接続しているデータ・ストアに対してTimesTenキャッシュ・エージェントを起動します。エージェントは、排他モードのデータ・ストアでは使用できません。
アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。
ttCacheStartにパラメータはありません。
ttCacheStartは結果を返しません。
TimesTenキャッシュ・エージェントを起動するには、次のように実行します。
このプロシージャは、TimesTenのキャッシュ接続機能がサポートされるプラットフォームにおいてのみ使用できます。
データ・ストアにAUTOREFRESHまたはASYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループがある場合、またはある可能性がある場合は、キャッシュ管理ユーザーIDおよびパスワードを設定してから、キャッシュ・エージェントを起動する必要があります。
ポリシーをmanualからalwaysに変更することによって、相対パスを使用してデータ・ストアに対してTimesTenキャッシュ・エージェントを起動しようとすると、TimesTenはTimesTen Data Managerが起動している場所に対する相対パスでデータ・ストアを検索し、失敗します。たとえば、Windows上でデータ・ストアのパスにDataStore=./payrollを指定し、このプロシージャでTimesTenキャッシュ・エージェントを起動しようとしても、TimesTen Data Managerはデータ・ストアをinstall_dir\srvディレクトリで検索するため、起動しません。UNIXの場合は、/var/TimesTen/instance/ディレクトリを検索します。
このプロシージャを使用する場合、コールを実行するアプリケーションを含めたすべてのアプリケーションは、データ・ストア・レベルのロック(LockLevel=1)を指定する接続を保持することができません。
ttCachePolicy
ttCacheStop
ttCacheUidPwdSet
ttCacheUidGet
ttAdmin