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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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1.59 RMU Set Row_Cacheコマンド


形式



説明

RMU Set Row_Cacheコマンドを使用すると、データベースを開かずに、データベースの行キャッシュ機能を有効または無効にすることができます。

また、Alterパラメータを使用すると一度に1つのキャッシュを変更できます。


コマンドのパラメータ

root-file-spec

行キャッシュ機能を変更するデータベース・ルート・ファイルを指定します。

コマンドの修飾子

Alter=(Name=cachename,option(,...))

指定したキャッシュに実行するアクションを指定します。キャッシュ名の他に少なくとも1つのオプションを指定する必要があります。

使用上の注意


例1

次の例は、キャッシュmycacheのスロット数を設定します。


$ RMU/SET ROW_CACHE/ALTER=(NAME=mycache, SLOT_COUNT=8888)

例2

このコマンドはすべてのキャッシュを無効にします。


$ RMU/SET ROW_CACHE/DISABLE

例3

次のサンプルは、キャッシュcache2がRAD 2を使用することを指定します。


$ RMU/SET ROW_CACHE/ALTER=(NAME=cache2, SHARED_MEM=(TYPE=RESIDENT, -
_$ RAD_HINT=2)

例4

この例は、キャッシュseacacheを無効にします。


$ RMU/SET ROW_CACHE/ALTER=(NAME=seacache, DISABLE)

例5

この例では、Alter修飾子が複数使用されています。


$ RMU /SET ROW_CACHE MF_PERSONNEL/ALTER=(NAME = RDB$SYS_CACHE, -
_$ SLOT_COUNT = 800, WINDOW_COUNT = 25) -
_$ /ALTER= (NAME = RESUMES,SLOT_SIZE=500,WORKING_SET_COUNT = 15)

例6

次の例は、データベースMYDBを変更して、キャッシュEMPL_IDXのスナップショット・スロット数を25000に設定し、SALESキャッシュのキャッシュのスナップショットを無効にします。


$ RMU /SET ROW_CACHE DGA0:[DB]MYDB.RDB -
_$ /ALTER=(NAME=EMPL_IDX, SNAPSHOT_SLOT_COUNT=25000) -
_$ /ALTER=(NAME=SALES, SNAPSHOT_SLOT_COUNT=0)