート番号など、仮想サービスのURIが含まれています。
各コンポーネントをチェックし、古いOracleAS Web Cacheリスニング・ポートへの接続情報を含むURIをそれぞれ新しいポート番号に変更します。変更内容を保存し、Oracle Directory Managerを閉じます。
デュアル・モードからSSLモードへのOracle Internet Directoryの変更
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第12章のデュアル・モードからSSLモードへのOracle Internet Directoryの変更に関する項で説明されている手順に、抜けているステップがあります。また、この手順に示されているファイルの場所は間違っています。(4524939)
この手順を開始する前に、Oracle Internet Directoryのこのインスタンスを使用しているアプリケーション層をすべて停止する必要があります。Oracle Collaboration Suite Control(emctl
)プロセスは必ずすべてのアプリケーション層で実行中のままにしてください。
Oracle Collaboration Suite Controlを使用してアプリケーション層を停止するには、各アプリケーション層ホームページにナビゲートし、「すべてを停止」をクリックします。
ファイルldap.ora
の場所が$ORACLE_HOME
/network/admin/ldap.ora
と記載されていますが、これは誤りです。このファイルは、タスク1のステップ4およびタスク2のステップ7に記載されています。
正しい場所は$ORACLE_HOME
/ldap/admin/ldap.ora
です。
Oracle Collaboration Suiteポータル・ホームページのデフォルト・ロゴの置換
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第15章のOracle Collaboration Suiteポータル・ホームページのデフォルト・ロゴの置換に関する項に記載されている手順は間違っています。
デフォルト・ロゴを置き換える正しい手順は次のとおりです。
管理者(orcladmin
など)としてポータルにログインします。
「ナビゲータ」グローバル・ボタンを選択します。
「ページ・グループ」タブを選択します。
「Oracle Collaboration Suite」のリンクをクリックします。
「ナビゲーション・ページ」リンクをクリックします。
「Oracle Collaboration Suite:バナー」を見つけて、その隣の「編集」リンクをクリックします。
デフォルトのOracle Collaboration Suiteロゴを含むリージョンを見つけて、ロゴ・イメージのすぐ左にある「編集」アイコンを選択します。
「アイテム属性」画面で、「ブラウズ」を選択してカスタム・ロゴ・イメージをアップロードします。
終了したら、「OK」を選択して設定を保存します。
Oracle Collaboration Suiteポータル・ホームページのデフォルトの色およびフォントの変更
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第15章のOracle Collaboration Suiteポータル・ホームページのデフォルトの色およびフォントの変更手順に誤りがあります。(4519963)
ステップ4のページ・グループOCS_V2_PAGE_GROUP
は存在しません。「Oracle Collaboration Suite」ページ・グループを見つけてください。
ステップ6のOCS_V2_PAGE_GROUP
スタイルは存在しません。OCSHomePageStyle
スタイルを見つけて編集してください。
Oracle WebMailロゴのカスタマイズ
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第15章のOracle WebMailロゴのカスタマイズに関する項の情報は古く、誤りと抜けがあります。
ステップ1のロゴの場所は間違っています。OC4J_UMコンテナは、旧バージョンのOracle Collaboration Suiteで使用されていたものです。Oracle Collaboration Suite 10gリリース1では、Oracle WebMailはOC4J_OCSClientコンテナの一部です。
イメージのもう1つのコピーが/um/admin/pages
に格納されています。このイメージもカスタム・イメージに置き換える必要があります。
新しいイメージに置き換えたら、新しいイメージがキャッシュにロードされるように、OracleAS WebCacheを再起動する必要があります。OracleAS WebCacheを再起動するまで、イメージにアクセスするクライアントはキャッシュされた古いバージョンのイメージをロードし続けます。
Oracle WebMailの色およびフォントのカスタマイズ
『Oracle Collaboration Suite管理者ガイド』の第15章のOracle WebMailの色およびフォントのカスタマイズに関する項の情報は古く、誤りがあります。(4519980)
記載されている.xssファイルの場所は間違っています。OC4J_UMコンテナは、旧バージョンのOracle Collaboration Suiteで使用されていたものです。Oracle Collaboration Suite 10gリリース1では、Oracle WebMailはOC4J_OCSClientコンテナの一部です。正しい場所は次のとおりです。
ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient/...
『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』には次の問題があります。
Oracle Internet DirectoryへのOracle Enterprise Manager接続に対するSSLの有効化または無効化
『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』のOracle Voicemail & Fax接続の保護に関する項について、次の訂正事項があります。(バグ4515736)
Enterprise Manager接続に関するサブ項目に、Oracle Voicemail & FaxでのSSLの有効化に関する項へのリンクが記載された関連項目があります。このリンク情報は間違っています。Enterprise Manager接続に対してSSLを無効にする場合は、次の手順を参照してください。
Oracle Internet DirectoryへのEnterprise Manager接続に対してSSLを有効または無効にする手順
Enterprise Manager Grid Controlにログインし、ホームページにナビゲートします。
「ターゲット検索」セクションの「検索」リストでOracle Voicemail & Faxを選択し、「実行」をクリックします。
「すべてのターゲット」リストから「Voicemail & Fax」ターゲットを選択し、「構成」をクリックします。
「Voicemail & Faxの構成: name_of_Voicemail_&_Fax_target」ページで、「接続に常にSSLを要求」を選択し、このターゲットに関するEnterprise ManagerからOracle Internet Directoryへの全接続に対してSSLを有効にします。
このターゲットに関するSSL接続を無効にするには、「接続に常にSSLを要求」を選択解除します。
「終了」をクリックします。
アプリケーション層でのSSLスクリプトの実行
『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』のアプリケーション層でのSSLスクリプトの実行手順で説明されているスクリプトには、True
またはFalse
パラメータがありません。(4516978)
このスクリプトは、正しくは次のとおりです。
$ORACLE_HOME/bin/midtierSSLConfigTool.<sh|bat> <oid hostname> <oid port> <oid admin dn> <oid admin password> <http server SSL port> <https> <hostname of the computer> <True | False>
True | False
は、OIDとの通信を決定するブール・フラグです。
True
: Oracle Internet Directoryとの通信で必ずSSLを使用
False
: Oracle Internet Directoryとの通常の通信
この項には、OC4J_OCSClientの停止および起動のための次のコマンドも必要です。SSLを有効にした後、OC4J_OCSClientを再起動する必要があります。
./opmnctl stopproc process-type=OC4J_OCSClient ./opmnctl startproc process-type=OC4J_OCSClient
この項には、Oracle Web Accessクライアントに関連したリリース・ノートの問題がまとめられています。この章の内容は次のとおりです。
Oracle Web Accessクライアントはブラウザベースのアプリケーションで、そのルック・アンド・フィールと動作はデスクトップ・アプリケーションに似ています。Oracle Web Accessクライアントから、次のようなOracle Collaboration Suiteの各種機能にアクセスできます。
電子メール: HTMLテキストの編集をサポート
個人用および共有のアドレス帳: コーポレート・ディレクトリ(グローバル・アドレス帳)と統合され、共有連絡先をサポート
カレンダの予定およびアラームのTimeBar表示: Oracle Calendar Webクライアントに直接アクセスして会議の作成および編集が可能
Oracle Web Accessクライアントは、Internet Explorer、Mozilla、Mozilla Firefoxなどの標準的なWebブラウザをサポートしています。個人のプリファレンスはサーバーに格納されるため、サポートされている好みのブラウザでセキュアな使い慣れたインタフェースを使用して、いつでもどこでもメールにアクセスできます。ユーザーの情報は、ドラッグ・アンド・ドロップ機能、カスケード・メニュー、コンテキスト・メニュー、サイズ変更可能なペインを使用して、操作および管理します。
次の項では、Oracle Web Accessクライアントの既知の制限および回避策について説明します。
Oracle Internet Directoryの一部のフィールド(displayname
など)はデフォルトで索引付けされません。そのため、コーポレート・ディレクトリ検索を行ったときに、Oracle Web Accessクライアントでは結果が返されないように見えたり、エラーが発生することがあります。影響を受ける属性は次のとおりです。
displayname givenname middlename sn title departmentnumber telephonenumber homephone facsimiletelephonenumber mobile pager homepostaladdress c l postalcode st street mail
検索されていない属性を調べるには、ldapsearch
などのツールで属性を問い合せ、どれがエラー・コード53を返すかを確認します。
影響を受ける属性に手動で索引を付けて、Oracle Web Accessクライアントで検索できるようにするか、影響を受ける属性を問合せから除外して、検索エラーが発生しないようにします。検索から属性を除外するとユーザーの混乱を招く可能性があるため、属性に索引を付けることをお薦めします。
手動での属性の索引付け
属性に索引を付ける前に、Oracle Internet Directoryを停止するか、読取り専用モードに設定します。詳細は、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』を参照してください。
注意: ここに示す手順は、次の環境変数を使用しているという前提で書かれています。
|
次のように/ldap/bin
ディレクトリに変更します。
cd $ORACLE_HOME/ldap/bin
次のように属性に索引を付けます。
./catalog.sh -connect $ORACLE_SID -add \
-attr attribute_name
attribute_name
は索引を付ける属性(displayname
など)です。
索引を付ける属性ごとに前のステップを繰り返します。
oc4j.properties
を開きます。このファイルは、次のような場所にあります。
$ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient/config/oc4j.properties
ステップ2および3の説明に従って索引を付けた各属性について、oc4j.properties
の適切なエントリを次のように更新します。
oracle.ocsclient.directory.capability.search.attr.attribute_name=enabled
attribute_name
は索引を付ける属性(displayname
など)です。
問合せからの属性の除外
問合せから属性を除外するには、oc4j.properties
の適切なエントリを次のように更新します。
oracle.ocsclient.directory.capability.search.attr.attribute_name=disabled
attribute_name
は除外する属性(displayname
など)です。
(4409722)
注意: この件の最新の更新やこのドキュメントの他の手順については、次の場所にナビゲートし、使用しているプラットフォームに該当するリリース・ノート・ドキュメントを開いてください。 |
Oracle Web Accessクライアントは、電子メール・コンテナ・エンティティ(cn=EmailServerContainer,cn=Products,cn=OracleContext
)として接続する接続プールを使用します。つまり、Oracle Web Accessクライアントで実行されたコーポレート・ディレクトリ問合せによって、通常はエンドユーザーから隠されているエントリが公表される可能性があります。この接続方法が改定されるまでの間、返されるLDAPオブジェクトを制限するAND条件を管理者が定義できるように、特殊な構成が用意されています。Oracle Web Accessクライアントの管理者は、エンドユーザー・ディレクトリ・データの可視性を制限するアクセス制御が追加されるたびに、値の上書きを検討する必要があります。(4495854)
現在、Oracle Web Accessクライアントのコーポレート・ディレクトリから返されるオブジェクトは次の2種類のみです。
パブリック・ユーザー
パブリック配信リスト
使用可能な構成は2つあり、各データ・タイプに対応しています。これらは、oc4j.properties
($ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_OCSClient
にあります)で上書きでき、次の形式を取る必要があります。
# <dl_condition> and <user_condition> should be replaced by # RFC 2254-compliant query strings. oracle.ocsclient.directory.ldap.dlobjectandcondition=dl_condition oracle.ocsclient.directory.ldap.userobjectandcondition=user_condition
dl_conditionのデフォルト値は(objectclass=orclmailgroup)
、user_conditionのデフォルト値は(objectclass=orclUserV2)
です。各and
条件の値により、各エンドユーザー問合せに付与される制約が決まります。この値を上書きする場合は、サポートされる2つのオブジェクト・タイプのobjectclassがそれぞれ異なっていることを保証する条件(通常は、前述のデフォルト値で構成されます)を必ず含める必要があります。
カスタム検索制約の例を次に示します。objectclass=
condition
がすべてのカスタム値に対して保持されていることに注意してください。
# hide all users which have '_hidden@' as part of their e-mail address. oracle.ocsclient.directory.ldap.userobjectandcondition=(&(objectclass=orclUserV2)(!(mail=*_hidden*)))
# hide all users that have been disabled in oiddas oracle.ocsclient.directory.ldap.userobjectandcondition=(&(objectclass=orclUserV2)(!(orclisenabled=DISABLED)))
# use an objectclass other than 'orclmailgroup' for DLs
# (to support older OID setups).oracle.ocsclient.directory.ldap.dlobjectandcondition=(objectclass=mailgroups)
LDAPまたはLDAP問合せ文字列の詳細は、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』を参照してください。
添付ファイル名の検索を実行する際、検索の動作は、Oracle Mailサーバーが検索索引の作成時に使用するキャラクタ・セットによって決まります。検索対象の文字が、Oracle Mailサーバーが検索索引の作成時に使用したキャラクタ・セットにない場合、添付ファイルは見つかりません。
sendmailなどのメール転送エージェントやSMTPサーバーを使用して送信するメッセージでは、配信通知をリクエストできます。ただし、Oracle Web Accessクライアントには、SMTPのかわりにOracle Javamail Service Provider(OJMA)を使用してメッセージを送信するオプションがあります。OJMAを使用する場合、メッセージは送信のために直接データベースに入れられます。このトランスポート・モードでは、配信通知はリクエストできません。したがって、OJMAを使用する際には、Oracle Web Accessクライアントの配信通知リクエスト用のコントロールは無効になります。
使用頻度が高いと、Oracle Web Accessクライアントからのデータベース接続数が著しく増加することがあります。
次のようにプロパティを変更すれば、Oracle Web Accessクライアントで使用されるデータベース接続プールの方式を固定方式に変更できます。
oracle.mail.sdk.esmail.cache_scheme=2
最大接続数は、次のプロパティを使用して設定できます。
oracle.mail.sdk.esmail.connpool_max_limit
固定方式の場合、Oracle Web Accessクライアントからデータベースへのデータベース接続数が指定した最大値を超えることはありません。ただし、これによりOracle Web Accessクライアントのパフォーマンスが低下することがあります。(4485215)
次の表にOracle Web Accessクライアントの既知の問題を示します。
次の表にOracle Web Accessクライアントのメール関連の問題を示します。
表3-3 Oracle Web Accessクライアントのメール関連の問題
説明 | 操作 | バグ番号 |
---|---|---|
添付ファイル 「添付ファイル」ページで、「OK」および「取消」ボタンが予期したとおりに機能しません。 |
なし。 |
4386982 |
メールの削除 「削除済アイテム」フォルダ(またはそのサブフォルダ)のメッセージを新しいウィンドウで開き、「削除」を選択した場合、メッセージが完全に削除される前に警告が表示されません。 |
なし。 |
4484000 |
下書き 新規および既存の下書きは、常にデフォルトの「下書き」フォルダに保存されます。 |
なし。 |
4487141 |
下書き 配信通知フラグが下書きに対して保存されません。 |
なし。 |
4360082 |
下書き 1つの下書きに対して複数の作成ウィンドウを開くことができます。 |
なし。 |
4376551 |
下書き Webページの外部イメージが下書きに保存されません。 |
なし。 |
4482623 |
下書き 下書きを下書き以外のフォルダに複数回保存できません。 |
なし。 |
4498431 |
下書き 下書きがIMAPモードで正しく認識されません。 |
なし。 |
4497930 |
メールの作成 作成ウィンドウで |
なし。 |
4484184 |
メールの作成 受信者を参照する場合、表示名のないユーザーが「無題」と表示されます。 |
なし。 |
4394487 |
メールの作成 altテキストは、インライン・イメージに追加されません。 |
なし。 |
4495082 |
フラグ 「読込み中」ペインとメッセージ・ウィンドウのフラグ・インジケータが同期していません。 |
なし。 |
4463648 |
フォルダ 未読のメッセージ件数が、現在開いているフォルダと受信ボックスについて表示されます。 |
なし。 |
3597128 |
フォルダ 初めてではないユーザーのデフォルトのメッセージ・ソート順序が保存されません。 |
なし。 |
4230266 |
フォルダ ユーザーが共有フォルダから下書きを削除できます。 |
なし。 |
4484904 |
フォルダ 「RE」、「FW」、「FWD」などの接頭辞が件名によるソートの際に無視されます。 |
なし。 |
4396789 |
フォルダ 共有の「下書き」フォルダを表示する際に、「宛先」列が「送信元」列として表示されます。 |
なし。 |
4474359 |
フォルダ 新たに作成したユーザーとフォルダを共有する場合、そのユーザーが、フォルダの共有相手であるユーザーのリストにただちに表示されないことがあります。 |
OC4J_OCSClientコンテナを再起動します。 $ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl restartproc gid=OC4J_OCSClient |
4540149 |
Gmailメッセージ Gmailからのプレーン・テキスト・メッセージがインライン・パートとして扱われます。 |
なし。 |
4484289 |
HTMLテキスト・モード メッセージを保存または送信しなかった場合、直前に使用したスタイルが保存されません。 |
なし。 |
4399389 |
HTMLテキスト・モード 作成ウィンドウにインライン・メッセージがある場合、カーソルが正しい場所に表示されません。 |
なし。 |
4502678 |
HTMLテキスト・モード HTML/プレーン・テキスト・モードを(暗黙的な)プリファレンスとして保存できません。 |
なし。 |
4496553 |
HTMLテキスト・モード メッセージをインライン・イメージとともに保存するとエラーが発生します。 |
なし。 |
4495467 |
Oracle Workflowメッセージ Oracle Workflowから転送されたメッセージは本文が空です。 |
なし。 |
4489598 |
開封通知 ユーザーは、開封通知を送信するようセッションごとに再度促されます。 |
なし。 |
4483934 |
共有フォルダの検索 共有フォルダの検索結果では、フォルダ・パス内のユーザーが識別されません。 |
なし。 |
4453559 |
共有フォルダの検索 共有フォルダの未読メッセージを検索できません。 |
なし。 |
4490821 |
メールの送信 受信者の電子メール・アドレスに角カッコなどの無効な文字が含まれている場合、あいまいなエラー・メッセージが表示され、ユーザーが問題を修正できないことがあります。 |
なし。 |
4445255 |
URL カンマを含むURLにリンクできません。 |
なし。 |
4478171 |
メールの表示 「リスト」ペインで、キャラクタ・セットの変更後にメッセージ・エントリが更新されません。 |
なし。 |
4208604 |
メールの表示 「リスト」ペインで、HTMLエンティティ(HTMLで |
なし。 |
4440474 |
メールの表示 認識できないフィールド形式(ときどきあるのは他のメール・クライアントで作成した下書きの「送信元」フィールドなど)を持つメッセージを表示すると、エラーが発生することがあります。 |
なし。 |
4497927 |
次の表にOracle Web Accessクライアントの連絡先関連の問題を示します。
表3-4 Oracle Web Accessクライアントの連絡先関連の問題
説明 | 操作 | バグ番号 |
---|---|---|
検索 Oracle Internet Directoryの一部のフィールド( |
インストール後の回避策の指示については、3.6.2.1「コーポレート・ディレクトリ検索」を参照してください。 |
4409722 |
検索 アドレス帳検索ではニックネームはサポートされません。 |
なし。 |
4473775 |
検索 長いコーポレート・ディレクトリ問合せがタイムアウトしません。 |
なし。 |
4414275 |
検索 フラグの付いた連絡先を検索すると、間違った結果が返されます。 |
なし。 |
4460161 |
配信リスト 配信リストに循環参照が含まれているときに、Oracle Web Accessクライアントにエラー・メッセージが表示されません。 |
なし。 |
4394689 |
配信リスト Oracle Connector for Outlookを介して作成されるリスト・メンバーが正しく表示されません。 |
なし。 |
4503870 |
配信リスト 別のユーザーの共有配信リストにメールを送信できません。 |
なし。 |
4410035 |
配信リスト パブリック配信リストのメンバーを表示できません。 |
なし。 |
4485407 |
その他 連絡先を削除すると、「次のみ表示」フィールドがクリアされます。 |
なし。 |
4488009 |
その他 複数の共有アドレス帳を同時に参照するとエラーが発生します。 |
なし。 |
4473303 |
その他 連絡先および配信リストのフラグがOracle Connector for Outlookのフラグと正しく同期しません。 |
なし。 |
4411038 |
その他 Oracle Connector for Outlookを介して作成されるWebサイト情報がOracle Web Accessクライアントに表示されません。 |
なし。 |
4493978 |
その他 誕生日および記念日のフォーマット・ヒントがありません。 |
なし。 |
4455476 |
その他 個人の連絡先または配信リストに同じ短縮ダイヤル番号を再割当てできません。 |
なし。 |
4485895 |
次の表に、Oracle Web Accessクライアントの様々な既知の問題(アクセシビリティ、パフォーマンス、ユーザー・インタフェース、連絡先、およびプリファレンスの問題を含む)を示します。
表3-5 Oracle Web Accessクライアントの様々な既知の問題
説明 | 操作 | バグ番号 |
---|---|---|
アクセシビリティ JAWSスクリーン・リーダー・ソフトウェアでは、「ハイパーリンクの挿入」および「イメージの挿入」ボタンが「ボタン」と読み上げられます。 |
なし。 |
4473582 |
アクセシビリティ 一部のアクセス可能なページに |
なし。 |
4298640 |
アクセシビリティ 「メッセージの転送」のアクセス可能なショートカット・キーが機能していません。 |
なし。 |
4473599 |
アクセシビリティ 「プリファレンス」のアクセス可能なラジオ・ボタンおよびチェック・ボックス要素にラベルがありません。 |
なし。 |
4466485 |
アクセシビリティ [Ctrl]を押しながら[+]を押すなどの方法でユーザーがブラウザのフォント・サイズを変更すると、ブラウザの表示が崩れます。 |
なし。 |
4302722 |
高可用性 IMでの |
なし。 |
4378321 |
高可用性 Oracle Internet Directoryのフェイルオーバーの後、連絡先を作成できません。 |
なし。 |
4431445 |
パフォーマンス 多数の電子メール・アドレスを含む大きなメッセージ本文は、表示に時間がかかります。 |
なし。 |
4383491 |
パフォーマンス HTMLテキスト・モードで入力すると、ユーザーのコンピュータのプロセッサ使用率が予想外に高くなります。 |
なし。 |
4501586 |
ユーザー・インタフェース Oracle Web Accessクライアントのメイン・ウィンドウを閉じた後、オンライン・ヘルプを使用すると、JavaScriptエラーが発生します。 |
Oracle Web Accessクライアントを終了する前にオンライン・ヘルプを閉じます。 |
4396787 |
ユーザー・インタフェース 連絡先階層内をキーボードでナビゲートすると、予期せぬ結果になります。 |
連絡先階層内をナビゲートする場合は、マウスを使用します。 |
4281898 |
ユーザー・インタフェース コンテキスト・メニューを使用して「検索」フィールドにテキストを貼り付けた場合、「検索」ボタンが使用可能になりません。 |
|
4397835 |
ユーザー・インタフェース フォルダを切り替えた後、列の幅がデフォルトにリセットされます。 |
なし。 |
4452887 |
ユーザー・インタフェース 添付ファイルが存在する場合、作成ウィンドウのヘッダーが正しくサイズ変更されないことがあります。 |
なし。 |
4461000 |
ユーザー・インタフェース ドロップダウン・コントロールが正しい位置に表示されないことがあります。 |
なし。 |
4250498 |
ユーザー・インタフェース 「全員に返信」機能を使用する際に、1つの連絡先が「宛先:」または「CC:」リストに異なるエイリアスで複数回出現している場合は、そのエイリアスが新規メッセージの「宛先:」リストに複数回リストされます。 |
「全員に返信」を選択した後、「宛先:」フィールドで同じ連絡先の余分な指定を削除します。 |
4454043 |
ユーザー・インタフェース [Tab]キーを使用してナビゲートする場合、フォーカスされていることがわかりにくい項目があります。 |
なし。 |
4323410 |
ユーザー・インタフェース [Tab]キーを使用して「新規」メニューを選択できません。 |
なし。 |
4270210 |
ユーザー・インタフェース ツールバー項目は折り返されないため、ウィンドウのサイズが縮小されすぎている場合に表示されません。 |
ツールバー項目がすべて表示されるように、ウィンドウのサイズを変更します。 |
4312705 |
Oracle Web Accessクライアントは現行のブラウザ(Internet Explorer 6.0以上、Mozilla 1.7.3以上、Firefoxの全バージョンなど)をほとんどサポートしていますが、ブラウザ固有の問題がいくつか確認されています。次の表にこれらの問題をまとめます。
表3-6 Oracle Web Accessクライアントのブラウザ関連の問題
説明 | 操作 | バグ番号 |
---|---|---|
Firefox 1.0.2 署名にハイパーリンクを挿入できません。 |
なし。 |
4473369 |
Firefox 1.0.2 フォルダのコンテキスト・メニューが機能しません。 |
Oracle Web Accessクライアントのメイン・メニューを使用します。 |
4479515 |
Firefox 1.0.2 新規フォルダを作成できません。 |
なし。 |
4479547 |
FirefoxおよびMozilla ブラウザのスクロールバーがインタフェース項目を通して透けて見えます。 |
なし。 |
4359428 |
FirefoxおよびMozilla キーボード・ショートカット |
なし。 |
4432638 |
Internet Explorer 「人を検索」ツールにタブで移動した場合、カーソルが表示されません。 |
「人を検索」フィールド内をクリックします。 |
3873261 |
Internet Explorer メールを作成する際、ファイルを添付したり、「イメージの挿入」または「リンクの挿入」ダイアログ・ボックスを開閉した後には、メッセージ本文からテキストを削除できません。 |
メッセージ本文のフィールド内をクリックします。これで、予期したとおりにテキスト編集を続行できます。 |
4446919 |
Internet Explorer 数千項目のソートに長時間かかることがあります。 |
なし。 |
4321955 |
Internet Explorer メッセージ・ヘッダーの特定の部分からユーザー・インタフェース全体を選択できます。 |
なし。 |
4432888 |
Internet Explorer 作成ウィンドウで、添付ファイルの名前が不適切に折り返されることがあります。 |
なし。 |
4460198 |
Internet Explorer メッセージが不適切に折り返されることがあります。 |
なし。 |
4496171 |
Windows 2000でのInternet Explorer 6.0.2800 一部の連絡先フィールドが空白になります。 |
なし。 |
4495322 |
Mozilla 一番下のツリー・ノードを選択すると、仮想ツリーが上にスクロールします。 |
なし。 |
4068067 |
Mozilla カーソルでテキストを選択していないかぎり、ドラッグ・アンド・ドロップが行えません。 |
なし。 |
4175054 |
Mozilla テキスト・フィールドおよびテキスト領域で選択に関する問題が発生します。 |
なし。 |
3811308 |
Mozilla プレビュー・ペインをサイズ変更すると、スクロール位置がリセットされます。 |
なし。 |
4301536 |
Mozilla インライン・イメージがキャッシュされません。 |
なし。 |
4307189 |
Mozilla 「配信リストを作成」ページの「消去」ボタンが切れています。 |
なし。 |
4371738 |
Mozilla メッセージ・ペインのヘッダーにフォーカスがある場合、組込みショートカットがブロックされません。 |
なし。 |
4391301 |
Mozilla メイン・ウィンドウでショートカット・キー |
なし。 |
4493073 |
次の表にOracle Web Accessクライアントのグローバリゼーションの問題を示します。これらの問題のほとんどは、ISO-2022-JPキャラクタ・セット・バリアントのサポート(日本語)に関するものです。
表3-7 Oracle Web Accessクライアントのグローバリゼーションの問題
説明 | 操作 | バグ番号 |
---|---|---|
マルチバイト・キャラクタセットのインストールでは、ユーザーの表示名にシングルバイトの空白文字が含まれていると、オートコンプリート機能によってアドレス・バー・フィールドのアドレスが切り捨てられます。 |
この問題を回避するには、完全なアドレスを手動で入力します。 |
4486102 |
ISO 2022-JPの問題:
|
なし。 |
4501041 4505834 4488120 |
日本語のテキストおよびプレーン・テキストのメッセージは、JDKキャラクタ・コンバータで正しくエンコードされません。 |
なし。 |
4461722 |
マルチバイト文字を含むURLは、プレーン・テキスト作成時に正しく表示されないことがあります。 |
なし。 |
4454375 |
シングルバイトの空白を含むマルチバイトの表示名は、オートコンプリート機能で切り捨てられます。 |
なし。 |
4486102 |
一部のshift-JIS文字がサポートされていません。 |
なし。 |
3614135、4055059 |
キャラクタ・セットの決定メカニズムでは、メッセージ・ヘッダーとメッセージ本文が常に同じキャラクタ・セットでエンコードされることが前提となります。 |
なし。 |
4226129 |
元のメッセージが明確なエンコーディング・キャラクタ・セットなしで送信された場合、メッセージの件名の文字が判読できないことがあります。 |
なし。 |
4506621、4445458 |
非ASCIIの添付ファイル名の文字が判読できないことがあります。 |
なし。 |
4261860、4472482 |
添付ファイルのロケールがクライアントのオペレーティング・システム・ロケールと異なる場合、添付ファイル名の文字が判読できないことがあります。 |
なし。 |
4356184 |
フランス語のMozillaおよびFirefoxでは、新規メッセージおよび新規フォルダのドロップダウン矢印が切れています。 |
なし。 |
4431198 |
ISO-8859-8-Iでエンコードされた「送信元」および「宛先」フィールドのテキストが表示されません。 |
なし。 |
4468753 |
繁体字中国語の配信通知メッセージが判読できません。 |
なし。 |
4519675 |
翻訳の問題:
|
なし。 |
4394619 4496439 4485456 |