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Oracle Identity Manager Oracle eBusiness Employee Reconciliation Connectorガイド
リリース9.0.2
B31931-01
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1 コネクタについて

Oracle Identity Managerでは、アクセス権の管理、セキュリティおよびITリソースのプロビジョニングが自動化されています。Oracle Identity Managerコネクタは、Oracle Identity Managerとサード・パーティ製アプリケーションの統合に使用されます。Oracle eBusiness Employee Reconciliationコネクタは、Oracle Identity ManagerとOracle eBusiness Employee Reconciliationとの統合に使用されます。


注意:

Oracle Identity Managerコネクタは、オラクル社がThor Technologies社を企業買収する前はリソース・アダプタと呼ばれていました。

この章では、次の項目について説明します。

サポートされている機能

次の表に、このコネクタで使用可能な機能を示します。

機能 タイプ 説明
Reconcile New User リコンシリエーション Oracle Identity Managerユーザーを信頼できるモードで作成します。
Reconcile Delete User リコンシリエーション Oracle Identity Managerユーザー・アカウントを信頼できるモードおよび信頼できないモードの両方で削除します。
Reconcile Updated User リコンシリエーション Oracle Identity Managerユーザー・レコードをリコンシリエーション中に信頼できるモードおよび信頼できないモードの両方で更新します。


関連項目:

Oracle Identity ManagerとOracle eBusiness Employee Reconciliationの間の属性マッピングの説明は、付録Aを参照してください。

多言語サポート

このリリースのコネクタでは、英語のみでなく、次の言語もサポートしています。

リコンシリエーション・モジュール

この項では、リコンシリエーション・モジュールがリコンシリエーション・イベント・レコードを構成するためにターゲット・システムから抽出する要素について説明します。

リコンシリエーションは、次のタイプに分類されます。

参照フィールド・リコンシリエーション

参照フィールド・リコンシリエーションには、「個人ID」参照フィールドのリコンサイルが含まれます。

従業員リコンシリエーション

従業員リコンシリエーションには、次のフィールドのリコンサイルが含まれます。

  • First Name

  • email

  • PersonId

  • Middle Name

  • Last Name

  • Dept

  • SSN

  • Title

  • Location

  • Manager

  • City

  • PostalCode

  • Country

  • Telno

  • EmployeeNumber

  • ManagerId

コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ

このコネクタを構成するファイルとディレクトリは、インストール・メディアにある次のZIPファイルに圧縮されています。

EnterPrise Application\Oracle e-Business\Oracle e-Business Employee Reconciliation Rev 2.2.0.zip

これらのファイルとディレクトリを次の表に示します。

インストール・メディア・ディレクトリのファイル 説明
xml\oracleHRResAdp.xml
このXMLファイルには、コネクタの次のコンポーネントの定義が含まれます。
  • ITリソース・タイプ

  • カスタム・プロセス・フォーム

  • リソース・オブジェクト

  • リコンシリエーション・プロセス

  • 参照定義

lib\ScheduleTask\xlReconOraHREmp.jar
このJARファイルには、リコンシリエーションに必要なクラス・ファイルが含まれます。
resourcesディレクトリのファイル これらの各ファイルには、コネクタで使用されるロケール固有の情報が含まれます。
docs\B32163_01.pdf
このガイド。コネクタのデプロイ手順について説明しています。

「手順3: コネクタ・ファイルおよび外部コードのコピー」で、これらのファイルを必要なディレクトリにコピーする方法を説明します。

コネクタのリリース番号の確認

コネクタのリリース番号を確認するには、次のようにします。

  1. xlReconOralHREmp.jarファイルの内容を抽出します。このファイルは、インストール・メディア・ディレクトリ内のlib\ScheduleTaskディレクトリにあります。

  2. テキスト・エディタで、xlReconOraHREmp.jarファイル内にバンドルされているファイルの1つであるmanifest.mfファイルを開きます。

    manifest.mfファイルで、コネクタのリリース番号がVersionプロパティの値として表示されます。