用途
lssumコマンドは、ジョブ・サマリー・スケジュールを表示する場合に使用します。
前提条件
lssumコマンドを使用するには、管理ドメインの構成の表示(display administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
構文
lssum::=
lssu•m [ --long/-l | --short/-s ] [ summary-name ]...
意味
長い形式でジョブ・サマリー・スケジュール・データが表示されます。
ジョブ・サマリー名が表示されます。デフォルトでは、lssumにより、サマリー名およびレポート生成予定日時が表示されます。
リストするジョブ・スケジュール・サマリーの名前を指定します。
出力
表2-20で、lssumコマンドの出力について説明します。
表2-20 lssumの出力
| 列 | 意味 |
|---|---|
|
Produce on |
レポートの生成予定日時。 |
|
Mail to |
レポートの送信先となる電子メール・アドレス。 |
|
Backup jobs |
バックアップ・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
|
Restore jobs |
リストア・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
|
Oracle backup jobs |
RMANバックアップ・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
|
Oracle restore jobs |
RMANリストア・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
|
Scheduled jobs |
スケジュール・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
|
User jobs |
ユーザー・ジョブに関する情報の挿入。設定は |
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Subordinate jobs |
下位ジョブに関する情報の挿入。設定は |
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Superseded jobs |
無効になったジョブに関する情報の挿入。設定は |
例
例2-76では、ジョブ・サマリー・スケジュールweekly_reportに関する情報を表示しています。