Oracle Identity Manager PeopleSoft Employee Reconciliation Connectorガイド リリース9.0.2 B31935-01 |
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この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック(リリース9.0.2)のPeopleSoft Employee Reconciliation用のコネクタとドキュメントに関する更新の概要を示します。
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタに実装された次のようなソフトウェアの更新について説明します。
多言語サポートの導入
このリリースのコネクタでは、英語のみでなく、フランス語および日本語もサポートしています。次に、この機能の導入に関連するドキュメントの更新内容を示します。
インストール・メディア・ディレクトリに、コネクタでサポートされている言語に対応するリソース・バンドル・ファイルが含まれています。これらのリソース・バンドル・ファイルについては、「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」で説明しています。
「手順2: コネクタ・ファイルおよび外部コードのコピー」では、デプロイ手順でリソース・バンドル・ファイルをコピーする必要があるコピー先ディレクトリを指定します。
「手順3: Oracle Identity Managerサーバーの構成」で、必要な入力ロケールに変更する手順と、コネクタ・リソース・バンドルの関連コンテンツをサーバー・キャッシュから消去する手順を説明します。
第4章「既知の問題」では、英語以外のロケールの使用に関連する2つの新しい問題が説明されています。
コネクタのリリース番号の確認
コネクタのリリース番号の確認手順は、「コネクタのリリース番号の確認」の項で説明されています。
サポートされているターゲット・システムのリストの変更
「手順1: デプロイ要件の確認」で、サポートされているターゲット・システムのリストが拡張されました。
新しいリコンシリエーション・スケジュール済タスク属性
「スケジュール済タスク属性の値の指定」で、isDebug
属性が追加されました。
既知の問題のリストへのその他の追加
次の項目が、第4章の既知の問題リストに追加されています。
PeopleTools 8.22とPeopleTools 8.4xの両方のコネクタ・ファイルを同じOracle Identity Managerインストールにデプロイすることはできません。
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
このリリースのコネクタは、PeopleTools 8.10から8.22まで、およびPeopleTools 8.40から8.46までに対する動作が保証されています。このマニュアルでは、これらのリリースのPeopleToolsに関連する情報と説明が追加または変更されています。
注意: このマニュアルでは、次のことが適用されます。
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Oracle Identity ManagerはPeopleSoft Employee Reconciliationのユーザー・アカウントを使用し、PeopleSoft Employee Reconciliationに接続してデータを交換します。「手順1: デプロイ要件の確認」で、このユーザー・アカウントに割り当てる必要がある最低限の権限に関する情報を示します。
コネクタのJARファイルをクラスタ環境のすべてのノードにコピーする手順が、次の項に追加されました。
「手順4: ターゲット・システムの構成」の説明が変更されました。
「手順5: 変更ベースのリコンシリエーションのためのPeopleSoftリスナーの構成」で、次の点が変更されました。
手順2が削除されました。この手順は、attributemap.properties
ファイルを編集する手順を記載していたものです。
手順9が3つの手順に分割されました。
信頼できるソース・リコンシリエーションの構成に関する手順および情報の参照先は、「信頼できるソース・リコンシリエーションの構成」に移動されました。
「リコンシリエーション・スケジュール済タスクの作成」の手順8の表現が変更されました。
PeopleSoft Employee Reconciliationの複数インストールをリンクするためにOracle Identity Managerを使用する手順は、「ターゲット・システムの複数のインストールに対するコネクタの構成」に示しています。
Oracle Identity ManagerとPeopleSoft Employee Reconciliationの間の属性マッピングの情報は、付録Aに示しています。