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注意 : | この章は、Oracle JRockit JDK を含むサービス レベル契約を Oracle Systems と結んでいるお客様を対象にしています。該当する契約を結んでいない場合は、Oracle に直接ご連絡いただくことはできません。サービス契約を結んでいる場合も、通常のお問い合わせ窓口を通じてサービス契約パートナーにご連絡いただく必要があります。 |
この章では、トラブル レポートを送付する前に行う手順について説明します。また、Oracle JRockit JVM とそのパフォーマンスを強化するために Oracle にご協力いただく方法についても説明します。問題に対して迅速な回答を得るには、このドキュメントで説明するすべての適切な診断を試し、なおかつ問題に関する情報をできるだけ多く Oracle に提出する必要があります。
同様な問題を経験している他の JRockit JVM ユーザーがいる場合があります。Oracle の広大なユーザ コミュニティでは、各種の Oracle JRockit JVM フォーラムを通じて他のユーザに相互サポートを提供しています。問題に関する質問をこれらのフォーラムに投稿することや、JRockit JVM を十分に活用する方法についてのディスカッションに参加することができます。Oracle JRockit JVM ユーザ フォーラムのリストを検索するには、次の Dev2Dev Oracle JRockit Newsgroups のページ で Oracle JRockit ニュース グループの jrockit.developer.interest.general を参照してください。
トラブル レポートを送付する必要があると判断した場合は、これから説明する手順に従い、問題の全容をできるだけ的確にサポート担当者に伝えるための事前準備を行います。提供する情報が多いほど、サポート担当者は迅速に問題を解決できるようになります。
JRockit JVM で問題が発生し、「JRockit JDK ツール」に記載されている方法を適用しても解決できない場合は、その問題を最も的確に表している節で指示されている情報を収集し、Oracle サポートに問題を連絡する必要があります。Oracle とサービス契約を結んでいる場合、通常はフロント ライン サービス プロバイダに連絡します。最初に、この担当者が問題の解決を試みます。フロント ラインの担当者が解決できない問題は、バック ラインの担当者に引き継がれます。バック ラインの担当者は個別の専門知識を活かして問題の解決に当たります。重大な問題については、エンジニアリングの担当者 (JRockit JVM の開発者) が対応します。レベル の担当者はスウェーデンのストックホルムに駐在しています (スウェーデンの標準時は GMT + 1 時間で、夏時間が適用されます)。
JVM プロセスがクラッシュしている、実行に時間がかかる、予期しない結果を返すといった現象は、JRockit JVM に問題があることを示すものです。発生している問題の種類を特定できれば、トラブル レポートを送付するときにどのような情報を添付する必要があるかがわかります。「JRockit JVM ツール」の各章は問題の種類 (現象) 別に構成されており、その中にトラブル レポートに添付する必要がある情報のリストが記載されています。
バグを報告する前に、問題が起きた環境がサポート対象のコンフィグレーションであることを確認してください。次の「Oracle JRockit JDK でサポート対象のコンフィグレーション」を参照してください。
使用するオペレーティング システムに対応した最新のレベルのサービス パックまたはパッチを実行していることも確認してください。
JRockit JVM の新しいアップデートがリリースされた時点で、そのアップデートがデフォルトになり、それ以前のバージョンにあった多くの問題が解決されます。このため、最新のバージョンでも同じ問題が発生するかどうかを確認する必要があります。Oracle JRockit JVM の最新のダウンロードは、以下の場所で入手できます。
http://www.beasys.co.jp/evaluation/index.html
このダウンロード サイトには、探しているリリースに関連するドキュメントへのリンクもあります。リリースで対処されたバグのリストがリリース ノートに記載されているので参照してください。バグの疑いがある場合、診断の早い段階で最新のアップデート リリースに含まれるバグ修正リストをチェックしてください。問題が既に修正されたバグに起因することが、はっきりとわからないこともあります。最新のアップデート リリースを使用してテストを行い、問題が解消されるかどうかを確認する必要があります。
最新のアップデートでテストすることに加え、以下のガイドラインに従ってトラブル レポートを送付するための準備をします。
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