ヘッダーをスキップ
Oracle Identity Manager JBoss用インストレーション・ガイド
リリース9.0
B31962-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

8 Oracle Identity Managerサーバーの起動と停止

この章では、Oracle Identity Managerサーバーの起動と停止の方法、および管理およびユーザー・コンソールのアクセス方法を示します。この章では次の項目について説明します。


重要:

Oracle Identity Managerサーバーを起動する前に、第7章「Oracle Identity ManagerサーバーおよびJBossのインストール後の構成」のすべてのインストール後の手順を完了する必要があります。

起動または再起動後のバックアップxlconfig.xmlファイルの削除

Oracle Identity Managerの任意のコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードの変更後に起動した後は、パスワードが暗号化されて保存されます。ただし、パスワードが保存される前に、Oracle Identity Managerによってxlconfig.xmlのバックアップ・コピー(xlconfig.xml.<x>)が作成されます。このバックアップ・ファイルxlconfig.xml.<x>には、パスワードがプレーン・テキストで格納されています。


重要:

Oracle Identity Managerのいずれかのコンポーネントを最初に起動した後、またはxlconfig.xmlのパスワードを変更して再起動した後は、新しいパスワードが正常に機能していることを確認したら、バックアップ・ファイルを必ず削除してください。バックアップ・ファイルの名前はxlconfig.xml.<x>です。xは使用可能な最新の番号で、xlconfig.xml.0、xlconfig.xml.1などとなります。

Oracle Identity Managerサーバーの起動

ここでは、Windows、UNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーの起動方法について説明します。

Oracle Identity Managerサーバーを起動するには、次のようにします。

  1. データベースが起動されて実行していることを確認します。

  2. オペレーティング・システムに応じて次のいずれかのスクリプトを実行して、Oracle Identity Managerサーバーを起動します。Oracle Identity Managerサーバーの起動スクリプトを実行すると、JBossアプリケーション・サーバーも起動されます。

    Windowsの場合

    <XL_HOME>\xellerate\bin\xlStartServer.bat

    UNIXまたはLinuxの場合

    <XL_HOME>/xellerate/bin/xlStartServer.sh

Oracle Identity Managerサーバーの停止

ここでは、Windows、UNIXまたはLinuxでのOracle Identity Managerサーバーの正常な停止方法について説明します。Oracle Identity Managerサーバーを正常に停止するには、オペレーティング・システムに対応する次のいずれかのスクリプトを実行してJBossアプリケーション・サーバーを停止します。

Windowsの場合

<JBOSS_HOME>\bin\shutdown.bat -S

UNIXまたはLinuxの場合

<JBOSS_HOME>/bin/shutdown.sh -S

管理およびユーザー・コンソールのアクセス

JBossアプリケーション・サーバーとOracle Identity Managerを起動してから、管理およびユーザー・コンソールにアクセスできます。

管理およびユーザー・コンソールにアクセスするには、次のようにします。

  1. Webブラウザを起動して次のURLにアクセスします。

    http://<hostname>:<port>xlWebApp

    <hostname>は、アプリケーション・サーバーのホスト・マシンの名前です。<port>は、サーバーがリスニングしているポートです。JBossのポート番号は8080です。


    注意:

    アプリケーション名xlWebAppでは大文字と小文字が区別されます。

    例:

     http://localhost:8080/xlWebApp
    
    
  2. Oracle Identity Managerのログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを使用してログインします。


    注意:

    デフォルトの管理者ユーザー名とパスワードはxelsysadmです。

インストールを確認するための診断ダッシュボードの使用

診断ダッシュボードでは、インストール後の環境で次の項目をテストして各コンポーネントを確認します。

診断ダッシュボードは、パッケージと一緒にコンポーネントのサポート対象バージョンすべてについてもチェックします。


注意:

詳細は、「診断ダッシュボードの使用方法」を参照してください。