Oracle Database 管理者リファレンス 10g リリース2(10.2) for UNIX Systems B19278-06 |
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この章では、Oracle Databaseとともに使用できるSQL*LoaderとPL/SQLの各デモ・プログラムを作成および実行する方法について説明します。次の項目について説明します。
SQL*Loaderのデモを実行する場合は、ulcase.sh
ファイルを実行します。デモを個別に実行する場合は、ファイル内に含まれている情報を読んで、実行方法を確認してください。
PL/SQLには多数のデモ・プログラムが含まれています。これらのプログラムを使用する前に、データベース・オブジェクトを作成し、サンプル・データをロードする必要があります。オブジェクトを作成してサンプル・データをロードするには、次の手順を実行します。
$ cd $ORACLE_HOME/plsql/demo
$ sqlplus SCOTT/TIGER
SQL> @exampbld.sql SQL> @examplod.sql
次のPL/SQLカーネル・デモは、ソフトウェアとともに使用できます。
PL/SQLカーネル・デモexamp
n
.sql
またはsample
n
.sql
をコンパイルして実行するには、次の手順に従ってください。
$ cd $ORACLE_HOME/plsql/demo $ sqlplus SCOTT/TIGER
demo_name
はデモ名です。
SQL> @demo_name
extproc.sql
デモを実行するには、次の手順を実行します。
tnsnames.ora
ファイルに追加します。
EXTPROC_CONNECTION_DATA = (DESCRIPTION = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS=(PROTOCOL = IPC)( KEY = EXTPROC)) ) (CONNECT_DATA = (SID = PLSExtProc) ) )
listener.ora
ファイルに追加します。
SID_LIST_LISTENER = (SID_LIST = (SID_DESC= (SID_NAME=PLSExtProc) (ORACLE_HOME=oracle_home_path) (ENVS=EXTPROC_DLLS=oracle_home_path/plsql/demo/extproc.so, LD_LIBRARY_PATH=oracle_home_path/plsql/demo) (PROGRAM=extproc) ) )
SID_LIST_LISTENER = (SID_LIST = (SID_DESC= (SID_NAME=PLSExtProc) (ORACLE_HOME=oracle_home_path) (ENVS=EXTPROC_DLLS=oracle_home_path/plsql/demo/extproc.so, LIBPATH=oracle_home_path/plsql/demo) (PROGRAM=extproc) ) )
SID_LIST_LISTENER = (SID_LIST = (SID_DESC= (SID_NAME=PLSExtProc) (ORACLE_HOME=oracle_home_path) (ENVS=EXTPROC_DLLS=oracle_home_path/plsql/demo/extproc.dylib, DYLD_LIBRARY_PATH=oracle_home_path/plsql/demo) (PROGRAM=extproc) ) )
$ORACLE_HOME/plsql/demo
に変更します。
extproc.so
共有ライブラリを作成し、必要なデータベース・オブジェクトを構築してサンプル・データをロードします。$ make -f demo_plsql.mk extproc.so exampbld examplod
データベース・オブジェクトが構築済でサンプル・データがロードされている場合は、次のコマンドを実行します。
$ make -f demo_plsql.mk extproc.so
SQL> CONNECT SYSTEM/SYSTEM_password SQL> GRANT CREATE LIBRARY TO SCOTT; SQL> CONNECT SCOTT/TIGER SQL> CREATE OR REPLACE LIBRARY demolib IS 2 'oracle_home_path/plsql/demo/extproc.so'; 3 /
SQL> @extproc
次のプリコンパイラ・デモを利用できます。
PL/SQLプリコンパイラ・デモを作成するには、$ORACLE_HOME/lib
ディレクトリを含むようにライブラリ・パス環境変数を設定し、次のコマンドを実行します。
$ cd $ORACLE_HOME/plsql/demo $ make -f demo_plsql.mk demos
デモを1つのみ作成する場合は、make
コマンドにそのデモ名を引数として指定します。たとえば、examp9
デモを作成するには、次のコマンドを実行します。
$ make -f demo_plsql.mk examp9
examp9
デモを起動するには、次のコマンドを実行します。
$ ./examp9
64ビットの外部プロシージャ実行可能ファイル(extproc
)および32ビットの外部プロシージャ実行可能ファイル(extproc32
)は、$ORACLE_HOME/bin
ディレクトリにインストールされています。デフォルトでは、実行可能ファイルextproc
を使用して、AIX、HP-UX、Solaris SPARCおよびzSeries Linuxの各システムで、64ビット外部プロシージャを実行できます。32ビットの外部プロシージャを使用可能にするには、次の手順を実行します。