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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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1.60 RMU Set Serverコマンド


形式



説明

Set Server/Outputコマンドを使用すると、様々なデータベース・サーバー・プロセスについて出力ログ・ファイルの名前と場所を指定できます。次の表に、server-typeパラメータの有効な値と対応する論理名を示します。

表1-15 サーバー・タイプと論理名
サーバー Server-type 論理名
AIJバックアップ・サーバー ABS RDM$BIND_BIND_ABS_OUTPUT_FILE
AIJログ・サーバー ALS RDM$BIND_BIND_ALS_OUTPUT_FILE
AIJログ・ロールフォワード・サーバー LRS RDM$BIND_LRS_OUTPUT_FILE
AIJログ・キャッチアップ・サーバー LCS RDM$BIND_LCS_OUTPUT_FILE
データベース・リカバリ・サーバー DBR RDM$BIND_DBR_LOG_FILE
行キャッシュ・サーバー RCS RDM$BIND_RCS_LOG_FILE

出力ファイル指定が空(Output="")の場合、そのサーバーのログ・ファイル情報はデータベースから削除されます。

既存の論理名によって、指定のサーバー・プロセスの出力ファイル名が指定される場合は、Set Server/Outputコマンドで指定されるファイル名よりも優先されます。


コマンドのパラメータ

server-type

出力を記録するサーバー・プロセスを指定します。有効なサーバー・タイプと対応する論理名のリストは、「表1-15」を参照してください。

root-file-spec

サーバー・プロセス出力ファイルを指定するデータベース・ルート・ファイルを指定します。

コマンドの修飾子

Log

RMU Setコマンドが終了するとログ・メッセージを表示します。

Output

いくつかのデータベース・サーバー・プロセスの出力ログ・ファイルを指定します。

例1

この例は、行キャッシュ・サーバーの出力ファイルを指定し、手順が終了したときにログ・メッセージを表示します。


$ RMU /SET SERVER RCS /OUTPUT=RCS_PID.LOG /LOG DUA0:[DB]MYDB.RDB

例2

この例は、AIJログ・サーバーの出力ファイルを指定します。


$ RMU /SET SERVER ALS /OUTPUT=ALS$LOGS:ALS_DB1.LOG DUA0:[DB1]MFP.RDB

例3

この例は、AIJログ・ロールフォワード・サーバーについてデータベースのログ・ファイル情報を削除します。


$ RMU /SET SERVER LRS /OUTPUT="" DUA0:[ZDB]ZDB.RDB

例4

この例は、データベース・リカバリ・サーバーの出力ファイルを指定します。


$ RMU /SET SERVER DBR /OUTPUT=DBR$LOGS:DBR.LOG DUA0:[ADB]ADB.RDB