D インストールに関するよくある質問
次のガイドラインに従って、Oracle Databaseコンポーネントのインストール方法を決定します。
Oracle DatabaseまたはOracle Database Clientのインストール
必要なOracle Databaseインスタンスは1つのみです。あるいは、製品に慣れるためにテスト・データベースのみをインストールします。 この状況でOracle Databaseをインストールするにはどうすればよいでしょうか。
- デフォルトのインストール設定を使用してクイック・インストールを実行する場合、『Oracle Databaseクイック・インストレーション・ガイド』を参照してください。
- サイトに特別な要件がある場合、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。
トランザクション量が非常に多いアプリケーションまたはデータ・ウェアハウス・アプリケーションを処理できるOracleデータベースを作成するにはどうすればよいでしょうか。
トランザクション量が非常に多いアプリケーションまたはデータ・ウェアハウス・アプリケーション用に設計された初期データベースを作成する場合、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。「拡張インストール」方法を選択してから、「データベース構成の選択」画面で必要なデータベース・タイプを選択します。
関連項目:
インストール後は、『Oracleデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。
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あるいは、Oracle Databaseのインストール時にOracle OLAPをインストールできます。Oracle OLAPは、OLAP要件を満たす必要があるデータベース環境に対して最適なサポートを提供します。そのためには、「拡張インストール」、「カスタム」の順で選択し、「使用可能な製品コンポーネント」画面で「Oracle OLAP」を選択します。
関連項目:
- 『Oracle OLAPアプリケーション開発者ガイド』
- 『Oracle OLAPリファレンス』
- 『Oracle OLAP DMLリファレンス』
- 『Oracle OLAP Java API Reference』
- 『Oracle OLAP Analytic Workspace Java API Reference』
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複数のOracleデータベースをインストールする最もよい方法は何でしょうか。
『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、次のいずれかの方法を使用してOracle Databaseをインストールしてください。
- レスポンス・ファイルを使用したインストール: この方法では、各コンピュータに固有の設定が含まれるレスポンス・ファイルを使用して、Oracle Universal Installerをコマンドラインで実行できます。
- 既存のOracleホームのクローニング: 対話モードを使用して1台のコンピュータにOracle Databaseをインストールします。 その後、その既存のOracleホームをそれぞれの場所にクローニングしてその場所から新規データベースを作成します。 データベースのクローニングも可能です。これについては、『Oracle Database管理者ガイド』で説明されています。
Oracleデータベースへのクライアント接続を構成するにはどうすればよいでしょうか。
- 『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、サーバーにOracle Databaseをインストールします。
- 『Oracle Database Clientインストレーション・ガイド』を参照し、各クライアント・ノードにOracle Database Clientをインストールします。
クライアント・ノードが多数存在する場合、ソフトウェアの中央へのステージング、ドライブのマッピングおよびOracle Universal Installerの非対話モードでの実行を検討します。
クライアント・ノードで新規Oracleホーム・ディレクトリへのデフォルト・インストールのみが必要な場合、『Oracle Databaseクイック・インストレーション・ガイド』を参照してください。
クライアント・ノードのディスク領域に制限がある場合にOracle Database Clientをインストールする最もよい方法は何でしょうか。
- 『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、サーバーにOracle Databaseをインストールします。
- 『Oracle Database Clientインストレーション・ガイド』または『Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド』を参照して、各クライアント・ノードにOracle Database Clientをインストールし、「InstantClient」インストール・タイプを選択します。
多数のクライアント・ノードが存在する場合、Oracle Universal Installerの非対話モードでの実行を検討してください。
Oracle Databaseをアップグレードするにはどうすればよいでしょうか。
『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください。
関連項目:
Oracle Databaseのアップグレードにソフトウェアのクローニングを使用する場合、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
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サイトのコンピュータは、クラスタとして動作するよう構成されています。Oracle Databaseをどのようにインストールすればよいでしょうか。
次のいずれかのインストール例を使用します。
- 単一インスタンスのOracle Databaseをクラスタ環境で実行する場合、Oracle Databaseをインストールする前または後にOracle Clusterwareをインストールします。
- クラスタ内のすべてのデータベースに対してストレージの統合プールが必要である場合、まずOracle Clusterwareをインストールし、自動ストレージ管理を使用してこのストレージを管理します。その後、Oracle Databaseをインストールします(単一インスタンスでもReal Application Clustersでも構いません)。
- Oracle Real Application Clustersを使用する場合、まずOracle Clusterwareをインストールしてから、Oracle Real Application Clustersをインストールします。
Oracle ClusterwareまたはOracle Real Application Clustersをインストールするプラットフォームについては、『Oracle Real Application Clustersインストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。Oracle Clusterwareは、Oracle Clusterwareインストール・メディアに収録されています。Oracle Databaseとともに自動ストレージ管理をインストールする方法は、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。
Oracle Clusterwareは、Oracle Real Application Clustersのインストールに必要な主要コンポーネントです。Oracle Clusterwareは統合クラスタ管理ソリューションであり、複数のサーバーをクラスタと呼ばれる単一システムとして機能するようバインドできます。Oracle Clusterwareは、ワークロードの管理およびコンポーネントの再起動を実行します。たとえば、特定のサービスをサポートするインスタンスに障害が発生した場合、Oracle Clusterwareは、そのサービスに対して構成した次の使用可能なインスタンス上でこのサービスを再起動します。Oracle Clusterwareは、高可用性APIを使用してOracle Clusterware環境内で定義されている、Oracle以外のプログラムを監視できます。
Oracle以外のデータベースをOracle Databaseに移行するにはどうすればよいでしょうか。
Oracle Migration Workbenchを使用して、Oracle以外のデータベースおよびアプリケーションをOracleに移行します。Oracle Migration Workbenchソフトウェアおよびマニュアルは、次のWebサイトで入手できます。
http://www.oracle.com/technology/tech/migration/
Oracle Databaseツールのインストール
Oracle Application Serverをインストールするにはどうすればよいでしょうか。
『Oracle Application Serverインストレーション・ガイド』を参照してください。Oracle Application Serverのインストール方法は、Oracle Databaseをすでにインストールしているかどうかによって異なります。
- Oracle Databaseをインストールしていないか、Oracle Application Serverで既存のOracle Databaseを使用しないようにする場合は、Oracle Universal Installerにより、Oracle Application Serverを独自のOracle Databaseとともにインストールできます。このデータベースには、Oracle Application Serverの実行に必要なメタデータが移入されます。
- Oracle Application Serverで既存のOracle Databaseを使用する場合は、次の操作を実行します。
- Oracle Application Serverインストール・メディアからOracle Application Serverリポジトリ作成アシスタントを実行し、Application Serverが必要とするメタデータをデータベースに移入します。
- 『Oracle Application Serverインストレーション・ガイド』の指示に従って、残りのOracle Application Serverコンポーネントをインストールします。
Oracle Database製品を管理および監視するにはどうすればよいでしょうか。
データベースの作成、構成または削除、あるいはデータベース・テンプレートの管理など、通常の管理機能を実行するには、次のいずれかの方法を使用します。
インストールする単一データベースおよびリスナーのみを管理する手順は、次のとおりです。
- 『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle Databaseをインストールします。
- Oracle Databaseから、データベース・コンフィギュレーション・アシスタントを使用してデータベースを管理します。
また、デフォルトでOracle DatabaseとともにインストールされるOracle Enterprise Manager Grid Controlを使用して、データベースを管理および監視できます。Oracle Enterprise Manager Grid Controlには、Oracle Management Agent、Oracle Management Service、Oracle Management RepositoryおよびGrid Controlが含まれます。Grid Controlはブラウザベースの集中的なコンソールであり、これによって管理者は企業の監視、管理および構成作業をすべて実行できます。
関連項目:
Enterprise Manager Grid Controlインストール・メディアに収録されている『Oracle Enterprise Manager Grid Controlインストレーションおよび基本構成』を参照してください。
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Oracle Databaseの監視や、複数のホスト、アプリケーション・サーバーおよびデータベース(インストール中のデータベースを含む)の管理など、高度な管理作業を実行するには、次の手順でOracle Enterprise Managerをインストールします。
- 『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle Databaseをインストールします。
Oracle Real Application Clustersを使用する場合、『Oracle Real Application Clustersインストレーションおよび構成ガイド』を参照して、Oracle Databaseをインストールします。
- 『Oracle Enterprise Manager Grid Controlインストレーションおよび基本構成』を参照し、Oracle Enterprise Managerをインストールおよび構成します。構成後の作業については、『Oracle Enterprise Manager構成ガイド』を参照してください。
Oracle Database製品のセキュリティはどのように管理するのでしょうか。
Oracleは、企業環境に対し、Oracle Internet Directoryに統合された集中管理およびセキュリティの機能を含む、幅広いセキュリティ・ソリューションを提供します。Oracle Platform Securityと呼ばれるOracleセキュリティ・サービスのセットでは、Oracle Database、Oracle Application ServerおよびOracle Identity Managementインフラストラクチャに組み込まれたセキュリティ機能が統合されています。これらの機能が結合されることにより、セキュアなE-Businessアプリケーションの開発および配布が可能になります。
Oracle Identity Managementに含まれるOracle Internet Directoryは、Oracle環境内のユーザーおよびアプリケーションの管理を単純化する集中管理リポジトリであり、次のコンポーネントが使用されます。
- Oracle Internet Directoryクライアント・ツール(LDAPコマンドライン・ツール、Oracle Internet Directory SDKおよびOracle Directory Managerを含む)
- Oracle Internet Directoryサーバー・コンポーネント(ディレクトリ・サーバー、ディレクトリ・レプリケーション・サーバー、ディレクトリ統合サーバーおよびこれらのサーバーの起動と停止に使用する各種ツールを含む)
Oracle DatabaseにはOracle Internet Directoryクライアント・ツールが含まれますが、Oracle Internet Directoryサーバー・コンポーネントは含まれません。Oracle Internet Directoryサーバー・コンポーネントをインストールするには、Oracle 10g Application ServerインストールからOracle Universal Installerを実行します。
関連項目:
- 『Oracle Application Serverインストレーション・ガイド』(Oracle Identity Managementのインストール方法)
- 『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』
- 『Oracle Database Advanced Security管理者ガイド』
- 『Oracle Identity Management統合ガイド』
- 『Oracle Label Security管理者ガイド』
- 『Oracle Application Serverセキュリティ・ガイド』
http://www.oracle.com/technology/deploy/security/index.html (Oracle Technology Network上のデータベース・セキュリティに関するトピック)
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Oracle Databaseでは、データベース内のトレンドおよび時系列などのデータを分析できるOLAPツールを提供していますか。
はい。Oracle Databaseのインストールで提供されるOracle OLAPをインストールしてください。Oracle OLAPは、OLAP要件を満たす必要があるデータベース環境に対して最適なサポートを提供します。
Oracle OLAPをインストールするには、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』に示す次のいずれかの方法を使用します。
Oracle Databaseでは、データの隠れた意味の発見と、データに基づく結果の予想に使用できるデータ・マイニング・ツールを提供していますか。
はい。Oracle Databaseのインストールで提供されるOracle Data Miningをインストールしてください。Oracle Data Miningオプションにより、様々なアルゴリズムを使用した予測および説明的なデータ・マイニング・モデルを作成し、実行できます。
Oracle Data Miningをインストールするには、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』に示した次の方法を使用します。
- 「Enterprise Edition」インストール・タイプを選択します。
- 「データベース構成の選択」画面で、「汎用目的」構成を選択します。
データベースで事前定義済のマイニング・モデルを実行するが、モデルの作成をサポートしないようにするには、Oracle Data MiningのかわりにData Mining Scoring Engineをインストールします。Data Mining Scoring Engineをインストールするには、『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』に示した次の方法を使用します。
- 「カスタム」インストール・タイプを選択します。
- 「使用可能な製品コンポーネント」画面で、Data Mining Scoring Engineを選択します。
関連項目:
Oracle Data Miningのインストール後、次のマニュアルを参照してください。
- 『Oracle Data Mining概要』
- 『Oracle Data Mining管理者ガイド』
- 『Oracle Data Miningアプリケーション開発者ガイド』
- 『Oracle Data Mining Java API Reference』
- 『PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス』(データ・マイニングに関する項を参照)
- 『Oracle Database SQLリファレンス』(データ・マイニングに関する項を参照)
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Oracle Databaseのバックアップおよびリカバリ操作はどのように実行するのでしょうか。
Oracle Database Recovery Manager(RMAN)を使用します。これはOracle Databaseに統合されたバックアップおよびリカバリのツールです。このツールは、パフォーマンスが高く管理しやすいバックアップおよびリカバリを求める要求に応えるものです。Recovery Managerはデータベース・サーバーに固有のものであり、データベース構造の変更を自動的に追跡し、これにあわせて処理を最適化します。さらに、Recovery Managerは主要なテープ・メディア管理製品と統合されているため、Oracleデータベースのバックアップを既存のネットワーク接続されたデータ保護インフラストラクチャと統合できます。
関連項目:
- 『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎』
- 『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・アドバンスト・ユーザーズ・ガイド』
- 『Oracle Database Recovery Managerリファレンス』
- 『Oracle Database Recovery Managerクイック・スタート・ガイド』
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Oracle DatabaseおよびOracleアプリケーションのインストール
OracleアプリケーションをOracle Databaseとともにインストールするにはどうすればよいでしょうか。
多くの場合、Oracle Database自体をインストールしてから、Oracleアプリケーションをインストールします。そのアプリケーションのOracle Universal Installerにより、接続情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。アプリケーションのマニュアルの要件を確認します。
Oracle Real Applications Clustersデータベースを使用したアプリケーションを実装する必要がある場合、『Oracle Real Application Clustersインストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。
Oracle Databaseと通信するWebアプリケーションを作成するにはどうすればよいでしょうか。
次の手順で、Oracle HTML DBおよびOracle HTTP Serverをインストールします。
- 『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle Databaseをインストールします。
- 『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle HTML DBおよびOracle HTTP Serverをインストールします。
次のコンポーネントは、Oracle Database Companion CDインストール・メディアに収録されています。
- Oracle JDBC Development Drivers
- Oracle Ultra Search
- Oracle SQLJ
- JPublisher
- Natively Compiled Java Libraries
- Oracle Database Examples
- Oracle HTML DB
- Oracle HTTP Server
- Oracle Workflowサーバーおよび中間層コンポーネント
- Oracle Text Supplied Knowledge Bases
デフォルト設定を使用して、Oracle HTML DBおよびOracle HTTP Serverを新規Oracleホームにインストールするのみの場合は、『Oracle Database Companion CDクイック・インストレーション・ガイド』を参照してください。
従来のアプリケーションベース・ワークフローおよびE-Business統合ワークフローの両方についてプロセスを自動化および合理化するには、どうすればよいでしょうか。
次の手順でOracle Workflowをインストールします。
- 『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle Databaseをインストールします。
- 『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle Workflowをインストールします。
どちらのWebサーバーをOracleアプリケーションで使用できますか。
次の手順でOracle HTTP Serverをインストールします。
- 『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle Databaseをインストールします。
- 『Oracle Database Companion CDインストレーション・ガイド』を参照し、Oracle HTTP Serverをインストールします。
Oracle以外のアプリケーションをOracleに移行するにはどうすればよいでしょうか。
Oracle Migration Workbenchを使用して、Oracle以外のアプリケーションをOracleに移行します。Oracle Migration Workbenchソフトウェアおよびマニュアルは、次のWebサイトで入手できます。
http://www.oracle.com/technology/tech/migration/index.html
Oracle Database異機種間接続性ツール(ゲートウェイ)のインストール
AS/400アプリケーションでOracleデータベース内のデータにアクセスするにはどうすればよいでしょうか。
Oracle Access Manager for AS/400を使用します。これにより、AS/400アプリケーションはOracleデータベース内のデータにアクセスできます。Oracle Access Manager for AS/400をインストールするには、『Oracle Access Manager for AS/400 Installation and User's Guide for IBM iSeries OS/400』を参照してください。
OracleアプリケーションでOracle以外のデータベース・システム内のデータにアクセスするにはどうすればよいでしょうか。
次の接続性ツールを使用すると、OracleアプリケーションがOracle以外のデータベース内のデータにアクセスできます。
- Oracle Transparent Gateway: 使用しているOracle Database環境にOracle以外のデータベースを統合します。
- Oracle Procedural Gateway: Oracle PL/SQLアプリケーションによる、APPC対応トランザクションとの統合またはIBM Websphere MQのメッセージへのアクセスが可能になります。
Oracleアプリケーション、OracleデータベースおよびOracle以外のデータベースと無関係のコンピュータ上に、ゲートウェイ製品をインストールできます。
たとえば、次の状況にあるとします。
- Oracle DatabaseがLinuxコンピュータ上にインストールされています。
- OracleアプリケーションがMicrosoft Windowsコンピュータ上にインストールされており、Linuxコンピュータ上のOracleデータベースのデータにアクセスします。
- Oracleアプリケーションは、Solaris Operating System上のDB2データベースおよびLinux上のOracle Databaseにあるデータを結合する必要があります。
DB2が動作するSolarisコンピュータ、Oracleが動作するLinuxまたはそれら以外のコンピュータにTransparent Gateway for DRDAをインストールするオプションがあります。
表D-1に、OracleアプリケーションからアクセスできるOracle以外のデータベース・システムと、これらのシステムに使用できるゲートウェイ製品を示します。
表 D-1 Oracleゲートウェイ製品