Oracle Identity Manager Oracle eBusiness Employee Reconciliation Connectorガイド リリース9.0.2 B31931-01 |
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この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック・リリース9.0.2のOracle eBusiness Employee Reconciliationのコネクタおよびドキュメントに加えられた更新の概要を説明します。
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタに実装された次のようなソフトウェアの更新について説明します。
多言語サポートの導入
このリリースのコネクタでは、英語のみでなく、フランス語および日本語もサポートしています。次に、この機能の導入に関連するドキュメントの更新内容を示します。
インストール・メディア・ディレクトリに、コネクタでサポートされている言語に対応するリソース・バンドル・ファイルが含まれています。これらのリソース・バンドル・ファイルについては、「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」で説明しています。
「手順3: コネクタ・ファイルおよび外部コードのコピー」では、デプロイ手順でリソース・バンドル・ファイルをコピーする必要があるコピー先ディレクトリを指定します。
「手順4: Oracle Identity Managerサーバーの構成」で、必要な入力ロケールに変更する手順と、コネクタ・リソース・バンドルの関連コンテンツをサーバー・キャッシュから消去する手順を説明します。
第4章「既知の問題」では、英語以外のロケールの使用に関連する2つの新しい問題が説明されています。
コネクタのリリース番号の確認
コネクタのリリース番号の確認手順は、「コネクタのリリース番号の確認」の項で説明されています。
既知の問題リストの変更
第4章の既知の問題のリストから次の項目が削除されました。
コネクタで、ユーザーのロックおよびユーザーのロック解除の機能がサポートされていない。
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
Oracle Identity Managerでは、Oracle eBusiness Employee Reconciliationのユーザー・アカウントを使用し、Oracle eBusiness Employee Reconciliationに接続してデータを交換します。「手順1: デプロイ要件の確認」で、このユーザー・アカウントに割り当てる必要がある最低限の権限に関する情報を示します。
「手順1: デプロイ要件の確認」の項では、サポートされているターゲット・システムがOracle E-Business Suite 11.5.10に変更されました。
コネクタのJARファイルをクラスタ環境のすべてのノードにコピーする手順が、次の項に追加されました。
信頼できるソース・リコンシリエーションの構成に関する手順および情報の参照先は、「信頼できるソース・リコンシリエーションの構成」の項に移動されました。
Oracle Identity Managerを使用してOracle eBusiness Employee Reconciliationの複数のインストールをリンクする手順は、「ターゲット・システムの複数のインストールに対するコネクタの構成」の項で説明されています。
付録Aでは、Oracle Identity ManagerとOracle eBusiness Employee Reconciliationの間の属性マッピングが説明されています。