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Oracle Identity Manager 管理およびユーザー・コンソール・ガイド
リリース9.1.0

E05900-03
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4 アカウントの管理

この章では、Oracle Identity Managerユーザー・アカウントへのアクセスおよび管理について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

アカウント・プロファイルの表示と変更

Oracle Identity Managerユーザー・アカウントに関連する基本情報を変更できます。


注意

ユーザー・プロファイルで編集できるフィールドは、システム管理者が行ったOracle Identity Managerの構成によって異なります。 


アカウントを表示および編集するには、次の手順を実行します。

  1. 管理およびユーザー・コンソールにログインします。「Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールへようこそ」ページが表示されます。

  2. 左ナビゲーション・ペインで「マイ・アカウント」をクリックし、続いて「アカウント・プロファイル」をクリックします。「アカウント・プロファイル」ページにユーザー・アカウントの情報が表示されます。

  3. 「アカウント・プロファイルの変更」をクリックします。

  4. 必要に応じて変更し、「プロファイルの保存」をクリックします。

    その変更に承認が必要な場合は、リクエストIDが表示されます。このIDをメモしておいて、リクエストのトラッキングに使用します。承認が必要ない場合は、リクエストを処理すると、すぐに変更が有効になります。システムの負荷によっては、数分かかることがあります。

    Oracle Identity Managerでは、監査の目的でリクエストを格納します。

パスワードの変更

ローカル・システムの設定によっては、システムのセキュリティを保全するために定期的にパスワードを変更するように要求されることがあります。

パスワードを変更するには、次の手順を実行します。

  1. 左ナビゲーション・ペインで「マイ・アカウント」をクリックし、続いて「パスワードの変更」をクリックします。「パスワードの変更」ページが表示されます。

  2. 「旧パスワード」フィールドに現在のパスワードを入力してから、「新規パスワード」フィールドおよび「パスワードの確認」フィールドに新しいパスワードを入力します。

  3. 「保存」をクリックします。

Xellerate Userリソース・オブジェクトにパスワード・ポリシーをアタッチした場合は、パスワード・フィールドのある管理者およびユーザー・コンソールのすべてのページに、「パスワード・ポリシーの表示」リンクが表示されます。このリンクをクリックすると、パスワードの指定に適用されるパスワード・ポリシーが表示されます。

関連項目

パスワード・ポリシーの詳細は、『Oracle Identity Managerデザイン・コンソール・ガイド』を参照してください。 

パスワードの変更および取得のための質問と回答の指定

検証用の質問を選択して、それらの回答を指定できます。チャレンジ質問と回答は、管理およびユーザー・コンソールに最初にログインしたときに設定します。これらの質問は、パスワードを忘れて再設定が必要な場合、あるいはパスワードの変更が必要な場合に、身元を確認するために使用されます。

回答が必要な質問の数と、選択候補の質問の一覧は、システム管理者によって定義されます。使用可能なチャレンジ質問と回答のリストから、自分のための質問を選択できます。

チャレンジ質問と回答を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 左ナビゲーション・ペインで「マイ・アカウント」をクリックします。

  2. 「チャレンジQ&A」をクリックします。パスワードを入力するよう求められます。

  3. パスワードを入力し、「続行」をクリックします。「チャレンジ質問の選択」ページが表示されます。

  4. チャレンジ質問を選択します。必ず、最小質問数以上の質問を選択して、「選択」をクリックします。「チャレンジ回答の指定」ページが表示されます。

  5. 一覧に表示された各質問への回答を入力します。簡単に思い出せる回答を入力してください。

  6. 「保存」をクリックします。

  7. 「OK」をクリックして回答を確認します。

    パスワードを忘れた場合や再設定が必要な場合、前の手順で選択した質問の回答を入力するよう求められます。

代行者への担当業務の委任

病気、休暇などのために勤務できない場合、別のユーザーにタスク承認業務を委任することができます。承認者として、別のユーザーを自分の代行者として選択することができます。ユーザーを選択すると、割り当てられるタスクはすべて、委任したプロキシ・ユーザーにルーティングされます。


注意

プロキシ割当ては開始日の午前0時1分から始まり、終了日の
午前0時ちょうどに終了します。 


プロキシ・ユーザーが管理およびユーザー・コンソールにログインすると、「ようこそ」ページには、ログインしたユーザーがプロキシであるユーザーが表示されます。そのユーザーに割り当てられるタスクは、プロキシ・ユーザーの「保留中のリクエスト」リストに表示されます。

関連項目

保留中のリクエストの詳細は、「保留中の承認の確認」を参照してください。 

プロキシ・ユーザーを指定するには、次の手順を実行します。

  1. 左ナビゲーション・ペインで「マイ・アカウント」をクリックし、続いて「マイ・プロキシ」をクリックします。「プロキシ詳細」ページが表示されます。

  2. ここでプロキシを定義しない場合、ユーザーに委任するには「割当て」をクリックします。「プロキシの割当て」ページが表示されます。

  3. 「プロキシ名」フィールドで、「マネージャ」または「他のユーザー」を選択します。

    マネージャが定義されていれば、デフォルトで「マネージャ」オプションが選択されます。他のユーザーを検索するには、このフィールドの隣にある拡大鏡アイコンをクリックします。「参照フォーム」ページに、プロキシ・ユーザーの定義に選択できるすべてのユーザーの名前が表示されます。

  4. 「ユーザーID」を選択することでプロキシ・ユーザーを定義し、続いて「選択」をクリックします。選択したユーザーIDが「プロキシの割当て」ページに表示されます。

  5. 「開始日」フィールドで、プロキシ・ユーザーを有効にする日付を指定します。

  6. 「終了日」フィールドで、プロキシ・ユーザーを無効にする日付を選択します。

  7. 「割当て」をクリックします。「確認」ページに、そのプロキシ・ユーザーに対して定義された、選択済のユーザーIDが表示されます。

  8. 「確認」ページが正しければ、「割当て」をクリックします。「プロキシ詳細」ページには、定義したプロキシ・ユーザー情報が表示されます。

  9. このプロキシ・ユーザーに対する情報を変更するには、「変更」をクリックします。

    このユーザーを定義されたプロキシ・ユーザーから削除するには、「プロキシの削除」をクリックします。


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