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BEA JRockit 1.4.2 SDK FAQ


このページでは、BEA JRockit についてよく寄せられる質問にお答えします。

どのプラットフォームで JRockit を実行できますか?

プラットフォーム サポート」のページには、JRockit がサポートするすべてのプラットフォームの詳細なリストがあります。

公表されているベンチマークの数字はどこにありますか?

Standard Performance Evaluation Corporation のサイトに、関連する最近のベンチマーク データがあります。

JRockit を起動しようとすると、C:¥java¥jrockit-j2sdk1.4.2_04¥bin>java -XXnoopt -version Unknown option or illegal argument: -XXnoopt.というエラー メッセージが表示されます。どうすればよいでしょうか?

有効な起動オプションを設定する必要があります。使用できる起動オプションについては、「名前別のコマンドライン オプション」を参照してください。JVM の最適なチューニング方法については、『BEA JRockit 1.4.2 JVM チューニング ガイド』を参照することもできます。

アプリケーションでメモリ リークが発生しているようです。どうすればよいでしょうか?

新しいツールの BEA JRockit Memory Leak Detector を使用すると、アプリケーションでメモリがリークしている場所を調べることができます。このツールの使い方については、「BEA JRockit Memory Leak Detector の使い方」を参照してください。

実行中のアプリケーションをモニタするにはどうすればよいでしょうか?

BEA JRockit is には BEA JRockit Management Console というモニタ ツールが組み込まれています。Managagement Console の使い方については、「BEA JRockit Management Console の使い方」を参照してください。

Could not create the Java virtual machine.というエラー メッセージが表示されます。どうすればよいでしょうか?

設定した起動オプションのスペルを確認してください。それでも JVM を起動できない場合は、「名前別のコマンドライン オプション」で、使用できる起動オプションについて調べてください。JVM の最適なチューニング方法については、『BEA JRockit 1.4.2 JVM チューニング ガイド』を参照してください。

JRA の記録を実行するにはどうすればよいでしょうか?

JRockit Runtime Analyzer (JRA) の記録は、一定の時間で JRockit のパフォーマンスを調べる方法です。このツールの使い方については、「BEA JRockit Runtime Analyzer の使い方」を参照してください。このツールは JVM とは別にインストールされます。

アプリケーションでどのガベージ コレクション アルゴリズムを使用するべきでしょうか?

適切なガベージ コレクタを見つけるには、アプリケーションの動作方法を知る必要があります。アプリケーションに適したガベージ コレクタ アルゴリズムの選択方法については、「BEA JRockit 1.4.2 メモリ管理システムの使い方」を参照してください。

動的な最適化はアプリケーションと衝突しないでしょうか?

動的な最適化は他のコード生成と並行して行われます。つまり、アプリケーションの実行と衝突することはありません。コード生成のためのリソースが不足しないように、大部分のコードは最適化されません。

JRockit は PAE をサポートしていますか?

物理アドレス拡張 (PAE) は、物理メモリをプロセスの仮想メモリ アドレス空間にマップする機能を提供します。常に、マップできるのは 2GB だけです (/3GB オプションの場合は 3GB)。つまり、物理アドレス空間のその他の部分をマップするには、仮想アドレス空間の一部分を再利用する必要があります。したがって、通常のポインタでは、メモリをさらにアドレス指定することはできません。これでは通常の Java ヒープではうまく機能しません。Java ヒープは 32 ビット ポインタを使用してオブジェクトを参照しており、仮想アドレス空間のヒープ全体を常に必要とします。

PAE は、マッピングとメモリ アクセスを一緒に制御できるアプリケーションでうまく機能します。この点で、Java にはあまり適していません。ただし、ネイティブ データベース ドライバが PAE を使用してデータをキャッシュする可能性があります。さまざまなデータベース ベンダと、この状況を発生させる方法について検討してください。JNI を使用してネイティブ データベース API の上に「DB アクセス レイヤ」を置くことにより、カスタム キャッシュを作成することもできます。

豊富な物理メモリを使用する他の方法には、複数の Java プロセスの使用があります (各 Windows プロセスはプライベート アドレス空間で使用するために 2GB の物理メモリを取得できます)。

より大きな Java ヒープが必要な場合は、BEA JRockit の 64 ビット実装 (Windows Server 2003 または Linux 向けの IA-64 バージョン) を使用する必要があります。

JRockit に関して話し合えるフォーラムはどこにありますか?

開発者向けニュースグループは http://forums.bea.com/bea/forum.jspa?forumID=2009 にあります。