この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック(リリース9.0.4)のDatabase User Managementコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連資料: リリース9.0.3で新たに更新された内容の詳細は、リリース9.0.3のこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
信頼できるソースのリコンシリエーション
このリリースのコネクタでは、信頼できるソースのリコンシリエーションがサポートされています。必要な情報は、このマニュアルの該当する箇所に記載されています。
信頼できるソースおよび信頼できないソースのリコンシリエーションに対する個別のスケジュール済タスク
このリリースのコネクタには、信頼できるソースおよび信頼できないソースのリコンシリエーションに対する、個別のユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスクがあります。「リコンシリエーションのスケジュール済タスクの構成」の項で、これらのスケジュール済タスクの属性を説明します。
タイムアウトのサポート
このリリースのコネクタでは、プロビジョニングおよびリコンシリエーションのタイムアウトがサポートされています。「ITリソースの定義」の項では、この機能を実装するために使用するITリソース・パラメータについて説明します。
部分リコンシリエーション
リコンサイルする必要のある追加または変更されたターゲット・システム・レコードのサブセットを指定して、リコンシリエーション・プロセスをカスタマイズできます。この機能については次の項で説明します。
リコンサイルするレコード数の指定
このリリースでは、ユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスクのRecord Size属性を使用して、リコンサイルするレコード数を指定できます。これについては、「リコンサイルするレコード数の指定」の項で説明します。
ロギングの有効化
「ロギングの有効化」の項の手順に従って、ターゲット・システム固有のログ情報の生成を構成できます。
Oracle Databaseへのセキュアな接続
このリリースのコネクタでは、Oracle Identity ManagerとOracle Database間にかぎり、セキュアなJDBC接続を設定できます。その他のターゲット・システムでは、この機能は使用できません。これにはisSecure
パラメータを使用します。このパラメータについては、「ITリソースの定義」の項で説明します。
テスト・ユーティリティ
このリリースのコネクタには、テスト・ユーティリティが追加されています。必要な情報は、次の項に追加されています。
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「コネクタのリリース番号の確認」の項の手順が改訂されています。
このコネクタのロギングを有効化する手順が、「ロギングの有効化」の項に記載されています。
このガイドの以前のリリースでは第2章だった内容の一部が、第3章に移動されています。