Oracle WebLogic Integration ソリューションの管理

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プロダクション データベースのコンフィグレーション

Oracle WebLogic Integration のプロダクション環境を準備する前に、Oracle WebLogic Integration で必要なテーブルがデータベースに含まれるようにコンフィグレーションします。データベース管理者がプロセスを操作するために必要なテーブルは、自動的には作成されません。この節では、これらのテーブルを作成するためのスクリプトについて説明します。

Oracle WebLogic Integration で使用されるデータベース テーブル作成 SQL スクリプトは、次のディレクトリにあります。

	BEA_HOME\wli_10.2\dbscripts\vendor\

このパスの BEA_HOME はホーム ディレクトリを表し、vendor はプロダクション モードで使用するデータベースのベンダを表します。表 2-1 ではこれらのスクリプトについて説明します。

表 2-1 SQL スクリプトと説明
スクリプトのファイル名
説明
wli_runtime.sql
Oracle WebLogic Integration の実行時アクティビティに関係するテーブルを作成する SQL
wli_runtime_drop.sql
wli_runtime.sql によって作成されたテーブルを削除する SQL

注意 : すべての実行時データが破棄される。

wli_archive.sql
レポートや分析の対象となる Oracle WebLogic Integration データを格納するためのテーブルを作成する SQL
wli_archive_drop.sql
wli_archive.sql によって作成されたテーブルを削除する SQL

注意 : すべての実行時データが破棄される。

upgrade_wli_runtime_sp4_9.2.sql
アップグレードされた WLI 10.2 ドメインに WLI テーブル WLI_EVENTGEN_STATE を追加するために upgrade_wli_runtime_sp4_9.2.sql を実行する SQL
worklist_runtime.sql
ワークリストの実行時アクティビティに関係するテーブルを作成する SQL
upgrade_worklist_runtime_8.5_9.0.sql
upgrade_worklist_run を実行する SQL
worklist_runtime_drop.sql
worklist_runtime.sql によって作成されたテーブルを削除する SQL
worklist_reporting.sql
ワークリストによって作成されたレポートを格納するテーブルを作成する SQL
worklist_reporting_drop.sql
ワークリストによって作成されたレポート テーブルを削除する SQL

任意の SQL ツールを使ってこれらのスクリプトを実行すると、プロダクション データベースの Oracle WebLogic Integration テーブルが作成または削除されます。

注意 : Oracle WebLogic Integration テーブルのほかに、対話状態情報を格納するデータベース テーブルも作成する必要があります。データベース テーブルの詳細については、「データベースの準備」を参照してください。

トレーディング パートナ管理データがある場合は、Bulk Loader を使用して情報をインポートできます。「トレーディング パートナ Bulk Loader の使用」を参照してください。


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