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Oracle Database インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2)for Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium

B25683-02
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Oracle Database for Windowsの新機能

この章では、Oracle Database 10g リリース2(10.2) for Windowsの新機能および廃止になった機能について説明し、追加情報の参照先を示します。現在のリリースに移行するユーザーに役立つように、旧リリースの新機能および廃止になった機能の情報も引き続き記載されています。

次の各項では、Oracle Databaseの新機能について説明します。

Oracle Database 10g リリース2(10.2)for Windowsの新機能

この項の項目は次のとおりです。

Oracle Cluster Ready Services(CRS)の名前と機能の変更

このリリースから、Oracle Cluster Ready Services(CRS)が次のように変更されます。

Oracle Database 10g リリース2(10.2) で廃止になったコンポーネント

Oracle Database 10gリリース1(10.1)に付属していた次のOracle Database 10g リリース2(10.2)コンポーネントは、Oracle Database 10g リリース2(10.2)のインストールでは使用できません。

Oracle Database 10g リリース1(10.1)for Windowsの新機能

この項の項目は次のとおりです。

自動ストレージ管理

自動ストレージ管理機能により、個々のディスク・デバイスの集合から1つのディスク・グループを作成できます。

関連項目

自動ストレージ管理の詳細は、『Oracle Database 管理者ガイド』を参照してください。 

データベース・パスワードの暗号化

ユーザーがOracle Database 10g リリース2(10.2)データベースにリモート・ログインを試みると、パスワードは自動的に暗号化されてから、リモート・データベースに送信されます。

関連項目

『Oracle Databaseプラットフォーム・ガイド』のWindowsでのデータベースの管理に関する項 

Data Pump ImportおよびData Pump Export

Data Pump ImportおよびData Pump Exportという2つの新しいユーティリティが、Oracleデータベース間のファイル転送の高速化を実現します。従来のファイル転送ユーティリティ、ImportおよびExportは、旧リリースのOracleソフトウェアで作成されたOracleデータベースで使用するために残されています。

関連項目

『Oracle Databaseプラットフォーム・ガイド』のWindowsでのデータベース・ツールに関する項 

Instant Client

Oracle Call Interface(OCI)のInstant Client機能は、OCIのインストールを簡略化します。Instant Clientモードのアクティブ化は、Instant Clientデータ共有ライブラリをロードする機能にのみ依存します。Instant Clientでは、オペレーティング・システムのダイナミック・ローダーによりロードする必要があるのは、2つのダイナミック・リンク・ライブラリのみです。

関連項目

  • 『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』のOCI Instant Clientに関する項

  • 『Oracle Database Clientインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium』

 

ラージ・ページ・サポート

ラージ・ページ・サポートにより、Windows Server 2003上で実行される、メモリーを多く使用するインスタンスのパフォーマンスが向上します。新たに導入されたオペレーティング・システム・サポートを利用することで、Oracle Databaseでは、リソースのアドレス指定をするプロセッサ・メモリーをより効率的に使用できるようになりました。

関連項目

『Oracle Databaseプラットフォーム・ガイド』の「64-bit Windowsのラージ・ページのサポート」 

Oracle Enterprise Manager 10g Database Control

Oracle Enterprise Manager 10g Database Controlは、データベースと同じOracleホームにインストールされ、スタンドアロンのOracle Containers for Java(OC4J)インスタンスをサポートします。

関連項目

 

Oracle Home Selector

Oracle Home Selectorは、「スタート」メニューから使用できなくなりました。かわりに、Oracle Home Selectorに似た機能を持つOracle Universal Installerを使用します。

Oracle Provider for OLE DB

Oracle Provider for OLE DB 10g リリース2(10.2)には、次の新機能があります。

Oracle Scheduler

このリリースには、エンタープライズ・スケジュール機能を提供する新しいデータベース・スケジューラであるOracle Schedulerが含まれています。OracleJobSchedulerサービスを使用して、外部ジョブを開始できます。このサービスは、デフォルトでは使用できません。この外部ジョブ機能を使用するには、管理者が、このサービスを実行する必要のあるユーザー・アカウントのユーザー名およびパスワードを設定し、サービスを使用可能にする必要があります。

関連項目

  • 『Oracle Database新機能』のスケジューラに関する項

  • 『Oracle Database 管理者ガイド』のスケジューラの概要に関する項

  • 『Oracle Database 管理者ガイド』のスケジューラの使用に関する項

  • 『Oracle Database 管理者ガイド』のスケジューラの管理に関する項

 

Oracle Services for Microsoft Transaction Server

Oracle Services for Microsoft Transaction Serverは、Oracle Provider for OLE DBを介したOracle Data Provider for .NETおよびOracle ODBCドライバを介したODBC.NETにより、.NETトランザクション・アプリケーションをサポートします。

名前が変更されたコンポーネント

次のコンポーネントは、このリリースで名前が変更されました。

以前の名前  新しい名前 

Oracle Windows Performance Monitor 

Oracle Counters for Windows Performance Monitor 

Oracle Administration Assistant for Windows NT 

Oracle Administration Assistant for Windows 

Oracle Demos 

Oracle Examples 

Oracle Database 10g リリース1(10.1) で廃止になったコンポーネント

Oracle9iリリース2(9.2.0)に付属していた次のOracle Database 10gリリース1(10.1)コンポーネントは、Oracle Database 10gリリース1(10.1)のインストールでは使用できません。


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