JRockit Memory Leak Detector ユーザーズ ガイド
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
Memory Leak Detector は、開発者がメモリ リークを簡単に見つけ出したり、プログラム エンジニアリングの重要なポイントを理解するのに役立つように設計されています。Memory Leak Detector を使用すると、オブジェクト タイプの割り当てに関する統計情報を簡単に入手することができます。
弊社では、このツールの改良方法に関するご提案や開発環境における一般的な使われ方などの情報をお待ちしております。提供していただいた情報は、このツールの今後の改良に役立てたいと存じます。
フィードバックや使い方に関するアイデアは、電子メールで下記の宛先までお送りください。
フィードバックは Memory Leak Detector の設計を担当する開発チームによって検討されます。集まったアイデアを参考に、BEA JRockit のツールをより使いやすくなるように改良します。このツールを開発する目的は、メモリ リークを見つけるという難しい作業を簡単にして、開発者が効率的に作業できるようにすることです。
BEA JRockit には扱いやすく好評なツールが既にいくつもありますが、Java Runtime Environment を使用する開発者との緊密な対話を維持できるように、BEA Systems では BEA JRockit の改良方法を絶えず探り続けています。Memory Leak Detector はその方法の 1 つです。
スタンドアロンの Memory Leak Detector を完全にサポートしているのは、BEA JRockit の最近のバージョン (BEA JRockit 5.0 sp1 および sp2) だけです。
Memory Leak Detector に関してよく寄せられる質問を以下に示します。
このツールはサポート対象の製品ではないため、提供されるデータの正確性や Memory Leak Detector を使用しているときの JRockit の安定性に関する保証はありません。
メモリ リーク検出プロセスの傾向分析の段階では、表示データが絶えず更新されますが、この段階でのオーバーヘッドは非常に小さいものです。各ガベージ コレクションにはもう少し時間がかかります。2 番目と 3 番目の段階で発生するオーバーヘッドは追加的なガベージ コレクションだけですが、多くの場合、これは無視できます。全体的に見れば、オーバーヘッドはほとんどなく、アプリケーションの速度や結果には影響を与えません。
Memory Leak Detector は現在、メモリ リークの検出に役立つように参考として現状のままで提供されており、BEA Support によるサポートはありません。
質問がある場合は、BEA JRockit の一般的な問題に関するニュースグループで共有できます。このニュースグループはエンジニアリング チームによってモニタされています。ニュースグループにアクセスするには、以下に移動してください。
他のインスタンスを参照しているインスタンスを表示するウィンドウに、静的フィールドやスレッド ルート数が正しく表示されない場合があります。この問題には、メモリ リーク検出プロセスをもう一度開始する (つまり、メモリ リーク システムの連続的な更新を開始してから停止する) ことで対処できます。ただし、データが表示される限り、それは正しいものです。
![]() |
![]() |
![]() |