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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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2.1 AREA...PAGEコマンド

現在アタッチしているデータベースの領域内の記憶領域、スナップショット領域またはページを指定します。

説明

RdbALTERで一度にアクセスできるのは1つの領域の1つのページのみです。このコマンドは、現在アタッチしているデータベース内でページを切り替えます。

データベースにアタッチすると、RdbALTERによって自動的に、領域1が現在の領域、その領域のページ1が現在のページになります。その他の領域やページで作業するには、AREA...PAGEコマンドを使用する必要があります。

AREAを指定してPAGEを指定しないと、RdbALTERによって、指定した領域が現在の領域になり、その領域のページ1がフェッチされます。

AREAとPAGEの両方を指定すると、RdbALTERによって、指定した領域が現在の領域になり、指定したページが新しい現在の領域からフェッチされます。

存在しない領域またはページを指定した場合は、エラーが発生し、現在の領域とページは変更されません。

PAGEオプションを使用すると、現在の領域のあるページから、現在の領域の別のページに切り替わります。


形式



コマンドのパラメータ

storage-area-name

記憶領域名によって現在のデータベースの記憶領域を指定します。記憶領域名は、SQL CREATE STORAGE AREA文で定義された名前です。スナップショット領域を指定するには、area-numberパラメータを使用します。

area-number

領域番号によって現在のデータベースの記憶領域またはスナップショット領域を指定します。領域番号は、データベースが作成されるときに割り当てられ、ページ表示の1行目に付けられます。

page-number

変更する領域ページを指定します。1から領域内のページ数までの整数として表します。

例1

次の例は、現在アタッチしているデータベースの領域JOBSを指定します。ページ番号が指定されないため、RdbALTERによってこの領域のページ1がフェッチされます。


RdbALTER> AREA JOBS

例2

次の例は例1と似ていますが、領域名ではなく領域番号で領域を指定しています。領域4がデータベースの領域JOBSである場合、どちらのコマンドも同じ結果になります。


RdbALTER> AREA 4

例3

次の例は、領域3、ページ100をフェッチします。


RdbALTER> AREA 3 PAGE 100