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Oracle Identity Manager JD Edwards EnterpriseOne Connectorガイド
リリース9.0.4
E05523-01
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2 コネクタのデプロイ

コネクタをデプロイするには次の手順を実行します。

手順1: デプロイ要件の確認

次の表に、コネクタのデプロイ要件を示します。

項目 要件
Oracle Identity Manager Oracle Identity Managerリリース8.5.3以上。
ターゲット・システム JD Edwards EnterpriseOne Toolsリリース8.9。
ターゲット・システムのユーザー・アカウント SYSADMINおよびPKGBLD権限を割り当てられたJD Edwards EnterpriseOneユーザー・アカウント。

「ITリソースの定義」の項の手順を実行する際に、このユーザー・アカウントの資格証明を指定します。

このユーザー・アカウントに必要な権限が割り当てられていない場合は、Oracle Identity Managerがターゲット・システムとの通信を試行したときに接続エラーがスローされます。


手順2: コネクタ・ファイルおよび外部コード・ファイルのコピー

コピーするコネクタのファイルと、コピーする必要があるディレクトリを次の表に示します。

インストール・メディア・ディレクトリのファイル コピー先ディレクトリ
xmlディレクトリにあるファイル
OIM_home/Xellerate/JDE/xml

resourcesディレクトリにあるファイル
OIM_home/xellerate/connectorResources
lib/JDEConnectorProv.jar
OIM_home/Xellerate/JDE/lib
OIM_home/Xellerate/JavaTasks
lib/JDEConnectorRecon.jar
OIM_home/Xellerate/JDE/lib
OIM_home/Xellerate/ScheduleTask
testディレクトリにあるファイル
OIM_home/Xellerate/JDE/test


注意:

この表の最初の列に示すディレクトリ・パスは、インストール・メディアの次の場所にあるコネクタ・ファイルの場所に対応しています。
Enterprise Applications/JDEdwards/JDE

これらのファイルの詳細は、「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」を参照してください。


コピーするターゲット・システムのファイルと、コピー先のディレクトリを次の表に示します。

ターゲット・システム・サーバーのファイル コピー先ディレクトリ
JD Edwards EnterpriseOneサーバーのJDE_installation_dir/E812/DDP/system/classesディレクトリの次のJARファイル。
  • ApplicationAPIs_JAR.jar

  • Base_JAR.jar

  • BizLogicContainer_JAR.jar

  • BizLogicContainerClient_JAR.jar

  • BusinessLogicServices_JAR.jar

  • castor.jar

  • Connector.jar

  • Generator_JAR.jar

  • JdbjBase_JAR.jar

  • JdbjInterfaces_JAR.jar

  • JdeNet_JAR.jar

  • log4j.jar

  • Metadata.jar

  • MetadataInterface.jar

  • PMApi_JAR.jar

  • Spec_JAR.jar

  • System_JAR.jar

  • xalan.jar

  • xerces.jar。

  • xml-apis.jar

OIM_home/Xellerate/JavaTasks
次のテンプレート・ファイルを、JDE_installation_dir/E812/DDP/system/classes/ConnectorSamples.zipファイルから抽出します。
  • jdbj.ini.templ

  • jdeinterop.ini.templ

  • jdelog.properties

jdbj.ini.templの名前をjdbj.iniに変更し、jdeinterop.ini.templの名前をjdeinterop.iniに変更します。

次に、3つのすべてのファイルを指定したコピー先ディレクトリにコピーします。

OIM_home/Xellerate/JDE/Properties
JD Edwards EnterpriseOneサーバーが、Oracle Databaseで稼働中の場合、tnsnames.oraファイルを指定したコピー先ディレクトリにコピーします。
OIM_home/Xellerate/JDE/Properties


注意:

Oracle Identity Managerをクラスタ環境にインストールするときは、インストール・ディレクトリの内容をクラスタの各ノードにコピーします。同じく、connectorResourcesディレクトリとJARファイルの内容も、クラスタの各ノードの対応するディレクトリにコピーする必要があります。

プロパティ・ファイルの変更

次のプロパティ・ファイルを変更して、使用するデプロイ要件に適応させる必要があります。


注意:

次の項の構成プロパティのリストは包括的なものではなく、コネクタが機能するために基本的なプロパティのみが含まれます。ファイルでは、オプションの別のプロパティを使用してコネクタ機能をさらにカスタマイズできます。その他の構成プロパティの明示的な説明および使用方法は、構成ファイルにあります。

jdbj.ini

要件に基づいて、jdbj.iniファイルを変更する必要があります。このファイルには、JD Edwards EnterpriseOneのデータベース・アクセスの一般的な機能を提供するJDBjに関する情報が含まれます。


注意:

このファイルのすべてのプロパティ値は、大/小文字を区別します。

このファイルの[JDBj-BOOTSTRAP SESSION]セクションで、次の表に示すパラメータ値を指定します。

プロパティ サンプル値 説明
user user=JDE ターゲット・システムに接続するためのユーザーID

これはオプションのパラメータです。

password password=jDPass ユーザーのパスワード

これはオプションのパラメータです。

environment environment=PY812 ユーザーがJD Edwards EnterpriseOneに接続する環境

これは必須パラメータで、jdbj.iniファイルで指定する必要があります。

JD Edwards EnterpriseOneでは、ユーザーがシステムにアクセスできる次の環境を提供します。

  • 開発環境(DV812)

  • 本番環境(PD812)

  • プロトタイプ環境(PY812)

  • 新品環境(PD812)

特定の環境のシステムにアクセスするには、ユーザーは該当する環境に対する権限を持つ必要があります。

role role=*ALL 接続ユーザーのロール

これはオプションのパラメータです。


このファイルの[JDBj-BOOTSTRAP DATA SOURCE]セクションで、次の表に示すプロパティ値を指定します。

プロパティ 説明
name データソースの名前

これはブートストラップ接続に重要なプロパティではありません。ただし、エラー・メッセージおよびログが表示されます。

サンプル値: name=System - 812

dataBaseType ターゲット・システムで使用するデータベースのタイプ

この値はシステムで使用するデータベースにより異なります。値は次のいずれかです。

  • I = AS/400

  • O = Oracle

  • S = SQL Server

  • W = UDB

  • M = MSDE

デフォルト値: databaseType=O

server EnterpriseOneホストのサーバー名。

IBM AS/400およびSQL Serverに適用されます。

サンプル値: server=ibm1

serverPort EnterpriseOneホストのサーバー・ポート番号。

Microsoft SQL Serverにのみ適用されます。

database データベース・インスタンス名

Oracle DatabaseおよびIBM DB2 UDBにのみ適用されます。

デフォルト値: database=ora10g

physicalDatabase 物理データベース(IBM AS/400のライブラリ修飾子として使用されます)。

Microsoft SQL ServerおよびIBM AS/400に適用されます。

owner データソースの所有者

Oracle Database、Microsoft SQL ServerおよびIBM DB2 UDBに適用されます。

サンプル値: owner=SY812

lob LOBのサポートを示すブール値。

Oracle DatabaseおよびIBM AS/400に適用されます。

サンプル値: lob=Y

unicode Unicode変換のサポートを示すブール値。

Microsoft SQL Serverに適用されます。

サンプル値: unicode=N



注意:

ファット・クライアントとして知られるJD Edwards EnterpriseOneのクライアントには、jdbj.iniファイルの[JDBj-BOOTSTRAP DATA SOURCE]セクション内の設定に対応する設定があります。このファイル内の値とファット・クライアントで指定する値が一致する必要があります。ファット・クライアントでは、これら設定はjde.iniファイルの[DB SYSTEM SETTINGS]セクションにあります。

このファイルの[JDBj-JDBC DRIVERS]セクションで、JDBCドライバを指定してEnterpriseOneに接続します。これを実行するには、使用するデータベースのドライバを指定する行を非コメント化します。たとえば、Oracle Databaseを使用している場合、Oracle Databaseのドライバを指定する行を非コメント化します。

ORACLE=oracle.jdbc.driver.OracleDriver

このファイルの[JDBj-ORACLE]セクションで、EnterpriseOneからコピーするtnsnames.oraの場所を指定します。次の設定は、Oracle Databaseを使用する場合のみ必要です。

tns=OIM_home/Xellerate/JDE/Properties/tnsnames.ora

jdeinterop.ini

jdeinterop.iniファイルは、Oracle Identity ManagerとJD Edwardsシステムとの間の相互運用を有効にするJD Edwardsコネクタで使用される構成ファイルです。jdeinterop.iniファイルを変更し、次の表に示すプロパティ値を指定します。

ファイルのセクション プロパティ/サンプル値 説明
[OCM] OCMEnabled=false コネクタでObject Configuration Mapping(OCM)を使用して、EnterpriseOneサーバーを検索するかどうか指定するブール値
[JDENET] serviceNameConnect=6014 Oracle Identity ManagerからEnterpriseOneServerに接続するためのポート番号
[SERVER] glossaryTextServer=ibm1:6014 glossary Textサーバーに接続するための名前およびポート番号

codePage=1252 特定の言語のコード・ページ番号
[SECURITY] SecurityServer=ibm1 セキュリティ・サーバーの名前

セキュリティ・サーバーはEnterpriseOneサーバーと同じです。

[INTEROP] enterpriseServer=ibm1 EnterpriseOneサーバーの名前

port=6014 EnterpriseOneサーバーに接続するためのポート番号

jdelog.properties

このファイルをカスタマイズして、異なるレベルのロギングを有効化できます。ロギングを有効化するには、次の表に示すプロパティ値を指定します。

プロパティ 説明 サンプル値
FILE ログ・ファイルの場所 FILE=//jderoot.log
LEVEL ロギング・レベル

次に示すいずれかの値を指定できます。

  • SEVERE

  • WARN

  • APPS

  • DEBUG

これらの値の優先度は降順です。

LEVEL=WARN
FORMAT ロギング書式

このプロパティは次の値に設定できます。

  • APPS

  • TOOLS

  • TOOLS_THREAD

本番環境では、これはAPPSに設定します。

FORMAT=APPS
MAXFILESIZE MB単位のログ・ファイルの最大サイズ MAXFILESIZE=10MB
MAXBACKUPINDEX 保持できるログ・ファイルのバックアップの最大数 MAXBACKUPINDEX=20
COMPONENTS イベントがロギングされるログ・ファイル内のコンポーネント

その他のコンポーネントも指定できます。すべてのコンポーネントのリストは、このファイルのテンプレートで指定されます。

COMPONENT=RUNTIME|JAS|JDBJ
APPEND ログ・エントリをファイルの最後に追加することを指定するブール値

値はTRUEまたはFALSEです。

APPEND=TRUE

手順3: Oracle Identity Managerサーバーの構成

Oracle Identity Managerサーバーを構成するには、次の手順を実行します。

必要な入力ロケールへの変更

必要な入力ロケール(言語および国の設定)に変更するには、必要なフォントのインストールと必要な入力ロケールの設定を行います。

必要な入力ロケールに変更するため、システム管理者の支援が必要となる場合があります。

サーバー・キャッシュからのコネクタ・リソース・バンドル関連コンテンツの消去

「手順2: コネクタ・ファイルおよび外部コード・ファイルのコピー」の項で説明されている手順を実行する際には、インストール・メディアのresourcesディレクトリにあるファイルを、OIM_home/xellerate/connectorResourcesディレクトリにコピーします。connectorResourcesディレクトリ内に新しいリソース・バンドルを追加したり、既存のリソース・バンドルに変更を加えた場合は、コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをその都度サーバー・キャッシュから消去する必要があります。

コネクタ・リソース・バンドルに関連するコンテンツをサーバー・キャッシュから消去するには、次のようにします。

  1. コマンド・ウィンドウで、OIM_home/xellerate/binディレクトリに移動します。


    注意:

    ステップ1を実行してからステップ2を実行してください。ステップ2で次のようにコマンドを実行すると、例外がスローされます。
    OIM_home/xellerate/bin/batch_file_name
    

  2. 次のいずれかのコマンドを入力します。

    • Microsoft Windowsの場合:

      PurgeCache.bat ConnectorResourceBundle
      
      
    • UNIXの場合:

      PurgeCache.sh ConnectorResourceBundle
      

    注意:

    ステップ2の実行時にスローされる例外は無視できます。

    このコマンドのConnectorResourceBundleは、サーバー・キャッシュから削除できるコンテンツ・カテゴリの1つです。その他のコンテンツ・カテゴリの詳細は、次のファイルを参照してください。

    OIM_home/xellerate/config/xlConfig.xml
    

ロギングの有効化

ロギングを有効化すると、Oracle Identity Managerはプロビジョニングおよびリコンシリエーション操作の過程で発生するイベントについての情報をログ・ファイルに自動的に格納します。ロギングを行うイベントのタイプを指定するには、ログ・レベルを次のいずれかに設定します。

  • ALL

    このレベルでは、すべてのイベントのロギングが有効化されます。

  • DEBUG

    このレベルでは、デバッグに役立つ詳細なイベントに関する情報のロギングが有効化されます。

  • INFO

    このレベルでは、アプリケーションの進行状況を大まかに示す情報メッセージのロギングが有効化されます。

  • WARN

    このレベルでは、障害を引き起こす可能性のある状況に関する情報のロギングが有効化されます。

  • ERROR

    このレベルでは、アプリケーションを続行できる場合があるエラー・イベントに関する情報のロギングが有効化されます。

  • FATAL

    このレベルでは、アプリケーションの機能停止の原因となる可能性がある、非常に重大なエラー・イベントに関する情報のロギングが有効化されます。

  • OFF

    このレベルでは、すべてのイベントのロギングが無効化されます。

ログ・レベルを設定するファイルおよびログ・ファイルのパスは、使用するアプリケーション・サーバーによって異なります。

  • BEA WebLogic

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. OIM_home/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。

      log4j.logger.XELLERATE=log_level
      log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=log_level
      
      
    2. これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。

      次に例を示します。

      log4j.logger.XELLERATE=INFO
      log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=INFO
      
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。

    WebLogic_home/user_projects/domains/domain_name/server_name/server_name.log
    
    
  • IBM WebSphere

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. OIM_home/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。

      log4j.logger.XELLERATE=log_level
      log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=log_level
      
      
    2. これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。

      次に例を示します。

      log4j.logger.XELLERATE=INFO
      log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=INFO
      
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。

    WebSphere_home/AppServer/logs/server_name/startServer.log
    
    
  • JBoss Application Server

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. JBoss_home/server/default/conf/log4j.xmlファイルで、次の行を検索または追加します。

      <category name="XELLERATE">
         <priority value="log_level"/>
      </category>
      
      
      <category name="XL_INTG.JDECONNECTOR">
         <priority value="log_level"/>
      </category>
      
      
    2. 各セットのXMLコードの2行目で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。次に例を示します。

      <category name="XELLERATE">
         <priority value="INFO"/>
      </category>
      
      
      <category name="XL_INTG.JDECONNECTOR">
         <priority value="INFO"/>
      </category>
      
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。

    JBoss_home/server/default/log/server.log
    
    
  • OC4J

    ロギングを有効にするには、次のようにします。

    1. OIM_home/xellerate/config/log.propertiesファイルに次の行を追加します。

      log4j.logger.XELLERATE=log_level
      log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=log_level
      
      
    2. これらの行で、log_levelを、設定するログ・レベルに置換します。

      次に例を示します。

      log4j.logger.XELLERATE=INFO
      log4j.logger.XL_INTG.JDECONNECTOR=INFO
      
      

    ロギングを有効化すると、ログ情報が次のファイルに書き込まれます。

    OC4J_home/opmn/logs/default_group~home~default_group~1.log
    

手順4: コネクタのXMLファイルのインポート

「コネクタを構成するファイルおよびディレクトリ」で説明したように、コネクタのXMLファイルには、コネクタのコンポーネントの定義が含まれています。コネクタのXMLファイルをインポートすることで、Oracle Identity Managerにこれらのコンポーネントを作成します。

コネクタのXMLファイルをOracle Identity Managerにインポートするには、次のようにします。

  1. Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソールを開きます。

  2. 左のナビゲーション・バーの「デプロイメント管理」リンクをクリックします。

  3. 「デプロイメント管理」の下の「インポート」リンクをクリックします。 A dialog box for opening files is displayed.

  4. JDEResourceObject.xmlファイルを検索して開きます。このファイルはOIM_home/Xellerate/JDE/xmlディレクトリにあります。このXMLファイルの詳細は、「ファイル・プレビュー」ページに表示されます。

  5. 「ファイルの追加」をクリックします。「置換」ページが表示されます。

  6. 「次へ」をクリックします。「確認」ページが表示されます。

  7. 「次へ」をクリックします。JDE IT Resource ITリソースの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。

  8. JDE IT Resource ITリソースのパラメータの値を指定します。指定する値の詳細は、「ITリソースの定義」の表を参照してください。

  9. 「次へ」をクリックします。JDE ITリソース・タイプの新規インスタンスの「ITリソース・インスタンス・データの提供」ページが表示されます。

  10. 「スキップ」をクリックして、他のITリソースを定義しないことを指定します。「確認」ページが表示されます。

  11. 「選択内容の表示」をクリックします。

    XMLファイルの内容が「インポート」ページに表示されます。ノードの横に十字形のアイコンが表示されることがあります。これらのノードは、冗長なOracle Identity Managerエンティティを示しています。コネクタのXMLファイルをインポートする前に、各ノードを右クリックして「削除」を選択し、これらのエンティティを削除する必要があります。

  12. 「インポート」をクリックします。コネクタのXMLファイルがOracle Identity Managerにインポートされます。

コネクタのXMLファイルをインポートしたら、次の章に進みます。

ITリソースの定義

JDE IT Resource ITリソース・パラメータには、次の表に示す値を指定してください。

パラメータ 説明
User EnterpriseOneサーバーに接続するユーザーのユーザーID。
Password EnterpriseOneサーバーに接続するユーザーのパスワード。
Environment 接続ユーザーの環境。

サンプル値: DV812

Role EnterpriseOneサーバーに接続するユーザーのロール。

サンプル値: *ALL

ProxyUser EnterpriseOneサーバーのシステム・ユーザーのユーザーID。
ProxyUserPassword EnterpriseOneサーバーのシステム・ユーザーのパスワード。
TimeStamp 最初のリコンシリエーションの実行のタイムスタンプでは、タイムスタンプ値は設定されていません。後続のリコンシリエーション処理では、前のリコンシリエーション処理が完了した時刻がこのパラメータに保存されます。

サンプルのタイムスタンプ値は次のとおりです。

Jun 01, 2006 at 10:00:00 GMT+05:30


これらのITリソース・パラメータの値を指定したら、この手順のステップ9に進んで、コネクタのXMLファイルをインポートします。