root-file-specパラメータで指定するデータベースにRdbALTERが接続します。その後、記憶領域ファイルのページを変更できます。データベースの領域1、ページ1が自動的にフェッチされて、現在のページとなります。これは、AREA...PAGEコマンドを発行するまで変わりません。
RMU Alterコマンドにroot-file-specパラメータを指定すると、このroot-file-specが参照するデータベースにRdbALTERが起動時にアタッチします。この場合、ATTACHコマンドは不要です。それ以外の場合、データベース・ページを変更するコマンドは、該当のデータベースを指定したATTACHコマンドを発行してからでないと使用できません。ATTACHコマンドでは一度に1つのデータベースにしかアタッチできません。別のデータベースを変更するには、前もってDETACHコマンドを使用して現在のデータベースとの接続を解除する必要があります。DETACHコマンドの詳細は、第2.7節を参照してください。
root-file-spec
変更するページを含むデータベース・ルート(.rdb)ファイルを指定します。デフォルトのファイル・タイプは.rdbです。
例1次の例は、RdbALTERコマンドのレベルに入ってからPERSONNELデータベースにアタッチします。
$ RMU/ALTER RdbALTER> ATTACH PERSONNEL %RMU-I-ATTACH, now altering database "DISK:[USER]PERSONNEL.RDB;1"
例2
次の例は、1つのコマンドを使用して、RdbALTERコマンド・レベルに入ってPERSONNELデータベースにアタッチします。
$ RMU/ALTER PERSONNEL %RMU-I-ATTACH, now altering database "DISK:[USER]PERSONNEL.RDB;1"