| Oracle Application Server 管理者ガイド 10g(10.1.4.0.1) B31503-01 |
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この付録では、Oracle Application Serverのリリース番号の表記方法について説明します。
この付録の項目は次のとおりです。
Oracleで使用されるリリース・レベルの命名体系を理解するには、図I-1に示したOracleのリリース番号の例を確認してください。
図I-1の各数字のラベルの意味は次のとおりです。
これは最も一般的な識別子です。この数字は、Oracleデータベース・サーバーやOracle Application Serverなどのアプリケーションの主要な新規版(バージョン)を表すものであり、そのリリースに重要な新機能が含まれることを表します。
この数字は、メンテナンス・リリース・レベルを表します。新機能がいくつか含まれている場合もあります。
この数字は、Oracle Application Serverのリリース・レベルを表します。
この数字によって、コンポーネント固有のリリース・レベルが識別されます。コンポーネントが異なると、ここに表示される数値も異なることがあります。これは、コンポーネントのパッチ・セットや仮リリースなどに基づきます。
この数字は、プラットフォーム固有のリリースを表します。
すべてのOracle Application Serverインストールにはリリース番号があります。この番号は、パッチ・セット・リリースの適用時やインストールのアップグレード時に更新されます。
Oracle Application Serverインストールのリリース番号を確認するには、Oracle Universal Installerで次の操作を行います。
(UNIX) ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller.sh (Windows) ORACLE_HOME¥oui¥bin¥runInstaller.bat
すべてのOracle Application Serverのコンポーネントにはリリース番号があり、コンポーネントの多くはリリース番号を持つサービスを備えています。これらの番号は、パッチ・セット・リリースの適用時やインストールのアップグレード時に更新されることがあります。
コンポーネントとそのサービスのリリース番号は、次の方法で確認できます。
UNIXでは、次のコマンドを実行すると、コンポーネント・リリース番号を確認できます。
cd ORACLE_HOME/inventory ls -d Components*/*/*
Oracle Universal Installerを使用してOracle Application Serverをインストールした場合、コンポーネント・リリース番号を表示するには次の操作を行います。
(UNIX) ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller.sh (Windows) ORACLE_HOME¥oui¥bin¥runInstaller.bat
Oracle Internet Directoryにはサーバー・リリース番号があります。これはバイナリのバージョンです。Oracle Internet Directoryには、スキーマ・バージョンとコンテキスト・バージョンもあります。これらの番号はすべて、3番目のOracle Application Serverインストール・リリース番号に対応しています。これらの番号は、パッチ・セット・リリースの適用時やインストールのアップグレード時に更新されることがあります。
Oracle Internet Directoryのサーバー・リリース番号はバイナリのバージョンです。Oracle Internet Directoryのサーバー・リリース番号を確認するには、次の操作を行います。
ORACLE_HOME環境変数が設定されていることを確認します。
(UNIX) ORACLE_HOME/bin/oidldapd -version (Windows) ORACLE_HOME¥bin¥oidldapd -version
Oracle Internet Directoryのスキーマ・バージョンとコンテキスト・バージョンは、次のファイルで確認できます。
(UNIX) ORACLE_HOME/ldap/schema/versions.txt (Windows) ORACLE_HOME¥ldap¥schema¥versions.txt
このファイル内容は最新の状態が維持されていますが、念のために、スキーマおよびコンテキストのリリースの問合せをOracle Internet Directoryで実行することもできます。
スキーマ・バージョンを確認する手順は次のとおりです。
ORACLE_HOME環境変数が設定されていることを確認します。
ldapsearch -h oid_host -p oid_port -D "cn=orcladmin" -w orcladmin_password -b "cn=base,cn=oracleschemaversion" -s base "objectclass=*" orclproductversion
出力は次の形式で表示されます。
cn=BASE,cn=OracleSchemaVersion orclproductversion=90600
コンテキスト・バージョンを確認する手順は次のとおりです。
ORACLE_HOME環境変数が設定されていることを確認します。
ldapsearch -h oid_host -p oid_port -D "cn=orcladmin" -w orcladmin_password -b "cn=oraclecontext" -s base "objectclass=*" orclversion
出力は次の形式で表示されます。
cn=oraclecontext orclversion=90600
Metadata Repositoryには、次のリリース番号があります。
これは、Oracle Database 10gデータベースのリリース番号です。
これは、Metadata Repositoryのリリース番号です。この番号は、Oracle Application Serverインストールのリリース番号と同じです。
Metadata RepositoryのOracle Application Serverのスキーマにはリリース番号があります。これらのリリース番号は、Oracle Application Serverのリリース番号やデータベース・リリース番号と必ずしも一致しません。
Metadata Repositoryは、リリース番号を備えたOracle Database 10gデータベースです。この番号は、パッチ・セット・リリースの適用時やデータベースのアップグレード時に更新されます。
Metadata Repositoryのリリース番号を確認するには、SQL*Plusで次のコマンドを発行します(これらのコマンドは、任意のユーザーとしてデータベースに接続して発行できます)。
SQL> COL PRODUCT FORMAT A40 SQL> COL VERSION FORMAT A15 SQL> COL STATUS FORMAT A15 SQL> SELECT * FROM PRODUCT_COMPONENT_VERSION; PRODUCT VERSION STATUS ---------------------------------- -------------- ---------------- NLSRTL 10.1.0.5.0 Production Oracle Database 10g Enterprise Edition 10.1.5.0.0 Prod PL/SQL 10.1.5.0.0 Production TNS for 32-bit Windows: 10.1.5.0.0 Production
Metadata Repositoryのコンテナおよびスキーマのリリース番号を確認するには、SQL*Plusで次のコマンドを発行します(SYSDBA特権を持つユーザーとしてログインする必要があります)。
SQL> COL COMPONENT_NAME FORMAT A35 SQL> COL ID FORMAT A15 SQL> COL VERSION FORMAT A15 SQL> SELECT * FROM IAS_VERSIONS; COMPONENT_NAME ID VERSION ----------------------------------- --------------- ------------------- Metadata Repository Container mrc 10.1.0.4.0 Oracle Ultrasearch ultrasearch 10.1.0
IAS_VERSIONSは、INTERNET_APPSERVER_REGISTRYユーザーが所有するビューに対するパブリック・シノニムです。この問合せがエラーを返した場合は、次の原因が考えられます。
いずれの場合も、Metadata Repositoryとなるデータベースが正しく生成されていないことを示します。
同じ結果を得るために基礎となる表の問合せを実行するには、次のコマンドを発行します。
SQL> SELECT * FROM INTERNET_APPSERVER_REGISTRY.SCHEMA_VERSIONS;
OPatchユーティリティは、Oracle Application ServerなどのOracle製品に対して、個別パッチの適用とロールバックを可能にするツールです。OPatchユーティリティの最新情報、および更新の確認は、次のOracleMetaLinkを参照してください。
http://www.oracle.com/support/metalink/index.html
OPatchユーティリティの要件は次のとおりです。
-invPtrLocコマンドライン引数を使用した場合は、OPatchユーティリティを使用するときにもこれを使用する必要があります。プラットフォームでデフォルトになっている中央インベントリを使用することをお薦めします。
jar、java、ar、cpおよびmakeの各コマンドが、PATH文で使用できることが必要です。これらのコマンドは、すべてのプラットフォームで使用可能とは限りません。
opatch/docディレクトリのFAQ資料を参照してください。OPatchユーティリティは、ORACLE_HOME/OPatchディレクトリにあります。このユーティリティは、オプションとコマンドライン引数を指定して実行します。次のコマンドは、OPatchユーティリティの構文を示しています。
path_to_opatch/opatch option -command_line_arguments
このコマンドでは、次の変数が使用されています。
command_line_arguments: オプションに対するコマンドライン引数。値は次の項で説明します。
option: OPatchのオプション。値は次の表で説明します。| オプション | 説明 |
|---|---|
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apply |
個別パッチをインストールします。詳細は、第I.6.2.1項を参照してください。 |
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lsinventory |
システムに現在何がインストールされているかを一覧表示します。詳細は、第I.6.2.2項を参照してください。 |
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query |
特定のパッチに特定の詳細を問い合せます。詳細は、第I.6.2.3項を参照してください。 |
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rollback |
個別パッチを削除します。詳細は、第I.6.2.4項を参照してください。 |
|
version |
パッチ・ツールの現行バージョンを出力します。詳細は、第I.6.2.5項を参照してください。 |
オプションの詳細情報を表示するには、次のコマンドを使用します。
path_to_OPatch/opatch option -help
Perlを使用している場合は、次のコマンドを使用します。
perl opatch.pl option -help
applyオプションは、指定したOracleホームに個別パッチを適用します。ORACLE_HOME環境変数は、パッチが適用されるOracleホームに設定する必要があります。このオプションは、次の構文で使用します。
path_to_opatch/opatch apply [patch_location] [-delay (value)] [-force] ¥ [-invPtrLoc (path)] [-jdk (location)] [-jre (location)] [-local] ¥ [-minimize_downtime] [-no_bug_superset] [-no_inventory] ¥ [-oh (Oracle home location)] ¥ [-post (options to be passed into post) [-opatch_post_end]]¥ [-pre (options to be passed into pre) [-opatch_pre_end]] ¥ [-retry (value)] [-silent] [-verbose]
次の表に、applyオプションで使用可能なコマンドライン引数を示します。
lsinventoryオプションは、特定のOracleホーム・ディレクトリ、またはすべてのインストールについて、システムに何がインストールされているかを報告します。このオプションは、次の構文で使用します。
path_to_opatch/opatch lsinventory [-all] [-detail] [-invPrtLoc (path)] ¥ [-jre (location)] [-oh (Oracle home location)]
次の表に、lsinventoryオプションで使用可能なコマンドライン引数を示します。
opatch lsinventory -detailの出力例を次に示します。
ORACLE_HOME LOCATION ----------- -------- Home1 /private/phi_local/OraHome1 There is no Interim Patch Home2 /private/phi_local/OraHome2 There is no Interim Patch Home3 /private/phi_local/OraHome6 Installed Patch List: ===================== 1) Patch 20 applied on Mon Jul 11 15:53:51 PDT 2005 [ Base Bug(s): 21 ] 2) Patch 80 applied on Fri Jul 01 16:15:52 PDT 2005 [ Base Bug(s): 80 81 ]
queryオプションは、特定のパッチに特定の詳細を問い合せます。これによって、パッチおよびパッチの対象となるシステムの情報が得られます。このオプションは、次の構文で使用します。
path_to_opatch/opatch query [-all] [-get_base_bug] [-get_component] ¥ [-get_date] [-get_os] [-get_system_change] [-is_rolling]
次の表に、queryオプションで使用可能なコマンドライン引数を示します。
rollbackオプションは、特定の個別パッチを該当するOracleホーム・ディレクトリから削除します。このオプションは、次の構文で使用します。
path_to_opatch/opatch rollback -id patch_id -ph (patch directory) ¥ [-delay] (value) [-invPtrLoc (path)] [-jdk (location)] [-jre (location)]¥ [-local] [-oh (Oracle home location)] ¥ [-post (options to be passed into post) [-opatch_post_end]] ¥ [-pre (options to be passed into pre) [-opatch_pre_end]] [-retry (value)] ¥ [-silent] [-verbose]
次の表に、rollbackオプションで使用可能なコマンドライン引数を示します。
versionオプションは、OPatchユーティリティの現行バージョン番号を表示します。このオプションは、次の構文で使用します。
path_to_opatch/opatch version
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