Oracle Business Intelligence Discoverer 管理ガイド 10gリリース2(10.1.2.0.0) B15623-01 |
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2つのテーブルで、一意の行に対する一致が1つあり、しかもこれが唯一である関係。
たとえば、ビデオ製品テーブルの(一意キーで識別される)各ビデオ・タイトルには、その説明を含んでいる行がビデオ明細テーブルに1つあり、しかもこれが唯一の行である場合。個々の製品には説明は1つしかないので、ビデオ製品テーブルで直接検索できる。ただし、他の処理上の理由から別のテーブルに配置することもできる。後者の場合、2つの行は、これらを一緒に結合する共通キーによって一意に識別される。
1つのテーブルに、別のテーブルの1つ以上の行と関連する一意に識別される行がある関係。この関係は、最初のテーブルにある一意キーに基づく。たとえば、ビデオ製品テーブルの(一意キーのある行で識別される)各ビデオ・タイトルには、顧客にビデオを貸出すたびに記録する売上明細テーブルに多くのエントリ(行)がある。
Oracleデータベース上で使用されるデータ型。日付列には、紀元前4712年1月1日から西暦4712年12月31までの間の日付と時間を含めることができる。
データベース・ディクショナリまたはテーブルの定義と、Discoverer DesktopまたはDiscoverer Plusなどのクライアント・アプリケーションの中間に(概念的に)存在する多数のデータベーステーブルおよびビュー。End User Layerは、データベース・オブジェクトに対してビジネス的な意味のあるわかりやすい名称を提供することにより、データベースの複雑さからユーザーを解放する。
EULは階層テンプレート、フォーマット情報、サマリー・テーブル管理および集計情報などの要素を制御する。EULは、データベースから情報を抽出するために生成されたSQLも制御する。
グラフィカル・ユーザー・インタフェース(graphical user interface)の略語。文章のみでなく、図も使用してプログラムの入力と出力を表すこと。GUIを使用したプログラムは、ウィンドウ・システム(X Windows、Microsoft Windows、Apple Macintoshなど)で実行される。GUIプログラムは、画面上のウィンドウにアイコン、ボタンなどを表示する。ユーザーは、主に(通常マウスによって制御される)画面上のポインタを移動することで、GUIプログラムを制御する。ビットマップ・インタフェースとも呼ばれる。
Hypertext Markup Languageの略語。インターネットのWWWサーバー上のコンテンツおよび他の文書へのハイパーテキスト・リンクを指定するために使用される、タグベースのASCII言語。Webブラウザを持つエンド・ユーザーは、HTML文書を表示し、リンクに従って他の文書を表示する。
Hypertext Transfer Protocolの略語。WWWブラウザ・コンピュータとアクセスされる側のWWWサーバーの間のWWW通信量を実行するためのプロトコル。
4つの部分から構成される数値。各部分は、0〜255の数字で構成され、インターネット上のコンピュータを一意に識別する。
異なるリリースのブラウザ間で一貫性のあるJava Virtual Machine(Discovererで使用されるソフトウェア環境)を保つためのソフトウェア・プラグイン。
データが含まれるページが書式化されるときにデータがフェッチされる(書式化前にフェッチおよびキャッシュされるのでない)ことを意味するデータ型。
値がないこと。
オープン・データベース接続性(Open Database Connectivity)の略語。異なるデータベース・システムに接続するための規格。アプリケーションは、ODBCに対応するSQLを使用して、ODBCに文を発行できる。次にODBCは、これをデータベースが理解できる形に変換する。 Oracle Heterogeneous Data Services(HDS)を使用すると、Discovererは単一の一貫性のある方法で異なるデータベース管理システムにアクセスできる。
オブジェクトのリンクと埋込み(Object Linking and Embedding)。
OLEオブジェクトを格納および表示できるアプリケーション。
OLEオブジェクトを作成するアプリケーション。
システムの分析、アプリケーションの設計と生成、メンテナンスのためのオラクル社のツール。
Oracle Designerは、アプリケーション・システム設計とモデル情報のために拡張されたOracleディクショナリを使用する。
Oracle製品のルート・ディレクトリを示す環境変数。
Portable Document Formatの略語。文書を作成するために使用する元のアプリケーション・ソフトウェア、ハードウェア、およびオペレーティング・システムとは独立した方法で文書を表すための(Adobe Acrobatにネイティブな)ファイル形式。PDFファイルは、テキスト、グラフィックおよびイメージの任意の組合せを含む文書をデバイスおよび解像度から独立した形式で記述できる。
Oracleが所有権を持つ、SQL言語に対する拡張機能。SQLをアプリケーション作成に適したものにするプロシージャ上の構成体およびその他の構成体を、SQLに追加する。
リレーショナル・データベース管理システム(Relational Database Management System)の略語。データ構造の定義、格納と検索操作、整合性制約ができるデータベース。このようなデータベースでは、データやデータ間の関係は、テーブルとして編成される。
1つ以上のテーブルまたはビューからどの行および列をフェッチするかを指定するSQL文。
構造化照会言語(Structured Query Language)の略語。この言語は、データベース中のデータを定義および操作するために使用される。「表示」メニューから「SQLインスペクタ」を選択すると、ワークシートで使用されている現行SQL文を表示できる。
データベース管理を迅速かつ簡単に行うために実行できるSQL文が含まれているファイル。SQLスクリプトのいくつかは、Oracle製品とともに出荷されている。
Oracleに対するSQL命令。SELECT文は、SQL文の一種。
伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol)の略語。クライアントとWebサーバー間でHTTPリクエストを交換するための基礎を形成する通信プロトコル。
ウィンドウまたはツールの図形表示。
EULにあるデータベース・テーブルの列の表現形態。列をアイテムとして表すことにより、Discovererマネージャはユーザーがデータを明確に読み取れるようにフォーマット変更、名前変更およびその他の同様の変更を行える。アイテムはフォルダに格納され、作成、削除、異なるフォルダ間での移動ができる。
アイテム間の階層的な関係を定義し、エンド・ユーザーが異なるレベルのディテールにドリルダウンできるために使用する。たとえば、国レベルから地域レベル、州レベルへという具合。
データベースにとって意味のあるアイテムのグループ。アイテム・クラスは、1つ以上のアイテムが使用できる値リスト(これらのアイテムのための代替ソート順序)を定義するため、またはアイテム間のサマリーからディテールへの拡張を定義するため(あるいはその両方)に使用される。たとえば、Productというアイテムは、製品の説明を含み、Productフォルダの一部になることが可能。この同じアイテムProductは、Sales Revenueフォルダでも要求される可能性がある。両方のアイテムに同じ値リストを使用させるには、値を定義するアイテム・クラスを1つ定義し、両方のアイテムに適用する。したがって、値リストは一度定義すればよい。アイテム・クラスを作成しなかった場合は、ProductフォルダのProductとSales RevenueフォルダのProductに値リストを定義する必要がある。
アイテム・クラスの作成に必要な情報の入力と選択をユーザーに促す、Discoverer Administratorに事前定義済の一連の手順。
更新および削除権限などの特定機能。この機能は、データベース管理者または権限付与対象のテーブルを「所有」するユーザーIDによって、特定のユーザーIDに与えられる。
アイテムに存在する一連の固有な値。値は、データベースの列で検索されたアイテムのもの。
たとえば、データベースに部品が4個、ボルトが28個、ファン・ベルトが34個、ガスケットが90個、ブラケットが49個含まれていた場合は、「部品、ボルト、ファン・ベルト、ガスケット、ブラケット」という5つの重複しない値が含まれる値リストが生成される。値リストは、条件の作成や選択時に使用される。値リストは、実行時に自動的に生成される。
アプリケーションに格納およびロードできるビットマップ・オブジェクト。クライアントは、インポートされたイメージを変更できない。
世界的な規模のTCP/IPベースのコンピュータ・ネットワーク。
ファイル・システムまたはデータベースからモジュールを読み取り、アプリケーションに取込むこと。
アプリケーションが含まれる、デスクトップの長方形領域。ウィンドウにはそれぞれ、アプリケーションと対話できる領域がある。ウィンドウは、開く以外に、サイズ変更、移動、アイコン状態化またはデスクトップ全体を埋めるような拡張ができる。
オブジェクト、モジュール、選択したテキストまたはイメージのコピーをファイルまたはデータベースに格納すること。Project Builderの場合、プロジェクト、タイプ、アクションまたはマクロ定義を含むファイルを、異機種プラットフォームに配布して使用するために移植可能な形式で書き出すプロセス。 「エクスポート・ファイル(export file)、インポート(import)」を参照。
EULオブジェクトのエクスポートにより作成される、共有可能で移植可能なファイル。
レイアウト上に配置できるアイテム。オブジェクトの例には四角形、線、省略記号、アーク、ポリゴン、ポリライン、角が丸い四角形、フリーハンド、チャート、テキスト、記号およびテキスト・フィールドが含まれる。
どのビジネスエリアにも存在しないフォルダ。親なしのフォルダは、ビジネスエリアの内部にないため、「ワークエリア」には表示されない。したがって、使用不可である。フォルダは、ビジネスエリア内にのみ作成でき(そして、End User Layerに格納され)、複数のビジネスエリアで潜在的に繰返し使用される。ただし、End User Layerから削除されないまま、最後のビジネスエリアから削除される場合は、「親なしのフォルダ」となる。
「ツール」メニューから「フォルダの管理」コマンドを選択することによって、親なしのフォルダを表示および管理できる。
マウスの位置を示す小さいアイコン。カーソルの形状は、ツールによって変わる。
Discoverer Administratorで定義され、End User Layerに格納されるアイテム間の関係。階層によって、ユーザーはデータをドリルアップおよびドリルダウンして異なるレベルのディテールを参照できる。階層にはアイテム階層と日付階層の2種類がある。新規階層の作成および既存階層の編集には、階層ウィザードを使用する。
Discoverer DesktopまたはDiscoverer Plusで使用する階層の作成に必要な情報の入力と選択をユーザーに促す、Discoverer Administratorに事前定義済の一連の手順。
テーブル内のデータの行または列を別のビジネスエリアのテーブルにリンクするキー。「主キー(Primary key)」を参照。
他のOracle製品で参照できる、ANSI標準のSQL SELECT文。
ウィンドウ・システム、描画、またはウィンドウとそのビューで使用できる色をすべて含む。
一般的に使用するツールおよびその構成を含めた、コンピュータ・ベースの作業場のこと。
1. 対応する引数を提供する必要のあるコマンドライン構文の一部。2. PL/SQL構造体の必須部分。
Oracleデータベースが、ユーザーが現在アクセスまたは変更しているデータベース・データなどをサポートするために必要とするデータの一時記憶域。2つの用語は、どちらも同じような意味で使用される。
テーブル中の1組のフィールド値。たとえば、EMPテーブルの例では、フィールドは1人の従業員を表す。
1つ以上のオブジェクトを削除してクリップボードに格納すること。これにより、必要に応じてエディタ内のどこにでもオブジェクトを貼り付けることができる。
ユーザーがマウスまたはその他の指示装置を使用してドラッグすることで、ソースから切り離して表示画面の別の場所へ移動できるサブメニュー。
1. 指定した基準に従ってデータベースから情報を取り出す検索。基準には、アイテム、レイアウト、フォーマット、条件およびユーザー定義アイテムが含まれる。クエリーの結果はワークシートに表示される。
2. データベースの1つ以上のテーブルまたはビューから取り出すデータを指定するSQL SELECT文。
クエリーで情報を取り出すために必要な時間を予測するOracle Business Intelligence Discovererの機能。クエリーの開始前に予測時間が表示されるので、クエリーを取り消すかどうかの判断ができる。
オブジェクトを格納できるメモリー・バッファ。一度格納されたオブジェクトは、別のオブジェクトを切取りまたはコピーするまで、またはアプリケーションを終了するまでクリップボードに残る。
アイテムを行と列のマトリックスに配置するワークシートのレイアウト。アイテムは上軸と横軸の両方に表示される。クロス集計を使用して、サマリー情報の表示や、1つのアイテムと他のアイテムの関連(月ごと、地域ごとの売上など)の表示ができる。クロス集計はマトリックスとも呼ばれる。 「テーブル(table)」を参照。
特定の列にあるデータの一致に基づく、データベース内のテーブルの論理的な組合せ。Discoverer Administratorでの結合の作成は、Discoverer DesktopまたはDiscoverer Plusでユーザーに使用可能なフォルダを識別するために重要。ユーザーがワークシートを作成するためにアイテムまたはフォルダを選択するときは、選択されたフォルダと結合しているフォルダのみ使用できる。したがって、2つのフォルダ間に結合が存在しない場合は、選択されていないフォルダもそのアイテムもワークシートで使用できない。
結合は、データベース内の列、主キーまたは外部キーの一致から導出される。
ユーザーにモジュールへのアクセス権を与えること。モジュールの作成者のみが、他のユーザーにモジュールのアクセス権を付与できる。
コマンド、修飾子およびパラメータを結合して有効なコマンド文字列を形成するための規則性をもったシステム。
クリップボードに、選択したオブジェクトの複製を格納すること。これにより、必要に応じてエディタ内のどこにでもオブジェクトを貼り付けることができる。
オペレーティング・システムのコマンドライン。大部分のOracle製品は、いくつかの引数を使用してコマンドラインから起動できる。
アプリケーションのインタフェースの動作に影響する設定。
ビジネスエリアを作成するための個々の作業を順番に表示する、Discoverer Administratorの中のウィンドウ。作業をチェックしながら進めるときに便利。作業をクリックすると、それぞれのウィザードを起動する。
テーブルに関連付けられたオプションの体系。Oracleデータベースがテーブルの行を迅速に検索し、(オプションで)個々の行が一意であることを保証するために使用される。
サマリー・フォルダを使用するようにエンド・ユーザーのクエリー・リライトする場合の、使用するサマリー・フォルダの作成に必要な情報の入力と選択をユーザーに促す、Discoverer Administratorの事前定義済の一連の手順。
クエリーからの結果。テーブル・フォーマットで情報を表示する。
サマリー・テーブルについての情報と、それを使用できるEULアイテムの組合せ情報を格納するフォルダ。クエリー・リクエストが、サマリー・テーブルに事前に集合および結合されているデータで足りている場合、サマリー・テーブルにクエリーを行うことによってパフォーマンスを向上させる。この処理は自動的に実行される。つまり、ユーザーにはクエリーが基本データ・テーブルではなくサマリー・テーブルに対して行われたという事実は分からない。この機能により、迅速で正確なデータ検索が実現できる。
ディテール・データではなく、サマリー・テーブルまたはマテリアライズド・ビューを使用してクエリーのSQLをリライトするためにDiscoverer Plusが使用するプロセス。
Discovererがワークブックを識別するために使用する一意の名前。 異なるEULに共通するオブジェクトを照合する場合、Discovererでは識別子を使用して、異なるEUL内にある、同じビジネス・オブジェクトを参照するオブジェクトを検索する。
たとえば、「A」というEULの中の「売上」という名前のフォルダが、「B」というEULの中の「売上額」という名前の同じフォルダを参照しているとする。この2つのフォルダは同じ識別子を持ち、このため同じオブジェクトを参照していると識別される。
ワークシートの3方向の1つ。クエリーに選択されたアイテムは、軸に表示される。 「上軸(top axis)」、「横軸(side axis)」、「ページ軸(page axis)」および「軸アイテム(axis item)」を参照。
ワークシートの上軸、横軸、またはページ軸のいずれかに表示されるアイテム。アイテムは、テーブルのレイアウトでは上軸またはページ軸のみに表示され、クロス集計レイアウトではどの軸にでも表示される。 「軸(axis)」および「データ・アイテム(data item)」を参照。
「実行(run)」を参照。
アプリケーションまたはプログラム・ユニットのランタイム・バージョンを実行すること。
サマリーの作成およびメンテナンス処理を単純化するDiscovererの機能。ASMを使用すると、Discovererの稼働に使用されるサマリー・ポリシーと呼ばれる入力パラメータの範囲を設定できる。Discovererでは、サマリー・ポリシーに従って、最適なサマリーのセットの作成およびメンテナンスが自動で行われる。
サマリーに使用するデータ。たとえば、特定の製品の販売台数は、日、月、四半期、年度ごとに集合化できる。
現行セッションを終了して、ユーザーをオペレーティング・システムに戻すオプション。システムによっては、終了(Quit)はExitともいう。
テーブル中の行を識別するために使用できる一意の値で構成されるメンバーを持つ、データベース・テーブルの列。
メニュー・アイテム、ボタンなどが現行コンテキストで使用できること。つまり、キーボードおよびマウス入力にレスポンスすることを意味するインタフェース要素の状態。
メニュー・アイテム、ボタンなどが現行コンテキストで使用できないこと、つまりキーボードおよびマウス入力にレスポンスしないことを意味するインタフェース要素の状態。
戻り値を制限するためにアイテムに関して作成されるフィルタ。フィルタには、1つの列とデータの量を指定するための修飾データがいくつか含まれる。Discoverer Administratorで作成される条件は、指定するビジネス条件に応じてオプション条件にも必須条件にもなる。
条件は、Discoverer Plusでクエリーの定義中にも作成できる。たとえば、東部地域にある全都市をリクエストする場合は、条件(show East Region only)を作成して、結果に取り入れる都市を絞り込む。
Discoverer内の特定のオブジェクトの所有関係を定義する用語。たとえば、ユーザーのデータベース・アカウント内にテーブルがある場合、ユーザーはそのEULを所有する。ユーザーは他のユーザーのアカウント内のテーブルへのアクセス権を与えられることがあるが、この許可を受けたユーザーがEULを所有することにはならない。
フィールドの内容を編集する場所を広げるために、オブジェクトを拡張すること。
関連するデータベース・オブジェクトの集合。通常はデータベース・ユーザーID別にグループ分けされる。スキーマ・オブジェクトには、テーブル、ビュー、順序、ストアド・プログラム・ユニット、シノニム、索引、クラスタおよびデータベース・リンクが含まれる。
予定の日時にあらかじめ指定した間隔で自動的に実行されるようにプログラムされたワークブック。「ファイル」メニューから「スケジュール」を選択するとワークブックをスケジュールできる。
実行ファイルの起動から終了までの期間。
データベースにログインすること。クエリーを作成または変更する場合、またはデータベースに格納されたアプリケーションにアクセスする場合は、接続する必要がある。
ネットワーク上の特定のOracleデータベースに接続するためにSQL*Netが使用する、プロトコルを含む一連のパラメータ。
アイテムの並び替えの方向を指定する。たとえば、アイテムを昇順または降順で並べ替えて表示する。
ワークシートのデータを集計した結果。総計には、最小値、最大値、平均値、合計値などがある。
Discovererではワークブック(またはワークブックの一部)を電子メールで送信できる。送信するデータは、メール・メッセージのテキストまたは添付ファイルにできる。Discoverer Plusでワークブックを送信するには、「ファイル」メニューから「送信」を選択する。
操作を完了するために必要な情報の入力を促すプロンプトを表示する、画面の一部またはウィンドウ。
ウィンドウの一番上の水平領域。そのウィンドウ中のアプリケーションまたはインタフェース要素の名前を表示。
アプリケーション内のオブジェクトの作成および操作に使用されるアイコン・ボタン。
製品のコマンドを実行するアイコン・ボタンの集合。通常、ウィンドウの一番上に水平に並べられるか、ウィンドウの側面にそって垂直に並べられる。
ツールの集合。
上軸アイテムと横軸アイテムの関係を表しているアイテム。データ・アイテムを共通に持つアイテムのみが、上軸と横軸で表示される。これは、クロス集計レイアウトのワークシートのみに適用される。データ・アイテムはメジャーとも呼ばれる。 「軸アイテム(axis item)」および「データ・ポイント(data point)」を参照。
データの標準形式。一般的なOracleデータ型にはCHAR、VARCHAR2、DATE、NUMBER、LONG、RAWおよびLONG RAWがある。
1つの単位として処理されるディクショナリ・テーブルおよびユーザー・テーブルのセット。
ワークシートのセルに表示されているデータ・アイテムの値。データ・ポイントは、クロス集計で交差している軸アイテム間の関係を反映する。 「データ・アイテム(data item)」を参照。
データベースからどのデータをフェッチするか、どの値を計算するか、レポートでデータをどう順序付けるかなどを定義するリレーショナル・モデル。データ・モデルを定義するReport Builderのオブジェクトは、クエリー、グループ、列、パラメータ、およびリンクである。
1. 関連する情報について名前が付けられている集まり。リレーショナル・データベースに格納される。行と列から構成される二次元格子。
2. アイテムを列に配置するワークシート・レイアウト。アイテムは上軸に表示される。テーブルのレイアウトは、たとえば、先月の売上データの一覧などのクエリー基準に適合したすべての情報をリスト表示するために使用する。 「クロス集計(crosstab)」を参照。
ページの一番上にラベル、その下にデータ行を表示するデフォルトのレイアウト。
ディテールからマスターへの結合のアイコンは、異なるフォルダ内にある2つのアイテム間の多対1の関係を表す。 外部キーは左側(ディテール)、主キーは右側(マスター)。 「マスターからディテールへの結合(master to detail join)」および「結合(join)」を参照。
Form Builderの場合、文字列値を表示するアイテム。
必要なコマンド・パラメータや属性をユーザーが指定しない場合に、システムが提供する値。
等価演算子を使用した、2つの列の結合。演算子の両側で定義された列で等しいデータを持つ行のみが結合されることを示す。
その値が別のデータに依存していないデータ。たとえば、ある従業員の名前の値Jonesは、他の従業員の名前または関連データに依存しない。カテゴリ・データとも呼ばれる。
設定をオンまたはオフに交互に切り替えること。たとえば、ツールバーを非表示または表示にできる。
選択されたアイテムより下位のレベルの関連アイテムをすべて削除すること。ドリルダウンを元に戻すこと。 「ドリルダウン(drill down)」を参照。
マウス・ポインタをウィンドウの特定の場所に移動する間、マウス・ボタンを押した状態に保つこと。
単一の単位として扱われる一連のSQL文。
特定のイベントについて実行または「起動」されるPL/SQLプロシージャ。
あるアイテムを、それに関連したアイテムを含むように拡張すること。 Oracle Business Intelligence Discovererは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。 「ドリルダウン(drill down)」および「ドリルアップ(drill up)」を参照。
階層中の次に高位の関連アイテムを含むようにアイテムを拡張すること。 Oracle Business Intelligence Discovererは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。 「ドリル(drill)」、「ドリルダウン(drill down)」および「閉じる(collapse)」を参照。
階層中のより低位の関連アイテムを含むようにアイテムを拡張すること。 Oracle Business Intelligence Discovererは、データベースに再びクエリーを行う場合もある。 「ドリル(drill)」、「ドリルアップ(drill up)」および「閉じる(collapse)」を参照。
レポートの終了内容を含む、レポートのオプションのリージョンで、テキスト、グラフィックス、データおよび計算が含まれる。レポート・トレーラは、ヘッダーおよび本体の後に、最後に表示される。
読者がWebブラウザやAcrobat Readerなどのブラウザを利用して1つの文書から別の文書に簡単に移動できるようにする相互参照を含む文書の集合。
別のワークシートの詳細データへドリルできるようにシステム間のリンクを確立する方法。各ワークシート内のアイテムまたはカテゴリ間に結合が存在している必要がある。
あるハイパーテキスト文書内のいくつかの点から他の文書中の場所または同一文書内の別の場所への参照(リンク)。Webブラウザは、通常いくつかの表示方法の違い(異なる色、フォントまたはスタイル)でハイパーリンクを表示する。ユーザーが(マウスでクリックして)ハイパーリンクをアクティブにすると、ブラウザはリンクのターゲットを表示する。
グラフの塗りつぶしに適用できるグラフィック・プロパティ。
すべてのユーザーIDがアクセスできる、データベース内のテーブル。
サブプログラムに情報を渡すために使用されるPL/SQL構造体。たとえば、サブプログラム・コールMYPROC (x)では、xがパラメータ。
現行のカーソル位置にクリップボードの内容(カットまたはコピーされたオブジェクト)を配置すること。
NOCACHEデータ型のデータベース列を参照するレポート列。
ユーザーのデータ要求に適応するように、テーブルまたはビュー(あるいはその両方)を概念的にグループ化したもの。たとえば、会計部門は予算と財務についてのデータを表す会計ビジネスエリアを、エンジニア部門のプロジェクト・リーダーはプロジェクトの予算情報を調査するためのビジネスエリアを持てる。
アイテムの一部は同じであっても、各部門に関するテーブルやビューの組合せは異なる場合がある。Discoverer上でひとつのファイルとして示される。このファイルを開いて、中にあるフォルダとアイテムをすべて表示できる。
日付階層は、年、四半期、月、週、日、時間、分、秒の継承構造を持つ。Discovererマネージャは、日付階層テンプレートを使用して、共通フォーマットの日付階層の多くを定義する。デフォルトの日付階層を使用することも、カスタマイズされた日付階層を新たに作成することも可能。
事前に定義された日付階層(表示フォーマットを含む)。日付階層テンプレートは、日付アイテムに適用され、その日付アイテムに固有の日付階層を作成する。
たとえば、年(YYYY)、月(Mon-YY)および日(DD-Mon_YY)の汎用日付階層テンプレートを'sales_date'に適用して、ユーザーが年から月および日のレベルに(2002年から02年6月、2002年から02年6月2日に)ドリルダウンできるようにする。
どの時間/日付レベルを使用し、どの表示フォーマットを使用するかを定義するために、日付階層テンプレートを使用する。
アイテムをある軸から別の軸にドラッグしたり(クロス集計のみ)、軸から「ページ・アイテム」ボックスにドラッグすること。横軸のアイテムが上軸のアイテムやページ・アイテムになったり、逆に変換されたりする。ピボットを使用すると、データがより簡潔に表示され、アイテム間の関係がわかりやすくなる。
インタフェース要素。データの入力、編集または削除を行う画面上の場所。
ユーザーまたはクライアントからの入力にレスポンスできるエンティティ状態。エンティティにキーボード・フォーカスがある場合は、ユーザーがキーを押すとイベントを受け取ることができる。描画ビューに描画フォーカスがある場合は、描画に影響を与えるクライアント・ルーチンにレスポンスできる。
EULにあるデータベース・テーブルの表現形態。テーブルをフォルダとして表すことは、エンド・ユーザーをデータベースの複雑さから保護する1つの方法である。
Discoverer Administratorで作成され、複数のフォルダ(またはデータベース・テーブル)からのアイテムを含むフォルダ。
クリップボードの内容に影響を与えずに、オブジェクトをレイアウト上に直接コピーできるようにするオプション。
プリンタが出力するページのサイズ。
自身が所有していて、他のユーザーIDにそのアクセス権を付与しているテーブル。または、所有はしていないが、そのテーブルの所有者からアクセス権を付与されているテーブル。
特定のユーザーIDのみが使用できるEnd User Layer。アクセス権は、そのEnd User Layerの所有者によって明示的に付与される。
プライベートEnd User Layerは、同一データベース上に複数存在できる。
テーブルを「所有」するユーザーIDによってアクセス権を付与されたユーザーIDからのみアクセス可能なデータベース内のテーブル。あるユーザーIDがテーブルを作成した場合、このユーザーIDはテーブルを「所有」する。
オブジェクトの動作または外観を決定する、オブジェクトの特性。
条件制御、反復制御および順次制御およびエラー処理に使用されるPL/SQL構造体。PL/SQL文はセミコロン(;)で終了する。
分析関数は行のグループに基づき集計値を計算する。行のグループはウィンドウと呼ばれ、分析句によって定義される。分析関数が集計関数と異なる点は、分析関数がグループ内の各行の1つの値を返すことである。たとえば、ランク付け関数を作成する場合は、グループ内の各行のランクの値を作成する。
分析関数の詳細は、『Oracle Database SQLリファレンス』または『Oracleデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照。
特定の視点からデータを表示できるようにするアイテム。ページ・アイテムはワークシート全体に適用される。ページ・アイテムを軸アイテムまたはデータ・アイテムから作成すると、たとえば、「年」が「2000」であるときのデータのみが表示される。「ページ・アイテム」ボックス中の使用可能な値のリストから値を選択することによって、2000、2001、2002などのページ・アイテムの値を変更する。アイテムは、上軸または横軸から「ページ・アイテム」ボックスにドラッグできる。
ページ・アイテムを表示する軸。ページ軸は上軸の上に表示される。
値を割り当てることができ、割り当てられた値が時間とともに変化する可能性のある、名前付きのオブジェクト。
TCPが特定のプログラムとの間で転送データを経路指定するために使用する番号。
ユーザーが特定の操作を実行するときにポップアップするリスト。
マスターからディテールへの結合のアイコンは、異なるフォルダ内にある2つのアイテム間の1対多の関係を表す。主キーは左側(マスター)、外部キーは右側(ディテール)。
ロード・ウィザードを使用してビジネスエリアを作成しているときに結合を作成するか、「挿入」メニューから「結合」を選択して結合を作成する。 「ディテールからマスターへの結合(detail to master join)」および「結合(join)」を参照。
マスター・フォルダは、結合で使用され、ディテール・フォルダと単対多の関係を持つテーブルを識別する。たとえば、ビデオ製品フォルダの(一意キーのある行で識別される)各ビデオ・タイトルには、顧客にビデオを貸出すたびに記録する売上明細フォルダに多くのエントリ(行)がある。
Oracle Enterprise Editionデータベースで使用されるサマリー・メカニズム。マテリアライズド・ビューは、SQLのクエリーに使用される集計データを事前に計算して格納する。
1,048,576(1024 x 1024)バイトに等しいメモリー単位。多くの場合、100万バイトに丸められる。
データについてのデータ。EULに含まれるデータは、実際のデータベース・テーブルのデータに関するデータであるため、メタデータである。メタデータを作成することにより、Discovererマネージャはデータベース用語をビジネス用語に変換できる。
最後の操作で発生した状態をユーザーに通知するモーダル・ウィンドウ。メッセージ・ボックスにレスポンスする必要がある。
アプリケーションを続行する前に、ユーザーのレスポンスを求めるウィンドウ。
フィールドに文字を配置する方法。左揃え、右揃え、中央揃えのいずれかで文字を配置して表示できる。
「文字位置(alignment)」を参照。
データベースにアクセスするために使用される一意の文字列。ユーザーIDには常に関連付けられたパスワードがある。Oracleデータベースにログインする場合は、許可されたユーザーIDとパスワードが必要。
1つ以上のアイテムから導出されるアイテム。 Oracle Business Intelligence Discovererでは、複雑な計算式を利用してユーザー定義アイテムを作成できる。
ワークシートの左側の縦の軸。これは、クロス集計でのみ使用する。 「軸(axis)」および「軸アイテム(axis item)」を参照。
2つ以上のラジオ・ボタンの組。常にそのうちの1つしかオンまたはオフになれない。
2つ以上の組で表示され、常にそのうちの1つしかオンまたはオフになれない(チェックボックスと同様の)コントロール。
値を識別するテキストまたはアプリケーションの可視オブジェクトを意味するテキスト。
ローカル・データベース以外のコンピュータ上のデータベース。通常は、同じネットワーク上にあるが、別のノードにあるコンピュータ(つまり、データベース・リンクを通して使用するデータベース)。
ユーザーが設定した基準から外れる、結果セット内のデータ。
SQL SELECT文でフェッチされる1つの行。
データの特定の領域を表す、データベース・テーブルの垂直領域。列には列名(ENAMEなど)および特定のデータ型(CHARなど)がある。たとえば、従業員情報のテーブルでは、全従業員の名前で1つの列が構成される。1つのレコード・グループ列がデータベースの列を表す。
Discovererでは、特定の型のデータは、ワークシートに垂直に表示される。
1. アプリケーションを実行しているコンピュータ上のデータベース。 2. アプリケーションが接続している先のデータベース。このデータベースは、アプリケーションによって生成されたSQL文をすべて解析して実行する。
テーブルをEnd User Layerにロードして新しいビジネスエリアを作成するために必要な情報の入力と選択をユーザーに促す、Discoverer Administratorに事前定義済の一連の手順。
権限の集合体。ロールをユーザーIDに割り当てると、そのロール内に定義されたすべての権限が付与される。ロールは、多くの人々に同じ権限を割り当てる場合に便利。
たとえば、航空会社の予約係スタッフのためのデータベース管理者は、予約係に必要な権限をすべて含んだロールreservationistを定義する。次に、予約係一人一人にすべての権限を定義するのではなく、そのロール(reservationist)を割り当てる。
End User Layerへのビューである、Discoverer Administrator中のウィンドウ。「ワークエリア」ウィンドウを使用して、End User Layer内の個々のビジネスエリアでの作業を行う。ここで、新規ビジネスエリアの作成、フォルダから別のフォルダへのアイテムの移動、アイテムの作成と編集などができる。基本的には、End User Layerに影響する操作はすべて「ワークエリア」内で行われる。
ワークブック・ウィンドウ内のタブ。1つ以上のクエリーの結果が表示される。
Discovererがクエリーの結果を表示する方法。ワークシートには、End User Layerに対して実行されるクエリーも含まれる。ワークブックには、複数のワークシートが格納される。
Discoverer DesktopまたはDiscoverer Plus内のワークシートの集合。ワークブックは、本質的にはクエリー定義を含む文書で、データベースのテーブルおよびネットワーク・ファイル・サーバーに格納でき、ネットワークを介して他のDiscoverer DesktopまたはDiscoverer Plusユーザーと共有できる。自身のローカルPCにも格納できる。
単語または語句内で「任意の文字」または「連続する一連の文字」を意味するために使用される文字。
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