この機能は本来、加算的なものです。つまり、一旦RESERVE句を発行すると、ジャーナル・ファイルの予約済スロットの数は減らせません。10個のスロットを予約した後、さらに5個のスロットを予約した場合、これら15個のジャーナル・ファイル用スロットに、最初に取得する1つの事前予約済スロットを加えた合計16個のスロットが予約されたことになります。
新規のジャーナル・ファイルをデータベースに追加する前に、スロットを予約するか、既存のジャーナル・ファイルを削除しておく必要があります。
単一ファイルのデータベースに対しては、ジャーナル・ファイルを予約できません。
RESERVE SEQUENCES句を使用すると、将来CREATE SEQUENCE文で使用できるスロットをデータベース・ルート・ファイルに予約できます。順序は、順序スロットが使用できる場合にのみ作成できます。スロットは、DROP SEQUENCE文、またはALTER DATABASE文のRESERVE SEQUENCES句を実行した後に使用可能になります。
RESERVE STORAGE AREA句を使用すると、将来ALTER DATABASE文のADD STORAGE AREA句で使用できるスロットをデータベース・ルート・ファイルに予約できます。記憶域は、使用可能な記憶域スロットが存在する場合にのみ追加できます。スロットが使用できるようになるのは、DROP STORAGE AREA句またはRESERVE STORAGE AREA句を発行した後です。
この機能は本来、加算的なものです。つまり、一旦RESERVE句を発行すると、記憶域の予約済スロットの数は減らせません。10個のスロットを予約した後、さらに5個のスロットを予約した場合、記憶域に対して合計15個のスロットが予約されたことになります。
新規の記憶域をデータベースに追加する前に、スロットを予約するか、既存の記憶域を削除しておく必要があります。
RESERVE STORAGE AREA句を指定しない場合、予約済記憶域のデフォルト数はゼロです。
行キャッシュを有効にしても、キャッシュが作成され、そのキャッシュが1つ以上の記憶域に割り当てられるまで、データベースの操作に影響はありません。
行キャッシュを無効にしても、それまでに作成され割り当てられているキャッシュはすべて保持され、行キャッシュを再度有効にすれば使用できるようになります。
行キャッシュを使用するには、次の条件が満たされている必要があります。
RMU Dump Headerコマンドを使用すると、行キャッシュを使用するための要件が満たされているかどうかをチェックできます。次に示すコマンド出力には、満たされていない要件ごとに警告が表示されています。
. . . Row Caches... - Active row cache count is 0 - Reserved row cache count is 1 - Sweep interval is 1 second - Default cache file directory is "" - WARNING: Maximum node count is 16 instead of 1 - WARNING: After-image journaling is disabled - WARNING: Fast commit is disabled |
.
.
.
これらのファイルがなんらかの事故により消去されないよう、過去のジャーナル・ファイルをテープなどのメディアに保存することをお薦めします。 |
データベースに格納されているアクセス制御リスト(ACL)情報には、付与された権限マスク、および一意の整数値(UICなど)で表されたユーザーのセットが含まれています。
セキュリティ・チェックには、次の2つのモードがあります。
SQL> ALTER DATABASE FILENAME mf_personnel cont> SET TRANSACTION MODES (READ ONLY); |
否定形のトランザクション・モードまたはNONEを指定すると、すべてのトランザクションの使用が無効になります。すべてのトランザクションの使用の無効化は、物理データベースを大幅に再構築する場合などに便利です。トランザクション・モードを再度有効にする場合は、ALTER DATABASE文を実行します。
プロセス領域に作成されたグローバル・セクションを使用する場合は、複数のユーザーで物理メモリーを共有します。また、OpenVMSオペレーティング・システムにより、行キャッシュが各ユーザーのプライベート・アドレス空間にマップされます。この結果、すべてのユーザーは空きのある仮想アドレス範囲に制限され、それぞれがオーバーヘッドに応じた一定の割合でメモリーを使用することになります。多数のユーザーがデータベースにアクセスした場合、オーバーヘッドは大きくなります。
多数のユーザーがデータベースにアクセスする場合は、SHARED MEMORY IS SYSTEMの使用を検討します。これを使用すると、ユーザーはメモリーのシステム領域を共有することになり、メモリーのプロセス領域に関連するオーバーヘッドは発生しないため、ユーザーはより多くの物理メモリーを使用できるようになります。
デフォルトはSHARED MEMORY IS PROCESSです。
SHARED MEMORY句では、データベース・ルート・グローバル・セクション(有効時のグローバル・バッファを含む)またはキャッシュ・グローバル・セクションを、システム領域に作成するかプロセス領域に作成するかを指定します。RESIDENTオプションは、グローバル・セクション・メモリーを常駐させることにより、PROCESSオプションを拡張します。
SHARED MEMORY IS PROCESS RESIDENTを有効化または無効化するには、コマンドを実行するプロセスに、VMS$MEM_RESIDENT_USER権利識別子が付与されている必要があります。この機能を有効にした場合は、データベースをオープンするためのプロセスにもVMS$MEM_RESIDENT_USER権利識別子が付与される必要があります。この機能の利用時にはRMU Openコマンドの使用をお薦めします。
NOTIFY IS句により通知が有効になっている場合は、有効なすべての演算子クラスにオペレータ・メッセージがブロードキャストされます。
アフター・イメージ・ジャーナルを停止状態から復帰させ、通常のデータベース操作を再開するには、.aijファイルを使用可能な状態にする必要があります。そのためには、既存の変更済ジャーナル・ファイルをバックアップします。ジャーナル・ファイルの予約が使用可能であれば、新規のジャーナル・ファイルをアフター・イメージ・ジャーナル・サブシステムに追加することもできます。アフター・イメージ・ジャーナルの停止時間が終了する前にジャーナル・ファイルを使用可能にしない場合、データベースは停止し、アクティブなデータベース・アタッチメントはすべて終了します。
アフター・イメージ・ジャーナルの停止期間は、固定サイズの.aijファイルが使用されている場合にのみ有効です。単独の拡張可能.aijファイルが使用されている場合、デフォルトでは、.aijファイルが使用不可になった時点ですべてのデータベース操作が停止します。
デフォルトは60分です。最小値は1分、最大値は4320分(3日)です。
ファイル・エクステントの制御が単純な場合は、ページ数を指定します。複数データベースをより厳密に制御するには、かわりにMINIMUM、MAXIMUMおよびPERCENT GROWTHのエクステント・オプションを使用します。
MINIMUM、MAXIMUM、およびPERCENT GROWTHパラメータを使用する場合は、それらを丸カッコで囲む必要があります。
デフォルトはENABLED IMMEDIATEオプションで、これにより読取り/書込みトランザクションでは、読取り専用トランザクションがアクティブかどうかにかかわらず、変更した行のコピーがスナップショット・ファイルに書き込まれます。デフォルトはENABLED IMMEDIATEですが、スナップショットをENABLED DEFERREDに設定した場合、データベースをデフォルト設定に返すには、ENABLEDオプションとIMMEDIATEオプションの両方を指定する必要があります。
ENABLED DEFERREDオプションを指定すると、読取り/書込みトランザクションにおいて(読取り専用トランザクションがアクティブでないかぎり)変更した行のコピーのスナップショット・ファイルへの書込みが回避できます。この方法でスナップショットへの書込みを遅延することにより、読取り/書込みトランザクションのパフォーマンスが向上します。ただし、アクティブな読取り/書込みトランザクションの開始より後に開始された読取り専用トランザクションは、すべてのアクティブな読取り/書込みユーザーがそれらのトランザクションを完了するまで待機する必要があります。
このモードでは、READ ONLYトランザクションはいずれも自動的にREAD WRITEモードに変換されます。
デフォルトはSTATISTICS COLLECTION IS ENABLEDです。ALTER DATABASE文およびIMPORT文を使用すると統計を無効にできます。
RMU Show Statisticsコマンドの詳細は、『Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル』を参照してください。
統計収集を有効にする場合は、論理名RDM$BIND_STATS_ENABLEを定義します。統計収集を使用する場合の詳細は、『Oracle Rdb7 Guide to Database Performance and Tuning』を参照してください。
THRESHOLDオプションを指定する場合は、DETECTED ASYNC PREFETCH句がすでに指定されている必要があります。ASYNC PREFETCH句にTHRESHOLDオプションを指定しようとすると、エラーが表示されます。
トランザクション間隔の値(TSN範囲)には、8〜1024のいずれかの数値を指定する必要があります。デフォルト値は256です。
通常、データベースのユーザー数が少ない場合、またはどのユーザー・セッションも所要時間が長い場合は、トランザクション間隔を長めに指定します。データベースのユーザー数が多い場合や、ユーザー・セッションの所要時間が短い場合は、トランザクション間隔を短めに指定します。
モード | 説明 |
---|---|
トランザクション・タイプ | |
[NO]READ ONLY | データベースに対して読取り専用トランザクションを実行可能。 |
[NO]READ WRITE | データベースに対して読取り/書込みトランザクションを実行可能。 |
[NO] BATCH UPDATE | データベースに対してバッチ更新トランザクションを実行可能。このモードの実行では、セキュリティ機能やリカバリ・ユニット・ジャーナル・ファイルは適用されず、オーバーヘッドは発生しない。バッチ更新トランザクションは、テータベースの初期ロードに使用するためのものである。Oracle Rdbでは、このモードは無効にすることを推奨。 |
モードの予約 | |
[NO] SHARED [READ | WRITE] |
表を共有モード用に予約可能。つまり、他のユーザーもこれらの表を使用できる。 |
[NO] PROTECTED [READ | WRITE] | 表を保護モード用に予約可能。つまり、他のユーザーもこれらの表から読み取ることができる。 |
[NO] EXCLUSIVE [READ | WRITE] | 表を排他アクセス用に予約可能。つまり、READ ONLYトランザクションであっても他のユーザーはこれらの表にアクセスできない。 |
ALL | 他のユーザーでもすべての表を使用可能。 |
NONE | 表へのアクセスは不可。 |
txn-modesの詳細は、「SET TRANSACTION文」を参照してください。
ユーザーが割当て可能なグローバル・バッファの最大数は、グローバル・バッファの総数を、データベースへのアクセスが保証されているユーザーの総数で割ることにより決定します。たとえば、グローバル・バッファの総数が200であり、少なくとも10ユーザーに対してデータベースへのアクセスを保証する場合、1ユーザー当たりのグローバル・バッファの最大数は20に設定します。
VMSclusterシステムのパフォーマンスを最大化できるように、Global_Buffers修飾子を指定したRMU Openコマンドを使用してクラスタ内の各ノード上で2つのグローバル・バッファ・パラメータをチューニングします。
USER LIMIT ISパラメータはオンラインで変更できますが、その変更は次回データベースがオープンするまで反映されません。
グローバル・バッファ固有のバッファ・パラメータは、NUMBER ISパラメータおよびUSER LIMIT ISパラメータの2つのみです。これらは、プロセスごとにではなくノードごとに適用されます。
WAIT句が指定されない場合、nのデフォルト値はゼロ(0)です。nの値には、ゼロ(0)〜35,791,394の範囲の値が可能です。ただし、Oracle Rdbでは、大きい値は使用しないことをお薦めします。
ワークロード・プロファイルは、データベース・ワークロードにおいて問合せにより使用される目的の表参照および列参照の詳細です。ワークロード収集を有効にすると、オプティマイザによりこれらの参照が収集され、RDB$WORKLOADシステム表に記録されます。このワークロードはさらに、ワークロードに関する便利な統計を記録するRMU Collect Optimizer-Statisticsコマンドにより処理されます。これらのワークロード統計は、より精密なアクセス計画を用意するためにオプティマイザにより実行時に使用されます。
デフォルトでは、ワークロード収集は無効です。
- 一部のデータベースまたは記憶域は、ユーザーがデータベースにアタッチされている間にその特性を変更できます。他のユーザーがデータベースにアタッチされている間に変更可能なデータベース全体のパラメータの詳細は、表6-2を参照してください。変更する特性が、データベースへのアクセス中には変更できない場合、次のエラー・メッセージが表示されます。
SQL> ATTACH 'FILENAME personnel'; SQL> ALTER DATABASE FILENAME personnel MULTISCHEMA IS ON; %RDB-E-LOCK_CONFLICT, request failed due to locked resource -RDMS-F-LCKCNFLCT, lock conflict on client SQL> DISCONNECT DEFAULT; SQL> ALTER DATABASE FILENAME personnel MULTISCHEMA IS ON;
特性を変更しているときにデータベースにアタッチしているユーザーは、デタッチして再度データベースにアタッチするまで、変更された特性が一部表示できません。
オンラインで変更できるデータベース特性および変更できないデータベース特性の詳細は、『Oracle Rdb7 Guide to Database Design and Definition』を参照してください。- ALTER DATABASE文はトランザクション・コンテキストでは実行されません。そのため、その結果は即時に反映され、ロールバックまたはコミットできません。
- DEFAULT、LISTおよびRDB$SYSTEMの記憶域は削除できません。
- LOCKING IS PAGE LEVEL句またはLOCKING IS ROW LEVEL句を(ALTER DATABASE文またはCREATE DATABASE文を使用して)データベース・レベルに指定した場合は、常に行レベル・ロックに設定されているRDB$SYSTEM記憶域およびDEFAULT記憶域を除き、すべての記憶域に反映されます。
- SQLでは、データベース・パラメータに対する次の変更については、メタデータの更新内容がジャーナリングされません。
- ユーザー数の変更
- ノード数の変更
- ジャーナル・ファイル用スロットの予約
- 記憶域用スロットの予約
多くのメタデータ更新とは異なり、データベースおよび記憶域の更新は、暗黙的なコミット操作により完了します。これは、ALTER DATABASE文の中に誤りがあると、ROLLBACK文は発行できないことを意味します。
注意
ジャーナリングされないデータベース・パラメータを変更する場合は、それらを変更する前にデータベースをバックアップしておくことをお薦めします。ジャーナリングされない変更がなんらかの理由で正常に行われなかった場合は、データベースが破損します。データベースがバックアップしてある場合は、バックアップ・コピーからデータベースをリストアできます。
- IMPORT文、EXPORT文およびALTER DATABASE文を使用する場合の詳細は、『Oracle Rdb7 Guide to Database Design and Definition』を参照してください。
- 表6-1は、ユーザーがデータベースにアタッチしている間に更新可能なデータ定義を示しています。この表のコメント列に記載されていない情報および制限は、『Oracle Rdb7 Guide to Database Design and Definition』および『Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル』を参照してください。
表6-1 ユーザーがデータベースにアタッチしている場合のデータ定義の更新 メタデータ
更新同時実行が可能1 コメント カタログ
CREATE
DROP○ アクティブなトランザクションがアクセスしているカタログは削除できない。 照合順番
ALTER
CREATE
DROP○ データベースまたはデータベースのドメインで使用されている照合順番は削除できない。 制約
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ アクティブなトランザクションが関連する表にアクセスしている制約は削除できない。 ドメイン
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ ストアド・ルーチンで使用されるドメインは変更できない。 外部ルーチン
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ 外部プロシージャおよび外部ファンクションを参照する。 索引
CREATE
ALTER
DROP
RENAME○ アクティブなトランザクションが関連する表にアクセスしている場合、索引を無効にしたり、索引定義を削除できない。 モジュール
CREATE
DROP
ALTER
RENAME○ モジュールには、ストアド・プロシージャおよびストアド・ファンクションが含まれる。 アウトライン
CREATE
DROP
ALTER
RENAME○ プロファイル
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ 保護
GRANT
REVOKE○ 権限の付与または取消しは、ユーザーがデタッチして再度データベースにアタッチした後に有効になる。 スキーマ
CREATE
DROP○ アクティブなトランザクションがアクセスしているスキーマは削除できない。 ロール
CREATE
DROP
ALTER
RENAME○ 記憶域
RESERVE
×
この変更はジャーナリングされない。CREATE
ADD
DROP○ データベース・ルート・ファイルに使用可能なスロット(記憶域用に予約されているが使用されていないスロット)が含まれている場合は同時実行が可能。現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。変更内容がコミットされた後で新規ユーザーがデータベースにアタッチすると、新規の記憶域が表示される。これらのメタデータ操作は、暗黙的なコミット操作により完了する。 ALTER コメントを参照 様々な記憶域パラメータを変更できる。詳細は、表6-2を参照。 記憶域マップ
ALTER
CREATE
DROP○ 順序
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ シノニム
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ 表
ALTER
CREATE
RENAME
DROP TRUNCATE○ アクティブなトランザクションで使用されている表の表定義は、削除または切捨てできない。 トリガー
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ アクティブなトランザクションで使用されているトリガーのトリガー定義や、関連する表を参照するトリガー定義は削除できない。 ユーザー
ALTER
CREATE
DROP
RENAME○ ビュー
CREATE
DROP
RENAME○ ビューを削除した場合、それがアクティブ・ユーザーに影響するのは、トランザクションをコミットし、さらにユーザーがデータベースからデタッチして再度データベースにアタッチした後。 データベース
ALTER
コメントを参照
記憶域パラメータなど、多くのデータベース・パラメータを変更できる。詳細は、表6-2を参照。
CREATE
DROP× これらのメタデータ更新は、暗黙的なコミット操作により完了する。データベースにアタッチしているユーザーがいる場合にそのデータベースを削除しようとすると、-SYSTEM-W-ACCONFLICTというファイル・アクセス競合のエラー・メッセージが表示される。
メタデータ更新 | オンライン1 | コメント |
---|---|---|
ルート・ファイル・パラメータ | ||
オープン・モード | ○ | データベースのオープン操作が要求されるまで、更新内容は表示されない。 |
クローズまでの待機時間 | ○ | 更新内容が反映されるのは、変更が完了してデータベースが再度オープンした後。ただし、更新の前からデータベースにアタッチしていたユーザーには、更新内容は表示されない。 |
ユーザーの数 | × | この変更はジャーナリングされない。 |
ノードの数 | × | この変更はジャーナリングされない。 |
バッファ・サイズ | × | |
バッファの数 | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
リカバリ・バッファの数 | ○ | 更新内容は、データベースのリカバリ・プロセスが新たに開始された時点で反映される。 |
リカバリ・ユニット・ジャーナルの場所 | ○ | |
グローバル・バッファの有効化または無効化 | × | |
グローバル・バッファの数 | ○ | 更新内容が反映されるのは、変更が完了してデータベースが再度オープンした後。ただし、更新の前からデータベースにアタッチしていたユーザーには、更新内容は表示されない。 |
1ユーザー当たりのグローバル・バッファの最大数 | ○ | 更新内容が反映されるのは、変更が完了してデータベースが再度オープンした後。ただし、更新の前からデータベースにアタッチしていたユーザーには、更新内容は表示されない。 |
ページ転送 | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
調整可能なロック粒度 | × | |
キャリーオーバー・ロックの有効化または無効化 | × | |
Galaxyのサポート | × | |
ロックのタイムアウト時間 | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
統計の有効化または無効化 | × | |
カーディナリティ収集の有効化または無効化 | ○ | |
ワークロード収集の有効化または無効化 | ○ | |
非同期バッチ書込み | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
非同期プリフェッチ | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
検出済非同期プリフェッチ | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
増分バックアップ | ○ | |
ロック・パーティション化 | × | |
メタデータ変更の有効化または無効化 | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
チェックサムの計算 | × | |
順序の予約 | × | |
行キャッシュ・スロットの予約 | × | この変更はジャーナリングされない。 |
行キャッシュの有効化または無効化 | × | |
行キャッシュの作成または追加 | × | |
行キャッシュの変更 | × | |
行キャッシュの削除 | × | |
行キャッシュの属性 | × | |
スナップショット・ファイルの有効化または無効化 | × | |
スナップショット・ファイルへの即時書込みまたは書込み遅延 | × | |
スナップショット・チェックサムの計算 | × | |
ジャーナルの予約 | × | この変更はジャーナリングされない。 |
ジャーナリングの有効化または無効化 | × | |
LogMinerのサポート | × | |
ジャーナルの追加 | ○ | データベース・ルート・ファイルに使用可能なスロット(ジャーナル・ファイル用に予約されているが使用されていないスロット)が含まれている場合はオンライン変更が可能。 |
ジャーナルの変更 | ○ | |
ジャーナルの削除 | ○ | 使用中のジャーナル・ファイルは削除できない。 |
ジャーナル名またはファイル名 | × | |
ジャーナルの割当て | ○ | |
ジャーナル・バックアップ・サーバー | ○ | |
ジャーナル・バックアップ・ファイル名 | ○ | |
ジャーナル・バックアップ・ファイル名の編集文字列 | ○ | |
ジャーナル・キャッシュ・ファイル名 | ○ | |
ジャーナル・エクステント | ○ | |
ジャーナル高速コミット | × | |
ジャーナルのチェックポイント間隔 | × | |
ジャーナルのチェックポイント時間 | × | |
ジャーナル最適化のためのジャーナル・コミット | × | |
ジャーナルのトランザクション間隔 | × | |
ジャーナル・ログ・サーバー | ○ | |
ジャーナルの上書き | ○ | |
ジャーナルの停止時間 | ○ | |
記憶域パラメータ | ||
記憶域の予約 | × | この変更はジャーナリングされない。 |
デフォルトの記憶域の指定 | ○ | |
読取り/書込み属性 | ○ | 記憶域への排他アクセスが必要。 |
割当て | ○ | |
拡張の有効化または無効化 | ○ | 現在データベースにアタッチしているユーザーには、更新内容は表示されない。更新内容は、変更の完了後に新規ユーザーがデータベースにアタッチすると表示される。 |
拡張オプション | ○ | |
ロックレベル・オプション | × | |
しきい値 | ○ | 記憶域への排他アクセスが必要。 |
スナップショット・ファイルの割当て | ○ | スナップショット・ファイルを切り捨てると、読取り専用トランザクションがブロックされる。 |
スナップショット・チェックサムの割当て | × | |
スナップショット・ファイル拡張オプション | ○ | |
SPAMの有効化または無効化 | ○ | 記憶域への排他アクセスが必要。 |
チェックサムの計算 | × | |
セキュリティ・パラメータ | ||
ファイル名の監査 | ○ | RMU Set Auditコマンドを使用する。 |
アラーム名 | ○ | RMU Set Auditコマンドを使用する。 |
監査の有効化または無効化 | ○ | RMU Set Auditコマンドを使用する。 |
アラームの有効化または無効化 | ○ | RMU Set Auditコマンドを使用する。 |
FIRSTフラグの監査 | ○ | RMU Set Auditコマンドを使用する。 |
FLUSHフラグの監査 | ○ | RMU Set Auditコマンドを使用する。 |
イベント・クラス・フラグの監査 | ○ | RMU Set Auditコマンドを使用する。 |
既存のデータベースでこれを行う場合は、検索リストを定義する前にRMU Closeコマンドを使用してデータベースをクローズし、元のスナップショット・ファイルを削除した後にRMU Openコマンドを使用してデータベースをオープンします。それ以外の場合は、ここに示した手順に従ってください。
スナップショット・ファイルおよびデータベース・ファイルを別のデバイスに配置する場合は、データベースのバックアップとリストアのプロセスを考慮することが重要です。データベースのバックアップにはRMU Backupコマンドを使用します。ファイルはその後、RMU Restoreコマンドを実行することによりリストアできます。スナップショット・ファイルは、それを常時保管するデバイスまたはディレクトリにコピーし、リストア先として使用した場所から削除します。詳細は、『Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル』を参照してください。