Oracle Identity Manager 管理およびユーザー・コンソール・ガイド リリース9.1.0 E05900-03 |
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Oracle Identity Manager内に存在し、Oracle Identity Manager内で管理されるアイデンティティを、OIMユーザーと言います。OIMユーザーは、次の方法で作成できます。
OIMユーザーにはOIMアカウントがないユーザーも存在します。Oracle Identity Managerリリース9.1.0では、すべてのOIMユーザーにユーザー・アカウントがあります。
OIMアカウントはOIMユーザーに付与され、OIMユーザーはOracle Identity ManagerにログインしてOracle Identity Managerの機能にアクセスできるようになります。これらの機能には、少なくともセルフサービスおよびリクエストが含まれます。OIMアカウントには、ユーザー、組織およびロールといった様々なエンティティの委任管理やワークフローの定義機能などのその他の権限を付与できます。ユーザーによる自己登録を許可している場合でも、管理者として、他のユーザーのためにアカウントを作成する機能を他の管理者に保持させておくことがあります。すべてのユーザーが他のユーザーのためにアカウントを作成できるわけではありません。
この章の内容は、次のとおりです。
OIMユーザーを作成するには、次の手順を実行します。
表8-1では、「ユーザーの作成」ページのGUI要素を説明します。
Oracle Identity Managerによりユーザー・アカウントが作成され、「ユーザーの詳細」ページにユーザー・アカウント情報が表示されます。
ユーザーを作成した直後のため、「追加詳細」リージョンのいずれかのオプションを選択すると、限定された情報が表示されます。
「ユーザーの詳細」ページでは、次の項目を選択できます。
ユーザー・プロファイルを編集するには、次の手順を実行します。
「従業員タイプ」および「ステータス」検索基準を使用するには、対応するフィールドで値を選択します。
「ユーザーの詳細」ページが表示されます。このページに表示されるGUI要素の詳細は、表8-1を参照してください。
ユーザーを無効化すると、そのユーザーを確実にプロビジョニングの対象外にできます。「ユーザーの編集」ページにある「無効化」ボタンは、ロールまたはステータスに応じて「無効化」と「有効化」の間で切り替わります。
ユーザー・プロファイルを無効化するには、次の手順を実行します。
「従業員タイプ」および「ステータス」検索基準を使用するには、対応するフィールドで値を選択します。
ユーザーのパスワードを変更するには、次の手順を実行します。
ユーザー・アカウントは変更、無効化、削除およびロック解除できます。また、ユーザー・アカウントのパスワードの変更もできます。
次の手順では、ユーザー・アカウントの管理方法について説明します。
「ユーザーの管理」ページが表示されます。
1つ以上のメニューを使用して、検索属性の選択を解除します。選択後、一致させるテキストを隣のフィールドに入力したり、ワイルドカードのアスタリスク(*)を使用します。入力する情報が多いほど、取得されるユーザー・レコードのリストの精度が上がります。「従業員タイプ」および「ステータス」検索基準を使用するには、対応するボックスで値を選択します。
Oracle Identity Managerにより、入力した基準に一致するユーザーのリストが表示されます。
たとえばユーザー・アカウントを無効にするには、該当する行の「無効化」チェック・ボックスを選択し、「無効化」をクリックします。
Oracle Identity Managerによりユーザーのプロファイルが表示されます。
ユーザーに関する詳細情報を表示するには、メニューを使用します。
このページでは、「新しいリソースのプロビジョニング」をクリックしてリソースをプロビジョニングすることもできます。
グループ・メンバーシップ・ページを使用すると、ユーザーをグループに割り当てることもできます。
「プロキシ詳細」ページを使用してプロキシを割り当てることもできます。
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