.rujファイルには、ヘッダー情報とデータ・ブロックが含まれます。ヘッダー情報には、データベース・ファイルで変更されたデータのコピーを含むデータ・ブロックの情報が含まれます。
RMU Dump Recovery_Journalコマンドでは、データベース・ファイルではなく、.rujファイルをパラメータとして指定します。データベースの領域およびヘッダー情報の表示に使用するRMU Dumpコマンドとは別のコマンドです。.rujファイルはバイナリ形式です。このコマンドでは、バイナリ・ファイルがASCII表示形式に変換されます。
ruj-file-name
.rujファイル。デフォルトのファイル・タイプは.rujです。
Data
Nodata
.rujファイルのデータ・ブロックを表示するか、.rujファイル・ヘッダーのみを表示するかを指定します。Data修飾子がデフォルトです。これによって、(ファイル・ヘッダー以外に).rujファイル・データ・ブロックがASCII形式で表示されます。
Nodata修飾子では、表示が.rujファイルのファイル・ヘッダーに限定されます。
Output=file-name
出力先のファイルの名前。デフォルトはSYS$OUTPUTです。ファイル名を指定した場合、デフォルトの出力ファイル・タイプは.lisです。
- RMU Dump Recovery_Journalコマンドの使用に、Oracle RMU権限は必要ありません。ただし、RMU Dump Recovery_Journalコマンドを使用するには、.rujファイルへのOpenVMSのREADアクセスまたはBYPASS権限が必要です。
- RMU Dump Recovery_Journalコマンドでは、ダンプするファイルは検証されません。ファイルが.rujファイルでない場合、RMU Dump Recovery_Journalコマンドからの出力は判読不能です。
- RMU Dump Recovery_Journalコマンドの例は、『Oracle Rdb Guide to Database Maintenance』を参照してください。