|
|
Business Process Execution Language (BPEL) は、トランザクション ビジネス プロセスの定義に使用できる Web サービス オーケストレーションの標準です。BPEL により、ビジネス プロセスの一部であるアクティビティを Web サービスとして表現できます。これらのサービスを調整することで、プロセス全体の制御が確保されます。BPEL で記述されたプロセスは .bpel ファイルとして保存され、BPEL 仕様に準拠したどのプラットフォームや製品上でも実行できます。
WLI では、BPEL 1.1 および 2.0 仕様をサポートする他のツールと設計時に相互運用できるように、BPEL インポート/エクスポート ツールを提供しています。
ただし、特定の状況では、特にビジネス プロセスと BPEL の間や、さまざまな表現言語の間で機能上の不一致がある場合 (XQuery、XPath、XSLT の間の相違など)、実行時セマンティクスは保証されません。実行時セマンティクスは、ベンダ拡張機能、外部アーティファクト、または環境設定に関与する場合にも保証されません。このため、インポートおよびエクスポートされたファイルは、適切に動作するように、要件に基づいて確認し変更する必要があります。
BPEL インポート ツールを使用して BPEL 1.1 または 2.0 準拠ファイルをビジネス プロセス ファイルにインポートし、Oracle Workshop for WebLogic で使用することができます。
BPEL ファイルの主な統合ロジックはビジネス プロセス ファイルにインポートされますが、インポートされたビジネス プロセス ファイルは、通常、Oracle Workshop for WebLogic でただちに実行することはできません。ビジネス プロセスとして実行できるようにするには、まず WLI IDE でビジネス プロセス ファイルを操作する必要があります。
BPEL エクスポート ツールを使用してビジネス プロセス ファイルのセマンティクスを BPEL にエクスポートし、BPEL 1.1 または 2.0 互換の設計環境で使用することができます。
ビジネス プロセス ファイルの主な統合ロジックが BPEL にエクスポートされますが、エクスポートされた BPEL ファイルは、通常、ただちに対象環境で実行することはできません。対象環境で BPEL ファイルを操作して、エクスポートされたプロセスを実行するか、または実行時セマンティクスに近づける必要があります。
詳細については、『BPEL インポート/エクスポート ユーザーズ ガイド』を参照してください。
|