2 自己登録

この章では、Oracle Identity Managerでのアカウントの作成方法、およびそのアカウントを使用してOracle Identity Managerでログイン、ログアウトを行う方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

Oracle Identity Managerアカウントの作成

Oracle Identity Managerにアカウントを作成していない場合は、作成する必要があります。ユーザーIDには、次の文字は使用できません。

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システムの構成によっては、マネージャにアカウントの作成を依頼する必要があります。

また、システムの構成によっては、自己登録のリクエストに承認が必要な場合があります。承認が必須でない場合は、Oracle Identity Managerが自己登録のリクエストを処理するとすぐにアカウントが作成され、使用できます。システム管理者が、自己登録リクエストに承認が必要となるようにOracle Identity Managerを設定した場合は、リクエストのステータスをトラッキングすることができます。アカウントは、要求された承認を取得したときから使用できます。

注意
リクエストに承認が必要な場合は、リクエストの送信後にリクエストIDをメモしておきます。リクエスト・ステータスのトラッキングに、リクエストIDが必要です。

アカウントを作成するには、次の手順を実行します。

Oracle Identity Managerへの自社ポータル・リンクにアクセスします。

Oracle Identity Managerのアクセス・ページが表示されます。
Oracle Identity Managerアクセス・ページの左ナビゲーション・ペインで「自己登録」ラベルを探し、「リクエストの作成」をクリックします。

「ユーザー自己登録」ページが表示されます。
必要なデータを入力します。

必須情報はアスタリスク（*）で示されます。求められた場合は、必ずパスワードのチャレンジ質問に対する回答を選択および指定します。システム管理者がOracle Identity Managerをどのように構成したかによっては、パスワードを忘れて再設定する際に、複数のチャレンジ質問に対して回答するよう求められることがあります。
「リクエストの送信」をクリックします。

リクエストが送信されたことがOracle Identity Managerにより通知され、トラッキング用にリクエストの数値IDが表示されます。リクエストの送信後、リクエストIDをメモしておきます。リクエスト・ステータスのトラッキングに、リクエストIDが必要です。

リクエストへのリンクが表示されます。
リクエストに承認が必要な場合は、Oracle Identity Managerアクセス・ページの左ナビゲーション・ペインで、「自己登録」の下の「リクエストのトラッキング」オプションをクリックします。

「自己登録リクエストのトラッキング」ページが表示されます。このページでリクエストの数値IDを入力して、リクエストのステータスを確認できます。

パスワードの変更

Oracle Identity Managerのパスワードを忘れた場合、アカウントを解除するようにシステム管理者に依頼するか、いくつかの検証用の質問が用意されているページでパスワードを再設定することができます。これらの質問への正しい回答を入力すると、Oracle Identity Managerでパスワードを変更できます。

ログイン試行回数の最大値を上回ってもパスワードの再設定は可能で、Oracle Identity Managerアカウントはそれ以上ログインが試行されないようロックされます。ただし、チャレンジ質問に正解するまでに最大試行回数を上回ると、アカウントはロックされ、Oracle Identity Managerシステム管理者しかロックを解除できません。

注意
Oracle Identity ManagerユーザーIDを忘れた場合は、Oracle Identity Managerシステム管理者に問い合せてください。

紛失したパスワードを再設定するには、次の手順を実行します。

Oracle Identity Managerへの自社ポータル・リンクにアクセスします。

Oracle Identity Managerのアクセス・ページが表示されます。
Oracle Identity Managerアクセス・ページの左ナビゲーション・ペインで「ヘルプ」ラベルを探し、「パスワードを忘れた場合」をクリックします。

「ユーザーIDの検証」ページが表示されます。
「ユーザーIDの検証」ページで、「ユーザーID」フィールドにIDを入力し、「OK」をクリックします。

「パスワードの変更」ページが表示されます。
表示される質問に回答します。

このページに表示される質問および回答は、アカウント・オプションで指定します。これらの質問と回答は、Oracle Identity Managerの管理およびユーザー・コンソールに最初にログインしたときに選択します。
パスワードのチャレンジ質問に対する正しい答えを入力し、新しいパスワードを両方のフィールドに入力して、「送信」をクリックします。

自己登録リクエストのトラッキング

Oracle Identity Managerの構成によっては、自己登録のリクエストに承認が必要な場合があります。承認が必要な場合は、承認と自己登録プロセスのステータスをトラッキングすることができます。

自己登録リクエストのステータスをトラッキングするには、次の手順を実行します。

Oracle Identity Managerへの自社ポータル・リンクにアクセスします。

Oracle Identity Managerのアクセス・ページが表示されます。
左ナビゲーション・ペインで、「自己登録」の下の「リクエストのトラッキング」をクリックします。

自己登録のトラッキング・ページが表示されます。
自己登録のトラッキング・ページの「リクエストID」フィールドに、自己登録に関連付けられているリクエストのIDを入力します。
「リクエストのトラッキング」をクリックします。

自己登録のリクエスト・ステータスに関する詳細が表示されます。

管理およびユーザー・コンソールへのログイン

Oracle Identity Managerの管理およびユーザー・コンソールにログインする前に、そのアプリケーションのアカウントを持っていることを確認します。現在アカウントを持っていない場合は、「Oracle Identity Managerアカウントの作成」で説明されているとおりにアカウントを作成します。または、アカウントを作成するようマネージャに依頼します。

管理およびユーザー・コンソールにログインするには、次の手順を実行します。

Oracle Identity Managerへの自社ポータル・リンクにアクセスします。
Oracle Identity Managerログイン・ページでユーザーIDとパスワードを入力します。
「ログイン」をクリックします。

管理およびユーザー・コンソールのログアウト

アクティブでない状態が一定時間続くと、Oracle Identity Managerから自動的にログアウトされることがあります。シングル・サインオンでない環境で作業している場合もログアウトできます。

シングル・サインオンでない環境の管理およびユーザー・コンソールからログアウトするには、次の手順を実行します。

「ログアウト」をクリックします。

確認メッセージが表示されます。
「ログアウト」または「取消」をクリックします。