Oracle Database インストレーション・ガイド 10gリリース2(10.2)for Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium B25683-02 |
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この付録では、次のトラブルシューティングについて説明します。
この付録に示すトラブルシューティングの手順を実行する前に、次を実行してください。
http://www.oracle.com/technology/index.html
インストール中にエラーが発生した場合は、次のように操作してください。
インストール中には、Oracle Universal Installerにより実行されるすべてのアクションがログ・ファイルに記録されます。インストール中にエラーが発生した場合は、問題の原因と考えられる情報をログ・ファイルで確認してください。 デフォルトでは、ログ・ファイルは次のディレクトリにあります。
SYSTEM_DRIVE:¥Program Files¥Oracle¥Inventory¥logs
対話型インストールからのログ・ファイル名は次の形式になります。
installActionsdate_time.log
たとえば、対話型インストールを2005年10月14日9:00:56 a.m.に行った場合、ログ・ファイルは次のような名前になります。
installActions2005-10-14_09-00-56AM.log
サイレントまたは非対話型インストールが正常に実行されたかどうかを判断するには、DRIVE_LETTER
:¥Program Files¥Oracle¥Inventory¥logs
にあるsilentInstallActions
date_time
.log
ファイルを調べます。
必要な場合は、前項を参照してInventory
ディレクトリの位置を確認してください。
サイレントまたは非対話型インストールは、次の場合に失敗します。
たとえば、製品固有のデータは正しく指定しているが、ステージング領域の位置の指定が誤っていることがよくあります。このような場合は、FROM_LOCATION
変数をチェックし、インストール・メディアにあるproducts.xml
ファイルを指していることを確認します。このproducts.xml
は、インストール・メディアのdatabase¥stage
にあります。
Oracle Universal Installerまたはコンフィギュレーション・アシスタントは、実行時にレスポンス・ファイルの妥当性を検査します。妥当性検査に失敗すると、サイレントまたは非対話型インストール、あるいは構成プロセスは終了します。コンテキスト、形式または型が不正な場合、そのパラメータ値は、ファイルに指定されていないとみなされます。
コンフィギュレーション・アシスタントの実行中に発生したインストール・エラーのトラブルシューティング方法は、次のとおりです。
ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME
¥cfgtoollogs
ディレクトリにある特定のコンフィギュレーション・アシスタントのログ・ファイルを確認します。エラーの原因となった問題を修正します。
Oracle コンフィギュレーション・アシスタントの障害は、インストール・ウィンドウの最下部に表示されます。追加情報がある場合は、コンフィギュレーション・アシスタントのインタフェースに表示されます。コンフィギュレーション・アシスタントの実行ステータスは、installActions
date_time
.log
ファイルに格納されます。
次の表に、実行ステータス・コードを示します。
ステータス | 結果コード |
---|---|
コンフィギュレーション・アシスタントの正常終了 |
0 |
コンフィギュレーション・アシスタントの異常終了 |
1 |
コンフィギュレーション・アシスタントの取消し |
-1 |
コンフィギュレーション・アシスタントの実行中に致命的エラーが発生した場合は、次のようにします。
インストールが失敗した場合は、インストール中に作成されたファイルを削除し、Oracleホーム・ディレクトリを削除する必要があります。第6章「Oracle Databaseソフトウェアの削除」の手順に従って、Oracle Universal Installerを実行し、Oracle Databaseの削除、Oracleディレクトリの手動による削除、およびレジストリ エディタからのOracleキーの削除を行います。その後、ソフトウェアを再インストールします。
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