Set Server/Outputコマンドを使用すると、様々なデータベース・サーバー・プロセスについて出力ログ・ファイルの名前と場所を指定できます。次の表に、server-typeパラメータの有効な値と対応する論理名を示します。
表1-15 サーバー・タイプと論理名 サーバー Server-type 論理名 AIJバックアップ・サーバー ABS RDM$BIND_BIND_ABS_OUTPUT_FILE AIJログ・サーバー ALS RDM$BIND_BIND_ALS_OUTPUT_FILE AIJログ・ロールフォワード・サーバー LRS RDM$BIND_LRS_OUTPUT_FILE AIJログ・キャッチアップ・サーバー LCS RDM$BIND_LCS_OUTPUT_FILE データベース・リカバリ・サーバー DBR RDM$BIND_DBR_LOG_FILE 行キャッシュ・サーバー RCS RDM$BIND_RCS_LOG_FILE
出力ファイル指定が空(Output="")の場合、そのサーバーのログ・ファイル情報はデータベースから削除されます。
既存の論理名によって、指定のサーバー・プロセスの出力ファイル名が指定される場合は、Set Server/Outputコマンドで指定されるファイル名よりも優先されます。
server-type
出力を記録するサーバー・プロセスを指定します。有効なサーバー・タイプと対応する論理名のリストは、「表1-15」を参照してください。root-file-spec
サーバー・プロセス出力ファイルを指定するデータベース・ルート・ファイルを指定します。
Log
RMU Setコマンドが終了するとログ・メッセージを表示します。Output
いくつかのデータベース・サーバー・プロセスの出力ログ・ファイルを指定します。
例1この例は、行キャッシュ・サーバーの出力ファイルを指定し、手順が終了したときにログ・メッセージを表示します。
$ RMU /SET SERVER RCS /OUTPUT=RCS_PID.LOG /LOG DUA0:[DB]MYDB.RDB
例2
この例は、AIJログ・サーバーの出力ファイルを指定します。
$ RMU /SET SERVER ALS /OUTPUT=ALS$LOGS:ALS_DB1.LOG DUA0:[DB1]MFP.RDB
例3
この例は、AIJログ・ロールフォワード・サーバーについてデータベースのログ・ファイル情報を削除します。
$ RMU /SET SERVER LRS /OUTPUT="" DUA0:[ZDB]ZDB.RDB
例4
この例は、データベース・リカバリ・サーバーの出力ファイルを指定します。
$ RMU /SET SERVER DBR /OUTPUT=DBR$LOGS:DBR.LOG DUA0:[ADB]ADB.RDB