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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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lsssel

用途

lssselコマンドは、Oracleデータベース・バックアップ記憶域セレクタを表示する場合に使用します。


関連項目:

関連コマンドについては、「データベース・バックアップ記憶域セレクタ用コマンド」を参照してください。

前提条件

lssselコマンドを使用するには、管理ドメインの構成の表示(display administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。

構文

lsssel::=

lsss•el [ --long/-l | --short/-s ]
[ --dbname/-d { * | dbname[,dbname]... } ]
[ --dbid/-i  { * | dbid[,dbid]... } ]
[ --host/-h  { * | hostname[,hostname]... } ]
[ --content/-c { * | content[,content]... } ]
[--copynum/-n { 1 | 2 | 3 | 4 } ]
sselname...

意味

--long/-l

すべての記憶域セレクタのすべての属性が表示されます。

--short/-s

選択された記憶域セレクタの名前のみが表示されます。

--dbname/-d dbname ...

指定されたデータベース名に適用可能な記憶域セレクタがリストされます。

--dbid/-i dbid ...

指定されたデータベースIDに適用可能な記憶域セレクタがリストされます。

--host/-h hostname ...

指定されたホスト名に適用可能な記憶域セレクタがリストされます。

--content/-c content ...

指定されたコンテンツ・タイプに適用可能な記憶域セレクタがリストされます。contentプレースホルダの詳細は、「content」を参照してください。

--copynum/-n 1 | 2 | 3 | 4

指定されたコピー番号に適用可能な記憶域セレクタがリストされます。

sselname ...

表示する記憶域セレクタの名前を1つ以上指定します。このリストは、他の選択基準(存在する場合)によってフィルタ処理されます。

出力

表2-19で、lssselコマンドの出力について説明します。

表2-19 lssselの出力

ラベル 意味

Content

記憶域セレクタが適用されるバックアップのコンテンツ・タイプ(「content」を参照)

Databases

記憶域セレクタが適用されるデータベースの名前

Database ID

記憶域セレクタが適用されるデータベースのDBID

Host

記憶域セレクタが適用されるデータベース・ホスト

Restrictions

この記憶域セレクタによって制御されるバックアップの制限先となるデバイスの名前

Copy number

記憶域セレクタが適用されるコピー番号

Media family

この記憶域セレクタ・オブジェクトの制御下でバックアップに使用するメディア・ファミリの名前

Resource wait time

この記憶域セレクタの制御下のバックアップで必要となるリソースが使用可能になるまでの待機時間

UUID

この記憶域セレクタのユニバーサルID


例2-75では、記憶域セレクタを作成し、その情報を表示しています。

例2-75 データベース・バックアップ記憶域セレクタの表示

ob> mkssel --dbid 1557615826 --host brhost2 --content full --family f1 ssel_full
ob> lsssel --long

ssel_full:
    Content:             full
    Databases:           [all]
    Database ID:         1557615826
    Host:                brhost2
    Restrictions:        [none]
    Copy number:         [any]
    Media family:        f1
    Resource wait time:  1 hour
    UUID:                b5774d9e-92d2-1027-bc96-000cf1d9be50