rmpni

用途

rmpniコマンドは、優先ネットワーク・インタフェース（PNI）定義を削除する場合に使用します。

関連項目:

関連コマンドについては、「優先ネットワーク・インタフェース用コマンド」を参照してください。

前提条件

rmpniコマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更（modify administrative domain's configuration）権を備えている必要があります。

構文

構文1

次の構文は、サーバーに対して定義されているすべての優先ネットワーク・インタフェースを削除する場合に使用します。

rmpni::=

rmpn•i server-hostname ...

構文2

次の構文は、すべての優先ネットワーク・インタフェース定義からクライアント・ホストを削除する場合に使用します。

rmpni::=

rmpn•i [ --client/-c client-hostname[,client-hostname]... ]...

構文3

次の構文は、サーバー上の特定のインタフェースを使用するすべての優先ネットワーク・インタフェースを削除する場合に使用します。

rmpni::=

rmpn•i [ --interface/-i server-ipname[,server-ipname]... ]...

構文4

次の構文は、指定したサーバーに対して定義されている優先ネットワーク・インタフェースからクライアント・ホストを削除する場合に使用します。

rmpni::=

rmpn•i [ --client/-c client-hostname[,client-hostname]... ]...
server-hostname ...

意味

-client/c client-hostname[,client-hostname]...: 優先ネットワーク・インタフェースを削除するクライアント・ホストを1つ以上指定します。
--interface/-i server-ipname[,server-ipname]...: 削除するインタフェースのIPアドレスまたはDNS名を指定します。
server-hostname ...: サーバー・マシンの名前を指定します。

例

例2-134では、構文1を使用して、ホストbrhost3のすべてのネットワーク・インタフェースを削除します。

例2-134 ホストに対するすべてのPNI定義の削除

ob> lspni
brhost2:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.2
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976
brhost3:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.3
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976
ob> rmpni brhost3
ob> lspni
brhost2:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.2
        clients:            stadv07, brhost3, dlsun1976

例2-135では、構文2を使用して、クライアント・ホストdlsun1976およびstadv07をすべてのネットワーク・インタフェース定義から削除します。

例2-135 すべてのPNI定義からのクライアントの削除

ob> lspni
brhost2:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.2
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976
brhost3:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.3
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976
ob> rmpni --client dlsun1976,stadv07
ob> lspni
brhost2:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.2
        clients:            brhost4
brhost3:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.3
        clients:            brhost4

例2-136では、構文3を使用して、サーバー上のインタフェース126.1.1.2を使用するすべての優先ネットワーク・インタフェースを削除します。

例2-136 指定したインタフェースを使用するすべてのPNI定義の削除

ob> lspni
brhost2:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.2
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976
brhost3:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.3
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976
ob> rmpni --interface 126.1.1.2
ob> lspni
brhost3:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.3
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976

例2-137では、構文4を使用して、クライアントstadv07およびdlsun1976をサーバーbrhost2のPNI定義から削除します。

例2-137 PNI定義からのクライアントの削除

ob> lspni
brhost2:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.2
        clients:            stadv07, brhost4, dlsun1976
ob> rmpni --client stadv07,dlsun1976 brhost2
ob> lspni
brhost2:
    PNI 1:
        interface:          126.1.1.2
        clients:            brhost4