Oracle Identity Manager Oracle E-Business User Management Connectorガイド リリース9.0.4 E05505-01 |
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この章では、Oracle Identity Managerコネクタ・パック(リリース9.0.4)のOracle E-Business User Managementコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。
関連資料: リリース9.0.3で新たに更新された内容の詳細は、リリース9.0.3のこのドキュメントを参照してください。 |
この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。
コネクタのソフトウェアに対する更新が含まれます。
コネクタのドキュメントに対する主な変更が含まれます。この変更はソフトウェアの更新には関係ないものです。
関連資料: 『Oracle Identity Managerリリース・ノート』 |
ここでは、このリリースのコネクタのソフトウェアに対する更新について説明します。
サポートされるターゲット・システム・リストの変更
「手順1: デプロイ要件の確認」では、サポートされるターゲット・システムのリストが変更されています。このリリースのコネクタでは、Oracle E-Business Suite 12.0.1もサポートしています。
信頼できるソースおよび信頼できないソースのリコンシリエーションに対する個別のスケジュール済タスク
このリリースのコネクタには、信頼できるソースおよび信頼できないソースのリコンシリエーションに対する、個別のユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスクがあります。「スケジュール済タスク属性の値の指定」で、これらのスケジュール済タスクの属性を説明します。
ユーザー・タイプによるリコンシリエーション
このリリースでは、ユーザー・タイプによるリコンシリエーションを構成できます。これには、スケジュール済タスクのUser_Type
属性を使用します。「ユーザー・リコンシリエーションのスケジュール済タスク」でこの属性について説明します。
部分リコンシリエーション
リコンサイルする必要のある追加または変更されたターゲット・システム・レコードのサブセットを指定して、リコンシリエーション・プロセスをカスタマイズできます。この機能については次の項で説明します。
バッチ・リコンシリエーション
このリリースのコネクタでは、リコンシリエーションのスケジュール済タスクの定義にBatchSize
およびNumOfBatches
属性が追加されています。これらの属性に値を指定することで、様々なバッチでユーザーをリコンサイルできます。スケジュール済タスクの属性については、次の項で説明します。
ロギングの有効化
「ロギングの有効化」の項の手順に従って、ターゲット・システム固有のログ情報の生成を構成できます。
テスト・ユーティリティ
このリリースのコネクタでは、テスト・ユーティリティが導入されています。必要な情報は、このガイドの該当する箇所に追加されています。
カスタム属性の追加
このリリースのコネクタでは、リコンシリエーションおよびプロビジョニング用のカスタム属性の追加がサポートされています。この機能については、「リコンシリエーション用のカスタム属性の追加」および「プロビジョニング用のカスタム属性の追加」で説明します。
このリリースのガイドでは、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。
「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」の項の手順が改訂されています。
このコネクタのロギングを有効化する手順が、「ロギングの有効化」の項に記載されています。
このガイドの以前のリリースでは第2章にあった項目の一部が、第3章「コネクタの構成」に移動されています。