Oracle Database プラットフォーム・ガイド 10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium B25021-03 |
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この付録では、Oracle Database for Windowsの操作に固有のエラー・メッセージ、原因および処置を示します。データベース接続の問題も扱います。
この付録の項目は次のとおりです。
ORA-09275
CONNECT INTERNALは有効なDBA接続ではありません。
原因: CONNECT INTERNAL
は、サポートされていません。
処置: NTSが有効になっている場合は、CONNECT / AS SYSDBA
としてデータベースに接続できます。NTSが有効になっていない場合は、CONNECT SYS/password AS SYSDBA
として接続できます。適切なパスワードを持つ既存のユーザーとしても接続できます。
この項のエラー・メッセージは、Windowsのエラーに対して表示される、Oracle Databaseオペレーティング・システム固有(OSD)メッセージです。この項の各メッセージは、Oracle Databaseのエラー・メッセージの要因になります。
まず、エラー番号と対応するエラー・メッセージを表に示します。これらの表に続いて、原因と処置を含むエラーの詳細を説明します。
ローダー・エラー: | OSD-04300〜OSD-04399 |
---|---|
4300 |
データ・ファイルから全レコードを読み込めません |
4301 |
レコード・サイズが大きすぎます |
4302 |
レコード・タイプまたはロード・オプション(あるいはその両方)が無効です |
セマフォ・エラー: | OSD-04400〜OSD-04499 |
---|---|
4400 |
プロセスの内部セマフォを取得できません |
4401 |
WaitForSingleObject()に失敗しました。セマフォを取得できません |
OSD-04000
論理ブロック・サイズが一致しません
原因: 初期化パラメータ・ファイルで指定されたデータベース・ブロック・サイズが、実際のデータベース・ファイルのブロック・サイズと一致しません。
処置: 一致する論理ブロック・サイズを使用します。
OSD-04001
論理ブロック・サイズが無効です
原因: 論理ブロック・サイズが512バイトの倍数でないか、大きすぎます。
処置: 初期化パラメータ・ファイルのDB_BLOCK_SIZE
の値を変更します。
OSD-04002
ファイルをオープンできません
原因: 無効なパスまたはファイル名を指定したか、接続先デバイスがいっぱいです。このエラーは、Windowsのファイル・ハンドルの不足によって発生する場合もあります。
処置: パスとファイルが存在し、デバイスに空き領域があることを確認します。それでもオープンできない場合は、Windowsのファイル・ハンドルの数を増やします。
OSD-04003
ファイル・ヘッダー・ブロックを読み込めません
原因: メディアが破損しています。
処置: 必要に応じてファイルをリカバリし、Windowsが正常に機能していることを確認します。
OSD-04004
ファイル・ヘッダーが無効です
原因: ファイルが破損しています。
処置: ファイルをリカバリします。
OSD-04005
SetFilePointer()に失敗しました。ファイルからの読取りができません
原因: Windowsのシステム・サービスSetFilePointer()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04006
ReadFile()に失敗しました。ファイルからの読取りができません
原因: Windowsのシステム・サービスReadFile()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04007
読取りが切り捨てられました
原因: システムで、破損したメディアに起因する予期しないEOFが検出されました。
処置: ファイルが破損していないことを確認します。
OSD-04008
WriteFile()に失敗しました。ファイルへの書込みができません
原因: Windowsのシステム・サービスWriteFile()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04009
書込みが切り捨てられました
原因: 接続先デバイスがいっぱいか、メディアが破損しています。
処置: デバイスに空き領域があり、ファイルが破損していないことを確認します。
OSD-04010
<create>オプションが指定されましたが、ファイルはすでに存在します
原因: 作成しようとしたファイルはすでに存在します。
処置: 既存のファイルを削除するか、SQL文のREUSE
オプションを使用します。
OSD-04011
GetFileInformationByHandle()に失敗しました。ファイル情報を取得できません
原因: Windowsのシステム・サービスGetFileInformationByHandle()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04012
ファイル・サイズが一致しません
原因: 再使用するファイルが大きすぎるか、または小さすぎます。
処置: 正しいファイル・サイズを指定するか、既存のファイルを削除します。
OSD-04013
ファイルから行を読み込めません
原因: このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。
OSD-04014
ファイルをクローズできません
原因: メディアが破損しています。
処置: 必要に応じてファイルをリカバリし、Windowsが正常に機能していることを確認します。
OSD-04015
非同期I/O要求でエラーが戻されました。
原因: Windowsのシステム・サービスから予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04016
非同期I/O要求のキューイングでエラーが発生しました。
原因: Windowsのシステム・サービスから予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04017
指定したRAWデバイスをオープンできません。
原因: 無効なパスまたはファイル名を指定したか、デバイスがいっぱいです。
処置: ファイルが存在し、デバイスがいっぱいでないことを確認します。オペレーティング・システムが正常に機能していることを確認します。
OSD-04018
指定したディレクトリまたはデバイスにアクセスできません。
原因: 無効なパス名を指定しました。
処置: ディレクトリまたはデバイスが存在し、アクセスできることを確認します。
OSD-04019
ファイル・ポインタを設定できません。
原因: このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。
OSD-04020
EOFファイル・マーカーを設定できません。
原因: このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。
OSD-04021
ファイルの読取りができません。
原因: このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。
OSD-04022
ファイルの書込みができません。
原因: このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。
OSD-04023
SleepEx()に失敗しました。休眠できません
原因: Windowsのシステム・サービスから予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04024
ファイルを削除できません。
原因: このエラーは、オペレーティング・システム・エラーまたは破損したメディアによって発生します。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コード(ある場合)をチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。オペレーティング・システムのエラー・コードが表示されない場合は、メディアが破損していないかどうかをチェックします。
OSD-04025
無効な問合せが行われました。
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04026
無効なパラメータが渡されました。
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04100
malloc()に失敗しました。メモリーを割当てできません
原因: プログラムのメモリーが足りません。
処置: 不要なすべてのプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。
OSD-04101
SGAが無効です: SGAは初期化されていません
原因: システム・グローバル領域(SGA)が割り当てられましたが、初期化されていません。
処置: STARTUP
が完了してから接続します。
OSD-04102
共有メモリー・オブジェクトに使用するファイルをオープンまたは作成できません。
原因: Windowsのシステム・サービスCreateFile()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04103
SGAに連結できません: SGAが存在しません
原因: SGAが存在しません。
処置: Oracle Databaseインスタンスを起動します。
OSD-04104
共有メモリー(SGA)をアドレス空間にマップできません。
原因: Windowsのシステム・サービスMapViewOfFileEx()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04105
共有メモリー(SGA)が間違ったアドレスにマップされました。
原因: Windowsのシステム・サービスMapViewOfFileEx()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04106
VirtualAllocでメモリーを割当てできません。
原因: プログラムのメモリーが足りません。
処置: 不要なすべてのプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。
OSD-04107
VirtualFreeでメモリーを割当て解除できません。
原因: Windowsのシステム・サービスVirtualFree()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04108
VirtualProtectでメモリーを保護できません。
原因: Windowsのシステム・サービスVirtualProtect()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04200
別のスレッドを開始できません
原因: プログラムのシステム・リソースが不足しています。
処置: 不要なすべてのプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。
OSD-04201
spdcr()にpid構造が指定されていません
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04202
DosSetPriority()に失敗しました。プロセスの優先順位を設定できません
原因: Windowsのシステム・サービスDosSetPriority()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04203
DosKillProcess()に失敗しました。プロセスを停止できません
原因: Windowsのシステム・サービスDosKillProcess()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04204
無効なpidです
原因: プロセスIDがシステムによって認識されません。プロセスはすでに終了しています。
処置: プロセスIDが正しく、そのプロセスがアクティブであることを確認します。
OSD-04205
CreateProcess()に失敗しました。プロセスを起動できません
原因: Windowsのシステム・サービスCreateProcess()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04207
CONFIGパラメータORACLE_PRIORITYに無効な優先順位が指定されました
原因: 指定した優先順位が無効か、範囲外です。
処置: ORACLE_PRIORITY
に有効な設定を指定します。
OSD-04208
OpenProcess()に失敗しました。プロセス・ハンドルをオープンできません。
原因: Windowsのシステム・サービスOpenProcess()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04209
不正または不明なバックグラウンド・イメージ名がspdcr()に指定されました
原因: spdcr()に予期しないバックグラウンド名が指定されました。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04210
スレッド・セマフォの待機中にタイムアウトが発生しました
原因: Oracle Databaseスレッドが、セマフォの待機中に終了しました。
処置: Oracle Databaseインスタンスを再起動します。
OSD-04211
スレッド情報が見つかりません。
原因: Oracle Databaseスレッドが、情報を削除しないまま終了しました。
処置: Oracle Databaseインスタンスを再起動します。
OSD-04212
ORACLEスレッドの最大数に達しました。
原因: インスタンスのOracle Databaseスレッドの最大数に達しました。
処置: 他の接続がいくつか終了してから再実行します。
OSD-04213
ORACLEスレッドでDuplicateHandle()を実行できません
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04214
ORACLEスレッドでCreateEvent()を実行できません
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04215
ssthreadopに不正な関数コードを指定しました。
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04216
そのスレッドに対するファイル・ハンドルが見つかりません。
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04217
現行ユーザーのシステム・ユーザー名を取得できません。
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04218
スレッドを転記できません。
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04219
スレッド・リスト・セマフォが不正です。
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04221
ターゲット・スレッドは現在ビジーです
原因: ターゲット・スレッドは、Oracle Databaseユーティリティ・コマンドを処理しています。
処置: 待機してからコマンドを再送信します。
OSD-04222
スレッド・コンテキストを取得できません
原因: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。
処置: オペレーティング・システムのエラーを解決します。
OSD-04223
スレッド・コンテキストを設定できません
原因: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。
処置: オペレーティング・システムのエラーを解決します。
OSD-04224
ターゲット・スレッドを一時停止できません
原因: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。
処置: オペレーティング・システムのエラーを解決します。
OSD-04225
ターゲット・スレッドを再開できません
原因: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックします。
処置: オペレーティング・システムのエラーを解決します。
OSD-04300
データ・ファイルから全レコードを読み込めません
原因: データファイルがレコードの途中で終了しています。このエラーは、固定レコード長のファイルをロードしているときに発生します。
処置: データファイルの長さが正しく、完全なレコードが含まれていることを確認します。
OSD-04301
レコード・サイズが大きすぎます
原因: 指定したレコード・サイズは、大きすぎてロードできません。
処置: レコード・サイズを小さくし、データを再ロードします。
OSD-04302
レコード・タイプまたはロード・オプション(あるいはその両方)が無効です
原因: 制御ファイルのWindowsファイル処理オプションの文字列に、無効なオプションまたはキーワードが含まれています。
処置: Windowsファイル処理オプションの文字列を有効な値に設定します。
OSD-04400
プロセスの内部セマフォを取得できません
原因: Oracle Databaseの接続数が最大数を超えました。
処置: 使用されていない接続を削除して再実行します。
OSD-04401
WaitForSingleObject()に失敗しました。セマフォを取得できません
原因: Windowsのシステム・サービスWaitForSingleObject()
から予期しない戻り値が返されました。
処置: オペレーティング・システムのエラー・コードをチェックし、オペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
OSD-04500
無効なオプションが指定されました
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04501
内部バッファのオーバーフローです
原因: 通常は発生しない内部エラーです。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
OSD-04502
変換のネストが深すぎます
原因: プログラムが構成変数の変換中に検出する中間変換の数が多すぎます。
処置: 中間変換の数が少なくなるように構成パラメータの値を簡略化します。
OSD-04503
変換できる要素がテキストにありません
原因: プログラムは、変換するテキストの変数を認識できません。
処置: 変換するテキストをチェックし、必要に応じて訂正します。
OSD-04505
stdinが応答しません
原因: システムは、標準入力ストリームからの入力を受け取ることができません。
処置: プロセスが、入力デバイスにアクセスできることを確認します。
OSD-04506
system()でプロセスを起動できませんでした
原因: システムのメモリーが不足しているか、実行可能ファイルが無効です。
処置: 不要なプロセスを停止するか、コンピュータにメモリーを増設します。実行可能ファイルの名前を確認します。
OSD-04510
オぺレーティング・システム・ロールはサポートされていません
原因: オペレーティング・システム・ロールを使用しようとしました。
処置: IDENTIFIED
EXTERNALLY
ではなくIDENTIFIED
BY
PASSWORD
で作成されたロールのみを使用します。
OSD-04511
オぺレーティング・システムから日付と時刻を取得できません
原因: GetLocalTime()
コールから予期しない戻り値が返されました。
処置: コンピュータのシステム時間が正しいことを確認します。
OSD-04512
サーバーでconfig.ora変数の'USERNAME
'を変換できません
原因: ホストのUSERNAME
構成パラメータ変数が正しく設定されていません。
処置: USERNAME
変数が設定されていることを確認します。
OSD-04513
init.ora変数の'remote_os_authent'がTrueに設定されていません
原因: リモート・オペレーティング・システム・ログオンが機能するには、REMOTE_OS_AUTHENT
パラメータがTRUE
に設定されている必要があります。
処置: インスタンスを停止し、初期化パラメータ・ファイルでREMOTE_OS_AUTHENT = TRUE
に設定して起動します。
OSD-04514
内部バッファに対してNTグループ名が長すぎます
原因: Windowsグループ名が長すぎます。
処置: 短いWindowsグループ名を使用します。
ORADIM
はOracle Database for Windowsでのみ使用できる、データベース・インスタンスを起動および停止するためのコマンドライン・ツールです。他のプラットフォームでは使用できません。
DIM-00000
エラーの発生なしでORADIMが終了しました。
原因: 指定された操作が正常に完了しました。
処置: なし。
DIM-00001
ORADIM: <command> [options]です。マニュアルを参照してください。
原因: 指定されたオプションが無効であるか、引数が指定されていません。
処置: 使用方法: ORADIM <command> [options]
DIM-00002
指定したコマンドは無効です。
原因: 有効なコマンドは、-DELETE、-EDIT、-NEW、-STARTUPおよび-SHUTDOWNです。
処置: 有効なコマンドを使用します。
DIM-00003
パラメータの引数が欠落しています。
原因: 引数がないか、無効です。
処置: 有効な引数を使用して、プログラムを再起動します。
DIM-00004
SIDやサービス名が指定されていません。
原因: SIDまたはサービス名が必須です。
処置: 64文字の有効なSID
を入力し、再試行します。
DIM-00005
64文字を超えるSIDが指定されました。
原因: 64文字を超えるSIDが指定されました。
処置: 64文字の一意のSIDに変更し、他にこの名前を使用しているサービスがないことを確認します。
DIM-00006
SIDが欠落しています。
原因: SIDが引数に指定されていません。
処置: SIDを指定します。
DIM-00007
STARTMODEパラメータが欠落または無効です。有効な-STARTMODEパラメータはAUTOまたはMANUALです。
原因: STARTMODEの引数が指定されていません。
処置: 有効な起動モードを入力し、再試行します。
DIM-00008
有効なサービス名は、SIDとともに追加されたOracleServiceです。
原因: 指定されたOracleサービス名が無効です。
処置: サービスの名前を訂正し、再試行します。
DIM-00009
SID名は必須です。
原因: SIDが指定されていません。
処置: SIDを入力し、再試行します。
DIM-00010
SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥OracleServiceキーが存在しません。
原因: 指定されたレジストリ・キーが見つかりませんでした。
処置: 再インストールします。問題が解決しない場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
DIM-00011
指定されたサービスは存在しません。
原因: サービスの編集の試行に失敗しました。
処置: サービスが存在するか、ユーザーが十分な権限を持っていることを確認します。
DIM-00012
AUTOSTARTオプション用のPFILEは必須です。
原因: パラメータ・ファイル{PFILE}が指定されていません。
処置: パラメータ・ファイルを指定します。
DIM-00013
サービス起動モードがレジストリ内に設定されていません。
原因: レジストリのサービス用の起動モード・エントリを設定できませんでした。
処置: ユーザーがレジストリを変更する権限を持っているかどうかを確認します。
DIM-00014
Windows Service Control Managerをオープンできません。
原因: Service Control Managerをオープンできませんでした。
処置: ユーザー権限をチェックします。
DIM-00015
すでに稼働中のOracleは起動できません - まずシャットダウンしてください。
原因: インスタンスはすでに開始済です。
処置: 再起動する前にデータベースを停止します。
DIM-00016
-SHUTTYPEパラメータが欠落または無効です。有効な-SHUTTYPEパラメータはSRVCまたはINSTです。
原因: SHUTTYPEのオプションが指定されていないか、無効です。
処置: インスタンスまたはサービスを停止するパラメータを入力し、再試行します。
DIM-00017
インスタンスのシャットダウン・モードは、次のいずれかです:
a(ABORT)、i(IMMEDIATE)またはn(NORMAL)。
原因: インスタンスの停止に対して無効なオプションが指定されました。
処置: 正しいモードを入力し、再試行します。
DIM-00018
Oracleサービスの停止に失敗しました。
原因: サービスの停止の試行に失敗しました。
処置: 再試行し、ユーザー権限をチェックします。
DIM-00019
サービスの作成エラー
原因: サービスを作成できませんでした。
処置: ユーザー権限をチェックし、再試行します。
DIM-00020
この名前のサービスが存在します。
原因: すでに存在するサービス名の作成を試行しました。
処置: 別のサービス名またはSIDで再試行します。
DIM-00021
レジストリのオープンに失敗しました
原因: レジストリのオープンの試行に失敗しました。
処置: ユーザー権限をチェックし、操作を再試行します。
DIM-00023
次のオプションを指定してインスタンスを作成します:
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00024
-NEW -SID sid | -SRVC srvc | -ASMSID sid | -ASMSRVC srvc [-SYSPWD pass]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00025
[-STARTMODE auto | manual] [-SRVCSTART system | demand] [-PFILE file | -SPFILE]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00026
[-SHUTMODE normal | immediate | abort] [-TIMEOUT secs] [-RUNAS osusr/ospass]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00027
次のオプションを指定してインスタンスを編集します:
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00028
-EDIT -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00029
[-STARTMODE auto | manual] [-SRVCSTART system | demand] [-PFILE file | -SPFILE]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00030
[-SHUTMODE normal | immediate | abort] [-SHUTTYPE srvc | inst] [-RUNAS osusr/ospass]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00031
次のオプションを指定してインスタンスを削除します:
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00032
-DELETE -SID sid | -ASMSID sid | -SRVC srvc | -ASMSRVC srvc
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00033
次のオプションを指定してサービスとインスタンスを起動します:
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00034
-STARTUP -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00035
[-STARTTYPE srvc | inst | srvc,inst] [-PFILE filename | -SPFILE]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00036
次のオプションを指定してサービスとインスタンスをシャットダウンします:
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00037
-SHUTDOWN -SID sid | -ASMSID sid [-SYSPWD pass]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00038
[-SHUTTYPE srvc | inst | srvc,inst] [-SHUTMODE normal | immediate | abort]
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00039
次のパラメータを指定してヘルプを問い合せます: -? | -h | -help
原因: N/A
処置: N/A
DIM-00040
-NEWコマンドのオプションが無効です。
原因: 新規サービスの作成に対する1つ以上の引数が無効です。
処置: 必要なオプションを指定し、再試行します。
DIM-00041
-EDITコマンドのオプションが無効です。
原因: 既存のサービスの編集に対する1つ以上の引数が無効です。
処置: 必要なオプションを指定し、再試行します。
DIM-00042
-DELETEコマンドのオプションが無効です。
原因: サービスの削除に対する1つ以上の引数が無効です。
処置: 必要なオプションを指定し、再試行します。
DIM-00043
-STARTUPコマンドのオプションが無効です。
原因: インスタンスの起動に対する1つ以上の引数が無効です。
処置: 必要なオプションを指定し、再試行します。
DIM-00044
-SHUTDOWNコマンドのオプションが無効です。
原因: インスタンスの停止に対する1つ以上の引数が無効です。
処置: 必要なオプションを指定し、再試行します。
DIM-00045
ORADIMで内部エラーが発生しました
原因: 不明。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
DIM-00046
PFILEが無効です。
原因: パラメータ・ファイル名が無効です。
処置: パス名が正しいことを確認します。
DIM-00050
インスタンスが削除されました。
原因: インスタンスの削除要求に成功しました。
処置: なし。
DIM-00051
インスタンスが作成されました。
原因: 新規インスタンスの作成要求に成功しました。
処置: なし。
DIM-00075
サービスの制御に失敗しました。
原因: サービスの制御の試行に失敗しました。
処置: 他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。
DIM-00076
サービスの削除に失敗しました。
原因: サービスの削除要求に失敗しました。
処置: 他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。
DIM-00077
サービス構成の変更に失敗しました。
原因: 構成の変更の試行に失敗しました。
処置: 他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。
DIM-00078
サービスの開始に失敗しました。
原因: サービスの開始要求に失敗しました。
処置: 他のエラーをチェックし、ユーザーに十分な権限があることを確認します。
次に、Oracle Databaseの一般的な接続エラー・コード、原因および推奨される解決方法を示します。
TNS-12203
TNS: 接続先に接続できません。
原因: OracleServiceSIDサービス、OracleHOME_NAMETNSListenerサービス、またはその両方が実行されていません。
処置: 両方のサービスが起動していることを確認します。
ORA-12560
TNS: 接続を失いました。
原因: OracleServiceSIDサービス、OracleHOME_NAMETNSListenerサービス、またはその両方が実行されていません。このエラーは、SQL*PlusのようなOracle Databaseユーティリティを使用しようとした場合に発生します。このエラーは、Oracle7エラー、「ORA-09352:
Windows
32
ビットの2
タスク・ドライバは新規のOracle
タスクを起動できません」に似ています。
処置: 両方のサービスが起動していることを確認します。
ORA-28575
外部プロシージャ・エージェントへのRPC接続をオープンできません。
原因: tnsnames.ora
およびlistener.oraファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。
処置: サービスを再構成します。
ORA-06512
"APPLICATIONS.OSEXEC"
原因: tnsnames.ora
およびlistener.ora
ファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。
処置: サービスを再構成します。
ORA-06512
"APPLICATIONS.TEST"
原因: tnsnames.ora
およびlistener.ora
ファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。
処置: サービスを再構成します。
ORA-06512
行2
原因: tnsnames.ora
およびlistener.ora
ファイルが外部プロシージャを使用するように正しく構成されていません。
処置: サービスを再構成します。
ORA-01031およびLCC-00161
(起動時に両方のコードが表示されます。)
原因: パラメータ・ファイル(init.ora
)またはWindowsサービスが破損しています。これらのエラーは、通常データベースの起動時にOracle Databaseでパラメータ・ファイルを読み込めない場合に発生します。
処置: SIDおよびサービスを削除し、再作成します。ユーザーAdministrator
、またはWindowsの管理者グループの完全な管理権限を持つユーザーとしてログオンしていることを確認します。コマンド・プロンプトで、oradim -delete -sid
sid
と入力します。sid
は、データベース名(たとえばorcl
)です。oradim -new -sid
sid
startmode auto -pfile
full_path_to_init.ora
と入力して、SIDおよびサービスを再作成します。
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