Oracle Business Intelligence Discoverer Desktop ユーザーズ・ガイド 10gリリース2(10.1.2.1)for Microsoft Windows B25102-01 |
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この章では、Discoverer Desktopで作業中に画面上の各種アイテムを使用する方法について説明します。
この章の項目は次のとおりです。
ワークブック・ウィンドウは、Discoverer Desktopのほとんどの作業を行う場所です。このウィンドウにワークブックのデータが表示されます。
ツールバー: このバーのボタンをクリックすると、新規ワークブックを開く、ワークシートの編集、データのドリルまたはソートなど、Discoverer Desktopの機能をすばやく使用できます。
分析バー: このバーのボタンをクリックすると、2つの合計の合算や列の最大値の検索など、データをすばやく分析できます。
フォーマット・バー: このバーのボタンをクリックすると、列内のテキストの位置調整や列のフォントと背景色の変更など、選択したアイテムのフォーマットをすばやく設定できます。
これらのバーのボタンをクリックすると、そのボタンの機能が実行されます。これらのボタンにより制御される機能は、メニューからも使用できます。ボタンを使用できるかどうかは、選択するアイテムのタイプに応じて異なるため注意してください。たとえば、テキスト・アイテムを選択した場合、テキストの平均値を求めても意味がないため、「平均値」ボタンは使用できません。
また、ボタンの上にカーソルを置くとボタンは拡大され、その用途を示す簡単なツールチップが表示されます。ステータス・バーには、そのツールチップよりもやや詳しい説明が表示されます。
軸アイテム: ワークブック・ウィンドウのページ軸、列軸および行軸は、データベース内で比較的少数の個別値が関連付けられているデータを表します。
典型的な軸アイテムは、「Region」、「City」、「Year」、「Department」、「Product Name」、「Salesperson Name」などです。たとえば、「Region」には、通常は「North」、「South」、「Central」、「West」のような少数の値のみが関連付けられています。
軸アイテムは、クロス集計ワークシート上でピボットできるデータ、またはテーブルの列見出しとして使用できるデータを表します。また、軸アイテムはグラフの軸に表示されるアイテムとみなすことができます。新規ワークシートの作成時に、軸アイテムとなるデータを指定します。
データ・ポイント: テーブルまたはクロス集計のデータ・ポイントは、ワークシートの本体にあるデータです。データ・ポイントとは、分析の目的またはテーブルにリスト表示するために使用するデータのことです。クロス集計ワークシートのデータは、月間利益や製品別売上高など、ほとんどが数値です。これに対して、テキストおよび数値情報をリストするには、テーブル・ワークシートの方が適しています。顧客名簿や製品の部品番号リストは、典型的なテーブル・ワークシートです。
ワークシートのタブ: タブをクリックすると、ワークブックの各種ワークシートが開くか、または表示されます。すでにワークシートを開いていた場合は、すぐに表示されます。まだワークシートを開いていなかった場合は、ビジネスエリアから取得されてから表示されます。これらのタブの名前は変更できます。
タブ・スクロール・ボタン: このボタンをクリックしてワークブックのワークシート・タブ間をスクロールし、表示するワークシートのタブをクリックします。
ページ・スクロール・バー: ワークシートが画面より大きい場合、このバーを使用すると画面の端の位置が移動します。スクロール・バーをクリックすると、ワークシートの残りの部分を表示できます。
ワークブック・ウィンドウにデータを表示するには、4通りの方法があります。
最も一般的なデータ・レイアウトであるテーブルの場合、データは行と列で示されます。典型的なテーブル・データには、郵便番号順や顧客名順にソートされる顧客名簿、各種部門からの損益一覧、部品番号順や部品名順にソートされた製品一覧などのリストがあります。
次に、ワークブック・ウィンドウのテーブル・レイアウトのサンプルを示します。図のように、実際にはデータのリストです。
ページ・ディテール付きテーブル・レイアウトは、データのページを複数保持するテーブルです。各ページには、データの各部が詳細に表示されます。目的のデータを各ページに正確に表示するために、データを表示する部分の基準を設定します。通常、このタイプのレイアウトを使用するのは、特定の方法でデータの詳細を定期的に調べる場合です。たとえば、Video Storeデータの場合は、地域ごとの毎月の収益をいつでも参照できるように表示します。この場合、各ページにはある地域の収益が各月別に表示されます。
クロス集計は、2組の異なるデータを関連付け、3組目のデータでそれらの相互関係を集計します。たとえば、小売業のチェーン店に関する典型的なクロス集計では、店舗別の製品別月間総売上を表示できます。つまり、各店舗名、製品タイプおよび総売上高という3組のオリジナル・データがあります。店舗名と製品タイプは、行と列であるためクロス集計の軸です。各行と各列の交差部分はデータ・ポイントを示し、この例の場合は、ある店舗とある製品タイプの総売上を表示します。
すべてのクロス集計には、行、列およびデータ・ポイントの少なくとも3つのデータ・ディメンションがあります。ただし、Discoverer Desktopでは、クロス集計によって様々な軸に多数のデータ・ディメンション間の相互関係を示すことができます。クロス集計レイアウトには、行軸、列軸およびページ軸の3つの軸があります。各軸は複数のデータ・アイテムを保持できるので、クロス集計で多数のデータ・ディメンションを表示できます。
たとえば、次の図は、地域名、都市名、年、部門(ビデオ・レンタルとビデオ販売)および合計利益という5つのデータ・ディメンションを示すサンプル・クロス集計です。この例では、データ・ポイント(つまり、交差部分またはクロス集計のセル)は、収益合計値です。次のデータは、部門が次の「Video Rental」であることを除いて、この前のデータと同様の形式で表示されます。
ページ・ディテール付きクロス集計レイアウトは、複数のデータ・ページを持つクロス集計であるため、各ページにデータをグループ化できます。目的のデータを各ページに正確に表示するために、データを表示するための基準を設定します(図2-5を参照)。
クロス集計の最も強力な機能の1つは、データのテーブルや生データ自体では容易に理解できないデータの微妙な点を明らかにできることです。たとえば、あるデータ・グループを別のデータ・グループに関連付けることで、最も売上高の高い営業担当者の効率が最も高いとは限らないことがわかる場合があります(販売訪問件数に対する契約件数)。また、ある店舗の投資利益率が、より高収益を挙げた別の店舗より高い場合もあります。
注意: クロス集計を適切に使用しないと、2組の数値に実際には意味のある相関関係がない場合にも両者間の関係が示される可能性があります。たとえば、ニューヨーク証券取引所における株価の高低が女性のスカートの長さと相互に関連する(上昇中はミニ、下降中はロング)らしいという分析は有名です。両者間には相関関係があるように見えますが、その理由はわかりません。同様に、クロス集計における数値の場合も、関係があるように見えても根拠がない可能性があります。そのポイントは単純で、スカート丈の場合と同様に、クロス集計データを意味のある方法で関連付けるには、対象を理解する必要があります。
ワークシート上で適切な要素をクリックすることにより、軸アイテム、列、行および個々のセルを選択できます。
ワークシートのセクションを選択することにより、そのセクションに各種機能を割り当てることができます。たとえば、列のデータを太字にするには、その列の任意のセルを選択します。
ヒント: [Shift]キーを押しながらクリック([Shift]+クリック)すると、ワークシートの複数の部分を一度に選択できます。
セルを選択するには、そのセルをクリックします。セルを囲む輪郭線は、そのセルが選択されていることを示します。
行を選択するには、行番号または行マーカーをクリックします(図2-8)。また、行頭または行末のセルをクリックし、その行の残りのセルへとポインタをドラッグする方法もあります。
強調表示は、行のすべてのセルが選択されていることを示します。スプレッドシート上で選択する場合と同様に、最初のセルが輪郭線で囲まれていることに注意してください。
列を選択するには、テーブルの場合は列見出し(図2-9)、クロス集計の場合は列マーカー(図2-10)をクリックします。また、行の先頭または末尾のセルをクリックし、列の残りのセルへとポインタをドラッグする方法もあります。
強調表示は、列のすべてのセルが選択されていることを示します。選択された行の場合と同様に、テーブルまたはクロス集計上で選択した先頭のセルは、強調表示のかわりに輪郭線で囲まれます。
ワークシート全体ですべてのセルを選択する手順は、次のとおりです。
単一の軸アイテムを選択するには、その軸アイテムをクリックするとそのアイテムが選択されます。
軸上のあるレベルのアイテムをすべて選択するには、軸アイテム・マーカーをクリックします。これらのマーカーは、軸上のアイテムの位置に応じて水平または垂直に表示されます。アイテム・マーカーの詳細は、第2.3.1項「軸アイテム・マーカー」を参照してください。
軸アイテム・マーカーは、軸上のデータのレベルにそれぞれ1つあります。たとえば、「Region」は「City」より上位レベルです(「Region」に「City」が含まれるため)。軸アイテム・マーカーをクリックすると、そのレベルのすべてのアイテムが選択されます。
テーブルとクロス集計では、複数の軸アイテム・マーカーを使用できます。行軸のアイテムの場合は、軸の上部に軸マーカーがあります。列軸またはページ軸のアイテムの場合、そのマーカーはアイテムの左側にあります。クロス集計上のマーカー数は、その軸のアイテム・レベル数(つまり、クロス集計に表示されるデータのディメンション数)を示します。
ポインタを軸アイテムに置くと、マーカーが選択されていることを示す矢印に変わります。クロス集計の場合は、選択されているマーカーのデータ・アイテム名を示す小さい目印が表示されます。通常は、軸マーカーを使用して軸間でデータをピボットします。ピボットの詳細は、第4.1項「データのピボット」を参照してください。
ページ軸にデータがあると、テーブルまたはクロス集計にはデータが一度に1ページずつ表示されます。1ページに、1996年度の「Video Rental」からの利益など、特定のデータ・アイテムに関するすべてのデータが表示されます。
テーブルまたはクロス集計で別のデータ・ページを表示する手順は、次のとおりです。
次の図では、ページ軸には2つのデータ・アイテム「Department」および「Calendar Year」があります。「Calendar Year」のデータには「1998」、「1999」および「2000」があり、「Department」のデータには2つの部門「Video Sale」および「Video Rental」があります。したがって、このクロス集計には合計で次の6つのデータ・ページがあります。
1. 1998 Video Sale
2. 1999 Video Sale
3. 2000 Video Sale
4. 1998 Video Rental
5. 1999 Video Rental
6. 2000 Video Rental
データベース管理者は、ワークブックの設計時に各ワークシートのフォーマットを設定する必要があります。テキスト・フォント、背景色、列名などは、すべてデータベース管理者により設定されるデフォルト・フォーマットです。ただし、各ユーザーもワークシートのフォーマットは変更できます。次の項では、その手順について説明します。
テーブルでは、列を左から右へ移動できます。また、列をテーブル本体からページ軸に移動することもできます。この操作はピボットと呼ばれます(詳細は、第4.1項「データのピボット」を参照)。
テーブルの列を左右に移動する手順は、次のとおりです。
ポインタが、列を左右に移動できることを示す双方向の矢印に変わります。
ヒント: 選択した列をテーブルの先頭列または最終列にするには、ポインタを左端または右端の列にドラッグします。例については、図2-20を参照してください。
列の右側の枠を左右にドラッグして、各列のサイズを拡大または縮小できます。
列の枠をドラッグする操作は正確性に欠けますがすばやく設定でき、通常、画面上で作業するには十分です。列のサイズを正確に変更する場合(印刷やレポート作成のためなど)は、「フォーマット」メニューを使用します。
列の枠をドラッグして列のサイズを変更する手順は、次のとおりです。
テキスト・データを含む列のサイズを小さくするには、「テキストの折返し」ボタンをクリックします。これにより、長すぎて新しい列幅では1行に入らないテキストが複数行に表示され、テキスト全体が見えるようになります。列のテキストが折り返されるように設定する手順は、第2.5.3.2項「テーブルの列見出しのフォーマット変更」を参照してください。
注意: 列見出しのテキストは、「テキストの折返し」ボタンをクリックしても折り返されません。
「フォーマット」メニューを使用して列のサイズを変更する手順は、次のとおりです。
「列の幅を変更」ダイアログ・ボックスが表示されます。
ヒント: 「フォーマット」→「列」→「自動調整」コマンドを使用して、選択した列をサイズ変更する方法もあります。各列は、データおよび列見出しが収まるように自動的にサイズ変更されます。列見出しの右側の枠をダブルクリックした場合も、列の幅が自動的に調整されます。
列見出しとページ・アイテムのフォーマットとテキストを編集できます。
列見出しのフォーマットを変更する手順は、後述するテーブルおよびクロス集計の場合とは若干異なります。
列見出しのテキストを編集する場合は、「アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックスを使用します。
列見出しのテキストを編集する手順は、次のとおりです。
右クリック・メニューを使用するには、列見出しをダブルクリックするか、クロス集計で列見出し、ページ・アイテムまたはアイテム・ハンドルをクリックします。メニューから「アイテム・プロパティ」を選択します。
「アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックスが表示されます。
テーブルで列見出しのフォーマットを変更する手順は、次のとおりです。
注意: テーブルで列見出しのフォーマットを設定する場合は、フォーマット・バーのツールを使用しないでください。列見出しを選択してフォーマット・バーのボタンをクリックすると、テーブルのデータのフォーマットが変更されます。
「見出しのフォーマット」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「フォント」: 列見出しのテキストのフォント、スタイル、サイズおよび色を選択します。前述の例では、テキストは「MS UI Gothic」、「太字」、12ポイント、黄色に設定されています。カラー・パレットの色をクリックすると、テキストがその色に設定されます。
「文字位置」: オプションを選択して、列見出しの水平方向と垂直方向のテキスト位置を調整します。前述の例は、左揃えと上揃えに設定されたテキストを示しています。水平方向の文字位置オプション「ワードラップ」は、テキストが長すぎて1行に収まらない場合に、列見出しが次の行へ自動的に拡張されることを意味します。
「背景色」: 列見出しに使用する背景色をクリックします。通常は、青の背景に黄色のテキストなど、対照的な色を使用します。
クロス集計で列見出しのフォーマットを設定すると、列見出しは同じデータを表すため、同じレベルのすべての見出しのフォーマットも変更されます。たとえば、「Year:1995」と「Year:1996」はどちらもデータ・アイテム「Year」を表します。クロス集計では、同じレベルに他の列がある場合、列見出しのフォーマットは個別には変更できません。
クロス集計で列見出しのフォーマットを変更する手順は、次のとおりです。
注意: テーブルとは異なり、クロス集計で列見出しのフォーマットを変更する場合は、フォーマット・バーのフォーマットボタンを使用できます。たとえば、クロス集計のサンプルで「Year」列のフォーマットを変更するには、いずれかの「Year」列を選択し、フォーマットボタンをクリックします。これにより、両方の列のフォーマットが変更されます。フォーマット・バーについては、図2-1を参照してください。
テーブルまたはクロス集計のデータのフォーマットを変更するには、ワークブックのメニューを使用する方法と、フォーマット・バーのフォーマットボタンを使用する方法があります。フォーマット・バーについては、図2-1を参照してください。
テーブルのデータのフォーマットを変更する手順は、次のとおりです。
テーブルのすべてのデータのフォーマットを一度に変更するには、テーブル全体またはテーブルの任意の行を選択します。すべてを選択しても、ページ・アイテムのフォーマットは変更されません。
クロス集計データのフォーマットを変更する手順は、次のとおりです。
クロス集計のすべてのデータのフォーマットを一度に変更するには、クロス集計全体を選択します。すべてを選択しても、ページ・アイテムのフォーマットは変更されません。
テーブルまたはクロス集計のフォーマット・オプションを選択すると、小数位の桁数も含めたフォーマットのサンプルが表示されます。「適用」をクリックして新規のフォーマットを適用し、完了後に「OK」をクリックします。
テーブルまたはクロス集計の数値データにグラフィック・バーを追加すると、表示される相対値をすばやく比較できます。次に例を示します。
数値にグラフィック・バーを追加する手順は、次のとおりです。
ワークシート・タイトルは、ワークシートの上部にあります。
名前、テキスト、色、スタイルなど、タイトルのすべての外観を編集できます。
特別な編集機能を使用して、タイトルに特定タイプのデータを自動的に追加するテキスト・コードを挿入できます。これらのテキスト・コードは、ワークシートの印刷時に特に役立ちます。詳細は、第2.5.4.1項「タイトルへのテキスト変数の追加」を参照してください。
Discoverer Desktopには、タイトルにビットマップ・イメージを挿入できる特別な機能も用意されています。たとえば、ワークシート・タイトルの背景に会社のロゴを使用すると、社外への配布用にワークシートのコピーを印刷するときに役立ちます。詳細は、第2.5.4.2項「タイトルへのビットマップの追加」を参照してください。
ワークシート・タイトルのフォーマットを変更する手順は、次のとおりです。
「タイトルの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。
注意: オプションを選択すると、そのオプションの効果を反映して、ダイアログ・ボックス内のサンプルが変化します。
また、タイトルのフォーマットを編集するには、「フォーマット」→「ワークシート」→「タイトル」を選択し、「タイトルのフォーマット」ダイアログ・ボックスからオプションを選択する方法もあります。これらのオプションは、図2-23に示したオプションと同じです。
ワークシート・タイトルを編集する手順は、次のとおりです
図2-28に、テキストのうち選択されている部分を示します。
テキスト・コードには、現在の日付と時刻、ワークシートが含まれているワークブックの名前またはページ数など、ワークブック情報が含まれています。挿入したテキスト・コードは、ワークブックの詳細に変更があると自動的に更新されます。
ワークシート・タイトルにテキスト・コードを追加する手順は、次のとおりです。
タイトルの下の次行に追加するには、ポインタをタイトルの末尾に置いて[Enter]キーを押します。
「挿入」メニューに、タイトルに挿入できるテキスト・コードが表示されます。
コードがタイトル内のポインタ位置に追加されます。テキスト・コードはアンパサンド(&)で始まることに注意してください。アンパサンドはプログラミング用の文字であり、タイトルには表示されません。
図2-30に、テキスト・コードの例を示します。
ワークシート・タイトルの背景にビットマップ・イメージを使用できます。たとえば、会社のロゴのビットマップを挿入できます。
タイトルにビットマップを追加する手順は、次のとおりです。
「タイトルの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「開く」ダイアログ・ボックスが表示されます。
タイトルとともにビットマップが表示されます。たとえば、図2-32では、ファイルdisco.bmpがビットマップ・グラフィックとして定義されています。
「テキストと重ねない」を選択した場合は、ドロップダウン・メニューから挿入位置の調整オプションを選択します。
ヒント: ビットマップを削除してやり直すには、「消去」をクリックします。
ワークシート名は、ワークブック・ウィンドウの左下にあるワークシート・タブに表示されます。例については、図2-1「ワークブック・ウィンドウ」を参照してください。
ワークシート名を変更する手順は、次のとおりです。
「ワークシートの名前を変更」ダイアログ・ボックスが表示され、現在のワークシート名が表示されます。
Discoverer Desktopには、ウィンドウのツールバーや他のボタンに加えて、より効率的に作業するためのショートカットが、数多く組み込まれています。
ウィンドウの各種機能にポインタを置いて右マウス・ボタンをクリックすると、その機能に特有の文脈依存コマンドを含む右クリック・メニューが表示されます。このショートカットを使用すると、メニューを使用せずにコマンドをすばやく選択できます。
図2-33に、右クリック・メニューのサンプルを示します。他にも、各種の機能に対応した右クリック・メニューが数多く用意されています。
Discoverer Desktopのウィンドウの多くは、水平方向または垂直方向にサイズ変更できます。使用中のコンピュータ・モニターに適したサイズを見つけることができます。
ウィンドウのサイズを変更する手順は、次のとおりです。
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