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Oracle Identity Management 統合ガイド
10g(10.1.4.2)

E05894-01
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7 ディレクトリ同期の管理

この章では、同期プロファイルの管理方法について説明します。内容は次のとおりです。

同期プロファイルの管理

この項では、Oracle Directory Integration Server管理ツールを使用したプロファイルの登録と登録解除の方法について説明します。内容は次のとおりです。

プロファイルの作成

プロファイルは、次の2つの方法のいずれかで作成します。

プロファイルを作成するには、次のようにします。

  1. 次の手順に従って、Oracle Directory Integration Server管理ツールを起動します。

    1. 次のコマンドを実行して、Oracle Directory Integration Server管理ツールを起動します。

      dipassistant -gui
      
      
    2. ナビゲータ・ペインでコネクタ・プロファイル管理ウィンドウを選択します。

  2. コネクタ・プロファイル管理ウィンドウには、新規コネクタ・プロファイル作成用の2つのオプションがあります。

  3. 「一般」タブ・ページの各フィールドに情報を入力します。

    「一般」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-10を参照してください。

  4. 「マッピング」タブをクリックし、各フィールドに情報を入力します。

    「マッピング」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-11を参照してください。

  5. 「フィルタリング」タブをクリックし、各フィールドに情報を入力します。

    「マッピング」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-9を参照してください。

  6. 「ステータス」タブをクリックし、各フィールドに情報を入力します。このページにはコネクタの実行ステータスが表示されるため、ほとんどのフィールドは編集できません。

    「ステータス」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-13を参照してください。

  7. 「その他」タブをクリックし、各フィールドに情報を入力します。

    「実行」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-12を参照してください。

  8. 情報を入力した後、「OK」をクリックします。コネクタ・プロファイル管理ウィンドウに戻ります。このウィンドウには、作成した統合プロファイルがリストされています。これで作成したプロファイルがOracle Internet Directoryに登録されます。

プロファイルの変更

プロファイルを変更するには、次のようにします。

  1. 次の手順に従って、Oracle Directory Integration Server管理ツールを起動します。

    1. 次のコマンドを実行して、Oracle Directory Integration Server管理ツールを起動します。

      dipassistant -gui
      
      
    2. ナビゲータ・ペインでコネクタ・プロファイル管理を選択します。

  2. コネクタ・プロファイル管理ウィンドウで、変更するプロファイルを選択します。

  3. 編集」をクリックします。「一般」タブ・ページが表示されます。

  4. 「一般」タブ・ページの各フィールドを必要に応じて変更します。

    「一般」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-10を参照してください。

  5. 「マッピング」タブをクリックし、各フィールドを必要に応じて変更します。

    「マッピング」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-11を参照してください。

  6. 「フィルタリング」タブをクリックし、各フィールドを必要に応じて変更します。

    「マッピング」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-9を参照してください。

  7. 「ステータス」タブをクリックし、各フィールドを必要に応じて変更します。このページにはコネクタの実行ステータスが表示されるため、ほとんどのフィールドは編集できません。

    「ステータス」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-13を参照してください。

  8. 「その他」タブをクリックし、各フィールドを必要に応じて変更します。

    「実行」タブ・ページのフィールドの詳細は、表A-12を参照してください。

  9. 情報の変更が完了したら、「OK」をクリックします。

プロファイルの削除

プロファイルを削除するには、次のようにします。

  1. 次の手順に従って、Oracle Directory Integration Server管理ツールを起動します。

    1. 次のコマンドを実行して、Oracle Directory Integration Server管理ツールを起動します。

      dipassistant -gui
      
      
    2. ナビゲータ・ペインでコネクタ・プロファイル管理を選択します。

  2. コネクタ・プロファイル管理で、削除するプロファイルを選択します。

  3. 削除」をクリックします。コネクタ・プロファイルの削除の確認を求めるウィンドウが表示されます。

  4. はい」をクリックして、プロファイルを削除することを確認します。

同期ステータス属性の変更

同期プロセス中、サーバーはorcllastappliedchangenumber同期ステータス属性を常に更新します。Oracle Directory Integration Server管理ツールでは、このフィールドは「OID前回適用された変更番号」と呼ばれます。同期ステータス属性の変更はお薦めしません。しかし、lastappliedchangenumber属性を更新する必要がある場合もあります。たとえば、なんらかの変更を再適用したり、特定のエントリの同期をスキップする必要がある場合などです。

同期ステータス属性をOracle Directory Integration Server管理ツールを使用して変更するには、次のようにします。

  1. Oracle Directory Integration Platformがプロファイルに対する使用禁止フラグを認識することを確認します。

    デフォルト・モードでは、Oracle Directory Integration Serverがこのフラグを認識するために、2分ほどかかる場合があります。このフラグを迅速に認識させるには、更新間隔に低い値を設定します。詳細は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のOracle Internet Directoryサーバー管理ツールの章のodisrvに関する項を参照してください。

  2. Oracle Directory Integration Server管理ツールを使用して、エージェントを使用禁止にします。

  3. 「プロファイルの変更」の手順に従って、同期ステータス属性を変更します。

  4. 変更後、エージェントを再度使用可能にします。

コマンドライン・ツールを使用した同期プロファイルの管理

Directory Integrationアシスタント(dipassistant)を使用して、同期プロファイルの作成、変更および削除ができます。詳細は、『Oracle Identity Managementユーザー・リファレンス』のOracle Directory Integration Platformツールの章のdipassistantに関する項を参照してください。


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